きょうりゅうらんど 2021/07/27 04:24

なんで「最弱ゆうしゃ」はヌルゲーなのか

こんばんは、きょうりゅうらんどです
早速体験版を遊んでいただいた方ありがとうございました!
少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。

久しぶりにメイキングのお話をさせていただきたいと思います。

※以降、ゲームの内容にちょっとしたネタバレがふくまれますので、未プレイの方は遊んでいただいてからまた読んでいただく方が良いかもしれません。

ヌルゲー

遊んでいただいた方はわかると思うんですけど、このゲームはゲームオーバーがありません。負けてもそのステージの始めから体力満タンで即リスタートし、敵モンスターはダメージをおったままという、こちらが完全有利な再スタートとなります。ボス戦も例外ではありません。またボスのサキュバスやメタルスライムを除けば、敵もそこまで強くありません。
レベル上げも比較的簡単だと思うし、そもそもそんなにレベルをあげる必要がない。魔法とか弓とか使わなくても、剣をブンブン振りまわしてれば正直クリアできます。
遊んでいただいた方の多くが、このゲーム簡単だなと思われたのではないでしょうか。そうです、このゲームはヌルゲーです。
でもヌルゲーになったのは、誰でもテンポ良く遊べるゲームにしたかったからです。ヌルゲーというネガティブともとれる言葉を用いてますが、個人的にはこのゲームバランスを気に入っています。

創作側にまわるとかかる病

実は当初、敵はもっと強かったし硬かったんです。ボスもステージ1から色んな攻撃をガンガン高火力でしてきていました。
大げさな見出しをうっておいて自分だけかもしれませんが、いざ皆さんに楽しんでもらおうとゲーム制作を意気込んでつくればつくるほど、難易度は上がってしまう傾向がある気がしています。
最初はこんなもんか。と思ってた難易度が慣れからか次第に物足りなく感じ、そのうち「もっと骨のある難易度にしなきゃ遊んでもらう人につまんないと思われてしまうのではないか」と不安な気持ちにかられ、しかも一人でつくっているので、その気持ちに歯止めがかからなくなってしまう事がよくありました。気づけば、スライム一匹倒すのに何度もなぐらなくちゃいけない。でも、もらえる経験値は少ない。みたいなユーザーライクとは程遠い、ただ面倒くさいだけのゲームバランスになっていました。

実際に遊ぶゲーム

皆様は積みゲーがあったりしないでしょうか?僕は毎回Steamセールの度に毎度大量に買っては、積みゲーを増やしています。
全部評価の高いゲームで、やれば絶対に面白い神ゲーのはずなんですが、いざはじめようとすると「このゲームをはじめるには今日まとまった時間がとれないな」とか「ボリュームが多そうだから大型連休にやろう」とか理由をつけてはつい遊ぶのを後回しにしてしまう事があります。で、実際遊んでいるゲームは一試合3分とか、難易度がそんなに高くなかったりとか、気づけば時間的にも難易度的にも気軽に始められるものばかりになっていました。
でもこの傾向は自分だけものではないと思っています。

気軽に遊べる・巨乳・おねショタ

この3つは当サークルのテーマであり、コンセプトです。
気軽に遊べる。はゲーム性において当サークルが最も重要視しているものです。
今回の最弱ゆうしゃは「とにかく気軽に遊べるようにしよう、その為にちょっとでも面倒と思えるものをなるべく排除しよう」と考えつくってきました(まだつくってる最中だけど)。
・ただ戦うコマンド連打するのはあきちゃて面倒だな→じゃあアクションゲームにしよう
・イベントをすぐみたい→、どこにいてもメニュー画面から気軽にイベントシーンがみれるようにしよう
・経験値上げとかお金稼ぎめんどくさい→すぐレベルアップするか、そんなにレベル上げが必要ないゲームバランスにしよう、お金は廃止して、必要なものは全てフィールドで拾うか、モンスターからドロップするようにしよう
・気軽に遊びたい→スキマ時間でも遊んでもらえるようなゲームボリュームにしよう
等々、自分でそう思ったり、指摘いただいた箇所はその都度修正し、結果今の状態になりました。これ排除していいのかな?とか悩むものもありましたが、ちょっとでも面倒だな。と思ったものは、ゲームのセオリーを無視して排除しました。今後も改善点があればどんどん変更していく予定です。

難しさの自由選択

最弱ゆうしゃは再復帰し放題のヌルゲーといいましたが、実は一度も倒れることなくゲームをクリアすると得られるちょっとしたおまけを用意する予定です。無限に再スタートできるならヌルゲーですが、一度も死なないようにする。となると、同じゲームでも難易度というか緊張感が変わると思います。ただ、あくまで本当におまけの要素であり、Hイベントが追加される等の重要なおまけはつけない予定です。重要な要素は気軽に遊んでも必ず手に入るようにしたいと考えてます。
なので、普通にプレイしてもいいし、死なないという難易度を勝手に自分で課してもいい。そんな風に自分で難易度を自由に設定してもらえたらなと考えております。
(おまけはPSゲームなどによくある、しばりプレイに贈られるトロフィーのような、言い方はあまりよくないかもしれませんが、自己満レベルの内容のおまけを考えております。)

謎の声

話変わって、先行体験版のサキュバス戦にてメルティ体力がなくなると謎の人物がメルティに話かけてきます。完成版にて(ある条件をみたせば)最後にその声の主の正体がわかるようになっておりますので、完成版が出た際は声の主が誰だったのか、メルティとイルとの関係性等をチェックしていただけると嬉しいです。

完成に向けて頑張ります!

今後も気軽に遊べるゲーム、まずはなにより「最弱ゆうしゃ」の完成にむけて頑張りますので、引き続き応援いただけると嬉しいです!よろしくお願い致します。

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