レモネードオアシス 2023/06/17 16:08

TS俺が女の子のレッスン!?4

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初めてのショーツ!


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

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「は、生えてない……のか?」
「私は生えてない。周りの子たちは五年生くらいで生えてたけど」
「そ、そうなんだ……」

 セクシーな体型に育っているのに、おまただけは赤ちゃんのようにつるつる。
 そのアンバランスさに、おまたから目が離せなくなっていると、

「さて、司。あなたも脱ぎなさい」
「ちょっ」
「私だけ裸になるなんてズルいし。女は度胸」
「俺は男だ!」
「こんなに可愛いのに、なに言ってるのよ」
「あーれー」

 司は一瞬にして男物の制服を脱がされることになる。
 露わになったのは、

 たゆん♪

 プリンのように波打つFカップ。
 恥ずかしさのあまり、ほのかに桃色に染まっていて、その頂にはちょこんとキイチゴのような小さな乳首が乗っかっている。
 晶は容赦無くトランクスも脱がせてくる。

「無駄な抵抗はよしなさい」
「あうっ!」

 モワァ……。

 甘い香りとともにトランクスの下から姿を現したのは、産毛さえも生えていない、ふっくらとした純白の美丘。
 やや土手高の丘には、シュッと一筋のクレヴァスが刻まれている。
 その狭間からは、一枚のピンク色の花びらがほころんでいた。

「ん。可愛い」
「だから可愛いっていうなっ。俺は男なんだからっ」
「素直になりなさい。まずはぱんつから」
「うう~、本当に穿かなきゃ、ダメ?」
「ダメ。トランクスなんて穿いてたらナプキン使えないし。それにほら、よく見て」

 晶は白と水色のしましまぱんつを広げてみせる。
 そしてぱんつの底がよく見えるように示すのだった。

「女の子のぱんつは、おまたが当たるところが二重布……クロッチになってるの」
「な、なんでそんなものが……? 男物のパンツにはそんなものなかったと思うが……」
「女の子のおまたからは下り物とか、おしっことかたくさん漏れ出てきちゃうの。だから外にまで染み出ないようにクロッチがあるの」
「あー……、確かに」

 ついさっき重たいボストンバッグを持ち上げたときに、ジョボボッとチビってしまったことを思いだす。
 トランクスを穿いているときにチビると、たしかに太ももを伝い落ちてズボンに染みこんで気持ち悪いことになっていたのだった。

「あと思いっきり笑ったり、クシャミをしたときにもおしっこが噴き出してくるから注意するように」
「お、おう」

 女の子のクシャミって可愛いよなー、とか思っていたけど、思いっきりクシャミをするとお腹に力が入った拍子におしっこが噴き出してくる……と、いうのはなんとなく分かる気がした。
 気をつけなければ。

「だから、はい、ぱんつ穿いて」
「で、でもなぁ……っ」

 女物のぱんつを穿くというのは、それは女であるということを認めてしまうようなものだ。
 それも可愛いしましまぱんつだなんて。
「穿かないと……ダメ?」
「ダメ。女の子の日が来たら大変なことになるし。下半身が血まみれになってもいいなら別だけど」
「うう~」

 どうやら選択の余地はないようだ。
 司はしましまショーツを広げると、ゆっくりと脚を通していくことにする。
 ……それはそれは嫌そうな顔をして。

「うう……。ぱんつ、柔らかい……」

 右脚。
 左脚。
 両脚をショーツに通して、ゆっくりと上げていき――、

「ああ……穿いちまった……」

 ついに司はショーツを穿いてしまう。
 ふっくらとしたショーツは、しっかりとフィットしてきて、お尻を優しく包み込んでくれる。
 男物の下着よりも肌触りがよくて、ほんのりと温かい気がした。

「ああ……。これでまた一つ女の子になってしまった……」
「次、ブラジャー」
「ひっひいっ。ブラジャーは勘弁して下さいっ」
「なに言ってるのよ。そんなに見事なおっぱいしてるんだから、ノーブラで登校なんかしたら男子たちの視線が釘付けになる」
「だ、だが……っ」
「それにFカップあるんでしょう? 重力に耐えきれずに垂れてきちゃったら大変じゃないの」
「ちょっと待て。なんでサイズのことを知っている」
「担任の先生に聞いたの。これから司が登校することになるなら必要になるっていうことで、カラダの細部のことまで特別に教えてもらった。だからサイズは完璧」
「お、俺のプライバシー……」
「はい、ブラジャー」

 晶は無表情のままブラジャーを差し出してくる。
 有無を言わせずに「あてろ」と言うことなのだろう。
 物心着いたころからの幼なじみだ。それくらいわかる。

「だ、だが……どうやってあてるんだ?」

 それは当然の疑問だった。
 男だったころはブラジャーなんてあてたことがないし。

「まずはおっぱいを包み込むように二つのカップをあてて」
「うう……っ」
「それから背中のホックを嵌めるの」
「あてたくない……。あてたくないが……っ」

 嫌々ながらブラのストラップを整えて、背中のホックを引っかける。
 柔らかな生地がおっぱいを包み込んでくれる。


TS俺が女の子のレッスン!?5につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえている人がいたら嬉しいです。


この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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