今と昔のアニメの差
今と昔のアニメの差
平成後期あたりから深夜アニメの放送数が一気に増え、クオリティなども跳ね上がりました。
そのすぐ後にスマホが普及し、ソシャゲという無料のゲームも爆発的に増えました。
それによる声優の急増も関連はあると思います。
本題ですが、今と昔はどちらがクオリティが高いんでしょうか。
一般的にはたぶんほとんどの人が今と答えると思いますが、僕は昔も引けを取らないと考えています。
なぜなら最初に書いた通り、
深夜アニメが爆発的に増えたせいで1作品に掛ける労力に限界があると思っているからです。
無数にある作品に埋もれない為にビジネス的にヒットしている作品にコストを割き、
新作も最低限の大衆受け要素を入れないといけない現代では"原作者のこだわり"というものが入れられないんです。
あの「エヴァンゲリオン」だって旧劇場版では病室で寝ているアスカの寝顔でオナニーするシンジを本当に描いてるのに、
近年のシン・エヴァでは今時のエモい風なハッピーエンドになってしまっています。
「エロは不潔」「暴力表現反対」
など、"ピュアな子ども"みたいな事を言う大人がアニメを観るようになってしまって、
本当の大人なアニメの表現ができなくなったのも理由の1つです。
作画や演出、声優の演技ばかり評価されますが、それ以外の部分の飛び抜けた物は現代の作品には感じないんですよね。
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