ASMR 次々回作について。ちょっとだけ。
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HARE / define 2021/07/20 23:08
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HARE / define 2021/07/20 23:01
――夢を見た。
ボクの中には、ボクの知らない“彼”か“彼女”がいて、ふとした瞬間に顔を出していたみたいだ。
そのことを知ったのは、ボクが生まれて初めて付き合った彼女に振られて、別れ話をしている最中だった。
どうやら、ボクの中の誰かが、その時に出てきたようだ。
「……もうすぐ、みんな死ぬよ。この体、結構気に入っていたんだけれど、残念だな」
そんなことをいきなり言い出された彼女は、どんなふうに思っただろうか?
失恋のショックで、おかしなことを言いだした元カレくらいで済んだのかもしれないけれど、どうやらボクの中にいる人は、ちょっとばかり特殊なことができるらしい。
嘘か本当かはわからないけれど、少し先に未来を知ることができるようだ。
そして、当然のように彼女はそんなボクの中の人の言葉を信じてはいなかった。
偶然――本当にそうなのかも疑わしいけれど、ボク達の共通の友人がやってきたりしなければ。
「もしかして、中にいる誰かさんか?」
「ああ、そうだよ。キミとこうして話をするのは、3度目だったかな?」
「……っ!?」
「どうしたのよ、そんな真っ青な顔して。別れ話の途中で、いきなりおかしなことを言い出して、困ってたの。ねえ、変な演技をしてないで、何とか言って――」
「今、中にいる誰かさんは、何て言った?」
「は? わたしの話を聞いてる?」
「後で聞く。重要なことなんだよ。こいつの中にいる誰かさんは、何て言ったんだ?」
「なんか、みんな死ぬとか……そんな感じ?」
「お、おいっ! 本当なのか?」
「うん、本当なんだよね。これは……避けるのは、ほとんど不可能じゃないかな」
「どういうことだ? どれくらいの人間が死ぬんだっ!?」
「さあ? 少なくとも、この体が生まれてから、今まであってきた人間は、ほとんど全員かな」
「最悪だ……」
「ね、最悪でしょう? 別れたくないのなら――」
「違う」
「違うって、じゃあ、どういうことなのよっ」
「こいつの中にいる誰かは、未来を見るんだよ」
「ねえ、正気? 大丈夫? あなたもおかしくなったの?」
この後は、中にいる誰かさんの協力を仰ぎ、別れる予定だった彼女や、友人達を巻きこんで、どうにか悲劇を回避しようとする。
……と、いう感じのところで目が覚めました。
昼寝(?)をした時に見た夢で、覚えていた部分をちょっと小説風にまとめてみました。
ということで、今回も唐突で、適当な導入からの更新です。
初めましての方も、いつも読んでくれている方も、よろしくお願いします、HAREです。
あれ? 前回の更新で次回は新作がなんちゃら~とか言ってなかった? という声がありそうですが、一応、ASMRの新作関連の告知もしますので、その辺りはご容赦いただければと。
さて、今回の更新は、昼寝をしていたら、ちょっと変な夢を見たので、せっかくですし、更新のとっかかりにしてみようかな、と。
普段、こういう夢や話なんかは、いつか何かに使えるかも……と以前ならばメモしていましたんですよね。
もっとも、今までに結構な分量のネタをテキストにまとめていたのですが、ほぼ使っていませんけれど。
ということで、今回は、せめてCi-enのネタにしようかな、と。
こういう、とっかかりを弄って、何かの元ネタにしていく。
defineらしく、催○とエロを絡めて、HAREがどんな感じで、思いつきを作品にしていくかの大雑把な流れみたいなものをやってみたいと思います。
……行き当たりばったりなのは、いつも通りですね。
前置きが長くなったので、さっそく始めましょうか。
まずは、主人公から。
夢では“ボク”言っていましたが、エロや催○を絡めるのならば、男よりも女の子のほうが良さそうですね。
ですので、“ボク”から“私”にしてしまいましょう。
