百億いばら 2021/07/08 20:33

【新作】赤ちゃんプレイBL小説

いつも応援いただきありがとうございます!
おかげさまで8作目です( ;∀;)!!


会社ではクールな先輩が、二人きりのときは…♡

主な内容
ローター責め 羞恥プレイ ハート喘ぎ 喘ぎ多め 汚喘ぎ 隠語 焦らし 中イキ 中出し 快楽堕ち 口淫 乳首責め

今回もエロ濃いめでお送りしてますが、よりストーリーも重視した内容となっております(∩´∀`)∩
後輩×先輩モノです(´ω`)

販売サイトにも載せてますが、冒頭10ページを下にサンプルとして載せます('ω')ノ
↓↓よろしければどうぞ↓↓




「何ですかこの資料は」

三滝(みたき)は冷ややかな声で今しがた受け取った用紙を突き返した。
眉間に皺を寄せた不機嫌そうな目が、きらりと光る眼鏡の奥ですがめられる―。

「なにって、明日の会議の資料ですよぉ~。センパイ、なぁに、怒ってんすか?」

デスクに座したまま、陽気な態度で返す豊(ゆたか)。

「ここのタイトル箇所のフォントの大きさ、前回と全く違うじゃないですか。早急に直してください」

豊ののんびりした態度とは反対に、三滝の纏(まと)う雰囲気はどんどん冷えていく。三滝は苛立った心を落ち着かせるように、眼鏡の中心を中指でくいっと引き上げる。

「え~っ、いいじゃないっすかそんくらい。大事なのは内容じゃないですか~」

「その肝心の内容に関しても、五ヵ所申し上げたいところがあります。まず3ページ目のここですが……、」

「うわ、また始まったよあの二人」

オフィスの隅にいた女子社員たちが、デスクの島の中央を見やる。

「三滝先輩って、仕事デキルんだけどちょっと細かすぎるとこあるよね」

「たしかに。豊先輩は逆に砕けすぎっていうか……。でもあの三滝先輩に対しても堂々としてるよね」

「あの二人一緒に仕事させちゃダメでしょ。誰よ、組ませたの」

「そんなことより、豊先輩今日もかっこい~っ」

ひそひそと取り交わされる噂話―。

「わかりましたか?では今日中に作成し直して、私に提出してください」

「は~いはいっと」

しぶしぶ返事をする豊に、きっとですよ、と三滝は念を押した。
―…社内の午後は瞬く間に過ぎ行く。
その夜。

「ぁ……っ、ちょ、やめなさい……、ここ玄関ですよ……、」

三滝は家に帰り着くなり抱き着いてきた豊を押し退(の)けようと身をよじる。

「いいじゃないっすか、ご褒美くださいよ……。昼間の資料、再提出分はよくできてたでしょ……、」

玄関で縺れるように絡みついてくる豊に首筋を吸われ、ぞくりとした感覚が躰の芯を走る。靴を脱ぎかけた足から力が抜け、思わずその場に頽(くずお)れそうになる―。生活感の無い高級マンションの玄関に、スーツ同士の衣擦れの音だけがせわしなく響く。

「……っん…、ぅ…………、」

食(は)むような口づけを受け、喉の奥から声が漏れ出す。
まだ駄目だと思えば思うほど、躰の奥に生じた熱ががじりじりと温度をあげていく。

まさか自分と豊がこんな秘め事を共有しているなど、一体誰が想像するだろうか。社内では仲が悪いとまで噂されているのに、実際にはもう半年以上も恋人同士なのだ。
こうやって仕事帰りに豊を家にあげることも多い。

顎を掴まれ、歯列をわって熱い舌を入れられる。
こんな場所で、強引とさえ思える所作で求められても嫌だと思えない自分が悔しい。

「ちょっと……、いい加減にしてください、こんなとこで。まずシャワーでしょう」

三滝は心の内を悟られぬよう、あくまで毅然とした態度のつもりで後輩の胸を押し返した。―しかし、その目は今しがた呼び覚まされた熱に潤みきっている。

「ん。それもそうか。じゃ、センパイお先にどうぞ」

「……?」

今日はやけにもの分かりがいいなと三滝は疑問に思う。
いつもならもう少ししつこくしてくるのに―。

後になってみて気づいたのだが、やはりこの時点でだいぶ豊の様子はおかしかった。
「今、なんて?赤ちゃん……、ぷれい……?」

お互い風呂も入り終わり、バスローブ姿のままベッドの上で寛ぐともいちゃつくともつかないような戯れをしていたとき、不意に豊が変なことを言い出した。

「そ。俺、ど~してもセンパイとやりたいんだよねっ」

「……それは、よくわからないのですが…、要は私に赤ちゃんになれと?」

「あっはは!わかってんじゃん」

豊はおもむろに鞄の中から何かを取り出す。

「センパイ、こーいうの絶対似合うって!」

フリルに縁取られたタオル地の布にパステルピンクのかけ紐のついたそれは、紛れもなく乳児用のよだれかけだった。布部分には可愛らしい猫のキャラクターイラストまである。

「な……っ!あなた、通勤鞄に何てもの入れてるんですか……っ、」

「あはははっ、ツッこむとこそこ?!センパイやっぱ面白いね」

そう言いつつ豊は三滝の肩を押し倒す。ふんわりとしたベッドに仰向けになると、豊が上から抱きついてくる。自分と同じ石鹸とシャンプーを使っているはずなのに、豊の匂いはいつも甘くて心地よい。

