きょうりゅうらんど 2021/09/10 03:50

メルティができるまで

レースゲームはリッジレーサー派。
こんばんは、きょうりゅうらんどです。

補足(メルティの敵とは)

前回お話させていただきました設定で、言いそびれた設定があるので補足させていただきます。先日メルティの過去話をした際に「メルティは敵国から恐れられていた」と書きましたが、敵国とは主に北国のことを指します。かつて南国は主に北国と戦争をしていました。ただ、南と北だけではなく、四国全てが戦争状態にありました。
各国の戦争が本格化していき、世界が混乱の渦に陥っていく中、これをチャンスとみた各国にいる魔王が一斉に立ち上がり、人間に戦争をしかけてきます。各国はその対応にも追われ、敵国だけではなく、魔物も同時に相手にしなければならなくなりました。そんな大混乱の状況が続いた結果、四国は全て疲弊し、おびただしい数の死者もでたりと、最悪な状況に向かっていきます。そんな状況をふまえ、各国は「一度停戦し、強力して各国の魔王倒そう」と話し合い、一時停戦&魔王討伐協力することになります。こうして人間VS魔物の時代に突入することになりました。
(余談ですが、魔王討伐のため協力するとはいえ、敵国同士が集う魔王討伐軍(各国のエリート兵を寄せ集めた軍隊)は常にピリついた雰囲気だったりします。※でもメルティはその空気を読むことができず、ガンガンみんなに話かけたりして、最終的に敵国の人間達とも仲良くなっています。)

前々回から長々と語ってきた裏設定ですが、一切ゲーム内で触れないので知らなくても全く問題ありません。でも、各キャラクターにちゃんと歴史がある方が面白いと思うし、何よりストーリーやイラストが描きやすくなるんです。みなさんにより物語を楽しんでいただけたらと思うと同時に、自分の制作のために細かい設定を考えているところがあります。
また、次作で魔王討伐のくだりが重要なポイントだったりします。

これからはメイキング

物語の設定についてはこれまでの記事で沢山お話させていただいたので、これからは最弱ゆうしゃの制作自体についてのあれこれを書いていきたいと思います。(過去の記事と内容が重複してたらごめんなさい。)
今回は今作の主人公、メルティについてお話させていただきます。

このすば

いきなりですがメルティにはベースになったキャラクターがいます。アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」のアクアです。


(このシーンのこの表情は、アクアがよくする表情へのオマージュだったりします)

昨年12月末、「来年から同人ゲームつくるけど、どんな感じのゲームをつくろうかな」と考えている時に作業動画として流していたこのすばを観て、「そうだ!こんな雰囲気のゲームがつくりたい!」と着想し、作り始めたのが最弱ゆうしゃです。
気軽に観れて、笑えて、キャラも立っていて、ストーリーをはじめ全部良い。
このすばの雰囲気を自分のゲームに持ってこれたら、いい感じのゲームが作れるんじゃないかなとその時は強く思いました。

失敗

このすばのような作品がつくりたいと意気込んでゲーム制作をはじめますが、
結果を言うと、その計画というか目標は早々に失敗します。
【失敗ポイント①】
このすばを意識しすぎて、主人公(今作でいうイル)の言動がまんまカズマに。
【失敗ポイント②】
カズマ風のショタは、作りたいおねショタのショタイメージに合わなかった。
【失敗ポイント③】
このすばを意識しすぎると、作品に合うエロの種類が限られてしまう(陵○や特殊なプレイ、シリアスなシーンがイメージと合わないため描きづらい)
【失敗ポイント④】
メルティをアクアに寄せすぎると、個人的にエロを感じなくなってしまう(※個人的感想)
等々、自分の力不足もあり、うまくゲームに落とし込むことができませんでした。
(今振り返ると、このすば要素はほぼなくなってしまっていますが、このすばのエッセンスは多少、最弱ゆうしゃに入っていると思います。)

メルティができるまで

メルティの中身はアクアをイメージしてつくりはじめましたが、見た目は完全に個人的な性癖で作っています。ロングよりショートカットが好きなので、髪は短く、金髪や銀髪が好きなので、髪色は銀。巨乳が好きなので、おっぱいは大きく、服はおっぱいが協調されたものに。細身よりもムチムチしている方が好きなので、下半身は太さを強調できるようなデザインに。あとショートカットだと顔パーツの印象が寂しかったので、大きな髪留めに大きなリボンを追加し、メルティのデザインが完成しました。

また、メルティのニート設定は、“最強”とのギャップをつけるためにつけたもので、聖騎士設定は白い服を着せたかったという理由で、それに合いそうな職を考えた結果、聖騎士になりました。(剣を使うことは決まっていたので、白魔導士ではダメだった)

こんな感じでメルティは出来上がっていき、その後、裏設定を考えることにより、メルティというキャラクターは完成しました。

メルティの好きなところ

自分の好きなものを詰め込んだので、メルティというキャラクターが好きなのは当たり前なんですが、そんな好きを色々詰め込んだ中で、特に気に入ってる要素があります。
メルティの強さです。 
その強さとは、戦闘能力の強さではなく、ハートの強さです。
先日メルティの過去をお話させていただきましたが、メルティには辛い過去があります。そんな辛い過去があったとしても決して腐ることなく、他人を思える優しさと言う名の強さがあるところが気にいっています。

天然でポンコツでめんどくさがり屋ですが、頑張るときはちゃんと頑張る。そんなメルティの物語をよければゲームで体験していただけると嬉しいです。

引き続きよろしくお願いします。

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