猪熊夜離 2022/06/03 05:31

異世界転移した佐城雪美がPを人質に取られ中年領主の愛情たっぷりセックスでプロポーズされる

 力を入れれば折れてしまいそうな少女の華奢な体を抱きしめる。まだ未熟でありながら抱いたときの柔らかさなどはしっかり女で、子供ゆえの体温の高さも相俟って腕から放したくないと感じてしまう。

 全裸で抱きしめたまま腰を揺すると、彼女の腹というより胸に男の勃起したイチモツは擦りつけられる。

 男の名前はイグナーツ ・ワンゲンハイム。この地域を治める領主で名うての解呪師でもあった。解呪師とは読んで字の如く呪いを解く専門家。イグナーツは幼いころより師匠について解呪師の訓練を積んだ。才能はあったようで瞬く間に師匠を追い越し、この国一番と目されるまでになった。

 王族や高位貴族などという存在は生きてるだけで恨みを買うもの。優秀な解呪師は引く手数多でイグナーツも例外ではない。

 清廉潔白を旨とし、呪いに困る人がいればお気持ち程度の謝礼で解呪の腕を振るっていた師匠を、イグナーツは彼の下に居たころより密かに馬鹿にしていた。解呪ばかり上手くても商才がないやつはダメだ。都合よく使い潰されてることにも気がつかず、慎ましい生活を送るなんて愚か者のすることさ。

 まだ師匠から学ぶことがあるうちは大人しくしていたが、どうやら自分たちの力関係は逆転したらしいと確信を持った瞬間、イグナーツは師匠に呪いを掛けた。それは標的の記憶を封印して白痴同然にしてしまう禁じられた呪いだった。

 解呪のスペシャリストは逆もまた然り。イグナーツは優れた呪術師でもあったのだ。

 周囲には「師匠は頭の病で倒れてからおかしくなった」と嘘をつき、彼を養生所に押し込めてしまった。

 師匠の顧客はイグナーツが引き継いだ。不肖の弟子は高価な対価を要求した。あくどいやり口に貴族からは不満も漏れたが、彼は「俺は師匠とは違う。自分の技能を安売りするつもりはない。気に入らないなら他を探すがいい」と譲らなかった。

 中にはイグナーツを捕らえ力尽くで言うことを聞かせようとした貴族も居た。だが強硬策に出た家には彼の呪いによって漏れなく不幸が訪れた。

 やがて貴族側が折れてイグナーツの要求する対価を支払うようになった。また、国からは男爵の爵位と領地を賜った。これには優れた解呪師が他国に脱しないよう縛りつける鎖の役目もあった。

 解呪師の稼ぎと領地からの収入で左団扇の生活を送るうち、イグナーツの体はブクブク肥え太り、いまでは成人男性二人分の体重がある。

 これだけ太っていると男性器は分厚い脂肪に埋もれてしまうものだが、彼の巨根は根本が埋もれてなお常人の平均サイズを大きく上回っていた。しかも太さは成人女性の腕ほどもある。

 このサイズに加えてイグナーツは絶倫であった。若いころより百戦錬磨の商売女を一晩中ひぃひぃ言わせ、失神させるのを趣味としていた。

 そんな凶悪で女泣かせなペニスを押しつけられているのは、腰まで伸びた黒髪が美しい少女。まだ十歳にしかなってない少女は小柄で、体重で比較するとイグナーツとは四倍以上の差がある。

 少女の名前は佐城雪美。この世界とは違う別の世界から転移してきた漂流者だ。

 ときおり世界と世界の境界にズレが生じたとき、雪美のような存在がこちらに落ちてくる。漂流者は普通の人間にはない特別な能力を持ってる場合が多い。雪美も魔法使いとして王国の筆頭魔導師を凌ぐ才を発揮した。

 異世界から来た天才魔法少女の噂はイグナーツの耳にも届いた。彼女が見る者を、はっとさせるほど見目麗しい少女であることも。

 欲しいな、と率直に思った。いま、その想いは叶った。

「雪美、いつもどおりにしなさい」

 イグナーツが命じると少女は、いきり勃った男根を小さな手で握る。

「ぬぅ!」思わずうめき声が漏れる。雪美の手の中でますますペニスは硬く、大きく育った。

 雪美はイグナーツを見上げる。竿を握ったまま、反対の手を陰嚢に伸ばし、こちらも揉み揉みする。二週間かけて一から仕込んでやった玉転がしは絶品。少女の小さな手は王都の高級娼館でも人気者になれるだろう巧みさで動く。

