玖人⑦
「感じるか?! 私とお前は繋がったのだ!!」
「あっ……あぁ……そんな……わけ」
ま……まだ……正気を保てる……。
堕ちてはやらない。
絶対に……屈したりは……!!
「動かすぞ、玖人」
膣に入った太い指がゆっくりと抜き差しを始める。
ピチャ……グチュ。
玖人から溢れる蜜を潤滑油にどんどん動きが早まっていく。
「あっ!! そんな……はげしくうごいちゃ……」
「いかん、玖人……!! どんどん中……狭くなって……!!」
「あっ……はっ!! なかぁ……ふといのぉ……こすれて!!」
膣の奥にある快楽部分を指の先がなぞるたびに腰が無意識によがってしまう。
自分の意思とは全く正反対に快楽を求めている。
既に下半身は魔王に支配されたと言っても過言ではない。
「も、もっと楽しもうと思っていたのだが……こいつは耐えられそうにない!!」
ゼリー状の指が両乳首を執拗にこねくり回す。
「あっ……あぁ……いやぁ」
最早全身に快楽が駆け巡る。
気持ち良い以外の言葉が浮かばないほどに。
「見ろ……玖人」
鏡に写るのは魔王に好き勝手され、与えられた快楽を抵抗なく受け入れている体躯。
もう自分は……戦えるような立場にない。
堕ちるまで……この状態が続く。
誰も……助けてくれない。
助けてもらうなんて……
こんな姿を見られるなんて恥ずかしい事だ。
そう思い知った瞬間、玖人の中の糸がフッと切れた。
「あっ……ふぁ……すき……すきっ………」
……フロワーゼ・ローズは堕ちた。
【つづく】
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