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猪熊夜離 2022/06/06 20:02

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猪熊夜離 2022/06/03 05:31

異世界転移した佐城雪美がPを人質に取られ中年領主の愛情たっぷりセックスでプロポーズされる

 力を入れれば折れてしまいそうな少女の華奢な体を抱きしめる。まだ未熟でありながら抱いたときの柔らかさなどはしっかり女で、子供ゆえの体温の高さも相俟って腕から放したくないと感じてしまう。

 全裸で抱きしめたまま腰を揺すると、彼女の腹というより胸に男の勃起したイチモツは擦りつけられる。

 男の名前はイグナーツ ・ワンゲンハイム。この地域を治める領主で名うての解呪師でもあった。解呪師とは読んで字の如く呪いを解く専門家。イグナーツは幼いころより師匠について解呪師の訓練を積んだ。才能はあったようで瞬く間に師匠を追い越し、この国一番と目されるまでになった。

 王族や高位貴族などという存在は生きてるだけで恨みを買うもの。優秀な解呪師は引く手数多でイグナーツも例外ではない。

 清廉潔白を旨とし、呪いに困る人がいればお気持ち程度の謝礼で解呪の腕を振るっていた師匠を、イグナーツは彼の下に居たころより密かに馬鹿にしていた。解呪ばかり上手くても商才がないやつはダメだ。都合よく使い潰されてることにも気がつかず、慎ましい生活を送るなんて愚か者のすることさ。

 まだ師匠から学ぶことがあるうちは大人しくしていたが、どうやら自分たちの力関係は逆転したらしいと確信を持った瞬間、イグナーツは師匠に呪いを掛けた。それは標的の記憶を封印して白痴同然にしてしまう禁じられた呪いだった。

 解呪のスペシャリストは逆もまた然り。イグナーツは優れた呪術師でもあったのだ。

 周囲には「師匠は頭の病で倒れてからおかしくなった」と嘘をつき、彼を養生所に押し込めてしまった。

 師匠の顧客はイグナーツが引き継いだ。不肖の弟子は高価な対価を要求した。あくどいやり口に貴族からは不満も漏れたが、彼は「俺は師匠とは違う。自分の技能を安売りするつもりはない。気に入らないなら他を探すがいい」と譲らなかった。

 中にはイグナーツを捕らえ力尽くで言うことを聞かせようとした貴族も居た。だが強硬策に出た家には彼の呪いによって漏れなく不幸が訪れた。

 やがて貴族側が折れてイグナーツの要求する対価を支払うようになった。また、国からは男爵の爵位と領地を賜った。これには優れた解呪師が他国に脱しないよう縛りつける鎖の役目もあった。

 解呪師の稼ぎと領地からの収入で左団扇の生活を送るうち、イグナーツの体はブクブク肥え太り、いまでは成人男性二人分の体重がある。

 これだけ太っていると男性器は分厚い脂肪に埋もれてしまうものだが、彼の巨根は根本が埋もれてなお常人の平均サイズを大きく上回っていた。しかも太さは成人女性の腕ほどもある。

 このサイズに加えてイグナーツは絶倫であった。若いころより百戦錬磨の商売女を一晩中ひぃひぃ言わせ、失神させるのを趣味としていた。

 そんな凶悪で女泣かせなペニスを押しつけられているのは、腰まで伸びた黒髪が美しい少女。まだ十歳にしかなってない少女は小柄で、体重で比較するとイグナーツとは四倍以上の差がある。

 少女の名前は佐城雪美。この世界とは違う別の世界から転移してきた漂流者だ。

 ときおり世界と世界の境界にズレが生じたとき、雪美のような存在がこちらに落ちてくる。漂流者は普通の人間にはない特別な能力を持ってる場合が多い。雪美も魔法使いとして王国の筆頭魔導師を凌ぐ才を発揮した。

 異世界から来た天才魔法少女の噂はイグナーツの耳にも届いた。彼女が見る者を、はっとさせるほど見目麗しい少女であることも。

 欲しいな、と率直に思った。いま、その想いは叶った。

「雪美、いつもどおりにしなさい」

 イグナーツが命じると少女は、いきり勃った男根を小さな手で握る。

「ぬぅ!」思わずうめき声が漏れる。雪美の手の中でますますペニスは硬く、大きく育った。

 雪美はイグナーツを見上げる。竿を握ったまま、反対の手を陰嚢に伸ばし、こちらも揉み揉みする。二週間かけて一から仕込んでやった玉転がしは絶品。少女の小さな手は王都の高級娼館でも人気者になれるだろう巧みさで動く。

「……大きく……なって、きた……すごく……大きい……」

 雪美の声は熱っぽい。白い頬にも赤みが差している。興奮してるのだ。男の勃起を見たこともない正真正銘の処女だった少女が、僅か二週間でちんぽを見ただけでセックスに期待してしまう淫乱になった。美しい少女を自分が雌にしてやったのだと思うと、ちんぽにも気合いが入る。

「……また、大きく……興奮してるんだ……私の体で……」うっとりするような口調で雪美はつぶやいた。

 おもむろに彼女は跪き、小さな舌を伸ばしてイグナーツの玉裏を舐める。そこから陰茎のほうに顔を向け、裏筋を亀頭に向かって舐め上げる。

「んちゅっ……ちゅっ……れろっ……ちゅぶぅっ……はぁっ、はぁっ……」

 少女の献身的なフェラチオに下半身がムズムズしてくる。陰嚢がキュッと締まった。

 幹に一通り舌を這わせると、雪美は小さい口を目いっぱい開いて剛直を呑み込んだ。

「んんん……」

 躾けられたとおりの手順で雪美は亀頭を咥える。彼女の未熟な体には大きすぎる男根に口淫奉仕した。

 手での玉捌きだけではない。イグナーツに仕込まれたフェラは、彼女の親が見たら泣いて膝から崩れ落ちるほど淫らで、達者で、男を愉しませることに長けた娼婦の動き。

 口の小ささゆえ丸呑みできないハンデは熱心な舌の使い方で埋める。おっとり、ゆっくり、物静かに話す雪美の舌が、男のちんぽを舐めるときは格段に速く回るなど誰が信じられよう。

 根本まで咥えてあげられないなら、せめても唇の感触を味わわせてやろうと雪美はイグナーツの巨根にキスする。根本から始まり、先端に向かって桜色のリップを「むちゅっ……ちゅぅっ……んちゅっ……」と押しつける。

 男の人が気持ちよくなるとネバネバした液体が飛び出してくる穴の周りは、特に念入りにキスする。そうしながら雪美の手は常に優しく陰嚢を揉み込んでいた。

 イグナーツの肉棒は瞬く間に限界まで勃起する。それは男なら自然の生理現象だ。

 雪美ほどの美少女にチンキスされて勃たないなら、そんなちんぽは無用の長物、切り落として豚の餌にでもくれてやれだ。イグナーツは己の男の象徴を自慢するように突き出すと、雪美は親指と人差し指で作った輪っかで肉棒を扱きだした。

 小さな手を最大に開いて上下させる。水かきが裏筋に引っ掛かって男に快感を与えた。

「……気持ちいい……?」

「最高に決まってる。雪美は魔法だけでなくセックスも天才だな」

 その褒め言葉を彼女がどう受け取ったかは分からない。本来イグナーツへの奉仕は望まぬ行為のはず。強要されて嫌々やってるはずなのだ。しかし、雪美の弱味を握り言うことを聞かせてるはずの豚領主には、彼女の頬が密かに緩み嬉しそうな表情を作ったように見えた。

「もういいぞ。気持ちいいが手と口に出してしまうのはもったいない。雪美とできる時間は限られてるんだ。一発残らずナカで出さないとな」

 ナカ出し宣言に雪美の目がうっとりする。

 天才魔法少女様はナカ出し中毒か。いまは避妊魔法を掛けてるが完全に堕とした暁には、十歳の無防備卵子に特濃精液ぶっかけてやる。

 邪な気持ちを抱いてイグナーツは雪美をベッドに寝かせる。仰向けの彼女の両膝に手を添えて開かせた。少女の陰唇は濡れていた。ちんぽを舐めてる最中から興奮して蜜を溢れさせたのだ。