「……大きく……なって、きた……すごく……大きい……」

 雪美の声は熱っぽい。白い頬にも赤みが差している。興奮してるのだ。男の勃起を見たこともない正真正銘の処女だった少女が、僅か二週間でちんぽを見ただけでセックスに期待してしまう淫乱になった。美しい少女を自分が雌にしてやったのだと思うと、ちんぽにも気合いが入る。

「……また、大きく……興奮してるんだ……私の体で……」うっとりするような口調で雪美はつぶやいた。

 おもむろに彼女は跪き、小さな舌を伸ばしてイグナーツの玉裏を舐める。そこから陰茎のほうに顔を向け、裏筋を亀頭に向かって舐め上げる。

「んちゅっ……ちゅっ……れろっ……ちゅぶぅっ……はぁっ、はぁっ……」

 少女の献身的なフェラチオに下半身がムズムズしてくる。陰嚢がキュッと締まった。

 幹に一通り舌を這わせると、雪美は小さい口を目いっぱい開いて剛直を呑み込んだ。

「んんん……」

 躾けられたとおりの手順で雪美は亀頭を咥える。彼女の未熟な体には大きすぎる男根に口淫奉仕した。

 手での玉捌きだけではない。イグナーツに仕込まれたフェラは、彼女の親が見たら泣いて膝から崩れ落ちるほど淫らで、達者で、男を愉しませることに長けた娼婦の動き。

 口の小ささゆえ丸呑みできないハンデは熱心な舌の使い方で埋める。おっとり、ゆっくり、物静かに話す雪美の舌が、男のちんぽを舐めるときは格段に速く回るなど誰が信じられよう。

 根本まで咥えてあげられないなら、せめても唇の感触を味わわせてやろうと雪美はイグナーツの巨根にキスする。根本から始まり、先端に向かって桜色のリップを「むちゅっ……ちゅぅっ……んちゅっ……」と押しつける。

 男の人が気持ちよくなるとネバネバした液体が飛び出してくる穴の周りは、特に念入りにキスする。そうしながら雪美の手は常に優しく陰嚢を揉み込んでいた。

 イグナーツの肉棒は瞬く間に限界まで勃起する。それは男なら自然の生理現象だ。

 雪美ほどの美少女にチンキスされて勃たないなら、そんなちんぽは無用の長物、切り落として豚の餌にでもくれてやれだ。イグナーツは己の男の象徴を自慢するように突き出すと、雪美は親指と人差し指で作った輪っかで肉棒を扱きだした。

 小さな手を最大に開いて上下させる。水かきが裏筋に引っ掛かって男に快感を与えた。

「……気持ちいい……?」

「最高に決まってる。雪美は魔法だけでなくセックスも天才だな」

 その褒め言葉を彼女がどう受け取ったかは分からない。本来イグナーツへの奉仕は望まぬ行為のはず。強要されて嫌々やってるはずなのだ。しかし、雪美の弱味を握り言うことを聞かせてるはずの豚領主には、彼女の頬が密かに緩み嬉しそうな表情を作ったように見えた。

「もういいぞ。気持ちいいが手と口に出してしまうのはもったいない。雪美とできる時間は限られてるんだ。一発残らずナカで出さないとな」

 ナカ出し宣言に雪美の目がうっとりする。

 天才魔法少女様はナカ出し中毒か。いまは避妊魔法を掛けてるが完全に堕とした暁には、十歳の無防備卵子に特濃精液ぶっかけてやる。

 邪な気持ちを抱いてイグナーツは雪美をベッドに寝かせる。仰向けの彼女の両膝に手を添えて開かせた。少女の陰唇は濡れていた。ちんぽを舐めてる最中から興奮して蜜を溢れさせたのだ。

 まだ女にしてやってから二週間しか経ってない雪美のまんこは、ピンク色の綺麗な縦筋が一本走る奥ゆかしい形だ。これが男を知ってるスケベな二枚貝になるまで使い込んでやるのが、目下のところイグナーツ最大の愉しみである。

 正常位でまぐわうことを選んだ豚領主は、少女の膣口に肉棒を押し当てる。この現場に誰か良識ある第三者が居れば、そんなモノを華奢な少女に挿入しようなど彼女を殺す気かと血相変えて飛び込んで来そうなサイズ感であるが、すでにイグナーツとの行為に体が慣らされた雪美は怯えでなく期待を瞳に宿す。

