TS俺が女の子のレッスン!?30
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週も月曜日がやってきました。
ここのところ寒暖差がジェットコースターですよね。
疲労感が抜けずに夕方までぐったりしていました。
さて、今日も元気に小説を更新です。
楽しんでもらえたら嬉しいです!
「つ、司が嫌じゃなかったら止めはしないけど。でも、汚いからやめておいたほうがいい」
「お、俺はっ! 俺は全然汚いだなんて思ってないぞっ」
晶はなんの躊躇いもなくおねしょぱんつを穿いてくれたのだ。
ここは(自称)男である司が躊躇っている場合ではなかった。
床に潰れている、おしっこに濡れそぼっている晶のショーツを拾い上げると、震える手で広げてみる。
もわわぁ……。
ショーツから立ち昇ってきたのは、ツンとしたアンモニア臭。
それに生臭くも甘酸っぱいこの匂いは……?
不思議に思って、広げたショーツのなかを覗き込んでみる。
すると――、
ねとぉ……。
クロッチの裏側は、愛液でぬるぬるに濡れそぼっていた。
分泌されて時間が経った愛液は、茶色く変色して発酵している。
……なんで、こんなことに?
首をかしげていると、晶は小さく呟くのだった。
「それは……、司、あなたと一緒に寝たから」
「そ、そうか」
晶の脱ぎたてショーツを広げていると、ネットリとした甘酸っぱい湯気が立ち昇ってきているようだった。
くらくらと目眩を感じてきてしまう。
(ほ、本当に……穿いてもいいの、か……? 晶の脱ぎたてのショーツを穿いたら、俺はどうなってしまうんだろうか? 絶対におかしくなってしまう。元に戻れなくなってしまうかもしれない)
そんなことを考えながら、愛液とおしっこに濡れそぼっているショーツを見つめている。
だけど、あまりにもフリーズしている時間が長すぎただろうか?
「司。嫌なら無理しなくてもいい。私のぱんつは汚いし」
「汚いだなんて全然思ってないぞっ」
それは本心からの言葉だった。
ただ、晶のぱんつを穿いたら、もう元に戻れなくなってしまうのでは……と、思って迷っていただけで。
だから司は気合とともに、
「んんっ!」
晶の脱ぎたてのおもらしショーツへと脚を通していく。
右脚、左脚を通して、勢いよくショーツを上げていくと、
キュンッ!
ついさっきまで晶の大切なところに食い込んでいたクロッチが、おまたに食い込んでくる。
それはおまたの間接キス。
ねっとりとした晶の愛液が、おまたに染みこんでくる。
すぐにクレヴァスが熱く疼いてくると、
じゅわわぁ……。
おまたから熱い蜜が溢れ出してきて、クロッチに染みこんでいった。
晶と司の愛液が、ショーツのなかで混じり合っている。
「うっ、うぉぉっ。腰が、抜けそう……っ」
「司、無理しないほうがいい」
「無理なんて……してないぞっ」
気合とともに制服へと着替えていく。
スカートを穿けば、晶のおもらしショーツもすっかり隠れてくれる。
これで司が平然としていれば、晶のおもらしショーツを穿いていることはバレない……はずだ。
「これで今日はずっと司と一緒。なんだかイケナイ秘密を共有してるみたいで嬉しく思う。ほら、私の身体、こんなに熱くなってる」
トクンッ、トクンッ。
晶に手を取られ、胸に導かれると、かすかに感じられるのは早鐘のように脈打つ鼓動。
それにブラウス越しでも、身体が溶けそうなくらいに熱くなっている。
と、言うことは晶のぱんつのなかはもっと熱くなっているということだ。
「晶の鼓動、凄く早くなってる……?」
「うん。司のぱんつを穿いているから。さ、制服に着替えたら、なんだかお腹減ってきちゃった。朝ご飯にしましょう」
「あ、ああ……そう言われてみれば、無性に腹が減ってきた」
きのうは学校から帰ってきて、晶のオナニーを見せてもらってそのまま寝てしまった。
だから夕飯を抜いて爆睡していたことになる。
「朝ご飯作っておくから。司は今日の授業の準備をしておいて。六時限目にプールだから、スクール水着を忘れないこと。いい?」
「……ち。忘れようと思っていたのに」
「司の考えていることなんてお見通しなんだから」
言い残すと、晶は部屋から出て階下のキッチンへと降りていく。
勝手知ったる他人の家とは正にこのこと。
司が小さいころから両親が家を空けがちだったので、昔から晶はよくご飯を作りに来てくれていた。
「はい、簡単なものだけど」
「悪いな、いつも」
今日の授業の準備を整えて、階下のキッチンに行くと、もうすでに朝食ができあがりつつあった。
こんがりと焼けたトースト、それにハムエッグに千切りレタスのサラダ。
さすが晶。手際がいい。
二人して向き合って、同じ食卓について、
「いただきます」
「いただきます」
こうして食卓を晶と囲むのは、両親よりも多い。
いつものようにテレビで流されている天気予報を見ながら、黙々と朝食を食べていく。
もしかしたら雨が降ってくれるかもしれないと思っていたけど、今日も晴れて暑くなる予報だった。
雨が降ればプールの授業が中止になってくれたかもしれないというのに。
(スク水、着たくねぇ……)
そんなことを考えながら、司はトーストにハムエッグを乗せてかぶりつくのだった。
ハムエッグは半熟で、司の好みの火加減に焼かれていた。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえている人がいたら嬉しいです。
この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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