ツクール製エロRPG初挑戦記～その５０～最終防衛ラインのお話～

パッケージの完成版です。
色々迷走しましたが、前回のヤツがあまりにもごちゃつき過ぎていたのでアピールポイントを絞って極力シンプルにすることにしました。

合わせて予告も少し修正したので、よろしかったらチェックしてみて下さい！

最近ずっとHイベントを消化しているのですが、本作は大枠に【催○】という要素があってシチュエーション毎に+αの要素が加わります。
その中でも個人的に「おお、これは抜けるな…！（ﾆﾔﾘ）」となった自信作がNTR・わからせ・赤ちゃんプレイだったので、その辺りを推してみました（私の作風の関係上、鬱展開にはなりませんが）。

こっちは先週もご紹介したお楽しみ部屋の最終版です。
話しかけなくてもある程度どのシーンか区別できるように、イベントの頭上に簡易的なシーン説明を乗っけました。

あ、それから今回は久々にちょろっと限定記事書きます。
以前お話した動画の微修正の話で、ビフォーアフターを一例ご紹介いたします！

最終防衛ラインの話

……なんでこんな話をするかと言うと、制作が遅れているからですね。

と言っても今までの延期とはちょっと違って、長いマラソンの終盤のゴールが見えてきたが故の「もうちょい飛ばせば行けるんじゃないか…！」からの「やっぱ無理っす…」って感じの遅れなので、そんなに大幅には遅れていないです。

自分は寝ないと露骨に動けなくなるタイプなので、睡眠時間を削ったりとかはしていないのですが、それでもHイベントを連続で作り続けていると無意識のバテが来てしまうようです。

…以上、諸々の理由から……発売時期は１１月の中旬に設定させて頂きました！
今月末では無理でしたが、来月１０日まであれば諸々の重い作業（残りのHイベントの消化、各EDまでのイベント作成）がおそらくすべて片付くと思います。

そこから丸一日かけてデバックを終えて、発売申請するスケジュールで進めようかと考えております。
いわゆるシステム系のテストは随分前に全て終わっているので、プラグインの競合が絡むフリーズ系のヤバイバグはないと思います。潰さなくちゃいけないのは細かい設定ミスくらいなので、制作が完了してしまえばそこまで時間は取られないと思います。

期待して待っていてくださる方には大変恐縮ですが、今しばらくお待ち頂ければと思います…！

ツクール製エロRPG初挑戦記～その４９～催○エロRPGのコンセプト～

回想部屋の微改良。
拡大してみないと分かりにくいですが、基本CGを用いたイベントは裸キャラチップ、立ち絵差分のHイベントは下着キャラチップとわけてみました。

……Hイベントに関してですが、作り終わった時は本当にこんな感じで大丈夫なんだろうかと若干不安になりますが、見返すと結構いい感じでドエロくできているので不思議ですね。
…自分の性癖だだ漏れで作っているので、私が抜けなかったら誰が抜けるんじゃい！って話でもあるんですが…

催○エロRPGのコンセプト

今更ですが、自分はいったい本作でなにをしたかったのかが分かったので、今回はそのお話をさせて頂きます。

…ずばり言ってしまうと【（エロ要素のいっぱいある）普通のRPG】を作りたかったのです！

普通のRPGとはなにか……。

戦闘があって。街があって。洞窟があって。クエストがあって。頼れる仲間がいて。ダンジョンのボスを倒して。レベルを上げて。お金をためて。武器やアイテムを買って。物語の謎が段々判明してきて。仲間とも徐々に仲良くなって。……最終的には、ラスボスを倒す。

あくまで私の定義としては、こんな感じですかね…。

私は子供の頃からいわゆるドラクエ形式のRPGが大好きでした。

そんな私が初めて触れた同人エロゲーが、

Z印さんの【魔術師と6人のならず者】

でした。それまで自分は同人ゲーには触れたことがありませんでしたが、１００円セールをやっていたのと表紙の女の子のかわいさに惹かれて、面白半分で購入してみたのです。つまんなくても１００円なら、ま、いいかってーー