 軽く頭を浮かし、最上の瞬間を待ちわびる目で、結合部を凝視した。

 ずるりとイグナーツの肉棒が雪美の体内に侵入する。充分すぎる潤いがペニスを内側へ誘い込んだ。

「……んあぁ……ナカに入ってくる……あっ♡ あっ♡ ……おちんちんが、奥にめり込む……」

「なんて気持ちいいまんこだ。ここまで理想の女壺は俺も味わったことがない。雪美の味を知ってしまうと、他の女を抱く気など失せてしまうわ」

 膣内の具合を称賛すると雪美の膣内が歓喜に打ち震え、うねうねとペニスにまとわりついた。ただでさえ少女の狭い膣洞は密着してくるのに、締め付けが一段階強くなる。

 腰を動かすと頭が痺れた。

 天才魔法少女改めナカ出し中毒ドスケベ魔法少女のポテンシャルには、ちんぽ挿れるたびに震撼させられる。いまはまだ彼女が性的に無垢な状態のため一方的な蹂躙を可能とするが、これが十年後……いや、五年後は分からない。

 まさか、こんな子供まんこにどハマりしてしまうとは。俺としたことが一生の不覚。だが生涯で山のように抱いてきたどの女とも比べられない気持ちよさに嘘はつけぬ! 突けば突くほど俺の形に馴染んで搾り取ろうとしてくる。

「あぁああっ♡ あぐっ♡ ああっ♡ ああっ♡」

 雪美はどうだと見れば彼女も涙を流しながら悦んでいる。

 肉棒が大きすぎて、つらくて泣いてるのではない。

 出会うべくして出会った運命のちんぽに好くしてもらう嬉し涙だ。

「俺のちんぽで気持ちよくなってる顔を見せろ。雪美の可愛いところは全部、俺のものだ」

 イグナーツは雪美の顔の横に両手をつく。突き出た太鼓腹で彼女の腹部を圧迫しながら、至近距離でセックスに酔いしれる美少女を観賞する。

「はぁっ……あんっ、き、気持ちいい……あっ、はぅっ……はぅっ……!」

 嬉しいことを言ってくれる雪美のために、イグナーツは勇んで腰を振る。彼女を性の虜にして一生イグナーツ様の傍に居たい、ここで暮らしたいと言わせてやると決意の抽送が繰り返された。

「言ってみろ雪美。どこが気持ちいいんだ? 俺のちんぽどこに入ってる。言え! 契約だぞ」

「はぁんっ……はぁんっ……! お、おまんこきもちいぃ、ですぅ……うっ……あぁんっ、はぁんっ……!」



 初めは好奇心と興味本位だった。十歳の天才魔法少女とやらがどんなものか見てやろう。その程度の気持ちで王宮のパーティーに出かけた。

 第一印象は噂に違わぬ――噂以上の美少女ぶりが目を引いた。幼い少女でありながら、ときおりこの年代の少女が発する不安定な色気も感じた。

 なかなか美味そうだな、味見してやるか。舌なめずりして近づくイグナーツを止める者がいた。

「すみません。どちら様でしょうか」

 ぬぼーっとした如何にも凡庸そうな男だった。

「なんだ貴様は。俺が誰か分からんのか」

 凄むイグナーツに男は飄々と返す。「はい。それをお伺いしてるんです」

 聞けば雪美は元の世界ではアイドルという特殊な立場の少女で、男は彼女の仕事を補佐するプロデューサーという職務にあるらしい。神殿の聖女と神官のような関係だろう。

「この世界で僕は雪美の保護者でもあるんです。彼女を利用しようとする人や、邪な気持ちを持って近づこうとする人を傍に置くわけにはいきません。失礼ですが彼女に話しかけるときは僕を通してください」

 あぁ、こいつがとイグナーツは内心の不快感を作り笑いの奥に押し込める。

 聞けば雪美は、このプロデューサーとかいう男と二人で落ちてきたらしい。さながら姫を護る騎士気取り。だが優秀な魔法使いの雪美と違い男のほうには目立った能力がないとも聞いた。王宮では無能な男を放逐し、雪美だけを囲って王子の婚約者にする計画があるようだ。雪美のプロデューサーに対する信頼が厚く上手く行ってないようだが。

「これは失礼したプロデューサー殿。私はイグナーツ ・ワンゲンハイム。解呪師にして王国貴族でもある」イグナーツは自己紹介した。解呪師についても軽くだが説明してやる。「自慢になるが王国どころか近隣の国を探し回っても、私ほどの解呪師は居ないと自負しておる」

