猪熊夜離 2022/09/05 01:02

催○NTRって、それはないでしょう!(イーナ編)

 昼間だというのに薄暗い王都の一角を二人の少女が並んでい歩いていた。

 ひとりは背が低く身体の凹凸に乏しい実年齢より幼く見える少女で名前はルイーゼ・ヨランデ・アウレリア・オーフェルヴェーク。可愛らしい見た目からは想像もつかないが魔力を用いた身体強化で戦う格闘術「魔闘流」の使い手で、その才能はヘルムート王国の筆頭魔道士アームストロングにも認められるほど。最近では竜殺しで一躍有名になったヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスターとパーティーを組み、冒険者としても活動していた。

 ルイーゼと並んで歩く赤髪のポニーテール少女はイーナ・ズザネ・ヒレンブラント。ブライヒレーダー辺境伯家の槍術師範を務める家の三女でイーナ自身も槍の使い手だ。やはり彼女もヴェンデリンとパーティーを組み冒険者活動している。

 二人が並んで歩くとルイーゼの身長はイーナの胸辺りまでしかなく、余計に格闘少女の小ささや幼さが際立つ。ふたりとも同じ十五歳なのだが傍目には姉妹に見える体格差だ。

 今、ふたりはルイーゼがイーナを誘い、幼馴染みの親友に見せたいものがあると王都の街を案内していた。だがどうにも様子がおかしい。イーナも王都にはたびたび訪れるし、長期滞在したこともある。だから今、ルイーゼが自分を先導している場所が、いわゆる歓楽街であると分かっていた。男女の欲望渦巻く場所。一度も自分たちには縁がなかった場所だ。

 通りを歩くと道端に座った男たちから胡乱な視線を感じる。自分たちを品定めしている目線。無論こんな場所で冒険者としての技量が求められるはずもない。彼らはイーナとルイーゼを女として品評しているのだ。イーナの槍術は一級品である。並の男が束になっても敵わないだろう。だからといって年頃の少女が不快な視線を向けられてなにも感じぬはずがない。

(ルイーゼについてきたけど、本当に大丈夫なのかしら)

 イーナは肌が粟立つのを感じた。本当なら叩きのめしてやりたいところだが、まだ直接なにかをされたわけではない。ここで「なにチラチラ見てんだよ」などと言いがかりをつけて暴れたら、まるっきりこちらがごろつき扱いになってしまう。破格のスピードで出世するヴェルには敵も多い。自らの立場を脅かされるのではと危惧する貴族は彼の失脚を目論んでいる。その企みのせいで多くの犠牲が払われたこともあった。

 敵に付け入る隙を与えぬためにも、パーティーメンバー兼婚約者でもあるイーナが率先して揉め事を起こすわけにはいかない。

「ここだよ」

 そう言って自信満々にルイーゼが足を止めたのは一見すると何の変哲もない宿だった。ただし表の看板には宿泊以外に休憩という料金表も出ている。

(お茶を飲むだけならもっといいお店がいくらでもあるのに、こんなところまで来て安くもない休憩料金を払う人がいるのかしら)

 この種の宿を使ったことがないイーナには、料金表の休憩がなにを指すか分からなかった。

「ねえ、本当にここに入るの?」

「もちろん。ほら、早くしないと日が暮れちゃうよ」

「でも……」

「大丈夫だって。とってもいい場所だからボクを信じて」

 ルイーゼが自分の薄い胸を力強く叩いて請け合う。きっとイーナも楽しめるはずだよ、これを知らないなんてもったいないよと鼻息荒く言われてしまっては、幼馴染みの誘いを断れない。

 (せっかくここまで来たんだし、ちょっとくらいなら……)

 少女らしい好奇心と、手ぶらで帰ってはここまで来るのに費やした時間が無駄になるというもったいない精神により、イーナはルイーゼおすすめという宿に足を踏み入れてしまった。


      ○○○
 

「わ、わらひ、あひッ♡ わひぃッ、あひいいいッ♡ 気持ちいッ、気持ちいッ♡ 気持ちいいです、ご主人ひゃまッ♡ これ好きですッ♡ おちんぽ好きれひゅうぅぅぅッ♡ あっ、あああッ、やああああっ♡♡♡」