 まだ女にしてやってから二週間しか経ってない雪美のまんこは、ピンク色の綺麗な縦筋が一本走る奥ゆかしい形だ。これが男を知ってるスケベな二枚貝になるまで使い込んでやるのが、目下のところイグナーツ最大の愉しみである。

 正常位でまぐわうことを選んだ豚領主は、少女の膣口に肉棒を押し当てる。この現場に誰か良識ある第三者が居れば、そんなモノを華奢な少女に挿入しようなど彼女を殺す気かと血相変えて飛び込んで来そうなサイズ感であるが、すでにイグナーツとの行為に体が慣らされた雪美は怯えでなく期待を瞳に宿す。

 軽く頭を浮かし、最上の瞬間を待ちわびる目で、結合部を凝視した。

 ずるりとイグナーツの肉棒が雪美の体内に侵入する。充分すぎる潤いがペニスを内側へ誘い込んだ。

「……んあぁ……ナカに入ってくる……あっ♡ あっ♡ ……おちんちんが、奥にめり込む……」

「なんて気持ちいいまんこだ。ここまで理想の女壺は俺も味わったことがない。雪美の味を知ってしまうと、他の女を抱く気など失せてしまうわ」

 膣内の具合を称賛すると雪美の膣内が歓喜に打ち震え、うねうねとペニスにまとわりついた。ただでさえ少女の狭い膣洞は密着してくるのに、締め付けが一段階強くなる。

 腰を動かすと頭が痺れた。

 天才魔法少女改めナカ出し中毒ドスケベ魔法少女のポテンシャルには、ちんぽ挿れるたびに震撼させられる。いまはまだ彼女が性的に無垢な状態のため一方的な蹂躙を可能とするが、これが十年後……いや、五年後は分からない。

 まさか、こんな子供まんこにどハマりしてしまうとは。俺としたことが一生の不覚。だが生涯で山のように抱いてきたどの女とも比べられない気持ちよさに嘘はつけぬ! 突けば突くほど俺の形に馴染んで搾り取ろうとしてくる。

「あぁああっ♡ あぐっ♡ ああっ♡ ああっ♡」

 雪美はどうだと見れば彼女も涙を流しながら悦んでいる。

 肉棒が大きすぎて、つらくて泣いてるのではない。

 出会うべくして出会った運命のちんぽに好くしてもらう嬉し涙だ。

「俺のちんぽで気持ちよくなってる顔を見せろ。雪美の可愛いところは全部、俺のものだ」

 イグナーツは雪美の顔の横に両手をつく。突き出た太鼓腹で彼女の腹部を圧迫しながら、至近距離でセックスに酔いしれる美少女を観賞する。

「はぁっ……あんっ、き、気持ちいい……あっ、はぅっ……はぅっ……!」

 嬉しいことを言ってくれる雪美のために、イグナーツは勇んで腰を振る。彼女を性の虜にして一生イグナーツ様の傍に居たい、ここで暮らしたいと言わせてやると決意の抽送が繰り返された。

「言ってみろ雪美。どこが気持ちいいんだ? 俺のちんぽどこに入ってる。言え! 契約だぞ」

「はぁんっ……はぁんっ……! お、おまんこきもちいぃ、ですぅ……うっ……あぁんっ、はぁんっ……!」



 初めは好奇心と興味本位だった。十歳の天才魔法少女とやらがどんなものか見てやろう。その程度の気持ちで王宮のパーティーに出かけた。

 第一印象は噂に違わぬ――噂以上の美少女ぶりが目を引いた。幼い少女でありながら、ときおりこの年代の少女が発する不安定な色気も感じた。

 なかなか美味そうだな、味見してやるか。舌なめずりして近づくイグナーツを止める者がいた。

「すみません。どちら様でしょうか」

 ぬぼーっとした如何にも凡庸そうな男だった。

「なんだ貴様は。俺が誰か分からんのか」

 凄むイグナーツに男は飄々と返す。「はい。それをお伺いしてるんです」

 聞けば雪美は元の世界ではアイドルという特殊な立場の少女で、男は彼女の仕事を補佐するプロデューサーという職務にあるらしい。神殿の聖女と神官のような関係だろう。

「この世界で僕は雪美の保護者でもあるんです。彼女を利用しようとする人や、邪な気持ちを持って近づこうとする人を傍に置くわけにはいきません。失礼ですが彼女に話しかけるときは僕を通してください」

 あぁ、こいつがとイグナーツは内心の不快感を作り笑いの奥に押し込める。

 聞けば雪美は、このプロデューサーとかいう男と二人で落ちてきたらしい。さながら姫を護る騎士気取り。だが優秀な魔法使いの雪美と違い男のほうには目立った能力がないとも聞いた。王宮では無能な男を放逐し、雪美だけを囲って王子の婚約者にする計画があるようだ。雪美のプロデューサーに対する信頼が厚く上手く行ってないようだが。

「これは失礼したプロデューサー殿。私はイグナーツ ・ワンゲンハイム。解呪師にして王国貴族でもある」イグナーツは自己紹介した。解呪師についても軽くだが説明してやる。「自慢になるが王国どころか近隣の国を探し回っても、私ほどの解呪師は居ないと自負しておる」

 イグナーツの自慢に雪美、プロデューサーとも無感動だった。さあ驚けと名乗っただけに空振りは恥ずかしかった。

 む、無理もないか、解呪の難しさも知らん余所者だからな。

 うおっほんとイグナーツは咳払いして気を取り直す。

「まあ呪いのことで困ったことになったら、私を頼るが良い。報酬しだいだが相談に乗ってしんぜよう」

 雪美もプロデューサーも、こんな人に頼ったら何を要求されるか分からないと警戒も露わな目で見てくる。イグナーツとて本気で言ったつもりはなかった。一種の社交辞令のつもりだ。

 しかし程なくして、血相を変えた雪美がイグナーツの領主館に飛び込んで来ることになった。



「んんっ……イグナーツ様……他のこと……考えてますか……」

「初めて雪美がここへ飛び込んで来たときのことをな」

「……ああ、もう……二週間も……経つのですね……あと二週間……私が、イグナーツ様に奉仕したら……プロデューサーの呪い……解いてもらえますか……」

「そういう契約だからな。是非もない」

 腰をしゃくり上げ、カリ首で膣壁を抉る。好いところを刺激された雪美の膣全体が締めつけた。

 幼膣の蠕動運動が丸太の如き肉棒を奥へ誘う。子宮口にぱっくり咥えさせながら射精して孕ませてくれと乞い願う動き。

「はぁ♡ はぁ♡ ……はぁ♡ ……はぁ♡ ……んあぁ! おまんこぉ♡ 気持ちいい♡ ……おおぉ♡ ……お、お、おぉ!」

 幼い肉花弁から華蜜が溢れる。ぴったり栓をしてなければしぶいてくるところだ。

「……あぁああっ♡ …………おっきいっ♡ ………あんんっ♡」



 雪美とついでにプロデューサーは厚遇されながらも王宮に留まらなかった。二人は元の世界に帰る方法を探すためと言って旅に出た。馬鹿なことをとイグナーツは彼女たちの行動を嘲った。彼だけでなく国中の貴族が同じことを思っただろう。

 時代の折々に漂流者はこの世界に落ちてきたが、ただの一度も元の世界に帰った話は聞いたことがない。せっかく普通の人間にはない力をもらったのだ。こっちの世界で楽しく暮らせば良いではないか。そこまでして帰りたい気持ちがイグナーツには理解できなかった。

 雪美の魔法があれば何をしても金は稼げる。野垂れ死にはしないだろう。それ以上は彼女たちへの興味を失った。

 運命が再びイグナーツと雪美を引き合わせたのは、あのパーティーから三ヶ月ほど経ったころ。このころになると雪美は高難度のクエストを達成する冒険者として有名になっていた。その噂は地方領主のイグナーツにも届いていた。

