玖人⑤
「残念だったな……フロワーゼ。お前達が人間と結託しても我々には到底勝てない。何故なら私がマザー・フロワーゼを屈服させた結果……
フロワーゼという種族の体躯には『魔王の隷属』である逃れられない遺伝子が染みついてしまったのだ!!」
魔王と名乗る男は玖人の耳元で囁いた。
「そして人間……貴様がマザー・フロワーゼから貰った力を介してその遺伝子を受け取ってしまった故にこうして魔王の手に堕ちるのは時間の問題だったというわけだ」
「そんな……俺はあくまで人間だ!! 魔王の隷属なんかじゃ……!!」
陰核を弄っていた手が下着の中に入り込む。
「ひっ……?!」
想定通り……陰核を生で弄り始めた。
その刺激のなんたることか。
「いやああああああ!!」
「では隷属ではないと証明してみせよ。隷属でなければこの仕打ちにも耐えられるだろう」
「そんな……!!」
言葉とは裏腹に玖人の腰は快感を求めるが如く勝手に動く。
「どうした、人間……いや、玖人と言ったか。抵抗しないのか? 私を受け入れているように見えるぞ」
「ち……ちが……っ」
「……分かっている。此処が気持ち良いのだろ?」
陰核の刺激が更に強くなる。
「ひぐっ?!」
「おお……自ら腰を動かして……そんなに此処が良いか?」
「はっ……あっ……も、もう……いやぁ……さわらないで……はなして……」
「そんな寂しい事を言うな。気持ちが良いなら続けようぞ」
止まっていた乳首への快楽が再び動き出した。
「あっ……!! いやああああああ!!」
「フフッ……こんなに硬くして……正直な体躯は私の大好物だぞ」
「はっ……あっ……あ……」
脳髄が快楽に満たされていく。
「もっと気持ちよくしてやろう……」
陰核を隠していた下着を破り取り、愛液に満ちた桃色の秘部が露になる。
「あっ、ああっ……!!」
「クククっ!! こんなグチャグチャに蜜を垂らして……」
「やめ……やめて……」
「恥じるな。自分のありのままの姿を見るがよい……」
魔王がそう言うと、地面から鏡が現れた。
「ひっ……?!」
自分は魔王に犯されている。
マザー・フロワーゼになんと申し開きをすれば……。
【つづく】
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