ぽけっとイズム 2021/04/18 17:00

【廃校舎】作品の世界観について。

 グーテンターク!!

 お疲れ様です。本日は、作中に登場する架空の書籍の内容をご紹介し、本作の世界観についても少し言及してみたいと思います。

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神隠しの廃校舎~少女たちの羞恥体験~

 さて、ご紹介する書籍のタイトルは『当村の学問と信仰』です。

 …とは申しましても、ゲーム内に登場する架空の書籍ですから、その内実は数行の短い文章です。しかしながら、作品の世界観の根幹を担うエッセンシャルな内容となっております。拙文ですが、以下に掲載させてください。


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 江戸時代に入って農村の生活が安定すると、一部の地域では農作の合間に子女に教育を施そうとする機運が高まった。特に当村には古くから信仰と学問を結びつける考え方があり、定期的に神社の境内に子供が集められ、読み書きや算術の教授が熱心に行われた。

 しかし幕末の頃になると、その風習はすっかり廃れてしまっていた。古文書には「学校」に向かったはずの子供が失踪する怪事件が数多く記録されており、それが風習の衰退に大きく影響したものと考えられる。

 「学校」が設置された神社の歴代神主が、それらの事件について「神様に気に入られて招かれたのだ」として徹底した捜索を行わせなかったことも、村人たちが「学校」への不信感を募らせる大きな要因となった。

 当村の人々が「神隠し」として恐れたこの一連の事件は、明治時代の学制施行後も当村における就学率が伸び悩んだことと無関係ではないだろう。また数奇なことに、現在「学校」の跡地には私立の学園が建設される計画があるようだ。

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 あれ、改めて見ると結構長いな…。

 内容は100%創作となっていますが、「何だかありそう」というようなリアル感が出るように意識してみました。さて、上手く伝わったでしょうか。

 また何となく察していただけるかとは思いますが、本作の世界は同人ゲームによくある架空の王国などではなく、我々が生きる現代日本に近い歴史を辿っています。ストーリーの都合上「科学的」ではない描写も登場しますが、突飛な設定にどこか日本的な趣を感じ取っていただけますと幸いです。

 火の玉、幽霊、結界、神隠し…。本作に登場する突飛な設定たちです。

 エロゲを名乗る以上、本作のメインコンテンツはあくまで「エロ」、「羞恥」です。分かっています。ただそれに自信が無い分、どこかに深みを持たせたい…という、初心ゲーム制作者の試行錯誤のご紹介でした。

 最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。もちろん、メイン(エロイベント、イラスト)の方も頑張ります!

 失礼します!

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