【キャラクター紹介】フェレスティア・カノン
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キャラクター紹介7回目、今回は根強いファンの多い?玉城 榎音ことフェレスティア・カノンさんの紹介です!
ある日、中の人は考えました。
『アイマスとかに出てくるアイドルってコスチュームかわいいよね。あんな感じのアイドルが触手にやられて大変な事になるの見たいなぁ』と。
しかし彼女たちのようなアイドルは基本的に触手と戦いません。
なんせアイドルですからね、触手と戦う必要性がありませんね。
.....だったら戦う側をアイドルにすればいいのでは!!?
そんな閃きにより爆誕したのが、フェレスティア・カノンさんです。
供給がなければ自分で作ればいい、まさにクリエイターの鏡と言えますね!
カノンさんについて一言で言い表すなら、全てがシコい。
アイドル風のコスチュームは勿論、純白の長手袋やロングブーツなど、それはもう全てが着衣フェチの塊と言えます。
適度な黒のアクセントでコントラストを演出するスパッツもまたエロいんですよコレが.....
いつからだったか、手袋も白と黒の二重になってエロさがパワーアップしました。
でもって、カノンさん自身の雰囲気がこのコスチュームとめちゃくちゃ似合ってて、もうなんというか雰囲気がエロいんですよね本当に.....
この子に散々強がらせたあとにイクイク言わせてる時が、一番テンション上がるなって思います。
あまり優劣は付けるべきではないのですが、正直に言うとカノンさんでシコるのが一番濃いの出ます(汚い)
さてさて、そんなカノンさんの内部的なキャラ設定に触れていきましょう。
所属は人間界、本名は玉城 榎音(たましろ かのん)と読みます。
以前紹介したショコラやハルカと同じく、榎音もまた孤独を背負って生きる少女です。
多くのフェレスティアはなんらかの方法で天使と接触し、そして天使から力を授けられてフェレスティアとして覚醒しますが、榎音さんの場合は母親から力の一部を授かっている先天的なフェレスティアだったりします。
尤も、榎音の母親は天使との接触でフェレスティアの力を得ており、榎音自身も力の覚醒そのものは天使との接触がきっかけでした。
その天使というのが、以前紹介した聖天使エミリアさんです。
榎音の母親はもちろん、姉もフェレスティアであったわけですが、父親もまたフェレスティアの力こそ持たないものの人間界に潜伏する魔族に対抗する存在でした。
榎音の姉を出産した後に母親はフェレスティアの使命から解放される道を選び、更に五年の後に榎音を出産しますが、その間も後輩のフェレスティアたちに水面下での支援活動を継続していました。
彼女はとても優れた力と素質を持っていたフェレスティアであり、引退後の彼女を支援を受けて多くのフェレスティアが才能を開花させていたのです。
当然、魔族はこの存在を重要ターゲットと位置付け、そして榎音がまだ幼い頃に、榎音の両親は魔族の手で暗殺されてしまいます。
その後は一軒家でエミリアの支援を受けながら姉と共に暮らしていましたが、姉が海外に転勤してからはいよいよ一人暮らしになってしまったのです。
更に数年後、エミリアの接触により榎音はフェレスティアとしての力を開花させます。
この接触についてエミリアは相当に悩んだそうですが、結局は榎音をフェレスティアにする選択をしました。
フェレスティアとして覚醒すれば与えられる任務から逃れることはできず、自ら危険に身を投じることになりますが、一方で覚醒させなくても魔族が榎音を狙う危険性があり、そうなった場合に戦いの術を持たなければ一方的に嬲り殺されてしまうわけです。
ですからエミリアは榎音をフェレスティアとして覚醒させ、付かず離れずの距離感でサポートを行っています。
榎音には幸いにも両親の遺産と姉からの仕送り、そして両親が建てた一軒家が与えられていたので、生活に困ることはありませんでした。
しかし一人で住むにはいささか大きな家の中は、榎音の孤独感をより一層強くしてしまう節もありました。
明るくて気さくな性格の榎音は学園でも人気の存在でしたが、一方の榎音は『フェレスティアである』という事実を誰に打ち明けることもできず、言い知れぬ疎外感を感じてしまいます。
尤もこれは、フェレスティアとして覚醒する少女の多くが悩まされる問題です。心の底から理解し合える相手というのが全くと言っていいほどに存在しないのです。
やがて学園の授業でパソコンの使い方を覚えた榎音は、自らパソコンを購入してネット環境を構築します。
元々、スマートフォンで動画サイトを巡回し、賑やかな動画を見ることで孤独や退屈を紛らわしていた榎音は、ネットの向こうの世界にささやかな可能性を見出したようです。
始めは自分の好きな歌を歌った動画を編集し、投稿するところから始まり、そして気付けばフェレスティアの衣装を纏って多くのファンを魅了する、正真正銘のネットアイドルになっていました。