 イグナーツの自慢に雪美、プロデューサーとも無感動だった。さあ驚けと名乗っただけに空振りは恥ずかしかった。

 む、無理もないか、解呪の難しさも知らん余所者だからな。

 うおっほんとイグナーツは咳払いして気を取り直す。

「まあ呪いのことで困ったことになったら、私を頼るが良い。報酬しだいだが相談に乗ってしんぜよう」

 雪美もプロデューサーも、こんな人に頼ったら何を要求されるか分からないと警戒も露わな目で見てくる。イグナーツとて本気で言ったつもりはなかった。一種の社交辞令のつもりだ。

 しかし程なくして、血相を変えた雪美がイグナーツの領主館に飛び込んで来ることになった。



「んんっ……イグナーツ様……他のこと……考えてますか……」

「初めて雪美がここへ飛び込んで来たときのことをな」

「……ああ、もう……二週間も……経つのですね……あと二週間……私が、イグナーツ様に奉仕したら……プロデューサーの呪い……解いてもらえますか……」

「そういう契約だからな。是非もない」

 腰をしゃくり上げ、カリ首で膣壁を抉る。好いところを刺激された雪美の膣全体が締めつけた。

 幼膣の蠕動運動が丸太の如き肉棒を奥へ誘う。子宮口にぱっくり咥えさせながら射精して孕ませてくれと乞い願う動き。

「はぁ♡ はぁ♡ ……はぁ♡ ……はぁ♡ ……んあぁ! おまんこぉ♡ 気持ちいい♡ ……おおぉ♡ ……お、お、おぉ!」

 幼い肉花弁から華蜜が溢れる。ぴったり栓をしてなければしぶいてくるところだ。

「……あぁああっ♡ …………おっきいっ♡ ………あんんっ♡」



 雪美とついでにプロデューサーは厚遇されながらも王宮に留まらなかった。二人は元の世界に帰る方法を探すためと言って旅に出た。馬鹿なことをとイグナーツは彼女たちの行動を嘲った。彼だけでなく国中の貴族が同じことを思っただろう。

 時代の折々に漂流者はこの世界に落ちてきたが、ただの一度も元の世界に帰った話は聞いたことがない。せっかく普通の人間にはない力をもらったのだ。こっちの世界で楽しく暮らせば良いではないか。そこまでして帰りたい気持ちがイグナーツには理解できなかった。

 雪美の魔法があれば何をしても金は稼げる。野垂れ死にはしないだろう。それ以上は彼女たちへの興味を失った。

 運命が再びイグナーツと雪美を引き合わせたのは、あのパーティーから三ヶ月ほど経ったころ。このころになると雪美は高難度のクエストを達成する冒険者として有名になっていた。その噂は地方領主のイグナーツにも届いていた。

 達者でやってるようだな。しかし雪美の話ばかりで相変わらず男のほうは聞かないな。あんな少女にたかって生きてるのか、俺なら死んでも御免被るがね、そんなプライドのない生き方は。

 やり方に非難は多いが、イグナーツには己の才覚で人生を切り拓いてきた矜持がある。それゆえ才能ある美少女が無能な男にたかられてる姿は見るに堪えない。

 プロデューサーのことを思い出し、口の中に苦い味が広まったときだ。執事が来客を告げに執務室へやって来た。相手は雪美だった。

「一人か」

「そのようで」

 短い言葉だけ交わしてイグナーツは来客室に足を向けた。椅子に座る雪美は慣れない場所に縮こまっていた。小さいからだが普段よりも小さく見えた。

「お久しぶりですな。それで今日はどのような用向きで」

 掻い摘まんで言えば旅の途中にプロデューサーが魔物の呪いに掛かった。王宮に助けを求め何人か解呪師を紹介してもらったが、いずれも自分には無理だと言われた。

「……イグナーツ様なら……プロデューサーの呪い……解呪できる……かもと……」

 話を聞き終えたイグナーツは腕組みして考える。これは千載一遇の好機ではないか? 言わずもがな雪美を自分の物にするチャンスだ。

 どうやら雪美とプロデューサーは単なる仕事の関係を超えた間柄らしい。雪美が幼いゆえにまだ恋心と名をつけるには早いが、それに近い気持ちを抱いていた様子。

 それだけ大事な人間の無事と引き換えだ。大抵の無茶は通るだろう。

 瞬間的にイグナーツは悪魔的な計画を思いつく。

「あのパーティーで話したことは覚えておりますかな。報酬しだいで相談に乗ると」

「……覚えてる……だから……お金、全部持ってきた……これでプロデューサー……助けて……ください……」

「お金など要りません。生憎と生活には困っておりませんでな」金など余ってる。もっと価値があるものをいただこう。

 イグナーツは目の前の少女を指さした。「雪美殿が欲しい。一ヶ月間、私の専属ご奉仕メイドになっていただきたい。約束が果たされれば最終日にプロデューサー殿の呪いは解きましょう」

