レモネードオアシス 2021/01/15 20:55

集団食中毒!9~寝てるのに~

いつもご支援ありがとうございます!

今日は金曜日ですので、小説を更新したいと思います!

※この小説は順調にいけば今年の3月の頭に発表する予定の小説です。

また、今年の温かくなってきたころか、暑くなってきたころ、僕が面倒臭く感じないときにブログのほうで無料公開していく予定ですので、バックナンバーを購入するときはご一考頂けたらと思います。
なお、あしぶさんに描いてもらったラフは、無料ブログには載せる予定はありません。

去年は身内でバタバタしたイベントなどが起こってしまい、毎日ブログを更新するのが難しくなってきたのでCi-enにて更新していきたいと思います。

小説は楽しんでもらえたら嬉しいです!
健康は大事だぞ☆


目次

集団食中毒!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


みんなの看病のために動き回っていた香澄は、少し横になろうとベッドに倒れ込むように入ると、すぐに眠りに落ちてしまう。
だけどその腸内では、ドロドロに蕩けきった熱いチョコレートソフトクリームが。



💧 能代香澄

~寝てるのに~


香澄「やはり海は最高だな……」

 地球が青い星たる所以である、生命のゆりかご。
 香澄が生まれるよりも、いや、生命が生まれるまえよりもずっと遙かな太古より心地よく、ときには荒ぶりながら揺らめいてきたゆりかごは、いまは香澄を心地よく抱擁してくれている。

香澄「空も澄み切ってて、最高だ……」

 ぷかぷかと仰向けになって海に身体を浮かべていると、目の前に広がるのは一面の青空。宇宙といったほうが近いかもしれない。
 香澄は、腰まで伸ばした黒髪を漂わせながら、心地のいい抱擁に身を任せる。
 本当なら、一糸まとわぬ裸になりたかったところだけど、この合宿のために用意しておいたビキニタイプの水着に身を包んで。
 普段は衣服に隠されている乳房はこぼれ落ちそうなほどに大きく、お尻もセクシーに出ている。
 無口な香澄だけど、スタイルはしっかりと自己主張していたりする。

香澄「みんなは……、元気になってよかった……」

 結局は、みんなしてお腹を壊してしまった2日目だったけど、翌朝の3日目になるとみんな回復していたので、最終日を惜しむかのように自由時間になったのだった。
 遠くの波打ち際では、他の女子水泳部員たちが水を掛け合ったりしてはしゃいでいる声が聞こえてきている。

香澄「元気になって、本当によかった……」

 香澄の声は潮騒にかき消されていって、それっきり香澄はぼんやりと青空を見上げながら波間にたゆたっていた。
 だけどそうしていると――。

香澄「……んっ」

 ぶるり。
 香澄は大きく1つ身体を震わせる。
 いくら夏とはいえ、海水に身体を漂わせていたら冷えてくる。
 それに泳いでいるときでも、しっかりと水分を摂っておかなければ脱水症状になってしまう。
 つまり、なにが言いたいのかというと。

香澄「おしっこ、したくなってきちゃった」

 しかし香澄は陸に上がる気など、最初からさらさらなかった。
 大丈夫。
 魚やイルカだって、みんな海でしているのだ。
 人間だって、海でしたってなにもおかしいことなどない。
 それに香澄は、水着を着たままでおしっこがするのが好きだった。

香澄(みんなには、内緒、だけどね……)

 香澄が水泳を始めたきっかけ。
 それは人前でおしっこをしても怒られないからだ。
 この快感に目覚めたのは、かなり早いほうだと思う。
 幼少のころからお嬢様としてがんじがらめの生活を送ってきた反動か、プールでおしっこを漏らしてしまったときの開放感が忘れられなくなってしまったのだった。
 水中でのおもらしだったので周囲にいる人にはバレなかったけど、そのときのスリルと、良心の呵責はいまでも忘れられない。
 さすがにプールではよほど追い詰められたとき以外はしないようにしているけど、海ならば好きなだけおしっこをすることができる。

