優しさというパラドックス
優しさというパラドックス
すこし難しい話をします。
人に優しくするって簡単な様で僕は難しいと思っています。
例えば、人が転んだとします。
そこに手を差し伸べるのは優しいですよね。普通なら他人は素通りします。
なんて優しいんでしょう。ヘドが出ます。
なぜなら転んだ側の人の事を何も考えていないからです。
僕は友達だろうと家族だろうと状況に寄りますが人が転んだら見守ってます。人が悩んでたらヒントだけ出します。
何が言いたいかの結論を言えば、
転んだ人間にすぐ手を差し伸べたならその人から自分で起き上がるチャンスを一度奪うことになるんです。
親は子どもに無条件で手を差し伸べる、困ってたらすぐ答えを教えてあげる。
そんな事をすれば結論だけを知りたがって、上手くいかなければすぐ投げ出すつまらない人間になると思うんですよね。
中途半端な優しさは毒だし、じゃあ完全に無視がいいのかと言えば違う。
なら他人にどうすればいいか?
自分の親はどうだったか?
もし、それがわからないなら考える。
少なくともその問題ではまだ自分は馬鹿なんだから認めて考える。
目の前で他人が、家族が
転んだ、悩んだ
その時に無条件に優しくだけするのも相手の事を考えてあげてないって小難しい話でした。
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