ジョーカー.3(ネタバレあり)
ジョーカーについて
3日もジョーカーについて語ってます。ごめんなさい
あと、名前使い分け面倒なので名称ジョーカーで統一します。
今回は視聴済みの方用
(そんなに新しい映画でもないのでもう観てる人多いかもですが)
この映画のジョーカーを「ダークナイトに出てくるジョーカーと別人だ」と言う人がいますが、"ジョーカー誕生の秘密が〜"ってキャッチコピーでいきなりカリスマ性がある訳がないんですよね。
初めての人殺しで呆気なく若者2人を射殺して、最後の1人もゆっくり冷静に歩いて打ち殺す。
それだけでなかなかサイコなんです。
ただ、その後にダッシュで逃げる所がまだ正常さというか人間らしさが残っている所を描いてるんでしょう。
その後にトイレに逃げこんで、1人オペラのようなBGMとダンスで、まるでそれが芸術的だとでもいいたい所がジョーカーのサイコパスさ全開で、監督の性格の悪さ(褒め言葉)なんですよね。
そして、それまで"自分がなんで生きてるのかわからなかったジョーカー"が人殺しによって世間に注目されてねじ曲がった自分の居場所を見つける。
この縮図って現代のSNSの炎上商法、バカチューバーの縮図と非常に似てると思うんですよね。
そう考えると、バットマンが好きでもない人が多い&万人受けする作品でないこのジョーカーが現代で流行したのはなんか納得出来ますね。
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