魔転狼 2020/11/30 23:42

近況報告 2020年11月

今年も残すところ1か月余りとなりました。
皆様の体調のほうはいかがでしょうか。

今回は近況のご報告をしたいと思います。

体調不良について

皆様には大変ご心配をおかけしました。
僕が罹患した病、それは『睡眠時無呼吸症候群』です。

…なんだ、大したことないじゃないか、と思うかもしれませんが、
僕の場合は非常に深刻な状況であるとお医者様から言われております。

呼吸の停止回数が、1時間に45回以上。
一晩で300~400回停止しており、睡眠によって意識を失っている間、
常に息を止めている状態が一晩中続いている…ということになります。

お医者様から、大きい病院を紹介するから今すぐ行きなさいと言われ
隣県の大きな病院へ入院することになりました。

これが7月下旬の出来事となります。

睡眠時無呼吸症候群について

この病気は誤解されがちですが、
太っている人や不摂生な人がかかる病気ではありません。

この病気の正体は『舌が気道に落ち込むことによっておこる睡眠障害』で、
肥満と必ず因果関係があるとは限りません。

確かに太っている人もなりやすいことは間違いないのですが、
やせ型や中肉中背の人にも多く見られます。

(事実、僕が通っている病院で他の患者さんを見ると、
 太っている人のほうが少なく、細身の人が多いです)

僕も自分で言うのも何ですが、肥満体系ではないので
まさか自分が…と思ったのが正直なところです。

症状は睡眠障害、それに伴う昼生活の質の低下。
そして、高血圧、糖尿病、ガン、心臓発作、脳卒中、くも膜下出血等…
万病の誘発です。

シーパップは辛い

現在、僕はシーパップという機械を付けて寝ないといけない、
ということになっています。

これは呼吸をアシストする機械ではなく、空気を無理やり送り込んで
気道を風船のように膨らませ、呼吸の通り道を確保する…というものです。

…上記の文章で、大体どういうものか… お分かりかと思います。
そうです、これで寝れる訳がないのです。

呼吸をアシストして、楽に眠れるようにする機械ではなく、
口を閉じないと寝れないようにする機械です。
(口が開くと、空気がボハァァッ!とあふれ、寝るどころではない)

レンタル料は月5000円(保険適用)
そして、1か月に1回何百キロも離れた隣県の病院に通わなければならない。

おまけに使用した時間がメモリーカードに記録されるので、
使えていないとお医者様に説明を求められたりします。

治療後数年で半数以上の人が治療をやめてしまうという
データもあるようです。

この無呼吸症候群を研究する学会では、シーパップで万事解決と
考えられているようですが、どうかこれ以外での治療方法を
模索してほしいと願ってやみません。

復帰に向けて

シーパップを使いこなせず数時間でギブアップ。
睡眠時間がずれて生活のリズムが滅茶苦茶に。

おまけに睡眠障害と自覚してしまったせいで、
年相応の体調不良だと思っていたものが病気のせいだと気づき
余計に鬱が入って、何も手がつくなくなる…
9月以降はそんな感じで、日々だけが過ぎ… 現在に至ります。

こんな状況にも関わらず、休止している間にも応援してくださる
皆様からは大変勇気づけられました。
本当にありがとうございます。もう、感謝をしつくしても
まだ足りないくらい嬉しく思っています。

まだしばらくは時間がかかるかと思いますが、
皆様に楽しんでいただける様に少しずつ復帰していきたいと考えています。

申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願いいたします。
 

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