香澄「しちゃう……。水着着てるのに、おしっこしちゃうんだ」

 自分に囁きかけて背徳感を煽る。
 水着とはいえ、服を着たまま尿意を放つ。
 それも人前で。
 本能の、ままに。

香澄「おまたの力、抜いていって……んっ、ンン……ッ、ふぅぅ」

 おまたから力を抜いていき、それなのに鼓動は早鐘のように鳴り響き、身体が熱くなっていく。
 それでも、少しずつ体を楽にしていくと――、

香澄「あっ」

 ぶるるっ。
 香澄の短くも色っぽい喘ぎ声。
 それとともに、ビキニに包まれた身体が震え上がる。
 直後、

 じゅわわ……、

 股間に背徳的なぬくもりが広がっていった。

香澄「はぁぁ……しちゃってる……。おしっこ、やっぱり、水着のままでおしっこするのは……、はぁぁ……気持ち、いいなぁ……」

 じゅももももももももも……。

 海に抱擁を受けながらのおもらし。
 それは母なる地球に抱かれながら、無防備な姿を晒している瞬間なのかもしれなかった。
 排泄のとき、人は体内に溜まった欲望を垂れ流し、正直になることができる。
 普段、どんなに規律にがんじがらめにされている人間であっても、だ。

香澄「お尻のほうまで広がってきて……、なでなでされてるみたいだな……はぁ……」

 じゅわわわわわわわわ……。

 股間から広がる温もりは、お尻を愛撫していくと海へと広がっていく。
 目を凝らせば、海面がほのかにレモン色の奔流が生まれているけど、そのことに目くじらを立てるものは、この地球上に誰もいない。

香澄「はぁ……、開……、放……、感……」

 しゅわわわわわわわわわ……。

 くぐもった水音も、潮騒にかき消されて誰にも聞かれることもない。
 いまだけは、香澄を束縛するものはなにもないのだ。

香澄「お尻が温かくなって……、やっぱり海でおもらしするのって気持ちいいな……。またみんなで海に来たいな……」

 そんなことを呟きながら、香澄の秘め事は、いつまでも、いつまでも続くのだった。

        ☆

香澄「すー……、すー……」

 安らかな寝息を立て続けているのは、瞳を閉じた香澄。
 だけど香澄が眠っているのは、果てのない大海などではない。
 香澄が身体を横たえているのは――、
 和室に敷かれた1枚の布団。
 そう。
 香澄が尿意を放っているのは、夢のなかでの出来事なのだ。

香澄「ん……むにゃ、むにゃ……」

 現実世界では、小さな布団で深い眠りに囚われ、抱き枕を抱っこするようにして寝ている。
 そんな香澄の頬が、かすかに赤らんで弛緩する。
 数秒後。

 じゅわわ……。
 しゅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……。

 ショーツに暗い染みが浮き上がると、なんの躊躇いもなく放たれたおしっこがクロッチから滲み出してきたではないか。
 抱き枕を抱っこして寝ているから、滲み出してきたおしっこはお尻と太ももを撫で回して布団へと染みこんでいった。

香澄「うにゅ……。気持ちいい……」

 おねしょをしているというのに、香澄の頬は快楽に緩みきっていた。
 夢のなかでは大海の抱擁を受けて、日々のしがらみから解放されておもらししているのだ。
 香澄にとってそれは至福のひとときだった。

香澄「は……っ、……んんっ」

 ブルルッ!
 プシュッ――!

 香澄は大きく身震いすると、最後の一飛沫を噴射する。
 それは香澄がおしっこをすべて出し切ったときの、香澄自身さえも気づいていない癖だった。

香澄「すー……、すー……」

 再び、和室には香澄の寝息だけが聞こえてくる。
 ……が。

香澄「んっ、ううう~……」

 ぎゅるるるるるるるるる!