 達者でやってるようだな。しかし雪美の話ばかりで相変わらず男のほうは聞かないな。あんな少女にたかって生きてるのか、俺なら死んでも御免被るがね、そんなプライドのない生き方は。

 やり方に非難は多いが、イグナーツには己の才覚で人生を切り拓いてきた矜持がある。それゆえ才能ある美少女が無能な男にたかられてる姿は見るに堪えない。

 プロデューサーのことを思い出し、口の中に苦い味が広まったときだ。執事が来客を告げに執務室へやって来た。相手は雪美だった。

「一人か」

「そのようで」

 短い言葉だけ交わしてイグナーツは来客室に足を向けた。椅子に座る雪美は慣れない場所に縮こまっていた。小さいからだが普段よりも小さく見えた。

「お久しぶりですな。それで今日はどのような用向きで」

 掻い摘まんで言えば旅の途中にプロデューサーが魔物の呪いに掛かった。王宮に助けを求め何人か解呪師を紹介してもらったが、いずれも自分には無理だと言われた。

「……イグナーツ様なら……プロデューサーの呪い……解呪できる……かもと……」

 話を聞き終えたイグナーツは腕組みして考える。これは千載一遇の好機ではないか? 言わずもがな雪美を自分の物にするチャンスだ。

 どうやら雪美とプロデューサーは単なる仕事の関係を超えた間柄らしい。雪美が幼いゆえにまだ恋心と名をつけるには早いが、それに近い気持ちを抱いていた様子。

 それだけ大事な人間の無事と引き換えだ。大抵の無茶は通るだろう。

 瞬間的にイグナーツは悪魔的な計画を思いつく。

「あのパーティーで話したことは覚えておりますかな。報酬しだいで相談に乗ると」

「……覚えてる……だから……お金、全部持ってきた……これでプロデューサー……助けて……ください……」

「お金など要りません。生憎と生活には困っておりませんでな」金など余ってる。もっと価値があるものをいただこう。

 イグナーツは目の前の少女を指さした。「雪美殿が欲しい。一ヶ月間、私の専属ご奉仕メイドになっていただきたい。約束が果たされれば最終日にプロデューサー殿の呪いは解きましょう」

 突然の交換条件に雪美は目を丸くした。一ヶ月間のご奉仕という意味を、果たして十歳の少女はこの時点で正確に理解できただろうか。

「私が……イグナーツ様のために働いたら……プロデューサーの呪い……解いてくれる?」

「約束しましょう。ただし期間中は私の指示に絶対服従してもらいます。お互い約束を破れないよう魔道具を使って契約しましょう。これは重要な政治的取り決めや商取引に使われる特殊な契約書で、約束を破ると死ぬより恐ろしい痛みに襲われるものでしてな。なーに、要は約束を破らなければ良いのですよ、私も雪美嬢も」

 少女に選択権などなかった。

 その日のうちにイグナーツは雪美の処女を奪った。いま思い出しても身震いするほど感動的な一日だった。彼女の白い柔肌に全身くまなくキスの雨を降らせ、嫌がる言葉とは裏腹に勃起してしまった乳首を口に含んで転がす。

 初めて受ける性的な刺激に混乱する雪美は体を暴れさせる。上から抑え付けてプロデューサーのためだ、プロデューサーを救えるのは雪美の頑張りだけだとささやいた。

「わたひが……ひっくっ……ひぅ……は、はい……」

 健気じゃないか。雪美の姿勢に感動したイグナーツは、ご褒美に娼婦も感じすぎて苦しいと訴える本気クンニをプレゼントしてやった。

「ひゃぁぁぁ……ひぁぁぁぁっ……だめ……だめぇぇぇ……」

 おしっこ以外の使い途を知らない無垢なおまんこを、たっぷりの愛情で可愛い可愛いしてあげると雪美は何度も背中を反らして果てた。シーツの上を這って逃げようとする彼女の手をつかまえ、恋人繋ぎにして絡め取る。絶対に逃がさないという意志を伝えた。

「あんっ……はぁ……あんっ……あっ……ああっ! あっ、ああっ……あんっ……うあっ……」

 イキ過ぎて目から光が失われた雪美の脚を開く。彼女の幼い秘部に催淫と鎮痛効果のある粘液を塗り込んだ。特殊な薬草とスライムから作られる粘液は安くない。だが初夜から思う存分に乱れられるため、貴族の男は新妻とのデビュー戦に向けて必ず準備する。

 もちろん処女以外にも使える。滑りを良くして感度も上げるため、イグナーツのようなデカチン貴族はスムーズな挿入のため愛用した。

「く、あああ……♡ すごい、こんな大きいモノが……私のナカに……♡」

 魔法の粘液効果で雪美も破瓜から感じて乱れる。

「あひっ♡ ひんっ、ああっ♡ こんなっ、太いのが……出たり、入ったり……あんっ、あぁぁぁ♡ ……おちんちんがっ……! おちんちんが、中で暴れ回ってますっ♡ こんなっ……んんッ! こんなのっ……あうぅうぅぅ~……」

 イグナーツが三回射精する間に雪美は十五回の絶頂を数え、最後は彼女の失神を持って初夜が終了した。

 それから絶倫領主は雪美を毎日抱いた。何度抱いても彼女の体に飽きることはなかった。それどころか、抱けば抱くほど底なしの沼にハマる気分。

 明日はもっと鳴かせてやる。もっと気持ちいいことを教えてやる。ちっちゃい頭の中を快楽漬けにして、ちんぽとまんこのことしか考えられなくしてやる。そうして俺の傍に居ればいい。女に寄生するしか能がない無能は捨てて、俺の妻になるほうが幸せなのだ。



 しかし雪美は見かけによらず頑固だった。数え切れないほど絶頂して体は完全に堕ちてるのに、一カ月経ったら自分はプロデューサーと一緒に出て行くんだと言い続ける。あんな甲斐性なし捨ててしまえばいいのに。

 いまも二週間堪えたのだ、折り返し地点まで来たから頑張ろうと気合いを入れ直している。まったく気に食わない。

 イグナーツは正常位から雪美の体を抱え上げる。自分の膝に座らせ対面座位で突き上げた。雪美自身の体重で肉棒が深く刺さる。

「あっ、あうぅ……んあぁ、んんんんんっ!」

 雪美はベッドについていた脚を浮かせ、イグナーツの腰に回す。全体重を彼のちんぽに預けてきた。

「そんなに深く挿れて欲しいか。奥まで突かれたいか。中イキが癖になってしまったんだな。こんなこと十歳で覚えてしまったら今後の人生、膣奥まで突いてくれる男のちんぽケースとして生きていくしかなくなるな。俺なら大歓迎だ。雪美、俺の嫁になれ。こう見えて俺は王国の功労者だからな。功が多い人間は何かと制度に融通が利くんだ。たとえば、成人前の女でも特例で結婚を認めさせられたり」

「いいっ……イグナーツさま……もっと、もっとしてください……っ!」

「それでは嫁になるな」

「……それは、だめ……わたしは、プロデューサーと……一緒に帰る……」

「強情な! 絶対に堕としてやるぞ」

「……あっ……だっ、だめぇ……」

 雪美の膣洞が痙攣し始める。切羽詰まった顔や声からも限界は近い。トドメの一撃とばかりイグナーツは突き上げるように腰をぶつけた。

 行き止まりに当たっても止まらず内臓を押し上げる。

 雪美は背骨が悲鳴を上げる角度で背中を反らせ、小柄な体を震わせ絶頂に達した。

「んっ♡ ふあぁっ♡ あ、あぁっ♡ こ、これぇ……っ♡ これしゅきぃ♡ おくぅ、ズンズンってぇ……♡」

 その後も肉体言語での説得は続いた。雪美の体は完全にイキ癖がついた。

 肉体は疑いようもなくイグナーツに堕ちてるのに、雪美の精神は未だプロデューサーに操立てていた。

 最終日まで掛かってもイグナーツは雪美にプロポーズを受けてもらえなかった。

「雪美嬢の忍耐力には感服したぞ。普通これだけ俺の肉棒を味わえば、女のほうから愛人でもいいから傍に置いてと頼んでくるというのに。いやはやなんとも。それほどプロデューサー殿のことが大事か」