すごくモテて、男慣れしている女の子……というのも、捨て難いですが、今回はまだ誰とも付き合っていない、男と関わりのないほうが良いでしょう。
そこから、彼氏との別れ話ではなく、“彼女”か友達との別れ話や喧嘩なんかとにしましょうか。
実は百合もレズ(※注1)も、嫌いではないので、設定的にはありです。
他の男の気配を排除するためにも、“私”の中にいる誰かさんについても、女性にしたほうが良さそうです。
死ぬとか、そういうのはエログロなら相性はいいですが、ただのエロとは絡めにくいですよね。
なので、ここからはエロ方向に寄せるために、中にいる人は催○で作られているもう一つの人格、ということに。
ただ、この設定だと憑依ものなんかとあまり違いはないので、さらにもうちょっと変えていきましょう。
以前、もう一人の人格を作っている最中に、その術者が何かしらの理由で継続的に催○をかけられなくなった、というのを追加してみましょう。
そうすると、彼女の中に、何かの目的をもってもう一人の人格を作っている最中に、それが実行されなかった、という設定になりますね。
中の人の性格をエロくして、今の“私”の知らないところで、相手の男女を問わず、エロいことをしまくっている、というのもいいですね。
“私”は性行為を未経験だと自分で思っている普通の女の子のまま、セックスの経験だけは積み重なっている状態にできます。
無自覚開発系というやつですね。
こうなると、中の人がしてきたことを知った時のショックやギャップを楽しめますし、“私”はエロとかセックスに嫌悪感を抱くような潔癖なタイプのほうがよさそうです。
……という感じでキャラのざっくりとした方向が見えたので、次は話の展開です。
まずは最後――落ちについて決めてしまいます。これは、ライターの人の書き方次第ですね。
以前、とある会社の仕事をした時に、シナリオの担当者が読みながら、展開や要望を入れていく。そのほうが臨場感があるから最後はどうなるか決めないままに物語りを作っていく、というのもありました。
自分は最後が決まっていないと書きにくいタイプなので、かなり苦戦した覚えがあります。
なので今回はエンディングをさくっと決めてしまいましょう。
中の人に引っぱられて“私”もエロく落ちていく。
……ベタベタな展開ですが、作りやすくてわかりやすいですし、よさげではないでしょうか。さらにいえば、自分の好きな展開です。
ただ、このままだと、催○術師は最初に何で中の人を作ったの? というのがほったらかしです。
なので、実は、今、表に出ている自分自身だと思っているほうが「催○で作られた人格」であって、ときどき出てくるのは「本来の人格」だった……という方向に変えていきましょう。
元々、“私”は普通の女の子だったが、催○術師に目を付けられてしまい、良いように操られて性に奔放になった。
術師はそんな彼女に飽きてしまって、もう一人――性に嫌悪感をもちながら、体だけは開発されきった女の子を作り出した。
しかし、そこで何かの事情があって彼女を手放すことになって……。
とすれば、別人格がある理由になりますかね。
自分自身こそ本物だと信じていたら、実は偽物だった、そういう展開もよくあるといえばありますが、あとは書き方しだいでしょうか。
という感じで、昼寝で見た夢をとっかかりに、なんとなく考えてみましたが、どうでしょうか?
HAREがものを作る時は、こんな感じで、思いつきなどをこねくり回して、それっぽい形にしている感じです。
……妄想を垂れ流すだけでは、なんのためのCi-enなのかということなので、ASMRの次回作の発売価格の決定についてです。
手伝っている他のサークルさんを見ている感じでは、最初は安くして知ってもらうことが重要だと判断しました。
ということで、発売日から2週間、110円(税込)にすることにしました!!
内容についてですが、今までの催○を利用したドラマという感じでしたが、今回はがっつりと催○誘導がしっかりとあります。
その辺り、好きな方にも楽しんでもらえるんではないでしょうか?
収録スタジオは、DLサイトスタジオさん。もちろん、マイクは、KU100を使用です。
今はコロナで、DLサイトさんがスタジオで収録をしていないので、いつ頃にやったのかバレてしまいそうですね(苦笑)
声を担当いただくのは、秋野かえで様です!!