 突然の交換条件に雪美は目を丸くした。一ヶ月間のご奉仕という意味を、果たして十歳の少女はこの時点で正確に理解できただろうか。

「私が……イグナーツ様のために働いたら……プロデューサーの呪い……解いてくれる?」

「約束しましょう。ただし期間中は私の指示に絶対服従してもらいます。お互い約束を破れないよう魔道具を使って契約しましょう。これは重要な政治的取り決めや商取引に使われる特殊な契約書で、約束を破ると死ぬより恐ろしい痛みに襲われるものでしてな。なーに、要は約束を破らなければ良いのですよ、私も雪美嬢も」

 少女に選択権などなかった。

 その日のうちにイグナーツは雪美の処女を奪った。いま思い出しても身震いするほど感動的な一日だった。彼女の白い柔肌に全身くまなくキスの雨を降らせ、嫌がる言葉とは裏腹に勃起してしまった乳首を口に含んで転がす。

 初めて受ける性的な刺激に混乱する雪美は体を暴れさせる。上から抑え付けてプロデューサーのためだ、プロデューサーを救えるのは雪美の頑張りだけだとささやいた。

「わたひが……ひっくっ……ひぅ……は、はい……」

 健気じゃないか。雪美の姿勢に感動したイグナーツは、ご褒美に娼婦も感じすぎて苦しいと訴える本気クンニをプレゼントしてやった。

「ひゃぁぁぁ……ひぁぁぁぁっ……だめ……だめぇぇぇ……」

 おしっこ以外の使い途を知らない無垢なおまんこを、たっぷりの愛情で可愛い可愛いしてあげると雪美は何度も背中を反らして果てた。シーツの上を這って逃げようとする彼女の手をつかまえ、恋人繋ぎにして絡め取る。絶対に逃がさないという意志を伝えた。

「あんっ……はぁ……あんっ……あっ……ああっ! あっ、ああっ……あんっ……うあっ……」

 イキ過ぎて目から光が失われた雪美の脚を開く。彼女の幼い秘部に催淫と鎮痛効果のある粘液を塗り込んだ。特殊な薬草とスライムから作られる粘液は安くない。だが初夜から思う存分に乱れられるため、貴族の男は新妻とのデビュー戦に向けて必ず準備する。

 もちろん処女以外にも使える。滑りを良くして感度も上げるため、イグナーツのようなデカチン貴族はスムーズな挿入のため愛用した。

「く、あああ……♡ すごい、こんな大きいモノが……私のナカに……♡」

 魔法の粘液効果で雪美も破瓜から感じて乱れる。

「あひっ♡ ひんっ、ああっ♡ こんなっ、太いのが……出たり、入ったり……あんっ、あぁぁぁ♡ ……おちんちんがっ……! おちんちんが、中で暴れ回ってますっ♡ こんなっ……んんッ! こんなのっ……あうぅうぅぅ~……」

 イグナーツが三回射精する間に雪美は十五回の絶頂を数え、最後は彼女の失神を持って初夜が終了した。

 それから絶倫領主は雪美を毎日抱いた。何度抱いても彼女の体に飽きることはなかった。それどころか、抱けば抱くほど底なしの沼にハマる気分。

 明日はもっと鳴かせてやる。もっと気持ちいいことを教えてやる。ちっちゃい頭の中を快楽漬けにして、ちんぽとまんこのことしか考えられなくしてやる。そうして俺の傍に居ればいい。女に寄生するしか能がない無能は捨てて、俺の妻になるほうが幸せなのだ。



 しかし雪美は見かけによらず頑固だった。数え切れないほど絶頂して体は完全に堕ちてるのに、一カ月経ったら自分はプロデューサーと一緒に出て行くんだと言い続ける。あんな甲斐性なし捨ててしまえばいいのに。

 いまも二週間堪えたのだ、折り返し地点まで来たから頑張ろうと気合いを入れ直している。まったく気に食わない。

 イグナーツは正常位から雪美の体を抱え上げる。自分の膝に座らせ対面座位で突き上げた。雪美自身の体重で肉棒が深く刺さる。

「あっ、あうぅ……んあぁ、んんんんんっ!」

 雪美はベッドについていた脚を浮かせ、イグナーツの腰に回す。全体重を彼のちんぽに預けてきた。

「そんなに深く挿れて欲しいか。奥まで突かれたいか。中イキが癖になってしまったんだな。こんなこと十歳で覚えてしまったら今後の人生、膣奥まで突いてくれる男のちんぽケースとして生きていくしかなくなるな。俺なら大歓迎だ。雪美、俺の嫁になれ。こう見えて俺は王国の功労者だからな。功が多い人間は何かと制度に融通が利くんだ。たとえば、成人前の女でも特例で結婚を認めさせられたり」