「……プロデューサー……大事な人……とても、とても……プロデューサーのために、頑張る……」

 分かっていたこととはいえ面と向かって言われると面白くない。

 だが、それも今日までよ。こちらには秘策があるのだ。

「雪美嬢の大事な方の解呪なら万全を期す必要があるな。どれ、いまからプロデューサー殿の様子を見に行くとしよう。雪美嬢も共にどうぞ」

 唐突な誘いに雪美は豚領主の真意を探るような目つきになる。最終日なれば今日こそ最後の一秒まで無駄にせず、朝から晩までセックス三昧の一日になると覚悟して来たのだろう。僅かに一度の結合だけでギブアップとも取れる発言をするとは怪しい。

 とでも考えているのだろう。そのとおり。

 イグナーツは雪美と契約を交わした後、プロデューサーを王宮から領主館に連れて来た。この呪いは然るべき条件が揃ったときでないと解呪できない、その条件が揃ったら速やかに解呪するため、自分の傍に置きたいという説明は真っ赤な嘘。

 本当の理由は雪美に対する人質だ。

 イグナーツとセックスしてない時間、雪美はほぼずっとプロデューサーの傍についている。単に甲斐甲斐しく世話してるだけとも、イグナーツがプロデューサーに害を成さないか警戒してるとも見えた。

 プロデューサーの傍にいるときの雪美の過ごし方はメイドを通じて事細かく聞いていた。その話がヒントになった。

 雪美を伴って部屋に着くと、プロデューサーの周りには日ごろ彼を世話するメイドが集まっていた。彼女たちとイグナーツの間を不思議そうに雪美の視線が往復する。

「やれ」

 イグナーツが短く命じた。

 メイドたちがプロデューサーの体に手をかけ、彼の服を脱がす。下半身を丸出しにさせた。

 ぼろんと擬音で表現するには頼りない、小鳥の骨のように細いイチモツが登場した。

 雪美は無言だった。無言でプロデューサーの男性器を見た。あまりにも頼りないお子様サイズのそれを。

「まだ勃起してないだけ。勃てば大きくなるはずと望みをお持ちかな」

 イグナーツが顎で合図する。メイドの一人がローションを塗り伸ばした手で、そっとプロデューサーの肉棒に触れた。

「……なにを……してるん……です、か……?」

「勃起させておるのよ。意識は失っていても外界からの刺激には反応するのでな。手で扱かれれば……」

 ピクピクとプロデューサーの肉棒が反応する。ちんぽが鎌首をもたげ膨張し始めた。だがスタート時点で予想されたとおり、子供おちんちんは勃起しても大したモノにならない。

「雪美嬢も難儀ですな。俺のもとを離れ、今後あの枯れ枝のようなちんぽで満足せねばならぬとは」

 雪美が何かを言い返そうと見上げてくる。しかし彼女の瞳に力はなく、知りたくなかった事実を突きつけられた動揺で顔面は真っ青。プロデューサーより彼女のほうが呪われてるようにさえ見えた。

 メイドたちの話から、雪美はプロデューサーの世話を甲斐甲斐しく焼くものの、着替えや清拭はメイドに任せて触れなかったという。

 おそらくプロデューサーのちんぽサイズを知ってしまうのが怖かったのだろう。セックスのたびにイグナーツは、俺ほど大きいちんぽはなかなか居ない、これでされることを覚えたら普通のサイズでは満足できない、粗チンではスポスポ抜けてしまって実現不可能な体位もあると雪美に吹き込み続けた。

 もしプロデューサーのペニスが短小だったら? イグナーツによって開発された肉体を満足させてもらえなかったら? あの気持ちよさを今後もう与えてもらえないとしたら?

 様々な可能性が頭をよぎったはず。それらから目を逸らすために見ないことを選んだ。せめてイグナーツと手を切り、領主館から出るまでは。

 逃げ回り続けた雪美に残酷な事実を突きつけた。効果は期待以上。雪美はプロデューサーの粗チンに興味を失った。いまは豚領主の股間に秋波を送る。

「見るべきモノも見たし部屋に戻るか。雪美嬢とは積もる話がありそうだしな」

 雪美の肩に手を回す。踵を返すと彼女もついて来た。

 決着はついた。





 深い眠りから意識が覚醒する感覚は、泥の中を地上に向かって浮上するよう。重たい目蓋は閉じたままプロデューサーがまず感じたのは、強烈な頭の重さ。ろくに睡眠も取れない激務続き明け、やっとたどり着いた休日を一日中寝て過ごしたときのような倦怠感。

 たまの休みだからと寝すぎてしまったか。それにしてもリアルな夢だった。僕と雪美が異世界に転移するなんて。近ごろ流行りの漫画を読んだからかな。もっともチートもらって異世界生活は雪美だけで、僕は絵に描いたような無能だったわけだが。これが異世界ものなら無能だと思っていた主人公が実はとなるんだろうけど、僕は本当に無能で雪美におんぶに抱っこ、しかも魔物の呪いにかかって途中離脱だもんな。

「んぉ……♡ くはっ……はぁ……♡」

 それにしてもうるさいな。隣の部屋の人、朝っぱらからAVでも見てるのかな。僕もなにか見ようかな。華やかな女の子ばかりの職場は嬉しいけど、間違っても彼女たちの前で勃起なんかできないし。忙しくても処理だけはキチンとしないとな。特に雪美の前で勃たせる訳にはいかないよな。

「ぁひっ♡ んぅ♡ はぁっ♡ はぁっ♡ あぁっ♡ はっぁん♡ くっ♡ ん、んっ♡ ……んっ♡ ぅんっ♡ ぁ……あっ♡」

「それにしても本当によく聞こえるな。こんなに壁薄かったっけ?」プロデューサーが目を開ける。目の前には見慣れない天井。

 意識がハッキリすると部屋中に生臭い臭いが立ち込めてることに気づく。

「なんだこれ。ここどこ?」

「お目覚めかなプロデューサー殿」

 男の声がしたほうを振り向く。そこには、でっぷり肥え太った見覚えのある人物がいた。彼は椅子に座り、膝の上に少女を座らせている。少女は十歳くらい。男とは親子ほども年の差があった。

「雪美?」プロデューサーは男の膝の上に座らされた少女に話しかける。他人の空似であってくれと願いながら。

 なぜなら少女も男も全裸で、少女のまんこには男の肉棒が刺さっていたのだ。

「……プロデューサー……起きた……一年ぶり……おはよう……」

 プロデューサーの願いも虚しく少女が語りかけてくる。否定しようがない。担当アイドルの佐城雪美だ。背後の男は異世界に転移した直後のパーティーで見た。確かイグナーツと言ったか。不摂生を絵に描いたようなだらしない体格の男。雪美に下心を持って近づいてきたのは見え見えだった。

 どうして二人がセックスしてるんだ。

 雪美とイグナーツは、いわゆる背面座位で繋がっている。結合部を見せびらかすように男の手が、背後から雪美の膝裏を掴み両脚を広げさせる。

 で、でかい……洋物ポルノビデオで見た男優と同じくらいあるぞ。

 イグナーツの男性器は海外の有名ポルノ男優並に大きかった。そんなモノが華奢な雪美を犯してる姿は非現実感が強い。倒錯した世界観にめまいがする。これは夢だと現実逃避して布団を被り寝直してしまおうか。

 だって雪美のお腹は、イグナーツにも負けないくらい大きく膨れているのだ。

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ い、い、イイ、です……イ、イイ……イ! いくぅ♡」

 初めて聞く雪美の嬌声は艶めかしかった。とても十歳そこそこの少女が出せる声とは思えない。大人でも昨日今日セックスを始めたばかりでは無理だ。相当な経験ありと感じさせる。

「プロデューサー……プロデューサーが呪いにかかった後……イグナーツ様にお願いした……解呪してくださいって……その代わりに私……イグナーツ様とエッチすることに……なって……」

