ガンダムSEEDを語る
ガンダムSEEDを語る
僕は歴代ガンダムで言うとSEED世代なんですが、思い出補正を抜きにしても良い作品だと思います。
(以下では続編のデスティニーは含みません)
SEEDをある程度知っている前提で話します。知らない人はごめんなさい。
ガンダムという名前のブランドに頼る事なく、しっかり作品のメッセージが込められているんです。
僕が見るSEEDのメッセージとは、人を殺してしまった責任をしっかり書いているな、と思います。
それ以外のガンダム、ロボット系は人を殺して悩みはするけど、わりと早い段階で乗り越えたり、それどころじゃなくなったりするんですよ。
過去作のガンダムZの主人公カミーユは終盤で俺は人殺しじゃない!とまで言ってしまうんですね。
SEEDの主人公キラはガンダムに乗って敵を倒す。それはつまり人を殺して生き残るって当たり前の事でウジウジ悩むけど、それでも敵を倒せ(殺せ)と言われる訳ですよね。
今までのガンダムであれば、アスランのポジションは全てクルーゼになると思うんです。
単純にそれだけだと地味過ぎるし、物語が暗くて難しくなり過ぎるから、アスランと言うダブル主人公という形にしたような気がします。
もしクルーゼがライバルであれば物語にあそこまでの深みはなかった気がします。
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