 すっかり陽も傾きオレンジ色の西日がカーテンの隙間から差し込むころ、イーナはベッドの上で男の性器を抜き挿しされていた。相手はイーナより少し年上の金髪が眩しい美丈夫。男は仰向けにしたイーナに覆い被さり、ぴたりと全身をくっつけ抱き合いながら腰を振る。イーナの方からも男の首に腕を回してしがみつく。両脚も彼の腰に絡めて『おちんぽ抜いちゃいやいや! このままイーナのおまんこに精液ぴゅっぴゅして~~』状態だ。

「ああ、気持ちいいっ! おちんぽすごいですぅぅぅ♡ あぁん♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ おまんこえぐられてっ♡ すごいですぅぅ♡ 気持ちいいですぅ♡ おまんこ気持ちいいっ♡♡」「くうう、いいぞ、最高だ!」

 ずぼじゅぶぐちゅばちゅっと結合部からは卑猥な音が漏れている。男とイーナは汗まみれになってセックスに没頭していた。二人ともすでに何度も絶頂を迎えており、それでもなお貪欲に快楽を求め続けている。

「出すぞ、中にたっぷり出してやるからな、しっかり受け止めろ!」

「はいっ♡ ください、いっぱい注いでくらさいぃ♡♡ あ゛あ ゙ぁ~~~~~~~~~~~♡♡♡」

 男が射精を予告するとイーナは腰に絡めた両脚に力を込め、彼のおちんぽが逃げないようにする。本来なら婚約者のヴェル以外にしてはいけない『しゅきしゅきだいしゅきっ♡ しきゅうにちょくせつそそいでほしいのホールド』だ。ぶっとんだメンツが多いヴェルのパーティーの中では常識人兼ツッコミ役に回ることの多い美少女が、今は完全に快楽に溺れたメス犬になっている。

(もうらめぇ……こんなの気持ち良すぎるぅ……)

 もはやまともに思考することもできなくなったイーナは男に抱きついて与えられる快感に身を委ねるしかなかった。

「いく、いっくうううううぅぅぅぅ~~~♡♡♡」

 そして胎内の一番奥深いところでたっぷりと熱い白濁液を注がれた。その瞬間、彼女の意識は真っ白になり全身が痙攣する。子宮口に当たる亀頭から放たれる大量のザーメンによって、あっという間に絶頂へと押し上げられてしまったのだ。

「あひっ♡ しゅごいっ♡ しゃせー、すごすぎますぅ♡♡♡ こんなの初めてぇぇぇ♡」

 男にしがみついていた両腕から力が抜ける。強すぎる快楽が彼女の四肢を麻痺させた。それでも下半身だけはいまだに彼に絡みついたまま離れようとしない。それどころか自分から腰を振り、さらなる快感を得ようとしていた。

「自分からヘコヘコ腰を振っちゃって。そんなに俺のチンポ好かったかい?」

「はい、ご主人さまのおちんぽ、とっても気持ちよかったです。イーナ、またイっちゃいました。こんなに気持ちよくしてもらったの、生まれて初めてです」

「噂の婚約者くんはしてくれないのかな。ルイーゼもイーナも処女だったけど」

「こっちの方は奥手で甲斐性なしだから♡ ジェムさん……ご主人さまのような、いい女を見つけたらチンポぶっ刺して問答無用で自分のものにする、荒々しくて力強い男の人とは全然違うんです♡」

「イーナはどっちが好きなのかな。イーナやルイーゼのような美少女を見つけたら力づくでも自分のものにしないと気がすまない荒っぽい男と、いろいろ考えて機が熟すまで待ってくれる慎重な男では」

「もちろん前者に決まってるじゃないですか~♡ ルイーゼもそうよね? ご主人さまみたいな素敵な殿方に出会ったなら、すぐ子種を注いでもらわないと損よ」

「そうそう。ボクたちみたいに若くて可愛い女の子は、ご主人さまのような四六時中女を犯して自分専用のメスに変えることばかり考えてる性欲魔神に孕ませてもらって、できるだけ早く結婚して子供を作らないとね~」

 イーナとルイーゼはヴェルへの裏切りを躊躇なく口にした。婚約者への罪悪感はすでに消え去り、代わりに新しいご主人さまに対する忠誠心が生まれていた。いや、彼女たちだけではない。この宿を利用する女性客のほとんどが同じような状態になっていた。全員が金髪イケメンの男根に夢中。その虜となってしまっている。中には妊娠している者さえいた。それほどまでにジェムのモノは素晴らしかったのである。

 もちろん全ての女がジェムに抱かれたがったわけではない。いくら見た目がよくても初対面の相手に誘われて身体を許す尻軽女ばかりではないからだ。イーナとルイーゼも本来はそのはずだ。しかしジェムにかかれば女の意思など無きに等しい。