「いいっ……イグナーツさま……もっと、もっとしてください……っ!」

「それでは嫁になるな」

「……それは、だめ……わたしは、プロデューサーと……一緒に帰る……」

「強情な! 絶対に堕としてやるぞ」

「……あっ……だっ、だめぇ……」

 雪美の膣洞が痙攣し始める。切羽詰まった顔や声からも限界は近い。トドメの一撃とばかりイグナーツは突き上げるように腰をぶつけた。

 行き止まりに当たっても止まらず内臓を押し上げる。

 雪美は背骨が悲鳴を上げる角度で背中を反らせ、小柄な体を震わせ絶頂に達した。

「んっ♡ ふあぁっ♡ あ、あぁっ♡ こ、これぇ……っ♡ これしゅきぃ♡ おくぅ、ズンズンってぇ……♡」

 その後も肉体言語での説得は続いた。雪美の体は完全にイキ癖がついた。

 肉体は疑いようもなくイグナーツに堕ちてるのに、雪美の精神は未だプロデューサーに操立てていた。

 最終日まで掛かってもイグナーツは雪美にプロポーズを受けてもらえなかった。

「雪美嬢の忍耐力には感服したぞ。普通これだけ俺の肉棒を味わえば、女のほうから愛人でもいいから傍に置いてと頼んでくるというのに。いやはやなんとも。それほどプロデューサー殿のことが大事か」

「……プロデューサー……大事な人……とても、とても……プロデューサーのために、頑張る……」

 分かっていたこととはいえ面と向かって言われると面白くない。

 だが、それも今日までよ。こちらには秘策があるのだ。

「雪美嬢の大事な方の解呪なら万全を期す必要があるな。どれ、いまからプロデューサー殿の様子を見に行くとしよう。雪美嬢も共にどうぞ」

 唐突な誘いに雪美は豚領主の真意を探るような目つきになる。最終日なれば今日こそ最後の一秒まで無駄にせず、朝から晩までセックス三昧の一日になると覚悟して来たのだろう。僅かに一度の結合だけでギブアップとも取れる発言をするとは怪しい。

 とでも考えているのだろう。そのとおり。

 イグナーツは雪美と契約を交わした後、プロデューサーを王宮から領主館に連れて来た。この呪いは然るべき条件が揃ったときでないと解呪できない、その条件が揃ったら速やかに解呪するため、自分の傍に置きたいという説明は真っ赤な嘘。

 本当の理由は雪美に対する人質だ。

 イグナーツとセックスしてない時間、雪美はほぼずっとプロデューサーの傍についている。単に甲斐甲斐しく世話してるだけとも、イグナーツがプロデューサーに害を成さないか警戒してるとも見えた。

 プロデューサーの傍にいるときの雪美の過ごし方はメイドを通じて事細かく聞いていた。その話がヒントになった。

 雪美を伴って部屋に着くと、プロデューサーの周りには日ごろ彼を世話するメイドが集まっていた。彼女たちとイグナーツの間を不思議そうに雪美の視線が往復する。

「やれ」

 イグナーツが短く命じた。

 メイドたちがプロデューサーの体に手をかけ、彼の服を脱がす。下半身を丸出しにさせた。

 ぼろんと擬音で表現するには頼りない、小鳥の骨のように細いイチモツが登場した。

 雪美は無言だった。無言でプロデューサーの男性器を見た。あまりにも頼りないお子様サイズのそれを。

「まだ勃起してないだけ。勃てば大きくなるはずと望みをお持ちかな」

 イグナーツが顎で合図する。メイドの一人がローションを塗り伸ばした手で、そっとプロデューサーの肉棒に触れた。

「……なにを……してるん……です、か……?」

「勃起させておるのよ。意識は失っていても外界からの刺激には反応するのでな。手で扱かれれば……」

 ピクピクとプロデューサーの肉棒が反応する。ちんぽが鎌首をもたげ膨張し始めた。だがスタート時点で予想されたとおり、子供おちんちんは勃起しても大したモノにならない。

「雪美嬢も難儀ですな。俺のもとを離れ、今後あの枯れ枝のようなちんぽで満足せねばならぬとは」

 雪美が何かを言い返そうと見上げてくる。しかし彼女の瞳に力はなく、知りたくなかった事実を突きつけられた動揺で顔面は真っ青。プロデューサーより彼女のほうが呪われてるようにさえ見えた。