「僕は、雪美が自分を犠牲にするくらいなら、見捨ててもらったほうが良かった。こんなこと望んでなかった」

 雪美の決意を否定する言葉だと分かっていても言わざるを得なかった。

 彼女は快感に蕩けきった顔で言う。「それでも私は……助けたかった……プロデューサーのこと……日本に居たときは……私が、いっぱいいっぱい……助けてもらったから……」

「美しい自己犠牲の精神だな」ちっとも本心で話してない軽い口ぶりでイグナーツが二人の会話に挟まる。

 彼は雪美の体と自分のちんぽを誇示するように腰を突き出した。

「……んあぁ……お……おう、ふう……あ……あぁ、あぁん♡ 違うところに当たって……これも、いい……あはあああああ♡」

「雪美! 雪美そんなモノに負けないでくれ。君らしくないじゃないか! 正気に戻ってくれ」

 必死に呼びかける。きっと僕が不在の間に寂しい思いをさせてしまったのがいけないんだ。雪美を一人にしたから、心の隙間に付け込まれたに違いない。僕が傍に居れば雪美は正気を取り戻してくれるはずだ。賢い彼女ならやり直せる。そう信じて心の底から叫んだ。

 しかし雪美の反応は芳しくなかった。彼女は道端に落ちたゴミでも見る目つきでプロデューサーを見る。取るに足らない相手を蔑むでも憐れむでもなく、ただ、そういうものと見る目だ。

「ダメっ……プロデューサー……自分が持ってないからって……大きいちんぽに嫉妬したら……ごめんね、プロデューサーが寝てる間に……プロデューサーのちんぽ見た……小さかった……」

 雪美の言葉によれば自分は一年ぶりに目を覚ましたらしい。その間に着替えをするなり体を拭かれるなり服を脱ぐ機会はあったはず。そのときに見られたのだろう。

 確かにイグナーツの巨根を見た後では、あれと比べられたら自分の粗末なモノを同じ男性器と称することに恥ずかしさが込み上げてくる。しかし、そんなことで人間を判断する少女ではなかったはずだ。プロデューサーの知る佐城雪美は。

「あむっ♡ ちゅっ♡ ちゅぷっ♡」

 背後から顎を掴まれ雪美はイグナーツと口づけする。淫猥なディープキスの合間に雪美はプロデューサーの反応を伺う。こちらをチラチラ見てくる彼女と目が合った。

 変わってしまった。変えられたのだ。この太った中年男に。

 もう佐城雪美はプロデューサーの知る彼女ではない。一緒にアイドル活動をしていた物静かだが頑張り屋で努力家の女の子ではない。女の悦びを教え込まされた雌。体は小さくとも中身は淫らな娼婦だ。

「雪美のお願いだから残りたければプロデューサー殿もここに残っていいぞ。その場合は俺と雪美の子供の世話係なんてどうだ。雪美は俺と二人目、三人目の子作りで忙しいからな」

「……はい……私は……これからも……産みます……イグナーツ様の子供……たくさん」

 そうか、人間あまりにもショックが大きいと、涙も出ないんだな。

 驚くほど冷静に己の感情を見つめながら、プロデューサーは今後の身の振り方を決めた。何があっても雪美の傍を離れない。彼女を一人にしない。身近で二人の夫婦生活や爛れた日常を目にするのはつらいことも多いだろう。しかし元はと言えば自分の責任なのだ。プロデューサーが呪いにかからなければチート持ちの雪美が中年男の毒牙にかかることはなかった。

 これは贖罪だ。足手まといな僕の。僕にはすべてを見届けることしかできない。

 はらはらと流れ落ちる涙を拭いもせず、プロデューサーは雇用主夫妻になる二人のボテ腹セックスを目に焼き付けた。

Part2
異世界転移した佐城雪美がPの短小に絶望して中年領主に種付け懇願する話 - 猪熊夜離 - Ci-en(シエン)

Part3
異世界で領主に快楽堕ちした佐城雪美がボテ腹ウェディングセックスするなんて - 猪熊夜離 - Ci-en(シエン)

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猪熊夜離 2022/05/28 01:42

日向秋、ダイナマイトなボディを痴○に貪られる(ケロロ軍曹)

Skeb依頼品。

猪熊夜離 (@inokuma_yoga) | Skeb



原作:ケロロ軍曹

キャラ:日向秋

シチュ:ジンセイガニドアレバ銃で中学生に戻った秋。電車に乗っていると痴○に遭遇する。満員電車で身動き取れず得意の合気道は使えない、中学生に戻っているため身体能力も落ちている。抵抗できない状態で痴○の手慣れた手つきに感じてしまう。

 挿入まで許して絶頂させられる。堕ちかけるがジンセイガニドアレバ銃のタイムリミットを思い出し逃げる。

 後日、大人の姿で電車に乗った秋は、先日の痴○に再び会う。痴○は中学生モードの秋を彼女の娘だと思っている。娘の恥ずかしい姿をネタに脅してくる痴○。

 再び痴○を受けると前回でほぼ堕ちてた肉体は陥落。今回はホテルに連れ込まれ激しく抱かれて心も快楽堕ち。

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完堕ち後、夫に謝りながら(約3000文字)

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猪熊夜離 2022/05/18 00:14

橘さん家ノ愛人事情~小春~

あとがき

橘小春はちんぽで男を値踏みするスケベな女だよ。今回は一般的な文庫サイズ(40文字×16行)にまとめたら、本文だけで50ページとなりました。

小春は三人の中でも一番スケベに積極的というか罪悪感なく入っていけるから、ノリノリで「おちんぽ気持ちいいっ♡」て言ってくれるので、そうそうかじゃあもっと気持ちいいことしようねになる。

刈谷のこと当初は単なる肉バイブくらいの人物にしか掴めてなかったんですが、ヤリチンにはヤリチンなりの哲学があるということですね。それを言ったらシリアルキラーにはシリアルキラーなりの、詐欺師には詐欺師なりの哲学あるので、哲学や美学持って生きてるからいい人間という訳ではないですけどね。


母と姉が堕とされた「凄いセックス」を期待してしまう橘小春

『あふっ♡ 篤史さん♡ もっと♡ もっと突いてください♡ 奥まで♡ あぁあっ♡ ああぁん♡ おちんぽ気持ちいいの♡ あふぅ♡ もっと、もっとぉあひっあひぃあひぃいん♡』

 画面の中で橘京香があられもなく喘いでいた。彼女に正常位で覆いかぶさり、巨大なイチモツを突き立ててる男は、理知的な美貌を快楽に歪ませようと腰振りを強化する。単調に突くだけではなく奥に押し付け、子宮をカリ首で弄ぶように腰をくねらせた。お互いの陰毛を絡め合う。ピッタリくっつけた二人の体の間で女のクリトリスが刺激される。

『あっ♡ あぁッッ♡ あ、あぁッ♡ イくぅッ♡ イっくッッ♡♡』

 男の動きに翻弄されながら京香がひときわ甲高く鳴いた。

『イッちゃえ♡ 親子くらい歳が離れた小娘にお尻の穴ほじられて、女の子みたいに腰ビクンビクンさせながらイッちゃえ♡ んふぅッ♡ ちゅぶ、んむぅ……♡ んッ♡ ふぅ――ッ♡ ふぅ―――ッッ♡ んんむぁッ♡ んふ――ッ♡』

 画面の端から別な女の声が聞こえた。画角の関係で顔しか画面に収まってないが、第三の人物は京香の娘・結花だった。

 美人親子の間に挟まっている男は刈谷篤史。二人を愛人にして同時に寝室へ連れ込んでいた。

 仰向けに寝かせた京香のおまんこを味わいながら、その娘にアナルを舐めさせている。驚くべきことに結花の表情は男の排泄穴を舐め回すことを嫌悪していない。母親譲りの鋭い美貌をうっとり蕩けさせる様は、男が自分の奉仕で感じてくれていることに悦びを見出す雌奴○さながら。