 彼はヴェルと同じ転生者である。ジェムに与えられたチートは催○術。しかも、この世界を支配する魔法とは異なる技術体系のため、いくら魔力が強かろうと魔法耐性を身に着けていようと素通りしてしまう。理論上では顔を合わせさえすればヴェルも催○の支配下に置ける。

 ただし、精神作用系の術は気味悪がられたり、異端扱いされる恐れがあるのでジェムは隠している。ヴェルのような異世界無双系チート主人公に憧れる気持ちもあるが仕方ないと諦めていた。その代わりヴェルが大事にしている婚約者たちを陰でいただくことにする。

 女を横取りするだけならヴェルに催○術を掛けて差し出させれば手っ取り早い。だがジェムは前世から生粋の寝取り愛好者であった。男が催○術であっさりこちら側については面白みも背徳感もない。間抜けヅラした野郎が気づかないうちに、そいつの女がひとり、またひとりと他人棒によがり狂ってチン堕ちするから楽しいのではないか。

 それが彼の持論である。だから今回はあえてヴェルには手を出さず、彼の女にターゲットを定めたのだった。

 まずは単独行動していたところを見計らってルイーゼに近づき、催○チン堕ち状態にした彼女を使って今日はイーナも誘い出した。

「そんなに俺に抱かれるのは好きか」

「……はい♡ ご主人さまのおちんぽに出会うため、私の人生はあったんだと確信しています」

 イーナは髪色にも負けないほど顔を赤く染め、恥じらいに潤んだ瞳で探るように答えた。これで合ってますかご主人さま、私はご主人さまが喜ぶ答えを返せましたかとジェムの顔色を窺う。

 ジェムはイーナの鍛えられた両脚を肩に担いだ。優れた槍術家でもあるイーナの身体は柔軟性が高い。屈曲位で上体を二つ折りにしても易々と男の要求に応えられる。

「そうか、ならもっとしてやるよ」

「ありがとうございます。嬉しいです」

 イーナが感謝の言葉を述べると、再び抽送が開始される。何度も達して敏感になった膣内を、カリ高極太の肉棒が行き来する。膣襞の一枚一枚をこそぎ落とすような動きは、まるでドリルが掘削作業を行っているようだ。

「ふああああっ♡ これすごいっ♡ おちんぽすごいですぅぅ♡」

 彼女自身の本気汁とジェムの膣内射精ザーメンでトロトロになった腟内をハメ回すと、イーナは甘い声を上げて仰け反った。上から覆い被さられているため派手なブリッジはできないが、それでも白い喉を無防備にさらして首を激しく左右に振る。女はベッドで役者になるなどと言うが、もしこれが感じてる演技なら冒険者などやめて娼婦にでもなった方が向いている。

 激しいピストン運動が繰り返される。結合部からは泡立った愛液が溢れ出てシーツに大きな染みを作る。ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅという水音はどんどん大きくなっていく。

「あああっ♡ あっ♡ あっ♡ あああっ♡ おちんぽっ♡ おちんぽっ♡」

「そうだチンポだ。イーナのおまんこに深々とチンポが入ってるぞ。それは誰のチンポだ言ってみろ」

「はいっ♡ はいっ♡ ご主人さまぁの逞しいおちんぽれすっ♡」

「ほら、ここはどうだ?」

「ひゃうっ♡ しょこしゅごいぃぃ♡ おまんこの奥突かれてましゅぅぅぅ♡」

「ここがいいのか?」

「ひゃいっ♡ そこしゅきれす♡ おまんこぐりぐりされてましゅ♡」

「じゃあここをたっぷり可愛がってやろうな。おまんこの奥にチンポ突き刺してだいしゃりーん」

 ジェムは子宮口に亀頭を押し付けたまま腰を回す。槍の穂先もびっくりの硬く尖った亀頭に膣奥をぐりぐりされたイーナは、あまりの快感に全身をガクガク痙攣させた。

「あひいいいぃ~~~♡ それだめえええぇぇぇ♡」

「ダメじゃないだろ? 気持ちいいんだろ? 素直になってごらん、そしたらもっともっと気持ちよくしてあげるから」

「ひぐっ♡ あひぃっ♡ いいっ♡ 気持ちいいですぅっ♡」

「よしよしいい子だ。ご褒美をあげようね」

 ジェムは引き寄せたイーナの両脚にキスしながら、ゆっくりチンポの形を膣壁に教え込む、ねっとりした腰使いでピストンする。動きに激しさはないが、そのぶん自分がなにをされているのか、誰のチンポで感じてしまっているのか時間をかけて身体に教え込み、上下関係を刷り込む責めだ。

