【サキュバスデュエル】ロマンカード「極大魔法」で後攻1キルを決めろ!
一撃必殺カードである極大魔法。前から使ってみたいなあと思っていたので今回は極大魔法を使ったデッキを組んでみました。
また、せっかくなので極大魔法で後攻1キルできるかどうかも検証しています。
極大魔法とは?
「極大魔法」は自分のレベル7以上の魔術師を対象に発動するカードで、発動に成功すると相手の場のカードを全て破壊し、破壊したカードの数×1000だけ対象のカードの攻撃力をアップさせる一撃必殺のようなカードです。
強力な反面、当然発動条件は厳しく「場にレベル7以上の魔術師が存在し」、さらに「墓地に6属性(炎・水・地・風・光・闇)のカードがそれぞれ1枚以上必要」です。なので専用デッキを構築しないと発動すらできません。
サキュバスデュエルはカードデザイン的に一つの属性を中心に組んだ方が強力なデッキになりやすいので、このカードのように6属性を必要とするカードのデッキ構築はかなり難しいです。さらにこのカードの場合、発動にレベル7以上の魔術師モンスターが必要なのもネック。レベル7以上のモンスターは召喚コストが多く、場に出すのも一苦労なのでさらに難易度が上がります。
極大魔法を発動するデッキを考える
相手に妨害される前に発動するためには高速で場と墓地にカードを揃えて発動条件を満たす必要があります。なのでデッキからカードを手札に加えることはほぼ必須です。
なるべく早くカードを揃えたいので、遅いトラップは採用せず魔法カード・モンスターカードが中心にデッキを組むことになります。
デッキに投入しやすい各属性のカード
各属性のデッキに投入しやすい汎用カードについて紹介します。
できるだけ素早く手札と墓地にカードを揃えたいので、ドロー効果かサーチ効果を持つカードが理想的。後続に繋げないカードはなるべく採用を控えたいですね。
炎属性
・使い捨てナイフ:扱いやすい汎用装備。後続の装備つなげることが可能。
・再鍛錬:装備カードをコストにデッキから装備カードを2枚まで手札に加えられる。
使い捨てナイフは自壊した場合に後続に繋げられ、再鍛錬も装備カードを2枚まで手札に加えられます。
水属性
・使い捨てシールド:使い捨てナイフと同様、扱いやすい汎用装備。後続の装備つなげることが可能
・パイレーツ:手札から捨てられることで1枚ドローできる。永続魔法を手札に加える効果も優秀。
やはり使い捨てシールドが優秀。パイレーツは召喚時効果も強いですが、復活の呪文書を使う場合は召喚権を使いたくないので、基本的には手札コストとして使うことになります。
風属性
・ブックメイカー:召喚時に魔法カードを手札に加えられる。どのデッキにも投入しやすいスーパー汎用カード。
・ソードレイン:墓地に5枚カードを落とすことができる。キーカードを落としてしまわないように注意。
召喚するだけで魔法カードを呼べるブックメイカーさんはやはり便利。ソードレインは「極大魔法の条件を満たしやすくできる」、「最上級モンスターを墓地に送り復活の呪文書に繋げられる」、「デッキリセットに繋ぎやすい」などなど非常に多くのメリットがあるカードです。ただし、キーカードが落ちてしまう可能性があるため、手札が揃ってから発動しましょう。
地属性
・エルドラドの黄金樹:破壊できれば即座に2枚ドロー可能。毎ターンのドローもできる。
・道術師シンイー:樹カードが発動した時に場に地属性モンスターを出せる。復活の呪文書に繋げやすい。エルドラドの破壊もできる
・植物学者セージ:エルドラドの黄金樹を手札に加えることが可能。シンイーから繋げられると理想的
・製材加工:樹カードをコストに2枚ドロー可能
・打ち直し:強力なドローカードだが、発動条件が少しネック。
・捜索:地属性モンスターを手札に加えられる。
使いやすいカードが非常に多いです。シンイーから植物学者セージに繋げられれば、樹カードを手札に加えつつ、復活の呪文書の発動条件を満たせます。
光属性
・手札補充:ほぼ無条件でデッキカード2枚をドローできるカード。
・智は宝なり:イベント入手カード。魔法カードが手札に加わったとき、新たな魔法カードを手札に加えることができる。
他にクールタイムカードを採用できないことくらいしかデメリットのない手札補充が非常に強力。不要なカードを墓地へ送りつつ、発動できる智は宝なりも候補となります。
闇属性
・黒猫魔術師:毎ターン魔法カードを手札に加えられる。奇襲から場に出すことも可能。
