擬人化競走馬の紹介その8「リミットレスアナト」
キャラクターデータ
名前:リミットレスアナト
由来:【限界突破の女神】
身長:154cm
体重:42.6kg
B:79(B) W:56 H:81
父:フレッシュボイス
母:リターンアナト
母の父:テスコボーイ
誕生年:1991年 引退:1996年
成績:22戦12勝 GⅠ:8勝
【キャラの特徴】
・臆病で寂しがり屋。未だに母親離れできていない
・自分では何も決められず誰かの言うとおりにするのを好む
代わりに本当に自分で決めた事は決して譲らない
・応援してくれるファンと、「母を超える」という目標の為に
頑張っている
・ナシダーを慕っていてトレーニング等は常に一緒
【競走馬データ】
リターンアナトの初年度産駒。
幼少期から高い期待を受けて育ったリミットレスアナト。
デビュー戦は楽勝。次走も2着につけて阪神JFへ。
しかし4着と敗北。同時にリミットレスアナトの弱点、
臆病すぎて隣に馬がいると本気で走れないというのが見つかった。
あまりに致命的な弱点だが、調教師は克服する為に
同厩舎所属のナシダーを調教パートナーに選んだ。
ナシダー側もこの頃はGⅠを勝てずに低迷中であり、
一緒に行動する事で変化するのでは?と目論んでの事だった。
1994年。3歳になってから3連勝し、桜花賞も勝利。
母仔牝馬三冠確実か…と思われたオークスは2着。
遠征疲れによるものか、東京競馬場でのGⅠという事で集まった
観客を怖がったか…真相は不明。
秋は全休して秋華賞に直行。ここは問題ないと思われたが2着。
次走のマイルCSは勝利。
1995年。始動戦の大阪杯は勝利。
安田記念はアマルガムウェーブの2着に敗北。
しかし宝塚記念でリベンジに成功し1着に。
好調のリミットレスアナトに、アメリカ遠征の話が来る。
BCマイルへの出走が決まったが、問題が発生。
「臆病すぎて単独で遠征なんて絶対に無理」
「向こうで変な男に連れ去られる確率150%」
「で、帯同馬誰にする?」
というわけで、凱旋門賞に出走していたアマルガムウェーブを
アメリカに呼び寄せて帯同してもらう事に。
…ひょっとして後のアレはこれが影響したのかもしれない。なお7着。
帰国した陣営は次走のローテーションを発表。報道陣を驚愕させる。
エリザベス女王杯からマイルCSへの連闘である。
このリミットレスアナトの連闘は、母リターンアナトが4歳で敗北した
ローテーションであり、母を超える為のものであった。
1戦目のエリザベス女王杯は同牧場所属のブラウンカンと猛追する
ヒシアマゾンを突き放して勝利。まずはひとつ。
2戦目のマイルCSはナシダーも出走。
ナシダーが1番人気、2番人気となったリミットレスアナト。
完全に2頭の対決に。
レースは絶好調に逃げるナシダーを他の馬が追う展開。
リミットレスは馬群に囲まれ、無理かと諦めた瞬間―
リミットレスの眼にはナシダーしか映っていなかった。
馬群を掻き分けて真っ先にナシダーの横につけると並ぶ間も無く
かわして1着に。
なおこれ以前からナシダーと一緒にトレーニングしているシーンや
隣同士の馬房でナシダーに甘えてるリミットレスの姿が目撃されており、
百合なのでは?なんて揶揄されるようになるのであった。
さすがにダメージが大きいので長期休暇に入り、復帰は5歳の大阪杯から。
連覇を狙ったが仕掛けが遅れた影響もありサクラローレルの2着に。
ヴィクトリアマイルと宝塚記念は勝利。宝塚記念は連覇となった。
けどここで全盛期が終了。
エリザベス女王杯・マイルCS・有馬記念は敗北し引退となった。
【産駒(擬人化)】
ローレルサウンド
といった感じで今回の紹介は以上になります。
次回をお楽しみに!