ありがた〜い謎解き日記_タンブルウィード関連

※順番は遊んだ順で、下に行くほど古いです。


タンブルウィード オールスタープロジェクト2022

7名のクリエイター様が手がけた謎7種類が同梱された、贅沢なキット。
ゆえにお値段は高めではあるのですが、ひとつひとつの遊べる時間が長めなので、一気買いしているというだけでコスパは悪くないと思います。
なるだけ短期間に集中してやりたかったので、年末年始に連日旦那さんと一緒に取り組んだのですが、圧巻ボリュームでした…!


◾️Satellites
土星の謎。難易度は星10中星9ということで、本作では最高難易度となります。
星10を実装してこないあたりは、今後にシリーズに期待と言った感じですかね。
多忙続きで前回プレイした同シリーズから2ヶ月ほど空いてしまいましたが、リハビリもせずにやるにはあまりにも鬼畜難易度でした…!
終盤のギミックがゲロヤバすぎて、どんな生活をしていたらこんな謎作れるんですかね…(褒めてます)
序盤から中盤くらいまではヒントにも頼らず「まあこんなもんか」という感じで進めたのですが、後半で本性発揮といいますか、手に負えないレベルまで難易度が跳ね上がりヒント見まくりました。
日を跨いで2日で片付けたのですが、3時間近くかかったかも…。しかも結局ヒント頼りで自力ではないという。
5人くらいで5時間くらいかかったという声も見かけたのですが、それくらいのボリュームがありました。
キットは簡素な作りなのに、解き直しとか推理とかエグすぎますよ〜。
消しゴムかけまくったお陰でキットこったこたになりました(笑)
ある程度考えてもダメならヒント見ちゃう人間なのでこれくらいで済みましたが、例えば自力で解かなきゃ出れない部屋なんかに閉じ込められたら、一体どれだけの時間がかかることやら…って感じです。これ自力でいけた人凄いなぁ。
これでタンブルウィード オールスタープロジェクト2022全部遊んだわけですが、ハイクオリティな謎のオンパレードだったので、是非他の年のも購入を検討したいなと思いました。
お値段お高めではあるのですが、ボリュームを考えれば全然アリなので!
とりあえず直近なら2023年の物をを何かの機会に遊べたらいいなぁ。
遊んだ日:2024.03頃


◾️CHECK MATE WARS
火星の謎。難易度は星10中星8となっております。
正直なところ、自分には合いませんでした。
まず個人的な理由になるんですが、回答が英単語のオンパレードすぎて…。
簡単な英単語ばかりではあるんですが、私が英語苦手なので「あれスペルなんだっけ…?」となって調べる手間がいちいち億劫になったのが理由として大きいです。
英語の勉強したくて謎解きしてるわけじゃないのになぁ…と。
なのでまず前提として英語苦手な方は心から楽しめないと思います。
小謎の難易度自体はそこまで難しくないんですが、英語にすることで少し難しく感じるみたいなマジックをされている気分でしたね(笑)
そしてタイトルの通りチェスが題材なので、実際のチェス要素が強いです。
私はチェスは適当に遊べるくらいの知識はあるのですが、このチェス要素も謎解きをするうえでは別にいらないかなぁと感じてしまいました。
もちろん、今回の謎はそのチェスを題材にしているのが売りなので、コンセプトを元に制作した謎としては、よく実装できたなぁと感心するくらいには素晴らしかったのですが、私個人としてチェス要素は最早謎解きじゃない感が強くてあまり好ましくなかったというだけです。
フェーズ1を終え「あ、これ絶対苦手なやつだ」と確信し、そこから二週間も放置してしまいました。
それくらいモチベの維持ができなくて、これはこういうの得意な旦那さん案件だなと思い、フェーズ2から旦那を召喚しました(笑)
その甲斐あって途中ヒントも使いつつクリアはできたのですが、所々ちょっとフラグが弱いというか、気付きにくい要素から更にこちらに解釈を任せてくるってくらい導線貧弱すぎたので、なんだかモヤモヤ…。
小謎は大半がノーヒントで解けたのですが、ちょこっと解けなかったものはいざヒントや答えを見ても、なるほどそういうことか!とはならず…物によっては意味がわからず終わったものも。
挙句ラストがあっさりだったので、難易度は英語のせい+貧弱導線ゆえのかなりの観察力が必要という意味で。
所要時間が長いのは、問題数が多くボードゲームをするうえで謎解きというより情報整理時間が長いだけ、みたいな印象で終わりました。
というわけで、コンセプトは面白いけど、自分はあまり…という作品のひとつになりました。
遊んだ日:2023.01頃