衝撃を受けました。
普通のRPGみたいなシステムで、女の子にエロいことをしまくれるなんて……！
まだ若かったこともあり、誇張ではなく一晩中シコりながらDAYBREAK　FRONTLINEしていました…！

エロ要素のいっぱいある、普通のRPG。

……おそらく、こういうシステムは昨今のトレンドではないのだと思います。
さくっと抜きたい人にとっては戦闘とか面倒なだけというのは反論の余地もありません。
まったくもってその通りだと思います…。

それでも自分は、ヒロイン達の生きる世界を作りたかったのです！
仲良くおしゃべりしたり、共に窮地を乗り越えた仲間がエロい目にあうゲームが作りたかったのです…！

…そんなわけで本作には無数の「……これ、いる！？」要素が生まれました。
購入してくださる予定の方には、是非すべて探して頂きたいですね…。

ただ大前提として、エロゲーは抜けることが一番重要だとも考えています。

作者の技量（画力だったり文章のセンスだったり）が足らないのはどうしようもありませんが、エロゲーなのにゲーム部分にかまけてエロ要素の手を抜くのはあり得ないというのが自分の哲学です。

その表情は本当にえっちか。その文章で自分は果たして本当にムラつくだろうか…日々、ドスケベサキュバスになったつもりで自問自答する毎日です。……そのせいで、時間がかかってしまっております。…誠にごめんなさい。

今後の予定について

このタイミングで発表するかはちょっと迷ったのですが…

１０月中の発売は間に合いそうにありません！　申し訳ございません！

作業ペース的には結構ギリギリなんですよね…。ただ審査待ちの時間とかを考慮すると確実に間に合わなさそうなので、早めに告知させて頂きました。
本当に申し訳ないです！

……ただ、進んではいます。

実は結構直近までぼやっとしていたカオスルート、真ルートの詳細なギミックやラスボス（……実は本作には魔王の手先じゃないラスボスがちゃんといます…！）の行動なんかはほぼ完成していて、Hイベントの進み待ちの状態です。

自分のHシーンの作成手順は主にこんな感じです。

①イラスト（基本CG）を描く→②動画用の差分を作る→③イベント（ゲーム内のSEだったり、画像差分だったりの、諸々の表示タイミングを決める作業です）を組みつつ、全体の流れを把握→④……差分が全然足りないと気づく。→⑤追加の差分を描く→⑥テキストを入れる→気づいたら一日に使える作業時間がとっくに過ぎている…

現在すべてのシーンにおいて①と②の作業は終わっているのですが、③以降の作業に予想以上に時間がかかってしまっています…！

静止画をアニメーションさせる経験値がまったく足りておらず、違和感の解消にやたら時間をとられてしまっていますが、確実に毎日進めてはいますので、そろそろ出来上がるはずです。

詳しくは来週改めて発表しますが、もう少しだけお待ち頂ければと思います…。

ツクール製エロRPG初挑戦記～その４8～…そろそろ制作１周年というお話～

先週公開し忘れていた奴。
終盤のルート分岐の説明画像ですね。

せっかくなので、サムネ用にのっけておきます。

そろそろ制作１周年

……1年。長いようで短いですね。
学生ならば１つ上の学年に進み、一般企業であればそろそろ後輩ができはじめ、弱小ソシャゲならサ終の雰囲気が漂ってくる時期……

ああ……１年経っちまうぅ……あへぇええええええええええええええ！！

なんてことを最近思っているので記事にしてみます。

当初の予定では本作の製作期間は３ヶ月ちょいでみていたんですよね。
なんの根拠もない見積もりだったのですが、【とりあえず１作完成させてみる】を目標にしていたので、…正直な話、完全にぐだっています。