 メイドたちの話から、雪美はプロデューサーの世話を甲斐甲斐しく焼くものの、着替えや清拭はメイドに任せて触れなかったという。

 おそらくプロデューサーのちんぽサイズを知ってしまうのが怖かったのだろう。セックスのたびにイグナーツは、俺ほど大きいちんぽはなかなか居ない、これでされることを覚えたら普通のサイズでは満足できない、粗チンではスポスポ抜けてしまって実現不可能な体位もあると雪美に吹き込み続けた。

 もしプロデューサーのペニスが短小だったら? イグナーツによって開発された肉体を満足させてもらえなかったら? あの気持ちよさを今後もう与えてもらえないとしたら?

 様々な可能性が頭をよぎったはず。それらから目を逸らすために見ないことを選んだ。せめてイグナーツと手を切り、領主館から出るまでは。

 逃げ回り続けた雪美に残酷な事実を突きつけた。効果は期待以上。雪美はプロデューサーの粗チンに興味を失った。いまは豚領主の股間に秋波を送る。

「見るべきモノも見たし部屋に戻るか。雪美嬢とは積もる話がありそうだしな」

 雪美の肩に手を回す。踵を返すと彼女もついて来た。

 決着はついた。





 深い眠りから意識が覚醒する感覚は、泥の中を地上に向かって浮上するよう。重たい目蓋は閉じたままプロデューサーがまず感じたのは、強烈な頭の重さ。ろくに睡眠も取れない激務続き明け、やっとたどり着いた休日を一日中寝て過ごしたときのような倦怠感。

 たまの休みだからと寝すぎてしまったか。それにしてもリアルな夢だった。僕と雪美が異世界に転移するなんて。近ごろ流行りの漫画を読んだからかな。もっともチートもらって異世界生活は雪美だけで、僕は絵に描いたような無能だったわけだが。これが異世界ものなら無能だと思っていた主人公が実はとなるんだろうけど、僕は本当に無能で雪美におんぶに抱っこ、しかも魔物の呪いにかかって途中離脱だもんな。

「んぉ……♡ くはっ……はぁ……♡」

 それにしてもうるさいな。隣の部屋の人、朝っぱらからAVでも見てるのかな。僕もなにか見ようかな。華やかな女の子ばかりの職場は嬉しいけど、間違っても彼女たちの前で勃起なんかできないし。忙しくても処理だけはキチンとしないとな。特に雪美の前で勃たせる訳にはいかないよな。

「ぁひっ♡ んぅ♡ はぁっ♡ はぁっ♡ あぁっ♡ はっぁん♡ くっ♡ ん、んっ♡ ……んっ♡ ぅんっ♡ ぁ……あっ♡」

「それにしても本当によく聞こえるな。こんなに壁薄かったっけ?」プロデューサーが目を開ける。目の前には見慣れない天井。

 意識がハッキリすると部屋中に生臭い臭いが立ち込めてることに気づく。

「なんだこれ。ここどこ?」

「お目覚めかなプロデューサー殿」

 男の声がしたほうを振り向く。そこには、でっぷり肥え太った見覚えのある人物がいた。彼は椅子に座り、膝の上に少女を座らせている。少女は十歳くらい。男とは親子ほども年の差があった。

「雪美?」プロデューサーは男の膝の上に座らされた少女に話しかける。他人の空似であってくれと願いながら。

 なぜなら少女も男も全裸で、少女のまんこには男の肉棒が刺さっていたのだ。

「……プロデューサー……起きた……一年ぶり……おはよう……」

 プロデューサーの願いも虚しく少女が語りかけてくる。否定しようがない。担当アイドルの佐城雪美だ。背後の男は異世界に転移した直後のパーティーで見た。確かイグナーツと言ったか。不摂生を絵に描いたようなだらしない体格の男。雪美に下心を持って近づいてきたのは見え見えだった。

 どうして二人がセックスしてるんだ。

 雪美とイグナーツは、いわゆる背面座位で繋がっている。結合部を見せびらかすように男の手が、背後から雪美の膝裏を掴み両脚を広げさせる。

 で、でかい……洋物ポルノビデオで見た男優と同じくらいあるぞ。

 イグナーツの男性器は海外の有名ポルノ男優並に大きかった。そんなモノが華奢な雪美を犯してる姿は非現実感が強い。倒錯した世界観にめまいがする。これは夢だと現実逃避して布団を被り寝直してしまおうか。

