効果的な深呼吸と腹式呼吸
日本人が深呼吸で勘違いしがちなこと
深呼吸をすることで、心身共にリラックスすることができます。しかし、日本人は深呼吸をする際に、息を吸う方に意識が向かってしまう傾向があります。これは、ラジオ体操での「両手を上げて深呼吸」というフレーズが深呼吸=肩で息を大きく吸うと結びついているためです。
今のストレス社会で重要なのは吐くこと
しかし、現代社会ではストレスが慢性化しており、深呼吸をする際には、吐くことが重要なポイントとなってきます。長くゆっくりと息を吐くことで、徐々に力を抜きつつ、頭の上から足の先に向けて意識が降りていく感覚を味わうことができます。
息を吐く際には、ある程度吐くと苦しくなることがありますが、その時には力を入れずに吐き切ります。そして、しぼんだ肺に、自然と息が入ってしまう形で空気を入れることが大切です。肺や胸に力を入れるのではなく、空気が自然に入る感覚を意識することがポイント。
私自身もパニック障害を持っており、お医者さんから「深呼吸をしろ」と指示された際には、肩に力を入れて激しく吸うやり方をしていました。しかし、これは逆効果であり、正しい深呼吸を行うことが大切であることを経験から学びました。
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