昭和にしかない上質な笑い
昭和にしかない上質な笑い
僕は昭和世代ではないんですが昭和ならではのノリが大好きなんです。
最近、僕は「GTO」という2000年放送のアニメを観ているんですが学園青春もので魅せ方が上手すぎると思います。
他でも似た作品に「ジャングルはいつもハレのちグゥ」「スクールランブル」などがあると思っているんですが、これらは正確には"平成"作品です。
ただ、作者の生きた時代、世界観はモロに昭和ど真ん中だと思います。
最近のアニメ、漫画には絶対と言えるほど"昭和の匂い"がしないんです。
規制が厳しくなってというのも大きいですが、単純計算で平成が約31年に令和を足したらいくら子どもでも今では定年前だからですね。
昔のアニメでは"子どもに通じないネタ"をぶち込んで下ネタ部分に笑ってから、
"これが子ども番組だ"というネタの本質でもう一度笑わせるという高度な笑わせ方。
下ネタが理解できない子どももツッコミでタンコブが出来てるキャラを見てるだけで笑う、という何層もある笑いを混ぜていたりします。
今ではお笑い芸人ですら笑いは変なテンション、大きな声、面白い声や見た目、面白そうなものだけ面白いという浅すぎるエンターテイメントなんです。
僕の理想が高いのかとも思いますが2000年ごろのアニメにはそれがあるんですよね。
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