Ci-enへの登録と、今後の活動について
初めての記事公開となります。
『ハーメルン』や『小説家になろう』などの各種小説投稿サイトで活動している、てと です。
基本的にペンネームは「てと」で通しているのですが、DLsiteなどでクリエイター登録名がほかの人と被っていると検索などで不都合が生じるので、同人販売などにおいては「石刻テト」というクリエイター名を利用しています。
以前から同人作品の制作して販売するというのは興味があったのですが、いろいろと壁がありなかなか手を出せずにいました。
しかしながら、挑戦しなきゃ一生できないものです。そんなわけで、よし作品をつくろうとなったわけです。
何を、どうやって作るのか
DLsiteには、いろんなジャンルの作品が取り扱われています。もちろん作品形式の中には、小説・ノベルも存在します。
じゃあ、小説書きの私は小説を販売しよう――
……とは、なかなかいかないと思いました。理由は明白です。販売数を伸ばすのが非常に難しいからです。
そもそもDLsiteで小説作品を買う人は、全体からするとかなりの少数派です。女性向け分野(がるまに)では大項目にノベル作品があるので多少はマシですが、それでも漫画や同人音声などの作品形式に比べると圧倒的にマイナーという現実があります。
べつに利益だけを目的としているわけではありませんが、クリエイターならばより多くの人の目につきたいというのが、人間の情というものでしょう。
しからば、どうするか。
思いついたのは、小説以外でテキスト・シナリオを活かせる作品形式でした。
ストーリー付きCG集という選択
男性向けR-18作品では、漫画やゲームなどに並んで定番の作品形式があります。CG集です。
一般的にはイラストレーターの方がCG集を販売することが多いですが、ときおりサークルによっては企画者・サークル主が非イラストレーターで、絵はイラストレーターに発注して作品を作っている場合もあります。
また、作品によっては絵だけでなくストーリーを重視している場合もあります。CG集においては、イラストだけではなくテキストの質などもある程度は購入者から見られる傾向にあります。
イラストレーターの人がCG集を出そうとしたとき、躓きやすい点はおそらくストーリーやテキストではないでしょうか。
整合性のあるお話を考えたり、ストーリーを表現するための適切な文章やセリフを書いたりするのは、じつは慣れていないとけっこう難しいものです。世の中の漫画作品でさえシナリオ担当とイラスト担当が分かれていたりするわけですし、ストーリーやテキストを考えるのが苦手という絵描きの人は大勢いるわけです。
だったら、ライターがシナリオとテキストを担当すればいいのではないでしょうか。
そういうわけで、私の場合はSKIMAのリクエスト機能を使って、一緒に作品をつくってくださる方を探してみました。
(ちなみに、募集をかけたところ1,2日で多数のイラストレーターさんたちから反応がありました。同人販売に興味があっても、前述したように壁などを感じていらっしゃる方は多いのでしょう)
そんなわけで
鋭意制作中です。
ストーリー付きCG集では、スチルの合間を立ち絵+背景で進行するタイプも見られます。今回はそれを採用しました。
雰囲気的には、エロゲーやギャルゲーなどのADVゲームに近い感じでしょうか。
よくエロゲーが衰退したという話を世間で耳にしますが、DLsiteなどの市場を見るとエロゲー的なものの需要自体が減ったわけではないことが分かります。
「長大な作品を時間をかけてプレイする」という行為が敬遠されるようになっただけで、手軽にストーリーとエロを消費できる作品であるのならば、多くの人が十分に楽しめるものだと私は考えています。
「気軽に読める」、「手軽に読める」という特徴はネット小説の界隈でも、非常に人気を左右する要素です。
また、今や巨大な市場となったソシャゲー分野なども、家庭用ゲームより「手軽にやれる」からこそ多くの人がプレイするのでしょう。
この観点は非常に重要です。べつに長大な作品が悪いと言っているわけではなく、まず初めに手を出すならば、手軽なものから着手するべきということです。
そんなわけで、私としては基本CG3~5枚程度に収まる短編作品を作って、まずは販売しようと考えています。
(……などと言っておきながら、総ページ100に近い作品になりそうですが。あんまり短編じゃないですね)
できれば4月下旬に販売したいと考えていますが、なにぶんと初めての作業ばかりで四苦八苦しており、遅れる可能性もなきにしもあらずです。
自分のサークルで出すものとしては、現時点では3人のイラストレーターさんと作業しており、3作品を出す予定です。
(そのほか、別サークルさんにシナリオ協力している作品もあったり)
なかなか忙しい状況ですが、がんばって人様にお見せできるものを作れたらと思います。
今後もCi-enなどを使って情報発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!