 お姉ちゃんが刈谷さんのお尻の穴を嬉しそうに舐めてる。画面を食い入るように見つめる小春は、信じられないものを見たと目をぱちくりさせる。結花が男のアナルを舐めること自体は初めてじゃない。ハメ撮りグループに輪○された夜も奉仕させられていた。

 ただ、あの日はいまの京香の位置に小春がいて、姉の表情は男の体に遮られ見えなかった。しっかり者で気位の高い姉が、あんなにトロトロの顔で美味しそうに男の人のお尻を舐め回すなんて。

 小春は橘家のリビングにいた。刈谷と母、姉との性交の様子はスマホからHDMIケーブルを介して、家で一番大きいテレビに映し出されている。

「あいつが見せろって」

 結花が顔を紅潮させ、視線を斜め下に落としながら誘ってきたとき、小春は事の重大さを認識していなかった。何を見せられるかも分からず結花に促されるままに着席した。

 間もなく始まったのはハメ撮りグループに撮られたセックスビデオにも劣らない、卑猥で情熱的なセックスの一部始終だった。

『結花は言葉がキツくても優しいね。他の女で射精したちんぽを丁寧に舐めてくれるんだから。早く自分に挿れて欲しいだけかな』

『ンぅ♡ フーっ♡ フーっ♡ 分かってるなら硬くしなさいよ、ちゅちゅ♡ んんッ、ちゅっ♡ ちゅっ♡ はむ♡ んぅ♡』

 画面の中では射精した刈谷のちんぽに結花が舌を這わせている。ツンツンして見られるが身内には優しい姉の性格を反映した、献身的で丁寧なお掃除フェラは、彼女が刈谷の存在を受け入れてることの証左にほかならない。

 結花はベタつくちんぽを舐めながら自分にも挿入して欲しいとねだる。このちんぽで気持ちよくなりたいのだと。

 上映会が始まってから無言の結花を横目で盗み見る。彼女は顔を真赤にして、膝の上で拳をギュッと握りしめた。その手が微かに震えている。彼女自身もいまのいま、動画を見るまで自分がこれほど刈谷とのセックスを楽しんでる自覚なかったのかもしれない。

 客観的な視点を突きつけられて羞恥心がぶわっと込み上げてきたか。

 二人は洗面所に場所を移した。そこで結花は鏡で自分の感じてる顔を見せつけられながら、立ちバックで犯される。結花は体を目いっぱい後ろに捻って背後の刈谷とキスを繰り返す。さらに立ちバックのままキスハメは苦しいからと、わざわざ向かい合った体勢に直って口づけを交わす。

『お、おかし、ああんんっ♡ こんなんされたら……狂って……奥、ぐりぐり、らめっ♡ うごっ…うごかないでっ』

 動かないでと言いながら結花のほうからも腰を擦り寄せる。舌も突き出して積極的に絡め合った。

 結花からも京香からも刈谷とのセックスについて聞いたことはなかった。二人とも家では以前と変わらない様子で、なんてことはないという態度だった。

 それでも結花の当番日にまで自主的についていく京香は、刈谷とのセックスに堕ちてしまったのだろうと推測できた。刈谷の家に呼び出される週末になると朝から浮ついて見えた。

 結花は京香よりも態度に出なかった。だから小春は姉がまだ抵抗できてるものだと思っていたのだが、動画を見る限り姉もすっかり堕ちきっていた。

『――ふ、ぐぅうッ! はッ、あぁッ、あ゛ッ! いくっ、イぐぅゔッ!』

 刈谷の巨根に最深部を突き上げられ、画面の中の結花は呆気なく達してしまう。

「分かったでしょ」結花はスマホに手を伸ばして動画を止めた。まだシークバーは三分の一ほど残っていた。「こういうやつなのよ、あいつは。私たちを昔の動画で脅すだけじゃ飽き足らず、新しい動画まで撮ってるんだから。どこにカメラ仕込んでたのやら」

 ぶつぶつと刈谷への文句を言う結花だが、小春は彼女から本気の怒りや嫌悪を感じない。恋人の不行状に「しょうがないやつね」と文句を言いながらも許してしまい、別れられないダメ男甘やかし女のように見えた。

 お母さんだけじゃないんだ、お姉ちゃんも刈谷さんのこと好きになっちゃったんだ。脅されて仕方なくしたセックスなのに、一度したら愛人でもいいから傍に置いて欲しくなるくらい、刈谷さんのちんぽ気持ちいいんだ。

 二人が完堕ちした姿は小春に恐怖と期待を同時に与えた。

 ハメ撮りグループに輪○されて気づいたことだが、自分は気持ちいいことに弱くてセックスが大好きな俗に言う淫乱の気質がある。いつの間にか男の人と触りっこしてることに疑問を抱かなくなり、おまんこを指で掻き混ぜてもらい何度もイッてしまった。

 ちんぽを挿れられると気持ちよくなることしか考えられなくなった。所々でユウを思い出し悪いな、申し訳ないなと思いながらも、男に「けどキモチーんだよね」と聞かれると「……うん」と答えてしまった。

 だって、ちんぽの大きい人とするセックスは気持ちよかったから。ユウの男の子おちんちんでしてもらうのとは全然違う本物の雄ちんぽは、おまんこ以外どうでもよくなるくらい凄くて頭が真っ白になった。

 なし崩し的にレ○プされてるにもかかわらず、男の人に「ここまでしちゃったんだから恋人みたいにイチャイチャしよう」と誘われたら、自分で跨って腰を振ってしまうくらい何も考えられなくなってた。

 セックスって好きな相手だから気持ちよくなるんだって思ってたけど、逆のパターンもあるんだね。気持ちよくしてもらえるから好きになっちゃう。こんなに気持ちよくしてもらえる自分は幸せなんだって感じられる関係。

 恐らく自分は母や姉より肉体的な快楽に弱いのだろう。二人に比べて心が強くないから、気持ちよくしてもらうと簡単に流されてしまう自覚があった。

 だから怖いのだ。もしまた大きいちんぽでおまんこ掻き回されて、我を忘れるくらい感じたら、ユウへの気持ちが消えてしまうのではと。

 ゆーちゃん怖いよ。ゆーちゃんが好きな気持ち忘れたくないよ。

 だが一方で最愛の想いを忘れてしまうほどのセックスを期待してしまう自分もいた。

 ユウとのセックスは想ってる者同士が結ばれる幸せな行為だ。そこには肉体的な気持ちよさだけではない祝福が満ちている。ある種の儀式めいた行為。精神的には大きな満足感が得られる。

 ではセックスにおいて肉体的な快楽は精神的な充足の副事物でしかないのか。小春は躊躇いながらも否定せざるを得ない。

 ゆーちゃんにしてもらうセックスは幸せだけど、ゆーちゃんのおちんちんではイッたことない。ゆーちゃんも大人になったら、大人ちんぽになって私やお母さん、お姉ちゃんのことイカせてくれるかもって思ったけど、男の人のあれって大人とか子供とかより個人差のほうが大きいんだね、ゆーちゃんのおちんちんは、大人になってもおちんちんだから……。

 セックスを単に生殖のための行為、愛情確認のための儀式と見做すならユウのサイズでも問題はない。現に彼は橘家の女三人を孕ませた実績がある。しかし、あの夜に感じた暴力的なまでのエクスタシーが、小春の心身には刻まれている。

 忘れられないよ、あんな気持ちいいこと。またしてもらいたいって思うのはダメなことなのかな。何もかもどうでもよくなって、ちんぽのことだけ考えてたいって思うくらい滅茶苦茶にされたいって思うのは変なこと?