 香澄が苦しげに呻いた直後、お腹から茶色い不協和音が鳴り響いたではないか。
 香澄も食中毒の原因であるカレーを食べたのだ。
 今朝も、ゆうべも。
 ただ、症状が顕在化するのが遅れていただけで、しっかりと香澄の身体は蝕まれていたのだ。

香澄「うっ、はぁう……っ」

 ぎゅるっ、ぎゅるるっ、ごぽっ!

 香澄のお腹で大蛇が暴れ回り、額には脂汗が滲み出してきている。
 それでも香澄が目を覚ますことはなかった。
 朝にみんながお腹を壊して、そのサポートで夕方まで駆け回っていたのだ。
 本人が自覚している以上に、香澄は疲れ果てていた。
 ……酷い腹痛に襲われていても、目が覚めないほどに。
 そしてそのときは、呆気ないほど早く訪れることになる。

香澄「ふ、……んんっ、ふぅ……ぅぅ」

 めりッ! めりめり……!
 もこり……。

 きっと夢のなかでは海にプカプカと浮いているのだろう。
 控えめに息んでいる香澄のお尻の割れ目が下品に盛り上がっていった。

香澄「はぁぁ……むにゃ、むにゃ……はふぅ……」

 ニュルルルルルル……ッ!
  もりもりもりもりもりもりっ!

 最初は――。
 それは、女の子らしい太めのうんちだった。
 女性らしく、セクシーなお尻を包む布切れが、醜悪に膨らんでいく。
 香澄は重度とは言わないまでも、便秘持ちだった。
 何回も固いうんちを出しているうちに、知らず知らずのうちに硬質便によって肛門が拡張され、気づかぬうちにうんちが太くなっていたのだ。

香澄「んっ、うううっ、ふぅっ」

 メリメリメリ……。
  もこっ、もこもこもこ……っ。

 固いうんちがヒップラインを歪に膨らませていき、しかしその硬さはいつまでも続かない。
 腸内の深奥には、毒素によってドロドロに溶かされた下痢が詰まっているのだ。
 だが、それまでに香澄が目を覚ませば、まだ間に合う。
 他の女子たちがおむつをあてているいま、トイレは開いているのだ。
 まだ硬質便しか漏らしていない今ならば、まだショーツからはみ出していない今ならば、まだ望みはある。
 せめていま、目を覚ませば――。

香澄「んっ、んんん~~~!」

 ぶふぉっ!
 ぶふぉふぉっ!

 しかしショーツから響き渡る爆音に、その一縷の望みはあっさりと断たれることになる。
 もりもりと固く盛り上がり続けていたショーツが、爆音とともに一気に膨張すると、

 ビチビチビチッ!

 水っぽく下品な音に、ショーツに覆われたヒップラインが大きく膨らんでいく。
 どうやら、かなり下していたようだ。
 腹痛が襲いかかってくるまえに深い眠りに落ちたから、その苦しみを味わうことがなかったのが、不幸中の幸いだろうか?
 しかし、それははたして幸福なことだと言えるのだろうか。
 目を覚ませば、この大惨事を問答無用で受け入れなければならないということを意味するのだ。

香澄「んんぅ……。きもち、いい……な……」

 ビチビチビチビチ……!
  にゅるるるるるるるる!

 それはなんの躊躇いもない脱糞だった。
 もしかしたら、香澄は夢のなかで、生命のゆりかごに身を委ねながら、赤ん坊のように本能のままに排泄しているのかもしれなかった。

香澄「はぁぁぁ……うっ、ううう……っ」

 にゅるるるるっ。
  ぶぼぼっ! ブリブリブリ……ッ。

 ショーツが醜く膨らみ、足口から、そして腰ゴムからも大量の便塊が溢れだしてくる。
 それはまさに茶色いマグマだった。
 マグマというのは、高温であればあるほど粘度が低い。
 ショーツから溢れだしてくる下痢はドロッとした液状しているが、ショーツのなかにパンパンに詰まっているモノは、しっかりとした固形を維持しているようだった。

