どこの家庭もそんなもの
どこの家庭もそんなもの
僕は昔から家族に「どこの家庭もそんなもの」だと言われて来ました。
それこそ、どこの家庭でもよく聞く言葉なのかも知れません。
職場の上司でもたまに言う人がいます。
小さな子どもにとっての"世界"はほとんどは家族内にしかありませんから、それが当たり前なんだとしか選択肢がなくなる訳です。
ただ、ある程度いろんな物を見て、社会に出て1人で考えて改めて家族のその言葉を聞くと思います。
「この人は何様なのだろうか?」と。
別にその人自体が嫌いな訳ではありません。
ただ単純な疑問なんです。
それを語る人間が家族相談を仕事として人生で何回か経験している人ならわかります。
ホームステイや他県等の新しい地へ引っ越すのが趣味なチャレンジャーなら説得力もあります。
しかし「どこの家庭もそう」とよく言う人ほど視野が狭い保守的な人が多い印象があります。
見たくない物しか見たくないのはその人の自由です。
ただ、それを子どもや他人に押しつけて子どもの夢を無意識に全否定する権利もなければ馬鹿正直に信じ続けるのも僕はおかしいと思うんです。
きっと語る本人には悪意はないんです。
自分が何も知らない事すら知らないんでしょう。
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