 ユウは橘家の女達とするセックスが気持ちいいの上限値だが、女達はユウとのセックスより遥か高みを知ってしまってる。

 ゆーちゃんでイケたら何も問題なかったのに。

かわいくて、おっぱい大きくて、スケベで、セックスが強い男には従順な最高の愛人(こいびと)

 恒例となったユウの研修期間中に今度は小春が刈谷の家に招かれた。今日から一週間、ユウの不在を利用して毎日この家に呼ばれ、彼とセックスするのだと思うとマンションの一室がピンク色の気配漂う淫靡な城に思えた。

「緊張してる?」

「少しだけ」

 寝室で二人きりになると、これから私、この人としちゃうんだという気分が盛り上がる。服を脱いでる間は彼の裸が気になった。動画で見た大きなちんぽは、まだ勃ってない状態でもユウの最大サイズを凌駕していた。

 ズーンと小春の膣洞が懐かしい感触に甘く痺れた。ハメ撮りグループに挿れられた巨根の息苦しさが思い出される。初めは苦しくて、痛くて、こんなの入らないと思ったのにすぐ馴染んじゃって、そこから先はセックス凄い! しか考えられなくなるまでズボズボされた夜の記憶。

「こっちに来て」刈谷はベッドの上で胡坐をかく。

 ふらふらと招き寄せられ近づいた小春のくびれに彼の手がかかり、男らしい力強さでグイッと引き寄せられた。彼の膝上に乗せられてしまう。それは恋人同士がイチャイチャする体位のようにも、父親が娘を抱っこする姿勢のようにも見えた。

 小春に父親の記憶はほとんどない。幼少期に死別した父親の記憶はもともと曖昧で、成長するに従い新しい記憶にどんどん隅っこへ追いやられた。忘れてしまうことを悲しいと思う気持ちはある。だが自分を女手ひとつで育ててくれた京香のため、あまり感傷的な態度も見せられなかった。

 親子ほど歳が離れた男の膝上で彼の胸に背中を預け、小春は初めての感触に妙な落ち着きを得る。

 だけど二人の関係は親子ではない。成人した娘と父親が裸で抱き合うなど世間的にはあり得ないだろう。それができてしまうのは、二人が契約で女を縛る男とその愛人だからだ。

 この肌の触れ合いは父親と娘のスキンシップではない。性交に至るための前戯だ。

 その証拠に小春は男の異変を感じ取っていた。

 刈谷さんの硬いモノが、お尻に食い込んでくる。私の体を見たり、触ったりして大きくしてるんだ。

 自分の体が異性を欲情させる自覚はあった。学生時代から男子にはスケベな目で見られた。思春期を迎えたユウが我慢できずセックスしたくなったのも、小春の体が男好きするものだったからだ。ハメ撮りグループに目をつけられたのも、滅多にお目にかかれない爆乳親子だったからに他ならない。

 だから欲望を向けられることには慣れている。不慣れなのは尻の谷間を侵食するイチモツの大きさと硬さだ。

 刈谷のペニスはすりこ木のように硬く、背後から伸びてきて先端は小春の股の間から飛び出す長さがあった。

 ゆーちゃんのおちんちんとは全然違う。本物の大人ちんぽ。尻に押し付けられた欲望の熱さに肌を焼かれるだけで、小春のおまんこはじっとり湿り始めた。

 刈谷の鼻先が小春の髪を掻き分け首筋に埋まる。シャワーを使ったばかりの体に残るボディソープの残り香を嗅ぎながら、突き出した舌先で味も確かめ始めた。

「あうっ、くっ、ふぅぅっ……」

 舌先のザラつく部分がうなじを這い回る。ポイントを少し外して滑る粘膜で首から肩のラインを愛撫される。清潔に洗い上げたばかりの肌に中年男の唾液の筋が残る。

「ふあぁッ、あんッ!」

 まだ前戯も前戯の軽い首舐めだけなのに小春の体は早くも反応し始める。そのことに一番戸惑うのは小春本人だった。

 ううっ、刈谷さんに舐められると、背筋がゾクゾクってする……ゆーちゃんと、全然違う……。

 若さと肉欲が原動力なユウのセックスでは、おっぱいやおまんこといった分かりやすい性感帯への愛撫が中心で、末端から女体を味わい、女の気分を盛り上げるような前戯は少なかった。

 初手から二人のセックスの違いを感じる。自分はユウ以外の男の人に抱かれてるんだ、自分からセックスしに来ちゃったんだという思いが背徳感となり、官能にスパイスを利かせる。

「やめっ、もぅ、首、舐めるのは……や、やめ……てぇ」

 快感に仰け反ると胸を突き出すような形になった。揉んで欲しいとお願いするように。刈谷はメートル超えの爆乳を下からすくい上げた。たぷんと音がしそうな柔らかさで男の手から胸肉がこぼれる。

「小春ちゃん、あの動画ではKカップと言ってたけど、もう少し大きくなってない。触った感じ京香よりボリュームあるよ」

「あっ……子供を産んでから、少し大きくなりました。いまはMカップです」

「そっか。若いぶん京香より伸びしろあったのかな」

 自分の胸を揉んでる男が馴れ馴れしく母親を呼び捨てにする。そんな些事ひとつとっても自分たちの関係が普通でないことを思い出させた。

 刈谷の親指と人差し指が乳輪を撫でる。まだ乳首は直接刺激しない。周辺でぷっくり盛り上がる部分の輪郭をなぞった。

「気持ちいいなら我慢せず声を出して」

 喘ぎを飲み下す小春に刈谷が背後から声をかけた。ふるふると首を横に振った小春に彼は鼻を鳴らす。無駄な抵抗をと嘲笑ってるのだろう。乳房を掴む五指に力が入った。子供を産んでさらに成長した乳肉が、男の指の間からスライムのようにこぼれる。経産婦となり熟成が進んだ小春の肉体は、むにゅっとも、グニャリとも聞こえてきそう。

 刈谷の手に胸乳を弄ばれると下半身がジンジンと痺れた。

 男の膝の上で小春は身をくねらせて踊った。デカパイは感度が悪いの俗説を覆す敏感なスライム乳を揉みしだかれ、一児の母とは思えない少女めいた桜色の唇から荒い息を漏らす。背筋を駆け抜ける淫らな電流に体を震わせる。

 また流されようとしている、ゆーちゃん以外の手で感じてはいけないのに、このまま気持ちよくしてもらいたくなってる。どうしようもない自分の淫乱さを自覚すると余計に体は昂ぶった。

「くふっ、ふ……うぅッ♡ おっぱい、だめぇッ……♡ ひぃんッ♡ あッ、あぁッ……♡」

「かわいい声だよ。もっと聞かせて」

 耳元で甘やかすように言われる。かわいい声だなんて。ゆーちゃんにしか聞かせちゃいけないのに。

 我慢しようとする小春の努力を刈谷の指先が打ち砕く。手慣れた中年男の指が出産を経てやや黒ずんだ乳首を摘んだ。親指と人差し指の腹で撫で回す。残る三指は乳房を下から持ち上げ、Mカップおっぱいの重みと蕩けるような感触を楽しんだ。

 相変わらず舌先がうなじや肩のラインを舐める。ときおりカプッと甘噛みされた。

「ふふっ、小春ちゃんの腰が動き始めてるよ、自分からちんぽに擦りつけてくるなんてエッチな子だね」

 刈谷が言うとおり小春の腰は緩やかな前後運動を始めていた。尻に彼の勃起を挟んだまま切ないよ、下も触ってよとお願いするかの如く摩擦する。

「やっ、違います、これは……あんっ♡ それ、やめ、てくだ、さっ……」

 指摘されるまで気づかなかった己の淫らな動き。慌てて否定しようとするも強めに乳首を摘まれると、小春は仰け反って天井を仰ぎ、両脚をピーンと伸ばして快感に耐えるしかできなくなる。

 ますます背後の男に体を預け、なすがままにされてしまう。

「そんなに触って欲しいなら」刈谷が耳元でささやく。彼の左手が乳房を離れて小春の太ももに回った。

 男の手が内ももを愛おしげに撫で回す。円を描くようにソフトタッチで触れられると、大腿部や股関節周りの筋肉が収縮する動きに連動して、おまんこもキュッと締まった。

 橘家の女達は、揃いも揃って女の魅力的な部分にはむっちりした肉がついてるのに、ウエストは奇跡のように引き締まった、男が抱きたい理想形のボディラインをしていた。それは子供を産んでからも変わらない。