あ、イラストは以前、ちょろっと出しましたが、全体公開では初めてですかね?
一部公開ですが
こんな感じです!
前作の「あにまちゃんの~」と同じpon様にお願いしました!
そして、実は次々回作も制作中です。
そちらは、有料プランの方だけに告知しておきます。これも、そのうち、全体公開予定です。
では、また次回の更新で。
※注1
百合とレズがどう違うのか、どう分けるのか、その辺りは、詳しい人達にお任せしましょう(丸投げ)
HARE / define 2021/05/19 14:39
はじめましての方も、いつも見てくださっている方も、ありがとうございます。
更新ネタができた! というのもありますが、まずは有料プランに登録してくださっている方に感謝を。
本日までよくわかっていなかったのですが、投げ銭というシステムがあるんですね。
同じ方かな? から、何度かいただいております。応援、ありがとうございます。
ご期待(?)に応えられるように、日々制作をがんばります。
さて、今回は自サークルではないですが、シナリオでお手伝いをさせていただいている、オトヌキヤさんの新作が発売されました!
こちらです。
発売から1週間の間は、110円だそうです。太っ腹ですね。
声は歩サラ様、イラストは九条だんぼ様です。
催○は一切関係ないものですが、興味を持っていただければサンプルボイスを聞いていただければと。
さて、これだけだとCi-enらしくありませんので、なんとなく考えていることなど。
defineでは、ASMR作品でも、催○物をつくっていますが、実は他の分野もやってみようかと考えております。
とりあえず、今の候補は――
○NTR(寝取られ物)
HAREは、パラダイムノベルさんで、阿部いのり先生の同人(種付けおじさん)をノベライズさせていただいています。
https://twitter.com/abe_inori/status/1269248155532447745
少し前の記事で「種付けおじさん養成所」的なものを書く切っ掛けになったりしています。
あとはゲームで「催○家族」というのもやっていたりと、結構、好きな題材ではあるんですよね。
○TSF(性転換 男→女)物
defineで何作か、短編小説を制作・販売しています。
これも、少し前にTwitterで見かけたとある方が呟いていたのですが、NTRの女性の心の変遷も、TSFの男から女になった人間の心情変化も、催○による変化も、楽しくかけるのは、そういう理由もありそうです。
○変身ヒロインもの
これも楽しそうなのですが、ASMRにどう落とし込むの? となると少し難しそうなんですよね。
○サキュバスもの
Include発売の「催○劇場」というゲームのとあるヒロインが、「自分はサキュバスなのだ」と思いこまされるという話を書いているのですが、あっちはただの思い込みですからね。
そういう意味で、本当にそういう種族が~というのも楽しそうです。
他にも、何か面白そうなものがあれば、考えていきたいと思っていますが、今はこんなところで。
どれか作るかもしれませんし、どれも作らないかもしれません。
さて、ではまた次の更新で。
HARE / define 2021/05/15 15:13
今回は、有料プランの方だけに、作業の先行公開ととなります。
公開してからは、2週間~一月くらいの遅れで、無料プランでも公開していく予定です。
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HARE / define 2021/05/12 14:52
とりあえずですが、雑談などを。
……催○短編「感覚変化」がまだできていないから、という理由じゃないですよ?