 だって雪美のお腹は、イグナーツにも負けないくらい大きく膨れているのだ。

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ い、い、イイ、です……イ、イイ……イ! いくぅ♡」

 初めて聞く雪美の嬌声は艶めかしかった。とても十歳そこそこの少女が出せる声とは思えない。大人でも昨日今日セックスを始めたばかりでは無理だ。相当な経験ありと感じさせる。

「プロデューサー……プロデューサーが呪いにかかった後……イグナーツ様にお願いした……解呪してくださいって……その代わりに私……イグナーツ様とエッチすることに……なって……」

「僕は、雪美が自分を犠牲にするくらいなら、見捨ててもらったほうが良かった。こんなこと望んでなかった」

 雪美の決意を否定する言葉だと分かっていても言わざるを得なかった。

 彼女は快感に蕩けきった顔で言う。「それでも私は……助けたかった……プロデューサーのこと……日本に居たときは……私が、いっぱいいっぱい……助けてもらったから……」

「美しい自己犠牲の精神だな」ちっとも本心で話してない軽い口ぶりでイグナーツが二人の会話に挟まる。

 彼は雪美の体と自分のちんぽを誇示するように腰を突き出した。

「……んあぁ……お……おう、ふう……あ……あぁ、あぁん♡ 違うところに当たって……これも、いい……あはあああああ♡」

「雪美! 雪美そんなモノに負けないでくれ。君らしくないじゃないか! 正気に戻ってくれ」

 必死に呼びかける。きっと僕が不在の間に寂しい思いをさせてしまったのがいけないんだ。雪美を一人にしたから、心の隙間に付け込まれたに違いない。僕が傍に居れば雪美は正気を取り戻してくれるはずだ。賢い彼女ならやり直せる。そう信じて心の底から叫んだ。

 しかし雪美の反応は芳しくなかった。彼女は道端に落ちたゴミでも見る目つきでプロデューサーを見る。取るに足らない相手を蔑むでも憐れむでもなく、ただ、そういうものと見る目だ。

「ダメっ……プロデューサー……自分が持ってないからって……大きいちんぽに嫉妬したら……ごめんね、プロデューサーが寝てる間に……プロデューサーのちんぽ見た……小さかった……」

 雪美の言葉によれば自分は一年ぶりに目を覚ましたらしい。その間に着替えをするなり体を拭かれるなり服を脱ぐ機会はあったはず。そのときに見られたのだろう。

 確かにイグナーツの巨根を見た後では、あれと比べられたら自分の粗末なモノを同じ男性器と称することに恥ずかしさが込み上げてくる。しかし、そんなことで人間を判断する少女ではなかったはずだ。プロデューサーの知る佐城雪美は。

「あむっ♡ ちゅっ♡ ちゅぷっ♡」

 背後から顎を掴まれ雪美はイグナーツと口づけする。淫猥なディープキスの合間に雪美はプロデューサーの反応を伺う。こちらをチラチラ見てくる彼女と目が合った。

 変わってしまった。変えられたのだ。この太った中年男に。

 もう佐城雪美はプロデューサーの知る彼女ではない。一緒にアイドル活動をしていた物静かだが頑張り屋で努力家の女の子ではない。女の悦びを教え込まされた雌。体は小さくとも中身は淫らな娼婦だ。

「雪美のお願いだから残りたければプロデューサー殿もここに残っていいぞ。その場合は俺と雪美の子供の世話係なんてどうだ。雪美は俺と二人目、三人目の子作りで忙しいからな」

「……はい……私は……これからも……産みます……イグナーツ様の子供……たくさん」

 そうか、人間あまりにもショックが大きいと、涙も出ないんだな。

 驚くほど冷静に己の感情を見つめながら、プロデューサーは今後の身の振り方を決めた。何があっても雪美の傍を離れない。彼女を一人にしない。身近で二人の夫婦生活や爛れた日常を目にするのはつらいことも多いだろう。しかし元はと言えば自分の責任なのだ。プロデューサーが呪いにかからなければチート持ちの雪美が中年男の毒牙にかかることはなかった。

 これは贖罪だ。足手まといな僕の。僕にはすべてを見届けることしかできない。

 はらはらと流れ落ちる涙を拭いもせず、プロデューサーは雇用主夫妻になる二人のボテ腹セックスを目に焼き付けた。

Part2
異世界転移した佐城雪美がPの短小に絶望して中年領主に種付け懇願する話 - 猪熊夜離 - Ci-en(シエン)

Part3
異世界で領主に快楽堕ちした佐城雪美がボテ腹ウェディングセックスするなんて - 猪熊夜離 - Ci-en(シエン)

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