投稿記事

Cubaseの記事 (6)

Cubase12新機能 メディアベイ等のレート引き継ぎ

Cubase12導入

Cubaseを11.5から12へアップデートしました。
これから数回に分けて気に入った部分、気になった部分などを共有していきたいと思います。

メディアベイ等のRatingが自動引き継ぎされた

これは大きかった。
Cubaseに限りませんが、1から5くらいの★マークの数で、お気に入りのプリセットやサウンドを管理できる機能は良く見かけます。
しかしCubaseでは、ほんの0.5でもアップデートするとこのレーティングがクリアされてしまうという勘弁してくれという仕様がありました。

今回これが解消されたようで、やっとかと。

やっと心置きなくレイティングできるようになったかと、安心した次第です。

それ以前の対処法

それ以前の対処法を、健忘録として記しておきます。
これは個人の健忘録なのでこの方法を使った際おきた障害などは責任を取れませんのでご了承ください。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Steinberg\Cubase ×××(旧バージョン)

ここにあるデータをごっそり以下にコピーする

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Steinberg\Cubase +++
(新バージョン)

これで、レートの情報は新バージョンに移行されていました。
もちろん、Cubase12では自動で移行になったのでもう必要はありませんが。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

Cubase11 ピッチシフトとタイムストレッチのバグについて健忘録

ピッチシフトとタイムストレッチが使えないファイルがある

Cubaseにて前々から苦しんでいたバグの正体が分かったので、健忘録。
特定のファイルにおいて、ピッチシフトとタイムストレッチが効かない事がありました。

結論から言えば、2バイト文字、つまり日本語をファイル名にしているものの一部がそうなる事がある。

あやふやな言い方ですが、日本語ファイルでもできるものと、できないものがあるというこの微妙さが、バグ報告しにくい原因にもなっています。

ではその対策法は?

ズバリ、ファイル名を1バイト文字、つまり英数字に変える事です

えー、そんな。もう日本語ファイルでデータベース組んじゃってる、とかボイス素材とかはほとんど日本語ファイルじゃないか! という人には、以下の方法で簡単に回避する事ができます

たとえばこのような大砲の音があって、それがピッチシフト、タイムストレッチができなかったとします


そうしたら、左上のファイルをクリックし「大砲」を

「taihou」などの英数字に変えましょう

あら不思議、元のファイル名をチマチマ変更しなくても、これでなんとかなります!

ただし、この方法を使うと、たまにCubaseが落ちます。
なんの警告もなく、バッサリ落ちます

これは個人の健忘録なのでこの方法を使った際おきた障害などは責任を取れませんのでご了承ください。
以上でした!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

「愛の宇宙戦艦 破断砲」メイキング

ぶっちゃけあの宇宙戦艦

…の効果音を耳コピしたものです。
しかし素材も何もかもゼロから作り上げた力作です。
今回はその中から破断砲(汗)チャージ音のメイキングをご紹介します。
まずはこのサンプルをお聞き下さい。
破断砲の音はイントロが終わってからすぐに始まります

愛の宇宙戦艦01 ←販売中!

アナログシンセ4台と多数エフェクター

私が効果音を作る時に手放させないのは、レトロローグ2
アナログシンセサイザー(シミュレーター)のこれは、CubasePro9 のバンドル品です。
パッチこそないものの自由度がとても高く、動作が軽い。ここでは4台立ち上げています


まずLFOで「プー・プー・プー」という基本となる断続音を作ります。
そしてピッチとキーフォロー、LFOの断続周期を徐々に上げていくようにデータを書き込みます
これをノコギリ波と矩形波の2つぶん作る

低音域で埋めるようなエンジン音を3台目のレトロローグ2で作る。これはディレイなどの空間エフェクトを多用して、音場的になるべく広げます。

4台目のレトロローグ2は、高音域のノイズ担当。あまり前にでてませんが、リングモジュレーターをかけて、その上にディストーションもかまし、かなり神経にさわる音に。
機械が臨界点を超えて悲鳴を上げているような音にしました。

どこかで聞いた耳コピ効果音シリーズ

この効果音耳コピシリーズは他にもあります。これらもまた機会をみてメイキングなど紹介したいと思います。
まあ…何のネタかは…タイトルで御察し下さいという感じです!

白いリアルロボット02
プリティ戦士01
ギャラクシー・トレック
ノアの宇宙人
マスクドレーサー
ノアの技
魔神ロボット

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

バリオーディオ(Cubase)でのピッチ検出

ピッチ検出されない部分がある

Cubaseにあるピッチ加工システムであるバリオーディオ(VariAudio)。
最新版ではフォルマントも使えるようになり、より一層使いやすくなりました。

しかしどうやらスピーチやリズムなどの不安定要素の高い音に関してはピッチ検出自体ができない事も多くあります

検出されなければ動かすことすらできません。

この検出されなかった場所を鉛筆ツールなどで強引に書き込む事などできればとても使いやすいのですが、それすらもできないようです。

もう少し柔軟な対応を

DAW側としてはボーカルのピッチを直すことが大前提として考えているようですが、私のように大胆に効果音・音声をいじりたい人間としてはここはまだまだ大きな不満点です。

結局は昔ながらのピッチシフト機能を使ってしまうことに。

しかしこれはこれで、ピッチとフォルマントを同時に扱えないなど使いにくい部分もありまだまだ。

探せばいろいろとあるでしょうから、頑張って検索してみたいものです。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

MORPH 2 Cubaseでの設定方法

MORPH 2、Cubaseでの設定方法

MORPH 2にて実際の操作をする為の設定は少々ややこしく、ここに健忘録として記録しておきます。

ちなみにインストール健忘録はこちらです。

オーディオトラックを2つ用意します


それぞれに「ぴぐみょんボイス(私の声)」と、リズム(フリーループ素材集より)を配置してみました。
ここまでは普通の配置と全く同じで、聞いてみても単なるミックスである事が確認できます。

MORPH 2をインサートする

MORPH 2が起動すると互いにモーフィングし合うので、インサートするトラックはどちらでも構いません。ここでは「ぴぐみょんボイス」の方にインサートします。

この時に気をつけることは、"MORPH"ではなく、"MORPH SC"をインサートする事です。SC、つまりサイドチェーンを使うわけですね。
ダンスミュージックなんかでコンプにサイドチェーンをかけて、「ンマァーッ ンマァーッ」ってワブルベースとかやるアレの要領です。


そしてMORPH 2のサイドチェーンをオンにします。

MORPH 2とは別のトラックの出力をSCに接続する


MORPH 2をインサートしていないトラックの出力をクリックしてみましょう。
先程MORPH 2のサイドチェーンボタンをオンにしていれば、ここにMORPH 2へのサイドチェーン出力が表示されるので、それを選択します。

これで出来上がりです!

では、MORPH 2を試してみましょう



あとはX-Y PADみたいなものをグリグリ動かすだけです。
ね? 簡単でしょう? ┐(´∀`)┌

(ホントは3時間くらい調べました (´д`)…)


最新作『ぴぐみょん効果音素材集022マスクドレーサー』はこちら!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

« 1 2

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索