「ねぇ?いいでしょう?昼間のご褒美、」

ちょうだい、と耳元で低く囁かれればまた躰の奥の火がくすぶりはじめる。

「……っ、」

豊の甘えるような低い声は、毎度どうしようもなく三滝の心を乱す。

「す…、少しだけですからね……、」

しぶしぶそう答えると、愛しい後輩はにっこりと満面の笑みを浮かべた。
その顔を見て(あ、やっぱりやめておけばよかった)などと思ってももう遅い。

豊のこれは、完全に悪いことをするときの表情(かお)だ―…。

「全部俺に任せてくれればいいですから」

数度唇にキスを落とされ、深く口づけられる。
豊の熱い舌で弱い上顎をぞろりと舐めあげられ、びくりと腰が浮く―…。


数分後。

「ゆ…、豊……、なんですかこの恥ずかしい格好は……」

そこには全裸によだれかけとオムツを着用した三滝の姿があった。

「こらっ、センパイ赤ちゃんなんだから喋らないのっ!はいコレもつけて」

そう言って豊は三滝の口におしゃぶりを入れてくる。

「ん……っ、」

やっぱりさすがに今からでもやめてと言おうか……。
しかし豊の形の良い目がイキイキと輝いているのをみると、なんとなくこの輝きを今失わせたくはないような心持ちにもなってくる。
まあいいか……。今日だけ。昼間の資料の件では少しきつく言い過ぎたかもしれないし……。たまには豊の言いなりになるという形で褒美をあげてもいいかもしれない。本当に嫌になったらやめてと言えばいいだけだ。

「センパイは今からバブちゃん、俺はママでしゅよ~」

優しい声色で話しかけてきながら、豊は本物の赤子にするように三滝の頭をよしよしと撫でてくる。
後輩に頭を撫でられるなんて、妙な気分だ。しかし、意外にも嫌な感じはしない。
人に頭を撫でてもらうのなんて、いつぶりだろうか―?
高校生?中学生…?それとも、もっと前―…?

「今から豊ママが、い~っぱい、お世話してあげまちゅからねぇ~」

三滝の思考は首筋に落とされたキスによって中断される。
仰向けに寝ている三滝に抱きつくように豊が覆い被さり、躰を密着させたままれろ、とうなじを舐められる。

「……っ、」

喉の奥で声が漏れそうになり、あやうくおしゃぶりを落としかける。
「あ、赤ちゃんなんだからちゃんとおしゃぶり咥えてないとダメでしゅよ」

見透かされたように言われ、かあっと顔に熱がのぼる。

先程から豊は『ママ』になりきっておかしな言葉遣いをしてくるが、不思議とそれが彼に不似合いではないことに三滝は気づく。なんとなく、豊は子どもの面倒見るの得意そうだな、などと三滝は思う。―…まあ、私は子どもではないが。

「じゃ、ママがバブちゃんの躰キレイキレイしてあげまちゅねぇ~」

細いながらも程よく筋肉のついた三滝の躰を豊の濡れた舌が這い落ちていく。
首筋の次は鎖骨、鎖骨の次は脇腹―…。

「……っっ、」

脇腹は弱くて、触れられるといつもびくりと躰が跳ねてしまう。くすぐったさが引き波のように去っていっても、躰の芯にはいかがわしい疼きが残留する。

「ここも舐めてあげまちゅね」

「……ッッ!」

片胸の頂きをべろりと舐められ、あきらかな快感が臓腑を駆ける。

「お、偉いでちゅねぇ。おしゃぶり落とさなかったでちゅね~~」

豊はよしよしとまた三滝の頭を撫でてくる。頭を撫でられるたび、撫でられた箇所と胸の奥からなにか暖かくてやわらかい感情が込み上げてくる。

なんだ……?なんだこれは…………??

「じゃ、もっともっとママがお世話してあげまちゅからね~」

先程舐められた胸の頂きを食まれ、熱い口のなかでれろれろと何度も嬲られる。

「ん……ッ、んん…………ッッ、」

漏れ出る喘ぎにおしゃぶりが落ちそうになるのを必死でこらえる。

「ん~?どうしたのかなぁ?ぐずっちゃって……。ミルクかな?それとも……、こっちかなぁ?」

こっち、と言いつつ豊はオムツ越しに三滝の股間へと手を触れた―。

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