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2023年 11月の記事 (2)

F. PRODUCTIONS 2023/11/26 19:00

『引きこもり相談員アンジュ』監督インタビュー(後編)


――さて、ここからは作品発売後の公開ということで、いつものようにネタバレありのお話を伺っていきましょう。まずはやはり、プレイ内容が秘密だった『自立拒否ルート』ですね。アンジュとお別れかと思いきや、まさかの同棲ですか。

F:『ヒモルート』とも言います(笑)。個人的な願望を詰め込みました。女の子に養ってもらって、でも別に家事とかもしなくていいし、お小遣いだって貰えてしまう。まさに理想郷ですね。

――そのトラックの最後にアンジュから“ストランド”の最後の意味が語られます。

F:“ストランド”…つまりヒモを愛し慈しむ。さらにいえば苗字の『鶫』も“貢ぐ”のアナグラムです。もっともアンジュ自身は、ヒモ男を愛するという意味ではなくストランドで束縛…いえ、繋ぎ止めておきたいと言っていますが。

――そういえばアンジュはよく言葉を言い直すキャラでした。

F:ちなみにアンジュがよく紐パンツを穿いているのも“ヒモ”が好きだからです。そういった細かい部分も絡めたうえで『ヒモルート』を大トリとしました。しかし前半でも申し上げたとおり8Dの酔っ払いアンジュが予想以上に可愛いという嬉しい誤算があり、結果として作品全体のプレイバリューが増したのは僥倖です。

――ところでトラック8Dと8Rのアルファベットはどのような意味なのでしょうか。

F:“決意”を意味するDeterminationやDecideの“D”と、“拒絶”を意味するRejectionの“R”です。例えば8A/8B等の表記にするとどうしても順序的な意味合いが付いてしまうのでこのようにしました。

――確かにそれだと8Aの方から先に聴く方が多くなると思います。さて、今回のインタビュー記事は実は聞きたいことがもう終わってしまいまして…。さすがに短すぎるので、次回作のお話をお伺いできればと……。

F:了解です。次回作は、プレイ内容がオール手コキのオムニバス作品です。オムニバスと言っても各トラックが完全に独立しているわけではなく、一人の主人公がチャプターごとに成長していき、それぞれ年上の女性にシコシコされる…というものです。このトラックは耳舐め、このトラックは射精寸止め、などテーマが違うのもポイントですね。発売は来年冬頃を予定しております。

――それは非常に楽しみですね。それでは最後にファンの方へメッセージをお願いします。

F:毎度のことながら、いつも皆さまに支えられて作品を出し続けられていること、本当に感謝しております。今作も例に漏れず何度でもお楽しみいただける内容になっているつもりですので、それぞれお好みの用途でご利用ください。またマルチエンドということで、ユーザーの皆さんがはじめにどちらを選んだかもレビュー等で教えていただけると嬉しいですね。ちなみにEXTRA CONTENTSの中に一つ、作品紹介に記載のない“EXEX”というトラックがあります。発売日前日に思いつき、すぐに作って封入させたのですが、こういう隠し要素的なのも面白いかなと。こちらは淫眠よりもオカズ用に調整しておりますので、然るべき時にご活用ください。

――ありがとうございました。

2023年11月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

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F. PRODUCTIONS 2023/11/19 19:00

『引きこもり相談員アンジュ』監督インタビュー(前編)


――待ちに待ったF. PRODUCTIONS最新作がついに発表されたということで、いつものように詳しくお伺いしていきたいと思います。まず今作はどのようなストーリーなのでしょうか。

F:よろしくお願いします。今回の主人公…つまりアナタは、もう何年も自室に引きこもっている青年、あるいは中年かもしれません。そこへ、自立支援センターから新人相談員のアンジュがやってきます。アナタを自立させるために試行錯誤するわけですが、距離感が近くすぐにアナタは勃起してしまい……というのが大筋の流れです。