「んんっ……んっ! んっ! ああっ! 奥でおちんぽが動いてるっ……んっ! あっ……気持ちいいっ! もっとほしいっ! もっと突いてっ!」

「ご主人さまに注文つけるなんて悪いメス奴○まんこだ」

「そうなんです! イーナは悪いメス奴○まんこだからお仕置きが必要なんです!」

「ああ、そうだな。だからこれからたっぷりとお仕置きしてやるからな」

 そんなに喜んで、お仕置きじゃなくてご褒美だろという台詞をジェムは飲み込んだ。

「ありがとうございますっ♡ お願いしますご主人さまっ♡」

 イーナの柔軟性を最大に活かすためジェムはさらに体重をかけた。ふたりの身体が密着するとそれだけ挿入深度も深くなる。亀頭はイーナの子宮口にめり込んでいた。

「はひっ♡ 深いぃっ♡ 奥まできてますぅ♡ ん、んんっ! だ、だめぇ……そんなに、奥をほじられたら……はぅっ!」

「俺の形を覚えろ。俺の味を覚えるんだ」

「覚えますっ♡ 一生忘れませんっ♡ あああぁぁん♡ こんな気持ちいいのはじめてぇ♡ 忘れられるわけないわ♡」

 ずぶじゅぼぬぶっと粘っこい水音が響く。ベッドが激しく軋んで壊れそうなほど揺れた。

 快楽に蕩けきったメス顔イーナは自ら腰を持ち上げ、ぐいぐいとおまんこを推しつけてくる。すでにチンポは子宮口まで到達しているのに、まだ足りない、もっと深く、もっと強く、あなたならさらに奥まで突き刺して女が壊れるくらいイカせられるでしょと求めてくる。

 さっきまで処女だったとは思えない美少女の卑猥なおねだり。海綿体へ一層の血液が流れ込む。ジェムのチンポはイーナの膣内でビキビキと音を立てた。肉がはち切れる寸前までパンパンに漲り、危険な角度で肉棒が反り上がる。

 ジェムは真上から叩きつけるようにイーナの秘部を貫いた。反り返ったペニスの先でカリ首がいたいけな少女の肉ヒダをこそぎ落とす。若い男女の肌がぶつかり合う乾いた音に女の獣じみた嬌声が被さる。

「ああっ! 凄いっ! ご主人さま、ご主人さまっ♡ んぉっ♡ おぉっ♡ 奥まで来てるっ! あああっ! ご主人さまのおちんぽ奥まできてますぅ♡ ぉぉぉっっ♡ きもちいい、きもちいいよぉぉ♡♡ ご主人さまの大っきいおちんぽがぁあっ! イーナのマンコえぐってるぅ! いいっ! いいいいっ!」

 イーナは髪を振り乱し、涎を垂らしながら喘ぎまくった。もう人間らしい言葉は出てこない。ただ本能のままに快感を訴え続けるだけ。

 ジェムは彼女の両足を抱え上げ、よりいっそう力強く突き入れる。カリ首が見えるギリギリまで引き抜き、一気に根元まで押し込んだ。その動作を繰り返すたびに、ぱんっぱんっと小気味よい音が鳴り響く。男の顔の横でぶらぶら揺れるイーナの爪先は、メス悦に悶えて丸まったり、反ったりを繰り返した。

「ひゃいっ! いく! いきますっ! あんっ! あああっ! はぁぁぁん! あんっ! あんっ! あっ! あっあっ……あはぁぁぁぁんっ!」

 言葉だけでなく女体の反応も、イーナが絶頂に近いことを物語っていた。処女を失ってからさほど時間は経ってないのに、イクときはオスを搾り取ってから果てようとする動きが本能に染み付いていた。ただでさえ狭い膣洞がぎゅうぎゅうに締めつけてくる。

 たっぷり愛液でヌルヌルになったメス穴に絡みつかれジェムの射精欲も急速に高ぶる。しかし、もう少しこの極上の女体を味わいたい。彼は歯を食い縛り、込み上げる射精感を堪えた。

「イキそうか?」

「はい、はい、そうですっ、ご主人さまっ、私、イッちゃいそうですっ、ああっ、ご主人さまっ、お願いです、どうか、私の、私のおまんこに、お情けを、くださいっ、お慈悲を、くださ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、あああぁぁぁぁぁっ!」