アイドルとして開花した後の榎音は自分の存在意義を確立したようで、周囲の人々が言うに『一気に大人っぽくなった』とのこと。
学園でどのように友達付き合いするかも含めて、自分がどうあるべきかという指標を持てたことで、ただ明るいだけではなく自分に自身を持って周りを接することができるようになったようです。
ネットを介して多くの人と触れ合った結果、榎音の人間性には急激に磨きがかかりました。
例えば、常識を弁えている良心的なファンからの応援に支えられたり、逆に非常識なファンや頻繁に炎上して問題視されるネットアイドルを多く目にしてきたことで、客観的な視点から良し悪しを判断する力が身に付き、やけに大人びた考え方も持つようになったのですね。
気付けはフェレスティアとしてのキャリアも三年を過ぎ、駆逐任務を難なくこなすベテランのフェレスティアとなっていた榎音さん。
そんな榎音さんに新たな転機が訪れます。
ある日、都心に所謂『オタク街』で買い物を終えた榎音は、帰路の駅でひとりの女性と出会います。
それこそが後に同居生活をすることになる、妖狐のキサラギさんでした。
榎音はキサラギが僅かに発する負のオーラを感知し、魔族かあるいはそれに類するものだとすぐに察しました。
しかし暫くキサラギの様子を伺っていて、どうにも思うところがあった榎音は、話しかけるという選択を取ったのです。
「電車に乗りたいの? 良かったら案内するけど」
「……ふむ。電車とは外を走っている箱型のアレか。そうか、アレは電車と言うのだな」
これが榎音とキサラギの初めての会話でした。
ゆっくりと考え事ができるような、落ち着いた場所に行きたい……
そう告げるキサラギを電車に乗せ、榎音は自宅のある町に向かいます。
駅前で食事をご馳走し、一緒にゲームセンターで遊び、すっかりキサラギと打ち解けあった榎音に対し、キサラギは自分が妖狐であると正体を明かし、そして榎音もまたフェレスティアであることを明かしました。
僅かな時間で互いを信頼し、秘密を共有できるほどに相性が良かった榎音とキサラギですが、榎音としてはさすがに魔族をいきなり自宅へ招待することはできません。
エミリアにどう説明すればいいかもまだ考えれていなかった榎音は、ひとまずは自分が戦闘訓練をする時に訪れている町外れの廃墟にキサラギを案内しました。
小高い山中にあるその廃墟は、冷え込むこの時期に人が寄り付くことは皆無であり、雨風を凌ぐには最適な場所でした。
キサラギもまたその場所を気に入って暫くはそこに身を隠すことにしたのですが、山を越えた隣町には最強の天使である熾天使マヤが暮らしており、これが後に波乱を呼ぶ展開となってしまうのです。
この辺の詳細は、後々どこかの作品で取り入れられればなー、と思っています。
さて、ハルカさんの次に実装されて長いこと活躍しているカノンさんですが、その戦いは手にする槍から繰り出す巧みな槍術が主となってます。
加えて、声に魔力を宿し音波や衝撃波で相手を攻撃する術も持つのですが、この攻撃は生命力の強い魔物が相手だと致命打になりにくく、カノン自身あくまでも敵を牽制したり怯ませたりという補助的な役割に位置付けているようです。
魔力の質や保有量こそなかなかに優れていたカノンですが、ハルカさんのように絶大な威力を持つ攻撃魔法は扱えません。
なので敵の息の根を止める手段は槍での近距離攻撃に大きく依存しており、戦いには常に危険が伴うことになります。
それ故にカノンは、ひたすらに槍の扱いに関する訓練を積みました。
天使であるエミリアの手解きをうけて天界の槍術を習得したほか、人類が過去数世紀に渡って戦場で用いてきた槍術までもを研究し、それを独自に融合させて磨きをかけていったのです。
キサラギの件で熾天使であるマヤとも僅かながら刃を交えたカノンですが、マヤは後にその独特な槍術を非常に高く評価し、参考にしたいからと模擬戦を申し込んだ程でした。
一方で、声に魔力を宿す力も決定打にこそなりにくいものの、カノンは臨機応変にそれを駆使します。
隠れた敵を衝撃波で炙り出したり、槍術の隙を上手く補ったり、そして時には切り札として温存し、敵が隙を見せたときに衝撃波を叩き込むことで大きな隙を作り出すような使い方もするようです。
そして『マジカル・オーダー』というかなり特殊な魔法も扱います。
これは声を通じて敵の精神を魔力でジャミングし、命令に従うことを強要させるという能力です。
この力を用いれば倍近い体格のあるオークすら行動を掌握することが可能ですが、相手に命令を認識させないといけない都合上、触手生物のような相手には殆ど効果がなく、人間界でフェレスティアが対峙する相手は大抵がダークマターと呼ばれる触手生物ですから、活躍の機会はそう多くないと言えるでしょう。
気さくで、明るくて、常識を弁えていて.....それでいて戦いになればちょっと小生意気なところも見せてくれるカノンさん。
次回の新作やゲーム化の話では出番がないものの、それ以外の細かい場面では今後も頻繁に出てきて活躍(意味深)を見せてくれますので、どうか応援してあげてください!