――そこでエッチな展開になっていくわけですね。そして最後は主人公が自立を決意するか、それとも怠惰な引きこもり生活を継続するか…というマルチルートになるようです。

F:これは自然にそうなりました。別に自立しなくてもいいじゃないか、というのが自論です。

――ではヒロインの鶫アンジュというキャラクターについて詳しく教えてください。

F:引きこもり自立支援センター『ハンドシェイキング』の新人相談員で、研修が終わったばかりの女の子です。経験は浅いですが持ち前の努力と行動力で主人公を自立させるべく奮闘します。ただそれが行きすぎて、部屋から出させるため裸で釣ろうとしたり、自信をつけさせるため主人公のアソコを褒めたりと、なかなか大胆なこともしてしまいます。

――現実でやったらクビですね(笑)。

F:またリア充でもあり、オタク系の領域にはあまり関わってこない人生でした。ゲームはスマホゲーしかした事がないという人種です。そんなアンジュにとって引きこもりの主人公は真逆の存在とも言えますが、どう絡んでいくのかも本作の聞きどころのひとつです。

――キャラクター紹介文によると、アメリカとのクォーターのようですが。

F:これはミドルネームの“ストランド”が必要だったためだけの設定で、英語を話すだとかそういった要素はありません。アンジュのネーミングについてはストーリーのネタバレに繋がるため、後ほどお話します。

――分かりました。そしてそんなひたむきに頑張るアンジュを演じるのは、エフプロ作品では三度目の起用となるこやまはるさんです。

F:前の『体液越しの幽霊ちゃん』の時と違い、シナリオ段階で声優さんの想定はしていなかったんですが、書き終えた後に「ああ、これはまたこやまさんだな」と。別にいつも似たようなキャラクターを作っているつもりはないんですが、だいたいこやまさんがベストフィットするんですよね。

――内気な少女からパリピギャル、勝ち気なボーイッシュやクールなお姉さん等、代表キャラが絞れないほど多くのサークルさんで大活躍されています。

F:制作者目線で言えば、以前のインタビューでも申し上げましたが、編集が本当に楽なんです。声質や演技がイメージ通りというのは当然ですが、セリフの間の取り方や、台本に記載していない吐息の使い方等がキャラクターそのもので、こちらでほとんど手を加える必要がないほどです。数多のサークルさんから引っ張りだこなのはこれも理由の一つなのではと思います。

――キャラクターといえば、今回の主人公は名前が付いていますね。

F:はい。今回は“キミ”や“あなた”といった二人称ではどうしても不自然になるため、悩んだ結果『太郎』としました。ただ序盤の自己紹介パートにて、アンジュが実家で飼っている犬の匂いに似ているからというあんまりな理由で“ポチ太郎”と呼ばれるようになります。主人公の呼ばれ方は毎回悩みますね。

――これも多くのサークルさんの悩みの種だと思います。それでは作品の発売にむけて、PRをお願いします。

F:今作は“耳元匂い嗅ぎ”が一つの目玉となっており、ASMRパートとアダルトパートでも違った嗅がれ方をされるため、思う存分ゾクゾクしていただければと思います。またトラック6では耳舐めと同時に「シコシコ」と囁かれるシーンがあります。ある意味実験的なものであまり長くもないのですが、実際に音声を聞いてみてかなり興奮したため、いつかちゃんとやってみたいですね。ちなみにもちろんEXTRAトラックにロングバージョンがあります。それと最後に、トラック8Dの【自立決意ルート】は超オススメです!実はもともと8Rの【自立拒否ルート】の方を本命と意図していたのですが、こやまさんの酔っ払いがあまりにも可愛すぎて思わず自立したくなってしまいます!これを読んでいる音声サークルさん、こやまさんにたくさん酔っ払いキャラを依頼していきましょう!

最後は作品のPRとは違う流れになってしまったところで前半はここまで。インタビュー後半は作品の発売後に公開予定だ!乞うご期待!

2023年11月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

↓作品ページはこちら!
https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ01108727.html

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