嫌いなものほど笑う
嫌いなものほど笑う
前回の記事で僕が嫌いな人のネガティブ気味な記事を書きました。
ただ、創作者にとって己自身の嫌いな物やトラウマは知っておくべきだと僕は考えているんです。
言い訳がましく聞こえたならごめんなさい。
日本のお笑い芸人のネタ作りの大道といえば社会への不満だったりするんです。
「この前こんな事がありましてん〜」
という漫才の語り出しは結構お馴染みではないでしょうか。
そうです、漫才では自分の憎しみや弱さを客観的にみてツッコミを入れる。
一種の自己犠牲や自分イジメみたいな物です。別にその瞬間に相方がパッと思い付いたツッコミではないんです。
これは創作にも応用ができて、
笑いではなく感動にしたのが漫画やドラマ映画で、憎しみやネガティブ面を全面に出したのが18禁作品なわけです。相手を屈服した先の笑いですね。
その点、悪い意味で僕には"他人への怒り"が圧倒的に他の人よりも足りていない事が創作者としての欠陥だと思っています。
普通の人間であれば嫌いな相手の事なんて、知りたくもない思い出したくない。
もしくは誰かに悲しみを共感してほしいのが普通な筈です。
ただ、自分はその気持ちは理解できて多少は共感も出来てしまうからこそ腹が立つんです。
でも、"弱者のフリをして他人を支配したがる人"って漫画でいえば結局は"ヤンデレ"に近いと思います。
それを怒りでも憎しみでもなく"笑い"にしてよく言えば克服…、
悪く言えば屈服させる快感に変えれるのが創作者の醍醐味でもありますね。
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