 ブリッ! ブボボッ! ビチチッ!
 もわわ……。

 まさに垂れ流し。
 下品な音を立てながら、香澄は赤ん坊のように排泄を重ねていく。
 それでもなにも知らない香澄は、

香澄「すぅ……、すぅ……」

 安らかな寝息を立て続け、それでもお腹に力を入れ続け――、
 なにも知らない香澄は、ショーツをモリモリと下品に盛り上がらせていった。

        ☆

 メリメリメリ……。
 ぶぼ、ぶりり……。

香澄「ん……、ううう……」

 香澄が眠りにつき、2時間弱が経った。
 すでに日は暮れて、

 深い眠りに沈んだままの香澄は、あれから排泄欲のままにたれ流し続けている。
 きっと夢のなかでは赤ん坊のように、生命のゆりかごに身を任せているのだろう。
 だが、その安息も永遠には続かない。

香澄「んん……はぁ……、はぁ……、んんっ」

 めきめきめき……。

 香澄のかすかな息み声に、ショーツが歪に膨らんでいく。
 もうシーツには香澄が漏らした下痢によって醜悪な泥沼が広がっていた。
 最初は人肌並みに温かかった汚泥も、時間が経つにつれて冷えている。
 香澄のショーツに詰まる便塊は、いまや冷たく固まって、尻から陰裂の狭間にかけて食い込んでいた。
 その感触に、夢のなかで異変を感じとったのだろう。

香澄「ん、んん……?」

 香澄の眉が、ほんのかすかに苦しげに歪む。
 なにかを察知したのか、もぞもぞと内股を擦り合わせるも、

 ねちょ、ねちゃねゃ……。

 ショーツのなかに詰まっている便塊が攪拌され、クレヴァスの更に深いところにまで食い込んでいく。
 その感覚に、ピクンッ、緩みきったお尻にさざ波が立った。

香澄「ン……、あれ、もう暗い……」

 ちょっと横になるだけで済ませるつもりだったのに。
 身体を起こして窓を見れば、もうとっぷりと日が暮れている。
 だがそのことよりも、香澄は別のことに意識を持っていかれていた。
 すなわち、お尻に纏わりつく、ねっとりと気持ち悪い感触に。

香澄「えっ……? ひっ!」

 ねちょっ。
 とっさにお尻に触れたのが災いした。
 ミッチリと膨らんだショーツ、そしてシーツに広がる下痢の泥沼に、なんの躊躇いもなく触れてしまっていたのだ。

香澄「な、なん、だ……!? これは、……えっ、ちょ!?」

 手のひらにベットリと感じる不快感。
 とっさになにかが貼り付いた手のひらを眼前に持ってくる。
 だが手のひらについた下痢に、香澄は我が目を疑うとともに、眠気が一気に吹っ飛ぶ思いだった。

香澄「う、嘘……っ。ぱんつ、あ、あれ……気持ち、悪い……!? 漏らし、ちゃってる……!?」

 手についた下痢。
 そしてショーツに詰まっている下痢。
 更にはシーツに広がる下痢。
 そのすべてがリアルだ。
 夢なんかじゃない。

香澄「そんな……っ」

 信じたくないけど、眠りから覚めていくにつれて嗅覚も戻ってくる。
 鼻孔に満たされるのは、何年もドブ川の底に溜まっていたヘドロよりも醜悪な香りだった。
 認めたくはないけど、下痢を漏らしてしまっている。
 しかも寝糞だなんて。

香澄「うっ、ぐっ、あぁぁ……っ」

 ビチッ、ビチチ……ッ!

 寝糞をしてしまったと実感すると、急に腹痛が襲いかかってきて、香澄は為す術なく下痢を漏らしてしまっていた。
 ショーツのなかが、お湯のような下痢に熱くなる。

香澄「うっ、あううっ、ダメ……っ」

 なんとか布団から抜け出すと、和室を出てリビングに出る。
 夜になったリビングは静かだった。
 どうやら、みんな部屋に戻って休んでいるらしい。
 幸いなことにトイレは空いているようだ。

香澄「よかった……あっ、あああ!」

 トイレのドアを開けて、誰もいないことにホッとしただけ。
 たったそれだけの隙を、便意は見逃してはくれない。

 ビチチ……ッ!
 モリモリモリ……!

