レモネードオアシス 2023/10/24 08:58

TS俺が女の子のレッスン!?18

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

久しぶりの既刊の更新になりました。
最近は祖母の介護でメンタルがゴリゴリ削られていますが、細く長く更新していけたらなと思います。

さて、今日も元気に小説を更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


「それじゃあ、司。やってみてちょうだい。ちゃんとおしっこできてるか見ててあげる」
「あの……、漏らしちゃったんだけど……」

 晶の絶頂を見て、辛うじて膀胱に残っていたおしっこも全部漏らしてしまったのだった。
 おまたは未だ熱くムズムズしているけど、おしっこを全部出してしまった爽快感はある。

「形だけでもやってみて。実演」
「あ、ああ……」

 晶が跨がっていた和式トイレに跨がってみる。
 たったそれだけでスイッチが入ってしまったとでもいうのだろうか?
 なぜか尿意がこみ上げてくる。

「あっ、なぜか尿意が……」
「そういうものなの。女の子はこまめに出しておかないと大変なことになるんだから」
「だから女子たちは休み時間ごとにトイレに行ってるのか。大変だなぁ……」

 しみじみとそんなことを呟きながら、ブルマの両サイドに指を引っかけて、ショーツごと降ろしていく。
 その直後だった。

 もわっ、もわわ……。

 ショーツの内側から、ネットリとした甘いアンモニア臭が、湯気となって立ち昇ってくる。
 露わになったのは、鮮やかなレモン色に染め上げられたショーツだった。
 白かったはずの生地は、白い部分を見つけるのが難しいほどに濡れそぼっている。
 それどころか、クロッチの裏側にはネットリとした粘液もこびり付いていた。

「ううっ、こんなに熱くなってただなんて」
「私のおまたでこんなになるなんて……凄い、えっちなんだから」
「健全な男子なんだから仕方ないだろっ」
「はいはい。司は女の子なんだから、おしっこをするときはちゃんと座ってしましょうね」
「うう~」

 これには反論の余地もない。
 ショーツとブルマを降ろした司は、和式のトイレへとしゃがみこむ。
 その瞬間――、

 ぷしゅっ。

 つるんとした赤ん坊のようなパイパンからおしっこが噴き出してきたではないか。
 座っているというのに勢いよく出てきたおしっこは、金隠しへとスプラッシュとなって散っていく。

「うわわっ、凄い勢いでおしっこが出てきてる!?」
「それが女子の本気。お腹に力を入れたらもっと噴き出してくる」
「うおお! すげー!」

 ぷっしゅいいいいいいいいいいい!

 晶に言われたとおりにしゃがみこむと、信じられないくらいにおしっこが噴き出してきた。
 ただ尿道が短いせいか、かなり飛び散ってしまうし、男のころとは比べものにならないほどの水音が鳴ってしまっている。

 しゅわわわわわわわわわ……!
 ぽた、ぽたた……。

 太い尿道から一気におしっこが噴き出してきて、膀胱はあっという間に空っぽになっていた。

「す、凄い……。あっという間に全部出ちまった……」
「それはよかった。それじゃあ、ぱんつ、洗ったほうがいい。授業が終わる前に」
「そ、そうだな」

 晶は呟くと、手早く黒タイツとショーツを脱いでトイレの個室から出ていく。
 そして手洗い場の蛇口を捻るとゴシゴシと手洗いを始めた。
 なんというか、手慣れているのは気のせいではないのだろう。

「司も脱いじゃって。洗っちゃうから」
「そ、それはさすがに恥ずかしいぞ。俺は自分で洗うっ」
「司には保健室にぱんつを取りに行ってもらう」
「あの、俺、ノーパンなんですけど」

「私のスカート貸してあげるから。ぱんつならわたしのほうが洗い慣れてる」

 その言葉に偽りはないのだろう。
 晶は備え付けのレモン石けんを泡立てると、ブルマも黒タイツもショーツも綺麗に洗っていく。
 その合間を縫ってスカートのホックを外したかと思えば、器用にお尻をふりふりしてスカートを降ろして、脚で渡してくる。
 ちょっとお行儀が悪いけど、晶は昔から身体が柔らかくて脚癖が悪いところがあったりする。
 それは幼なじみだけの秘密だ。

「はい、スカート」
「お、おう。それじゃあ保健室に行って、ぱんつ二枚、ゲットしてくるぜ」
「お願い」

 晶のスカートは、体温を宿していてまだ温かい。
 司は慣れない手つきでなんとかスカートを穿くと、体操服+スカートいう継ぎ接ぎスタイルでトイレを後にするのだった。

(女の子は、ショーツを洗いながら成長していくのかなぁ)

 そんなことを考えながら。
 廊下を小走りすると、スカートに入ってくるそよ風がノーパンのおまたに冷たかった。

        ☆

 それから。
 晶の助けもあり、司は何事もなくその日の授業に出ることができたのだった。
 クラスメートの男子が冷やかしにくる気配でもあれば、すぐ隣の席では晶が凍てつくブリザードのような視線で射貫く。


 女の子として登校した初日。
 おもらしをしてしまったり大変なこともあったけど、晶のおかげでなんとか無事に下校することができたのだった。

 だが司はまだ知らない。
 これから晶による女の子のレッスンが、いくつも待っていることに――。


TS俺が女の子のレッスン19につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえている人がいたら嬉しいです。


この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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