 イーナは息も絶え絶えになりながら哀願する。涙と鼻水で顔はぐしゃぐしゃ、全身汗みずく、それでもなお美しい。いやらしく腰をくねらせ、自分からおまんこを突き出して男を誘っている。

「いいだろう、くれてやる」

「ありがとう、ございますっ♡ あああっ、嬉しいっ♡ おちんぽっ、おちんぽすごいっ♡ おちんぽがぁっ♡ ご主人さまのおちんぽがぁあぁっ♡ 私の深いところトントンしてぇえぇぇ♡♡ おちんぽしゅごいぃぃぃ♡♡♡ お腹の奥キスされてぇ……イク、イッちゃいますうぅ♡♡♡」

 イーナの望み通り、女体の秘奥をこじ開けるように亀頭を押しつけてやった。ぐりゅっと先端がめり込む感触がして、彼女の膣奥が伸ばされる。膣壁越しに内蔵を圧迫されたイーナがジェムの下で暴れる。

 ジェムはイーナの両手と自分の両手のひらを合わせ、彼女の腕をベッドに縫いつけた。全体重を浴びせかけて彼女が逃げられないようにする。そして、これまで以上に激しく腰を振った。

 どちゅんっ、ぐちゅ、ぐちゅぐちゅっ、ぐちゅぐちゅぐちゅッ、ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ!

「ん゛っ♡ んん゛っ♡ いきそう♡ いきそう♡ いきそうっ♡」

「いくら槍を鍛えても、チンポの方が強かったろ。イーナは槍なんか使う必要ないんだよ。俺の肉槍に降参して卵子吐き出せ! 一発で腹ボテにしてやる」

「はいっ♡ はいっ♡ その通りですっ♡ 槍なんかいらないですっ♡ 槍なんて使っても意味ないですっ♡ おまんこにおちんぽ突っ込まれたら、槍も鎧もぜんぶ壊れちゃうんですぅっ♡」

「よくわかってるじゃないか。イーナみたいに可愛い子は槍なんか持たず、おちんぽ握ってればいいんだよ」

「はいっ♡ イーナは槍よりもおちんぽの方が好きなのぉ♡ 槍がなくてもおちんぽさえあれば生きていけるのぉぉぉ♡」

「なら俺がもっと気持ちよくしてやるよ」

 ジェムは腰の動きを加速させた。ぱちゅんぱちゅんと肉のぶつかる音、ずぶずぶっと粘膜が擦れる水音が混ざり合って、イーナは淫猥な歌を奏でた。

「ああっ♡ くるぅっ♡ またイっちゃうっ♡ もう何回もイカされてるのにっ♡ またおちんぽにイカされちゃぅぅうう♡」

「ほらイケ、イーナの大好きなおちんぽでイカせてやるからな」

「はいっ♡ イキますっ♡ ご主人さまのおちんぽでイキますっ♡ あああぁぁぁ~~~~~~っ♡♡♡♡」

 びゅるるるるるっ! ぶぴゅるるっ!

 ジェムの鈴口から大量の精液が噴き出した。白濁したマグマが尿道を駆け上がり、熱い塊となって解き放たれる。亀頭の先端が子宮口を突き上げ、子宮内部に直接種付けしていく。

 イーナの全身がビクンッと跳ね上がった。背中を弓なりに反らし、両脚をぴんっと突っ張らせる。

「はひぃ……♡ あはぁぁ……んッ……んッ……んッ……あっつい♡」

 イーナの膣洞は、愛しのご主人さまがくれる子種汁を一滴も逃すまいと、無数のヒダヒダで絡みついてくる。射精直後で鋭敏になってるところを撫でられるのだから、さしものジェムも「うっ」と呻いてしまう。本当に感がよすぎる。催○術で感度と淫乱度を上げているが、それだけでは説明つかないセックス感のよさだ。

(もともと淫乱の気があったのかな。だとしたらありがたい)

 ぐったりと四肢を投げ出したイーナは幸せそうなアヘ顔で余韻に浸っている。半開きの口からは涎が流れ落ち、シーツに小さな染みを作っていた。股間からは射精されたばかりの精液が漏れ出している。

「ふぅ……」

 ジェムは額の汗を拭った。射精後の倦怠感はあるが、まだ物足りない気分だった。彼のペニスはこの程度の射精では萎えない。この精力絶倫っぷりも自分に与えられたチートかもしれないと思った。