嘘です。すみません、まだできていません。
もう少しお時間をください。
日々、それなりにがんばって作業をしているのですが、どうにも手が回りきらない感じでして(ただの言い訳です)
ということで、気分をかえて仕切り直しまして。
初めましての方、読んでくださっている方、ありがとうございます。
この出だし、いつもやっているつもりでしたが、結構な頻度で抜けていますね。
ということで、今回は(も?)ネタがないので、最近、defineの制作しているASMRのネタなどを一つ。
PCの古いデータを整理していたのですけれど、ちょっと面白いものが出来てきました。
これは、なんだかわかる方もいらっしゃると思いますが、ASMRの収録用の台本(サンプル)です。
制作していた日付をみると、2010年、なんと11年前です。
この頃は、収録スタジオさんも、声優さんも、バイノーラル録音について、まだ手探りというか、試行錯誤の時代でした(※注1)
ですので、台本のフォーマットもなく、なんと文章を書いた後に、立ち位置を一つずつ画像で入れていくという、とてつもない手間をかけてやっていました。
あの時は、作業がキツくて、もう二度とASMRの台本作成をする仕事はやらないぞ! と、心に誓ったものです。
そして時代は下って、現在。
まずは収録現場(DLサイトスタジオ様)のマイクの位置ですが、
https://twitter.com/DLsite_studio/status/1166210272102502400
のような感じになっていて、セリフの上に、位置の指定を入れていくようになりました。
前にも書いたかもしれませんが、台本・指定は以下のような感じです。
//位置 01(正面・近・中)
【あにま】「これは10分くらいあるね……えと『一緒に登校』とか『授業中に隠れて』とか、そういうのが続くんだけどー」
//位置 09(正面・遠・中) 椅子に背中を預けて
【あにま】「これってさ、たしかにすごいけど……このぺちゃぺちゃって、声優さんの演技である必要ってある?」
//位置 01(正面・近・中) 軽く身を乗り出している
【あにま】「私なら、やっぱり可愛い声と、声優さんの演技を楽しみたいから、もっとお話っぽいほうが良いと思うんだよね?」
【あにま】「ちゅぱ音とか、ぴちゃ音とか言うんでしょ? これだけなら猫にでも舐めてもらってもいいんじゃない?」
//位置 09(正面・遠・中)
【あにま】「何匹かの猫がマイクを舐めている動画、見たことないかな? そ、あれあれ。可愛いし、音もエッチだし、ありじゃない?」
※あにまちゃんの独断と偏見によるASMRレビュー(一部抜粋)
といった感じです。文字だけで済ませていますね。
ちなみに指定ですが 01(マイクにたいしての立ち位置) 正面(正面を向いた状態)・近(やや顔を近づけて)・中(高中下の意味で、真ん中の高さ)という意味です。
声優さんの手間はあまり変わってはいませんが、ライターの制作的な手間は一気に減りましたね。
いい時代になったものです(※注2)
とはいえ、制作側のこだわりで、クオリティは鰻のぼり、大変なことになっています。
SE(効果音)等もそうです。
実は、HAREが制作に参加させていただいている作品は、まだいくつか未発表のものがあるのですが、そのウチの一つに、舞台が海のものがあります。
これ、よい効果音がないんだよね、と。
バイノーラル録音可能なマイクを手に、明け方の江ノ島に「海の音」を取りに行ったことがあります。
なぜ、明け方かというと人の声が入るのを避けるためですね。
しかし、ここで大失敗をします。
そう、その日はとても晴れていたのですが、前日までは天気が崩れていました。
ちゃぷちゃぷ。みたいな感じだったり、さばーというような、恋人同士がきゃっきゃうふふ(※注3)しているシーンで使えるような波音が欲しかったのですが――。
ごおおおおおおおおおおおおっ(海鳴り+風)
どごおおおおおおおお(低く、重い波の音)
みたいな状態でした。
ええ、まったくもって役に立ちません。仮に音を撮っても、どこで使うの? というような感じでした。
しかたなくその日は諦め、後日、収録し直しにいきました。(※注4)
フリーのBGMや、安く販売されているもの。SEなどもフリーから、販売されているものまで、今はとてもよい時代(※注2 再び)になりましたね。
ということで、あまり……というか、まったく役に立たない、昔語りでしたが、こんなところで。
では、また次の更新で。
※注1
HAREの知っている範囲では、と思ってください。
※注2
年を食った人がよく出す鳴き声です。聞き流してください。
※注3
今はこういう言い回しは使わないですよね。他ではどう表現しているのか気になるところです。
※注4
HAREが家でぬくぬくと惰眠を貪ってる間に、ざくそん氏が一人で行ってくれました。