制作が長引いてしまった理由は見積もりが甘すぎたーー…のではありません。

なんと私、恐ろしいことに…見積もりを、していなかったのであります！

より正確に言うと……【見積もりができなかった】のです。
ゲームとしては処女作だったので。

体験版公開した時にもこの辺の事情は語ったのですが……本格的に焦りだしたのが春頃なのに、まさか秋になってもできていないとは思いませんでした…遅くとも夏頃には出せるようにお尻に火をつけて頑張っていたつもりなのですが、そろそろケツ肉が炭化しそうです。

１作目からプレイ時間10時間越え、Hイベント合計３９シーンはちょっとやり過ぎでしたね…。

いや、ゲーム全体のボリューム的に考えるとHイベントの密度としてははまだ足りないくらいなんですが、作業負荷的にイベント組むのがマジできっついです…
えっちテキストは極端な話、妄想をだだ漏らしにするだけなので書き始めると楽しいんですが、１個がそこそこ長いので完成すると大抵燃え尽き状態というか、いわゆる賢者タイムになってしまうので、どうにも進みが芳しくありません…

せめてボリュームとキャラ数をもうちょい絞って、シーン数を２０後半くらいにしとけば良かったですね…。

１０月下旬を死守したい理由

前作の霊術師ちゃんシリーズ２が去年のハロウィンの時期ーー具体的には１０月２５日に発売しました。
本サークルは１年で最低１作は発売するを目標にしているので、ここを越えたくなかったのです。やっぱり作品を出さないと忘れられちゃいますからね…。

……つい今しがたメールボックスからRPGツクールMZの注文履歴を調べてみたのですが、これも１０月２５日になっていました。これを見るとCG集２作目の発売から、ほぼ間を置かずにゲーム制作にとりかかったようです。

あれから、ほぼ一年。

色々試行錯誤した甲斐もあって、ツクールの使い方は大分上手くなりました。
なにができてなにができないのか、どの作業に時間を取られるのかなどなど、色々なことがわかってきました。

…自作の催○エロゲーを作るのはずっと前からの（……そして、多分自分には無理だろうな…とやる前から諦めていた）夢だったので、…実のところ誰よりも自分自身が本作の完成を楽しみにしています！

……今のペースだと１年１作を守るのが結構厳しいですが、なるべく足掻きます。

完成まで、今しばらくお待ち下さい。

ツクール製エロRPG初挑戦記～その４7～紹介画像の先行公開！～

イチオシポイント切り抜き。Hイベントを作っていると、なんだかんだ言っても自分はおっぱいを揉む描写が好きなのだと思い知ります。

紹介画像の全体は記事内にて。

紹介画像先行公開！

…システム面に関しては微調整含めてほぼ詰め終わったので、紹介画像作成しました。
発売に先行してこちらで公開させていただきます！

大体の画像はこれまでCien記事内で紹介した画像の流用ですが…よく見ると新規のカットが混じってるかも…？
一応、まだ開発中なので微妙に細部変わるかもしれませんが、基本的にはこれで行こうと思います。

それでは、また次週！

ツクール製エロRPG初挑戦記～その４６～ボリュームアップと細かい追加要素のお話～

改良部分。
詳しくは記事内で。

催○エロRPG予告公開中！

また微妙にパッケージいじりました。
右下部分がアピール力不足だと感じたので、前よりアニメーション部分をフィーチャーした内容にしてみました。

ちなみにこっちは前の奴です（比較用）。

フォントの位置や文言も多少変えてみました。

是非、体験版プレイ＆お気に入り登録していって下さい！

URL:https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ333578.html

細かい追加要素のお話

今週は【貯金システム】と【武器パワー交換システム】を導入しました。

本作は資金の割り振りが結構重要になってくるのですが、漫然とお金を貯めていてもつまらないと思って、貯金とご褒美を実装してみました。

画面左下のシロの部屋の黄色いくまを調べると貯金が可能になります！
貯金はシロがパーティーにいればいつでも貯金箱から取り出すことができ、目標額まで貯めると一定金額毎に記念の装飾品をもらえます。
結構カワイイ（？）アクセが手に入るので、様々な稼ぎ要素を活用して頑張って貯めてみて下さい！