「じゃあ次はボクの番だね」

 そう言ってルイーゼはベッドに上がり四つん這いとなった。後ろからだとお尻の穴も膣穴も見えてしまう体勢だ。今日はイーナの調教を優先するため部屋に入ってきてからルイーゼは放っておいた。それなのに彼女のメス穴は濡れ光っている。幼馴染みが処女を奪われ初対面の男にぶち犯される姿で濡らしたのだ。

「ボクの中にご主人様のおちんぽミルク、いっぱい注いでください♡」

 調教済みの格闘ボクっ娘はおねだりも堂に入ったもの。

 ふりふりと尻を左右に振っておちんぽ媚びするルイーゼを見て、ジェムはニヤニヤ笑いながらイーナからぺニス抜く。

 ルイーゼの小ぶりな尻を掴むと彼女の膣口に亀頭を押し当てた。

「いくぞ!」

 ジェムは勢いよく突っ込んだ。ぬめっとした感触と共に亀頭が飲み込まれる。続いて竿の部分もすっぽりと収まった。男の味を知っているだけあって膣内は柔らかく、それでいてしっかりと締め付けてくる名器だった。さらに、まるで吸い付くような密着具合が最高に気持ちいい。

「ああんっ! 入ってくるーっ! おちんぽっ、入ってくるーっ!」

 ルイーゼは小さい身体を目いっぱいに反らして絶叫する。彼女の健康美を体現した強靭でしなやかな肉体の輝きは、寂しい胸元をカバーして余りあるエロティシズムを放っていた。

(この穴に男を教えたのは俺だ。こいつにチンポの好さを教えてやったのは俺なんだ)

 そう思うとジェムは悶え悦ぶ少女のことが愛おしくなって激しく突き上げてしまう。

 ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ!

 激しいピストン運動が始まった。肌と肌がぶつかり合う打擲音が響き渡る。

「あひっ! あひぃぃいっ! おちんぽしゅごいっ、これしゅきぃいいいっ! ボクを大人の女にしてくれたおちんぽだいしゅき~~~~♡♡♡」

 ルイーゼはあまりの快感に呂律が回っていないようだ。舌を突き出し犬のようにハッハッと荒い呼吸を繰り返している。

 ルイーゼとイーナ。ふたりの美少女をチン堕ち奴○にしたジェムだが満足はしていない。彼女たちには足りないものがある。主に胸部の話だ。

 イーナは着痩せするタイプなので脱がせば年齢の割にはある普乳。だがセックスで楽しむためにはもう一声欲しい。ルイーゼに至っては虚無の平原だ。

(エリーゼ・カタリーナ・フォン・ホーエンハイム)

 その名をジェムは心の中で呼ぶ。

 ホーエンハイム枢機卿の孫娘。教会では聖女の呼び名もある美少女。身分から言ってヴェンデリンの正妻。

 ジェムは遠くから見たエリーゼの肉感的なボディを脳内に思い描いた。

(あのおっぱいで聖女は無理だろ。まだ十五歳のくせにF? いや、ひょっとしたらGカップはあるぞ。あの乳でヴェンデリンをたらし込むよう教会から密命でも受けたのか?)

 奪ってやる。

 ジェムは密かに決意した。

(ヴェンデリンの女は全員、俺がぶち犯して奪ってやるぞ)

 王都の片隅で最悪の決意が成されたことをヴェルはまだ知らない。


あとがき

スケベテキストを書く息抜きで別なスケベテキストが書きたくなりました。3時間半くらい? 4時間はかかってないと思う。丁度いい息抜きスケベ。

最近コミカライズ版を読み直した『八男って』より、槍術使いの少女イーナ。

寝取りものって「こいつが陰で女ぶち犯されて盗られてたら傑作だな」という光の主人公がいてこそ、そいつから寝取る闇の主人公が生きるんですが、その点で言うとなろう系のハーレムチートものって女盗られても気づかない間抜けであって欲しい主人公が多いんですよね。

……いえいえ、そんな悪いこと考えながら読んでませんよ、本当ですよ。

イーナ編と題してはいますが本当に息抜きで書いたものなので、続くかは自分の気分と反響とスケジュール次第です。

おっぱい聖女さまが中世ヨーロッパ風世界の箱入り娘では知らない体位で膣奥をいっぱいコチュコチュしてもらって、逞しくて素敵なイケメンおちんちん様の虜になる話も書きたいんだけどな~~~。

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