・高速詠唱:魔法カードを2枚手札に加えることが可能。
・復活の呪文書:魔術師2体をコストに墓地から魔術師を復活できる。最上級モンスターも場に出すことが可能。
ブックメイカーとほぼ同様の効果を持つ黒猫魔術師も有力候補。魔法カードを一気に2枚手札に加えられる高速詠唱も、キーカードを呼び込みやすくなるため是非採用したいカードです。
魔術師2体をコストに高レベル魔術師を復活させることができる復活の呪文書も必須クラスです。
特殊召喚するモンスターの候補
レベル7以上のモンスターはコストがかなり重いため、「復活の呪文書」などを活用して特殊召喚しましょう。
・大賢者:極大魔法を発動後に魔法カードを手札に加えることが可能
・ネクロマンサー:攻撃力がまあまあ高い。場に出た時にカードを回収できるのでコストを軽減できる。
・イフリート:元々の攻撃力が最も高い。ただし、レベル8であるため復活の呪文書を使う場合にはレベルの合計に注意。
◆候補外
いたずらケットシー:相手の場のカードを手札に戻してしまうため、極大魔法の威力が下がってしまう。また手札のキーカードを墓地へ送ってしまう可能性がある。
1キルを達成したデッキ
サキュバス少女を1キルしたデッキです。他のキャラもいけると思います。
植物学者セージ(1)、道術師シンイー(3)、パイレーツ(1)、大賢者(1)、
高速詠唱(1)、捜索(1)、智は宝なり(1)、手札補充(1)、極大魔法(1)、復活の呪文書(1)、
再鍛錬(1)、ソードレイン(1)、製材加工(1)、エルドラドの黄金樹(2)、迅速の剣(1)、
使い捨てナイフ(1)、使い捨てシールド(1)
動かし方
高速でキーカードを揃えて極大魔法に繋ぐデッキです。
道術師シンイーで植物学者セージを特殊召喚してエルドラドを手札に加え、エルドラド、手札補充、高速詠唱でキーカードを揃えていくのがコンセプト。さらに迅速の剣やソードレインで墓地にカードを送ります。
場にモンスターが揃ったら、通常召喚か復活の呪文書で大賢者を呼び出して極大魔法の発動しましょう。
後攻1キルに拘らないのであれば、防御で相手ターンを凌いでキーカードを揃えていきましょう。
シャルロットちゃんを後攻1キルでボコボコにする
シャルロットちゃんを相手に1キルできるか試してみましたが、予想以上に1キルが難しく22テイク目でようやく1キルが決まりました。先攻のテイクはカウントしていないため、実際はさらに多くのテイクが発生しています。
3ターン以上かけるならそれほど決めるのは難しくありませんが、後攻1キルを目指す場合、かなり運が上振れないと無理ですね。しかも何回も連続で先攻引いたりするので、後攻を引けるまで粘る忍耐も必要という…。
デッキの内容を見直せばもっと成功率が上がるかもしれませんが。まあ、もうやりたくないがな。
相手の場:モンスター1枚、魔法・罠1枚
初手:シンイーA、シンイーB、迅速の剣、高速詠唱、手札補充、パイレーツ
バトルログ
・シンイーA召喚
・手札補充発動→製材加工とエルドラドをドロー
・シンイーBを捨ててエルドラドを発動
・シンイーAの効果でシンイーCを特殊召喚
・シンイーAの効果でエルドラドを破壊
・シンイーCの効果でセージを特殊召喚
・セージの効果でエルドラドを手札に
・エルドラドの効果で使い捨てナイフと再鍛錬をドロー
・使い捨てナイフ&再鍛錬発動→使い捨てシールドを手札に
・エルドラドをコストに製材加工の効果発動→ソードレインと復活の呪文書をドロー
・使い捨てシールドを捨てて高速詠唱を発動→極大魔法と智は宝なりを手札に
・ソードレインを発動
・シンイー2体をコストに復活の呪文書を発動→大賢者を特殊召喚
・極大魔法を発動→大賢者の効果でエルドラドを手札に
・パイレーツとエルドラドをコストに迅速の剣を発動、大賢者に装備
・攻撃力3800の大賢者で2回攻撃で7600ダメージを与えて終了
プレイヤーや他のモンスターの攻撃とあわせれば10000以上のダメージも叩き出せます。かなりの上振れが必要ですが。
超上振れればシルヴィアさんでも1キルできます。ロマンですね。
大賢者が攻撃力4800、迅速の剣の効果で2回攻撃できるため、合計9600のダメージでライフを削りきれます。
この盤面を作るために30テイクくらいやってます(爆)。
以上、ロマンカード「極大魔法」を使った1キルの検証でした。
たまには強さを度外視したこういったロマンデッキを使うのも良いですね。