TS俺が女の子のレッスン!?19
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
久しぶりの既刊の更新になりました。
最近は祖母の介護でメンタルがゴリゴリ削られていますが、細く長く更新していけたらなと思います。
さて、今日も元気に小説を更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。
♠♥晶の公開オナニー
女の子として登校した日から、一週間のときが流れた。
初めて登校した日には羞恥心のあまりにおもらしをしてしまったけど、いまとなっては我慢できるようになっていた。
おもらしライナーも、三日で卒業することができた。
だけど。
司には、ある別の悩み事ができていた。
それは、毎朝目を覚ますたびにショーツに染みこんでいる。
「ん……ぅぅぅ」
朝日がすっかり昇ったころ。
司はベッドにうつ伏せになって眠っていた。
男だったころは仰向けで寝ていたけど、女の子になってからはFカップに膨らんだおっぱいが苦しいので、うつ伏せで眠ることにしていた。
ごく自然にスパッツに包まれているお尻を突き出して、えっちな体位になってしまっているけど、一人で寝るときは気にしないようにしている。
「はっ!?」
うつ伏せで眠っていた司は、ビクリと背筋を震わせると一気に目を覚ます。
なにしろ、ショーツの中に感じられていたのは……、
じとぉ……。
濡れそぼったショーツは、お尻のほうまでジットリと濡れていて、ペッタリとお尻に貼り付いてきていた。
かけていたタオルケットを払うと、もわぁ……、蒸れた甘い香りが発散される。
シーツは……無事のようだ。
とりあえずは胸を撫で下ろす。
「おねしょではない……ようだな。」
と、言うことは……?
おしっこではないのに、ショーツとスパッツはジットリと湿っていて、内股にも貼り付き、おまたに食い込んできている。
「おしっこではないということは……ううっ」
どれくらい、やらかしてしまったのだろうか?
それはスパッツとショーツを脱がなければわからない。
家にいるときは、洗いざらしたTシャツと、三分丈のスパッツで過ごすことにしていた。
ベッドから降りて、恐る恐るショーツをスパッツごと降ろしていく。
もわわぁ~ん……。
「ううっ、酷すぎる……」
露わになったのは、濡れそぼったショーツ。
寝ているあいだにムラムラきてしまったのだろう。
クロッチの裏側は、おしっこよりも恥ずかしい体液で濡れそぼっていた。
ネットリとした愛液が染みこんでいて、おまたが食い込んでいた跡が縦筋となって残っている。
分泌されて時間が経った愛液は、カスタードクリームのように茶色く変色していた。
「おねしょはしてないが……うう~……」
それは、ここのところ一週間、司の頭を悩ませていることだった。
たしかに、おもらしをすることはなくなった。
だけど、その代わりにちょっとでもムラムラすると、おもらしをしたかのように股間を熱く濡らしてしまうのだった。
起きているときも、寝ているときも見境なく。
「俺は汁ッ子……? 汁ッ子なのか……!?」
ぐしょ濡れになって茶色く発酵しているクロッチを見つめながら呟いても、もちろん誰も答えてはくれない。
ただ、一つだけ確かなことはある。
「また、晶の夢を見てしまった……」
夢の中では、必ずと言っていいほど晶が登場してきていた。
その原因は明らかだ。
一週間前に、晶がわざとおもらしをしてくれたことが頭から離れず、夢にまで出てきているのだった。
「晶のスカートのなか……ううっ、あんなにエロいことになっていただなんて……」
晶がわざとおもらしをしてくれたとき。
黒タイツ越しにとはいえヒクヒクと痙攣し、うねりながらも熱く濡れている女性器は、ついこの前まで健全な男子だった司には刺激が強すぎた。
じゅわわ……。
思いだしただけでもおまたが熱く濡れてきてしまう。
だけど、こればかりはいくらなんでも幼なじみといっても晶に相談することができずに一週間が過ぎていた。
「新しいぱんつに換えたほうが……いい、よなぁ……」
晶が持ってきてくれたしましまぱんつのストックはたくさんある。
だけどこのままだと、洗濯しても染みになってしまいそうだった。
「晶に相談したほうがいいのかなぁ……」
しかしそうするとまたぱんつのなかにライナーを入れることになってしまうかもしれない。
それは男(だったもの)として恥ずかしい。
それに、司には気になることがあった。
「……女の子って、どうやって、その……、ひとりでやればいいんだ?」
男だったころは、ちんちんという雄々しき存在があったから、気がついたら精通していた。
だけど少女となった今、そんなものは股間から消滅している。
「ナニも握り締めるものがない……」
えっちな気持ちになったとき、果たして女の子はどうやってその欲望を発散させているのだろうか?
ネットで調べてみたら、山ほどそういう映像を見つけることができた。
だけどそれが正しいという保証はない。
それにおまたに指を入れるのは怖いし。
お風呂で洗うときも、なるべく意識しないように手早く洗うことにしているくらいだ。
「う~ん……。ムラムラはするも……発散させる方法はわからず……」
とりあえず、ティッシュでおまたを軽く拭いておくことにする。
できるだけ軽く。
おまたに指を食い込ませるのだって、まだ違和感がある。
ねばぁ……。
クレヴァスを拭うと、ティッシュに纏わり付いてくるのはカスタードクリームのようなネットリとした粘液。
それに、納豆のように糸を引いているようにも見えた。
「なんだ、これ……」
首をかしげるも、答えが出るわけでもない。
ティッシュは丸めてゴミ箱に捨てておくことにする。
こうしているうちにも、もうすぐ晶が迎えにくる時間になっていた。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえている人がいたら嬉しいです。
この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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