「女性は一度出産を経験したくらいが丁度いいんだ。膣肉が熟れて妊娠前より男の精を絞り出すことに積極的になるからね」

 刈谷は右手で乳房や乳首を捏ねたまま、左手は内ももや鼠径部を撫で回す。中年男の少しカサついた指先が肌に引っかかる。それさえも適度な刺激となって小春を追い詰めた。

「あっ♡ あああっ♡ もぅ、それ、以上は……」

 まだ直接おまんこを弄られた訳ではない。周辺を撫でられてるだけなのに小春の秘部は男を受け入れたくて開き始めていた。

 ハメ撮りグループにもマッサージで気持ちよくされたけど、あのときは危険日ど真ん中の発情状態だったことに加えて、彼らは興奮剤も使っていた。クスリを使われたからという言い訳が小春の側にもある。しかし今回は、危険日であることは一緒だが、彼らのようなクスリは使ってない。純粋に小春の体が刈谷の愛撫に反応してしまってるのだ。

 この人、本当に上手いよ、ゆーちゃんごめん。もう我慢できなくなるかも、直接触ってもらいたくなってる。小春は心の中で何も知らないユウに謝った。

 堕とされ準備を始めた雌の気配を刈谷は目敏く嗅ぎつける。秘部の周辺を往復していた手が中心へ――クリトリスへの侵攻を開始した。女体の中でも特に敏感な突起に触れられると、ツーンと鮮烈な快感が突き抜けて小春は腰を突き出す。

 仰け反っていた背をさらに後ろへ倒し、自分の背中を刈谷の胸板に押し付けて体をブルブル震わせた。

 腰を突き出した影響で小春の体がズルズルと前の方へ滑る。彼女の頭の位置が下がる。刈谷が唇で啄みやすい場所に小春の耳が来た。待ちわびたご馳走を食すように彼は耳朶を食む。

 耳を甘噛みしながら、左手は捉えた陰核を押し転がす。そこへ右手も参加して乳首をクリクリ転がした。快感の三点セットに小春は刈谷の腕の中で暴れるが、結花を軽々とお姫様抱っこできる彼の両腕から逃げ出すことはできない。

「ひぁ、あああ! あんッ! はぁあッ! ッ! ッッんん! ひあぁッ!」

「小春ちゃんの大事なところ濡れ方が激しくなってきたね。|腟内《なか》も触ってもらいたかったら、もっと大胆に脚を開いて」

「あッ、ああッ、あああッ! だめッ、だめえぇッ! やあッ! やああああああぁぁあああぁッッッ!」

 嫌だと言いながら小春の両膝は外側へ倒れていく。長い脚をくの字に折り曲げて、情けないガニ股で親子ほど年齢が離れたおじさんに触ってもらうため、おまんこを無防備にさらけ出した。

「体と口、どっちが本当のことを言ってるのかな」

 小春を揶揄しながら刈谷は充血した陰核を押しつぶす。経験豊富な愛撫で出来上がった女体は、乱暴にされる痛みさえ耐え難い快感に変えてしまう。棒のように真っ直ぐ伸びた脚の先端で親指が反っくり返った。

 雌悦に流されだした小春へ刈谷は追い打ちをかける。濡れそぼった蜜道に指を侵入させたのだ。十分に潤った秘部は抵抗することなく異物を飲み込んだ。

 嫌がる素振りひとつ見せずヌルリと男の手を受け入れる自分の体に小春は、やはり私はセックス上手い男の人にされると逆らえない淫乱なんだと噛みしめる。

 刈谷は親指の腹でクリトリスを転がしたまま、中指と薬指で小春の腟内を耕した。

 内側に潜り込んでナカから誘惑されると、小春は脚をバタつかせて暴れる。男には下卑た視線を、女には羨望の眼差しを向けられる豊かな乳房が激しく弾む。身悶えながら膣孔は男の指を美味しそうに、ぱくぱく咥えこんで離さない。

「ふあぁッ!♡ あんッ♡ あぁんッ!♡ そこぉッ♡ そこっ、そこいいのッ!♡」

「そうだよ小春ちゃん。気持ちいいときはそうやって素直に言うんだ。そしたらもっと気持ちいところを触ってあげるからね」

 勝ち誇ったように言う刈谷の声を聞く余裕は小春にない。濡れた媚肉をヌコヌコ擦られ寝室いっぱいに嬌声を響かせた。

「――――ッ、やッ♡ だ、めッ、そこっ、そこっ、あッ、ああッ♡ あッ♡ あッ♡ ああぁぁッ♡♡」

 クリを押さえた親指は包皮を捲り上げて敏感な陰核を直で転がす。膣内に入った指はナカで鉤状に折り曲げられ、入口近くの浅い部分を探るように触った。刈谷の狙いが分かる小春は自分から腰を動かして、彼の指を恥骨近くの弱い場所に誘導してしまう。

 彼の前で隠し事などできない。この指には逆らえない。腟内で二本指が小春のGスポットを探り当てる。クリとGスポ。外と内の両方から同時に責められると小春は快感に目を剥いた。腰が爆発してなくなってしまうと心配になる衝撃が下半身を襲う。

 とうとう体を立てていられなくなって小春は仰向けに倒れてしまう。

 刈谷は力が入らない小春を無理に座らせておくことはせず、ベッドに寝かせた状態で指の出し入れを続けた。

「敏感な体だね。感度は小春ちゃんが三人の中で一番かもしれないよ」

 エッチが大好きなスケベ女だと言われてる気がして小春は首を横に振って否定する。だが、数しれない女を抱いてきた中年男の指戯に酔いしれる彼女の体は、否定したそばから彼の愛撫に悦んでしまう。

「あ、んぅ! うぅううんんッ! やぁ、んっ、ふぁぁあッ♡ あ、ああっ、ああッ! あんっ、あんっ! んッ! はッ、あッ、い、いやあぁッ♡」

 こんなの違う、ゆーちゃんとのセックスと全然違う。

 小春は視線を天井から自身の左横に転じる。刈谷は彼女のサイドのついて柔道で言うところの横四方固めのような体勢で、左手で小春のおまんこ、右手でおっぱいを責めている。

 小春の目は彼の脚の間でピンと勃ったペニスに注がれた。ユウのおちんちんとは比較するのもバカバカしいほど大きく、グロテスクな肉の槍が天井を向いている。禍々しい中年ちんぽから目が離せない。

 あんなのを挿れられちゃうんだ。あの男の人達と同じくらい大きい……先っぽから何か垂れてる、あれって男の人がセックスしたくなったときに出てくるやつだよね……私、これからこの人にされちゃうんだ。

「気持ちいいかい小春ちゃん」

「あんッ、んッ! あッ、あッ、あッ、あぁッ! 気持ちいい、気持ちいいです! 刈谷さんの手、ゴツゴツしてて男らしくて、男の人にされてるんだなって感じがします」

「ユウくんだって男の人だろ。君たちを妊娠させたのが何よりの証拠じゃないか」

「それは……」

 セックスして彼の子供まで産んだのに、未だ小春にとってユウは、かわいいゆーちゃんのままだ。長く続いた関係から完全には脱してない。セックスで一度もイカせてくれないことが原因のひとつに思えた。彼が性的に分かりやすく屈服させてくれたら関係を切り替えられるのに。

「小春ちゃんも京香や結花と同じで分からせられたいんだね。この人には逆らっても無駄だ、勝てないんだって。そういう男の物になりたいタイプの女なんだよ」

 俺は何でも知ってるぞと言わんばかりに自信満々な刈谷。彼の一方的な決めつけに小春は言い返すことができない。二人はともかく、自分にはその気があると感じていた。セックスで上下関係を刷り込んでくれる男に従いたくなってしまう気が。

「いいよ教えてあげる。小春ちゃんのスケベな体じゃ僕には勝てないって」

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猪熊夜離 2022/05/16 00:00

【進捗】橘さん家ノ愛人事情~小春~

前菜:愛人とのセックスを妹にレビューされて、冷静に「お姉ちゃん堕ちてるじゃん」とジャッジされる橘結花

メイン:案の定セックスが強い男にはダダ甘な橘小春

【 ナイショの話 】プラン以上限定 支援額:100円

導入~前戯(約1万4000文字)

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