もうひとつ実装したのが武器パワー交換システムです。

３章をクリアすると武器を強化してくれるおっちゃんの鍛冶屋にうさんくさい妖精が出現して、武器パワーを別の武器パワーに変換してくれるようになります。

……なんでこんな機能を実装したかというと、ザコ敵からのドロップで集める関係で結構数に偏りが出ちゃうんですよね。武器パワーは一定数集めきってしまうと売却くらいしか使い道がないので、無駄にならないように交換できるようにしました。

このシステムを利用することでひとつの武器に特化して強化することもできるので、縛りプレイだと面白い動きができる…かも？

その他通しプレイ所感

最近通しでプレイしていて気付いたのですが、本作は自分で思っていた以上に寄り道要素が多いです。
一応、目的地は明確に示しているので迷うことはないと思うのですが、必要ない場所にも最初の内から結構行けちゃうので、色々探索してみるのも面白いかもしれません。

後、無駄に色々と強化できる仕様になっています。

……主にこの人が登場する施設を利用すると、ゲームバランスがかなり変わります。
ヌルゲーが嫌な人は縛った方がいいかもしれませんが、自分は雑に強くなるのが結構好きなのであえて調整しませんでした（一応、ゲーム内で注意は出ます）！

全部のせで超攻撃力にして爽快にぶっとばすもよし、あえてあまり楽な強化要素に頼らず自分のプレイングで乗り切るのもよしって感じで楽しんでいただけると幸いです。

総プレイ時間のお話

予告の方ではプレイ時間を３～５時間と紹介していましたが、通しでプレイした所、サブクエストを全部拾って、襲撃危険度蓄積ではなくラストダンジョンの踏破まで目指すとクリアまで１０時間ほどかかることが判明しました。
検証のためにHシーンをほぼスキップしてこの時間なので、実際はもっとかかるかもしれません。

これは特別なにか追加のシナリオを作ったとかそういう話ではなく、そもそものプレイ時間を少なく見積もりすぎていたせいですね。

必要最低限の進行フラグだけを拾う、いわゆる【早解き】をすれば当然もっと早くクリアできますが、前情報なしの初見での攻略だと大体このくらいのプレイ時間になると思います。

また、このプレイ時間はあくまでノーマルエンドをクリアするのに必要な時間なので、最終章クリアで解放される真エンド、全員のカルマを１００まで貯めることで解放されるカオスエンドまでクリアしようと思うと更にプラスで３時間くらい遊べると思います！

更にやり込み好きな方にはクリア前のお宝タワー、試練の洞窟踏破というマニアックなプレイも楽しんで頂けます（時間制限と挑戦回数制限がかなりキツイので、正攻法で攻略するのは無理ですが３章クリア後は割とバランスをゆるゆるに作っているので、できることを詰めていくとかなりいい所まで進めると思います…！）

…発売時期について

先週お伝えすると約束していた発売時期なのですが、現実逃避や希望的観測を抜きにして冷静に計算してみた所、十分なデバック時間とHシーンのクオリティ担保、そして最終章及びカオスルートがまだ導入までしかできていないことを考えると１０月下旬くらいになってしまいそうです（…一見すると全然終わっていないように見えますが、カオスルートはシナリオの都合上Hシーン作成とほぼ作業が被っていて、最終章に関してはシナリオの大筋とオチはすでに決まっているので現在進行中の通しのバグチェックが終わって着手できればそこまで時間はかからないと思います）。

何度も延期してしまい心苦しいですが、これが最後の延期にしますので、もうしばらくお付き合いいただければと思います。