悪の教典という映画.2
悪の教典という映画.2
映画という物は色々とジャンルがありますよね。
コメディー、ホラー、ラブコメ、アクション、SFとかです。
その中で同じサスペンスでも殺人モノとゾンビ映画とエイリアン映画は別物だとは思いませんか?
では本題です。
悪の教典はサスペンス映画ですよね。
ただ、前回の記事で僕はこの映画をもう一度観る気になれなかった事について自己分析しつつ何度か視聴してたんですが、
この映画はやってる事はゾンビ映画なんです。
しかも、凄くわかりやすい。
この映画の注目ポイントは3つで、
この映画は爽やかなイケメン教師が生徒を大量虐殺するというインパクトで客の心を掴む。このサムネの効果は絶大です。
そこに若干のエロさを加えて大人っぽさを出しています。
そして学芸会のチープな手作り感に反したリアルな血しぶきなどの演出は見応えがあります。
首を吊るされたり、折られたりするシーンが2回あるんですが首の皮が伸びていて凄い位置に来てるので作り込みを感じます。
ただ、悪い点は
悪い意味でわかりやすすぎるんです。
次の展開はこうでこうなったからアレが起きましたとバカでもわかるように丁寧にカメラやセリフで説明されるので考察の余地がないんです。
敵が来た。バリケードを作ろう。彼女が大事だから助ける。
これらを丁寧に説明されると2回も観る気にはなれないんです。
(とは言え大抵の人は映画は1度しか観ませんが)
サスペンスとは何が起こってるかを考察する楽しさも必要だと思うんです。
その点ゾンビ映画はなぜゾンビになるのか等の情報戦でもあるので、謎をすべて説明し過ぎているこの映画はゾンビ映画に近いと僕は感じました。
ただ凄い映画なのは間違いないです。
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