あねさと / LeBlanc 2023/03/11 08:05

震災の日のこと

毎年、3月になると思い出す−−−−−−祈るような思いで過ごした、あの一日を。

もう12年になるのかと思うと、複雑な心境に襲われますが、12年前の3月11日、まだ私は関東で生活していて、あの日は知人に頼まれた人魚のイラストを(ボランティアで)制作していました。

確か、大方の作画作業は終わっていて、仕上げ作業に入っていたんじゃなかったかな。朝からMacを立ち上げ、Photoshopで何枚も重ねたレイヤーに必死でフィルターかけていたような気がします。

その作業に勤しんでいた14時46分頃、大きな地震が発生。当時私が住んでいた、免震構造だったはずのマンションの15階も大きく揺れたのを覚えています。

その長い揺れに、当時使っていたCRTが机から落ちてしまうんじゃないかと不安になって、筐体を必死に支えていました。

そして揺れが収まったと感じた直後、テレビ−−−−−−−は作業部屋には設置していなかったのですが、FreeBSDをインストールしているサーバーにチューナー付きビデオデッキを接続していて、地上波を視聴できる様になっていたので、すぐにビデオのスイッチを入れ、NHKの放送を確認しました。

ちょうど国会中継をしていたときじゃなかったかな。

数分後にニュース番組に切り替わり、震源地と各地の震度、そして津波警報が伝えられ、ただ事ではないことを悟るのでした。


その後に映し出されたの映像は阿鼻叫喚でした−−−−−−−。


あの日、私は自宅にいたので難を逃れましたが、この日首都圏で出勤していた多くの人達は帰宅難民となっていました。

当時所属していたお絵描きSNSでも安否情報(生存報告)が飛び交ってましたし、帰宅が大変という報告を受け、(たしか雨も降っていた記憶があります)、そのSNSを通じて激励やアドバイスみたいなことを書き込んでいました。


そんな事もあって、真夜中までPCとテレビを祈るような思いで見つめていた−−−−−−−−そんな一日でした。


あの日のこと、そしてその後のこと−−−−−−被害に遭われた方々のことを思うと、今でも胸が痛みます。


あらためて、被災されたすべての方々に深い哀悼とお見舞いを申し上げます。



※拙Blog「帰ってきた、まくらをそうじ」掲載分と同一の内容となります。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索