◾️天気の王が照らすセカイで
天王星の謎。難易度は星10中星7だったのですが、個人的に得意分野だったのか、これまで遊んだタンブルウィード オールスタープロジェクト2022の中では一番簡単で、ノーヒントクリアできました。
ただめちゃくちゃボリュームがあったので、公式が提示している所要時間120分〜240分は伊達じゃないな、と!
多分3時間は遊べていたので今のところコスパ最強です!難しいというよりはボリュームで畳み掛けてくる感じですかね。
ギミックは正直難易度低めの物が多かったのと、部分的には流用なのですが、とにかく問題数が多いので、中級者くらいの方が集まってみんなで分担してやるくらいが盛り上がって良さげかも。
こういうの謎解き好きな人で集まって消化したい〜!と思わせられる傑作でした。
ストーリーもオープンワールドで冒険している感があって楽しかったです。
上記の通り難易度はあまり高く感じなかったため、飛び抜けてすげえ!となる謎ギミックはないんですけど、全体で見ると実総力すごいと言いますか、作った方相当時間かけて作られたんじゃないかなと思うくらい凝ってました。
遊んだ日:2023.01頃


◾️課金制
金星の謎。難易度は星10中星7だったのですが、ギミックが過去に別作品で触れているタイプのものだったというのもあり、前回の油と水よりは簡単に感じました。
途中頭がこんがらがりそうになりながらも最終問題まで自力で進んだのですが、そこで先入観をどうしても拭えず詰まってしまい…。
ヒントを見て、このレベルなら自力でいけた可能性高いなぁ、と悔しい思いをしました。
全体的な構成や謎の質としてはめちゃくちゃ楽しかったです!
遊んだ日:2023.01頃


◾️油と水
水星の謎。難易度は星10中星6です。
前回の「静かなる海底探険」と難易度は同じはずなんですけど、一気に難しくなった感がありました。
パズル要素増えたせいかなと思ったんですけど、それを抜いても自分の苦手が多かったのか、ヒントに頼る場面が多発してしまい、ベストなプレイにはならなかったです。
全体的に導線が緩いのですが、進めていくとその理由もわかります。
ただ、ここはもう少し丁寧に言語での指示がほしかったなぁという箇所もありました。
ちなみメッセージ性が強い作品なので、そういうの好きな方はエンディングを気に入られるんじゃないかな、と。
ギミックは初めて見るものがあり、実装力に震えました…!
これヒント無しでやった人、脳汁出たんじゃないでしょうか(笑)
2024年一発目の謎としては申し分ないくらいのクオリティでした。
遊んだ日:2023.01頃


◾️静かなる海底探険
海王星の謎。こちらは難易度が星10中星6でした。
同じ工程を繰り返す場面があるものの、ギミック自体は豊富でとても良かったです!
中盤までトントンを進んだので、難易度のわりに簡単すぎるし、一筋縄ではいかないんだろうなぁ、と思っていたら本当に「あー、その伏線ここで回収かぁ」みたいな気付くと胸熱な展開もあり、長く遊ぶことができました。
テーマも一貫していて、とってもワクワクさせられるオススメの作品です。
遊んだ日:2023.12頃