 お湯のような下痢が漏れ出してくると、うっすらとショーツのヒップラインが盛り上がっていく。
 その恥辱に耐えきれず……、香澄は和式の便器にすがるようにしゃがみこんでいた。
 ……ショーツを脱ぐことさえも、できずに。

香澄「あああああああ!」

 ブババッ! ぶびびびびびびび!

 すでに下痢によって茶色く染まっているショーツが更に盛り上がっていき、うっすらと便汁が溢れだしてくる。
 それでも香澄は止めることができなかった。
 足口から汚泥が溢れだしてきて、ボトボトと水面に落ちていき、便器のなかへと堆積していく。

香澄「お腹痛い、痛い、痛い……!」

 ブビビッ! ブビッ! ブビーッ!

 下品な爆音を立てながら、香澄はいつまでも、いつまでも続くのだった。
 
        ☆

広海「うう~……、みんなの体調は……、あんまりよくなってない、わよねぇ……」

 翌朝。
 なんとか全員が集まったリビングで切り出したのはいまだ蒼白な顔色をした広海だった。
 純白のブラはあてているが、大きなお尻は紙おむつに包まれていた。
 元々は白かった紙おむつは今となっは下痢によって茶色く染まっている。

ココア「もう、へろへろだよぉ……」
美汐「お腹、痛いですぅ……」
流花「ボクも、まだ……うぅっ」
千夏「アタシも……無理ぃ……」
穂波「まだ、収まってない、です……はぅぅっ」
香澄「自分も……ゆうべ、急に来てから……っ」

 7人の女子たちは、みんなおむつをあてて、お尻の部分を茶色く汚していた。
 たとえ下痢を漏らしたとしても、すぐに換えてしまえばそれだけ紙おむつを無駄に使ってしまうことになる。
 だからみんな下痢によっておむつがパンパンに膨らんでいた。

 ちなみにリビングに集まったみんなは、椅子に座れないから床にしゃがみこんだり、お尻をつきだしてうつぶせになっていた。
 とても男子たちには見せられない姿だ。

広海「お姉ちゃんも……、ちょっと無理みたいねぇ……」
香澄「広海、これは救急車を呼んだほうがいいと思う……。今日は平日だし、こう言うのは早いほうがいいと思うから」
広海「そうね……。手遅れになったら大変だし。みんな、それでいいかな……?」

「「「異議なーし」」」

 弱々しい少女たちの返事。
 そして誰かが気が抜けてしまったのか、

 ブビビッ!

 茶色くもはしたない音が鳴り響くも、もうすでに誰のおむつから聞こえてくるかだなんて気にしている者は誰もいなかった。

        ☆

 それから数時間後、水泳部の少女たちは病院に担ぎ込まれて、適切な処置を受けることになった。
 少女たちのなかでは、この夏の合宿の思い出は、苦しみ抜いた忘れたい記憶となったに違いない。
 ただ、当時の新聞には、

『女子水泳部の7人の少女たちが下痢の症状を訴えて、地元総合病院に搬送された。現在は快方に向かっており、重傷者は無し。保健所による検便で、少女たち排泄物から食中毒の原因となる細菌が検出されたとのこと――』

 少女たちの失敗が、永遠に記録されることになるのだった。
 ただ、そのニュースは紙面を埋めるためのベタ記事であり、深く描写はされていない。
 少女たちの尊厳は、辛うじて守られることになったという。

おしまい


ここまで読んでくれてありがとうございました。
初の集団食中毒ものということで、文字の色などを変えてみたりといろいろと試行錯誤してみましたがいかがだったでしょうか。

感想など、なにかありましたらコメント欄に遠慮無く書き込んで頂けたらと思います。

この小説は、同人誌としてフルカラーのイラスト6枚とともに配信している作品です。
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