妹は甘えんぼ20
いつも温かいご支援ありがとうございます。
最近は大雨が降ったり、急に暑くなったりと気候の変動が激しいですが、皆様もどうか健康にはお気をつけください。
さて、今日も元気に小説を更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。
♯ エピローグ
「……もう朝か」
浩喜はベッドから身体を起こすと、うーんと思いっきり背伸びをする。
パキパキと背骨が鳴り、全身に血流が行き渡る感覚。
妹が寝込んで今日で一週間。
インフルエンザではなかったけど、よほど疲れを溜め込んでいたようだ。
いつもは妹が起こしにきてくれるまでぐっすり寝てしまうダメな兄だけど、一週間目ともなればさすがに勝手に目が覚めるようになっていた。
「さて、と。絵馬の風邪は治ってるかなーっと」
朝起きたら、絵馬の風邪の具合を確認することが、心配性の兄の日課になっていた。
だから妹の部屋へと続くドアをノックしようと――、そこで些細な変化に気づいた。
「あれ、この匂いは……」
鼻孔を満たす、こんがりとしたベーコンを焼いた匂い。
それにかすかに聞こえるリズミカルな包丁の音は。
「絵馬ー?」
キッチンに続くリビングに入るなり、妹を呼ぶと、
「はーい」
すっかり元気になった絵馬は、久しぶりのキッチンでおむつエプロンという無防備な姿を披露していた。
兄としては目のやり場に困ることこの上ない。
「もう風邪は大丈夫なのか?」
「うん。お兄ちゃんが看病してくれたから、もうバッチリだよ。はい、キャベツのみじん切りだってこんなに細かくできる。お皿に分けておいて♪」
「ああ、任せてくれ」
∽∽∽
「お兄ちゃんのおちんちん、お久しぶりなの。えへへ」
「絵馬にこうしてご奉仕してもらうのも一週間ぶりだな」
「すごーい。今にも噴火しそうになってる……。男の人って、毎日出さないとダメ、なんだよね」
「別に毎日ってわけでも」
「んもう……、あたしが毎日したいんだもん……」
照れ隠しにブラを外しておっぱいを露わにする。
おもらししたおむつというアンバランスな格好で、兄のおちんちんをおっぱいでサンドイッチ。
「んっ、クチュクチュクチュ……れろ~~~」
お口の中につばを溜めてうがいして、おっぱいの谷間に潤滑油の代わりに流し込むと、チンチンが、ピクンッ、大きく跳ねる。
「それじゃあ、気持ちよくしてあげる、ね……?」
一週間ぶりの兄の匂いを、固さを堪能しながら、妹は自らの乳房を性器へと変貌させていく。
☆
「……んっ、濃くて、ちょっと凄い、味かな……」
一週間ぶりのお兄ちゃんは、よほど我慢してくれていたんだと思う。おっぱいでサンドイッチして何回か擦ってあげただけで射精してしまった。
いつもと比べて、もの凄く敏感になってる。
それに凄いのは感度だけじゃなかった。
「ふぁぁ……精液、凄くプルプルしてる。それにちょっと黄ばんできてて……凄い、濃厚……っ。でも、お兄ちゃんの精液だから、嫌いじゃないよ?」
クチュクチュ、クチュクチュ。
口のなかで唾液と精液をブレンドして、舌の上で転がしてみる。
鼻孔のなかに海産物系の香りが広がっていく。
「珍味って言うのかな? イカの塩辛……スルメイカ……んー、魚のはらわたというか……」
「それってエグいってことだろ。不味かったら出したほうが」
「そんな! もったいないことできないよ! ごっくん!」
濃厚な精液は喉に絡む。
ネットリとした喉越しに喉が熱くなり、食道を下り、胃に達するとカッとお腹の底が熱くなった。
「ぷはぁ……」
しゅいいいいいいい。
精液を飲みこんでおまたが緩んでしまって、朝一番のおしっこが漏れ出してきてしまう。
「あぁ……おちんちん、美味しすぎて、おまた、熱くなっちゃってるよ……」
「学校行く前におむつ交換してやるからなー」
「ありがと。でも、その前におちんちんキレイキレイしてあげる」
用意しておいたショーツでちんちんについた精液を丹念に拭き取っていく。
特にクロッチの裏側に擦りつけるようにして。
ちんちんが綺麗になるころには、絵馬のショーツは精液でヌルヌルになっていた。
「えへへ~。久しぶりのお兄ちゃんショーツのできあがり♪」
――んっ!
縦筋が食い込むくらいにショーツを思いっきり穿く。
クロッチの裏側にこびりついた精液がおまたに食い込んでくると、子宮にまで登ってくるかのような、そんな錯覚に陥って、気がつけばよろめいて兄の腕のなかにいた。
「おっと危ない。それじゃ、そのぱんつの上からおむつ充てて、いいのか……?」
「うん。お願い、なの……」
久しぶりのお兄ちゃんの香りがついたショーツの上からおむつを充ててもらう。
熱い感触が密封されて、兄の香りがおむつのなかに蒸れていくのを感じる。
「今日もお兄ちゃんと一緒なの♪」
☆
ルンルン気分で兄の感触を感じながら過ごしていると、一日はあっという間に過ぎ去っていた。
今日はずっと座学の授業だった。
だから一度もおむつを外さずに過ごしてきた。
何度もおしっこをしたし、兄の精液にヨダレを垂らすかのようにおまたからは愛液が溢れ出し続けていた。
(もう蒸れ蒸れ……。帰ったら、まずはお風呂、かな)
そんなことを考えながら、まずは商店街に寄って夕飯の材料を買ってから家に帰る。
夕飯を作ってお風呂が沸くころには、兄も帰ってきていた。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
この小説は、同人誌『妹は甘えんぼ』として発表しています。
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