◾️ヒラメキナゾトキトラノマキ
プレイ時間が短めで、かつ難易度の低いものから手を付けようということになり、まずは木星の謎であるこちらをチョイス。
序盤の小謎ラッシュがすっごく面白かったです!(ひとつだけ、ちょっと導線甘いようには感じましたが…)
ただ、難易度が星10中星5だったので、流石にヒント無しでいきたいと粘った結果、90分くらいはかかっちゃったんじゃないでしょうか。
公式が記載している推定所要時間が45分〜90分なので、一応まあまあの戦績になったのではないかと。
なんにせよ小謎が全て自力でいけてめちゃくちゃテンション上がりました(笑)
最後の工作はちょっと苦手だったのですがなんとか進めることができ…。
しかし最後の最後の問題のみ、視野の甘さが災いし、いまいちパッとしない結果に。
それでも小謎が面白かったので、個人的には満足のキットでした。
遊んだ日:2023.12頃


mistake

とにかくギミックが面白かったです。デバックは大事(笑)
過去に似たような系統をやったことがあるんですけど、こういうギミックほんと好きなので、もっとプレイしたいなぁ。
行ったり来たりで頭こんがらがるのも含めて楽しかったです。
ただ、ヒントに頼らないと自信ない場面多すぎて、確認がてら結構ヒント見ちゃいました…。
とある問題が今まで全く見たことない形式だったので、次に似たようなのがあればヒント無しで倒せるよう頑張ります!
遊んだ日:2023.10頃


マスカレード

私の苦手分野である英語まみれだったのですが、英語つよつよな旦那さんと一緒にやったお陰で、終盤まではかなりトントン拍子でした。
終盤のみちょっと躓いたのですが、こちらの力量不足も相俟ってやや導線が弱めにも思えました。
でも他にやることないならそうしていくしかないというのも、謎解きの醍醐味ではあるかもです。
そうじゃないと手応えなくなりますもんね。
ラストの問題は、どうしてそこ成立してんの!?っていうくらい良くできてました。
こういうの見る度、作り手様の頭どうなってんだ…と身震いします。
ちょうど睡魔がきていて、だけどその日中に解きたいという気持ちが強く、結局粘らずにヒントに頼って問いたのですが、プレイ時間が60~180分となっている理由がよくわかりました。
序盤の勢いだけだと60分もかからず終わりそうだったのですが、ラストは確かに時間かかりそうです。
一応ストーリー物だったのですが、タイトルの通り予想しやすい王道ネタです(笑)
遊んだ日:2023.09頃


ECO

公式自らかなり推している、タンブルウィードの代表作とのことです。
小さな紙箱に入っていたので、何か特殊な形のキットでもあるのかと思いましたが普通に紙ばかりでした(笑)
難易度的には普通くらいでしょうか。
ジャンル的にはヒラメキに分類されると思うのですが、1度法則を掴んでしまえば割とトントンなイメージなので、そこまで難しくはなかったです。
よくできてるなぁとは思いましたが、同じギミックを何度も擦ってくるので、ちょっと推測しやすかったかな?
ですが一部行き詰まってしまった時は、意味のない言葉の羅列に対して深く考えずに、とにかく試す事の大事さを痛感させられましたね。
バーコードリーダーを読み取り、スマホの特設ページに回答を入力していくのですが、そのページが演出含めなかなか凝られていました。
ただ、不満があるとしたら、システム上もしくはセキュリティ上(?)仕方ないのかもしれませんが、そのオンラインページ、もっと言えばエクストラステージのページが、スマホをスクロールしすぎて再読み込みするとエラーが出てしまい、そのページに戻るためにまた1から回答を入力していかなきゃいけなかったことがちょっと面倒でした。
あとエクストラ2の方、回答フォームの上にいかにも画像があるみたいな空間があるものの、肝心の画像が表示されず…。
あれが意図的なのか、はたまた不具合なのか未だわかりません。
材料は揃っていたので、一応問題自体は解くことはできたのですが、あの空間はなんだったんだろう。
遊んだ日:2023.09頃


4×4(よんかけるよん)

1時間くらいでクリアしました。
キットがシンプルなものの、常にオンラインページと並行して行うというのもあり、キット以上のボリュームがありました。
ひらめき系が多く、個人的には好みです。英語の問題のみちょっと苦戦しましたが…。
最後の落とし方とか、すっごくタンブルさんぽくて良かったなぁ。
同じ紙に対して消しゴムをかける場面が多いのですが、紙質がしっかりしているのですごく取り掛かりやすかったです。
初心者にも熟練者にもお勧めできる、綺麗な一品でした。
遊んだ日:2023.09頃

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