新作RPG「アエトス地方の千日(仮)」アイテム周り開発中

お気に入りの作業用BGMはニコニコマンさんのkenshiシリーズ、
陸前堂の根野堅洲子です。
といっても最近は文字やスクリプトを書く作業ばかりで流せないので、仕事中は部屋が静かです。
いつも当サークルをお引き立てくださいまして、誠にありがとうございます。

新しく開発しているRPG「アエトス地方の千日(仮)」につきまして、アイテム周りのシステム開発がだいぶ進みましたので、ご報告申し上げます。

上記の動画では、お粗末なデバッグルームで最近実装したアイテム関連の動作をテストしています。
開発ツールに搭載されているアイテムシステムと当サークル独自で開発したアイテム管理システムを融合させて、シームレスにお使い頂けるよう目指しております。

移動中に開けるメニュー画面では、「在荷を使う」コマンドで従来のアイテム使用、「在荷管理」ではその他のアイテム管理操作を実行します。

「詳細」コマンドでは、選択したアイテムの詳細説明を表示します。
従来の当サークルRPGでは、フィギエ村の懲罰官で特定の場所で動植物の詳細説明を閲覧できることを除いては、小さな説明欄の短文でのみ説明されていました。
次回作RPGでは、なるべく多くのアイテムに説明文を用意して、アエトス地方の世界をよりお楽しみ頂けるようにする方針です。

「備蓄食糧へ組み込む」は食糧として利用できるアイテムでのみ使用可能なコマンドです。
所持しているアイテムを食糧として組み込むことで、移動中や探索中に飢えることのないようにします。
従来作品よりもアイテムの食糧化を円滑にするため、独自の処理を実行します。

「捨てる」は、文字通りアイテムを廃棄するコマンドです。
操作感は「備蓄食糧へ組み込む」とほぼ同じです。

鋭い方は動画でお気づきかもしれませんが、既に「重量」の概念も実装しております。
アイテムを売買したり入手したり廃棄したりすると、それに応じて総重量が変化します。
ちなみに食糧を組み込んでも総重量は変化せず、在荷から食糧へ変わるだけです。
今後は運搬可能な重量の限界という概念も実装し、総重量が限界を超えると野外での移動が制限されるようにする予定です。
限界値は馬やロバなどの購入により増えるようにしようかと思っています。

また、組み込む食糧の種類によってパーティーの食糧品質が変化し、同行者がいれば彼らの心情に影響を与えるようにしようと思い、試しに導入してみました。
これは同行者システムを実装しないことには面白くなるかどうか分からないので、どこまで活かせるかはまだ不透明です。

日数経過による生ものの腐敗や探索中のアイテム入手など、アイテム関連だけでもまだ手を付けたいところがありますので、鋭意進めて参ります。

私と両親の通院ラッシュが少し落ち着いた隙を突いてゴリゴリここまで開発しましたが、こうして報告記事を書いてみるとあっという間です。
当初の予定では本日から父が膀胱結石摘出手術のため入院でしたが、院内の武漢肺炎蔓延により延期となったことでちょっとだけ時間が出来ました。
年明けになると主に確定申告関連のせいで開発に割ける時間と集中力が激減しますので、無い知恵を振り絞るべき集中作業は可能な限り年内に片付けたいと思います。

新作RPGに関するご意見やご提案等ございましたら、Ci-en記事コメント欄や公式掲示板等へお寄せ頂けますと嬉しいです。
全てを反映させることはお約束できませんが、可能な限り良い形で反映させたいと思います。

今後ともお引き立てのほど、宜しくお願い致します。

陸前堂 根野堅洲子 拝