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おむつの記事 (52)

レモネードオアシス 2022/07/19 14:28

陰キャラでなにが悪い!9

おむつをあてて学校に行けばおしっこを我慢しなくてもいいという天才的な発想。


目次

陰キャラでなにが悪い!(カテゴリー)

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 じゅわ、じゅもも……。
  しゅわわわわわわわ……。

「っ! っっっっ~~~!」

 ついに千影は立ったままおもらしを始めてしまう。
 くぐもった水音がスカートの中から聞こえてきて、おむつの内側が生温かくなる。

(しちゃってる!? うそ! わたし、しちゃってる! みんながいるのに、立ったままおしっこしちゃってる!)

 しゅいいいいい……。

 人前での放尿。
 それは未知の感覚だった。
 女はおしっこをするときでさえも個室のドアを閉めてしなければならない。
 本来は人前でおしっこなどという行為は、物心がついたら普通はしないのだ。
 そんな非現実的な感覚に、千影は耳までも真っ赤にさせてしまう。
 だが性欲を持てあます千影は、この快感に早くも順応しようとしていた。

(はぁぁ~~~。立ちションって、こんなに開放的な気分になるんだ……。気持ちいー)

 しゅいいいいいい……。

 千影は完全に尿道から力を抜き、なんの躊躇いもなくおしっこを漏らし始める。
 人前でのおしっこ……、
 それは少女にとってはあまりにも刺激的で、背徳的な開放感となって、千影の頬を弛緩させる。

(ああぁ……おむつ、温かい……、おまた、気持ちいい……。って、モコモコ膨らんできてる!?)

 しゅわわわわわ……。

 もこ、もこもこもこっ。
 おしっこを受け止めた紙おむつは入道雲のようにモコモコと膨らんできたではないか。
 紙おむつに使われている吸水ポリマーは、おしっこを吸うと膨らむことによっておしっこを閉じ込めるのだが……、そのことを知らなかった千影は、立ち尽くしたままびっくりしてしまう。

(や、やばい……っ。スカートから、はみ出してない、よね?)

 しゅいいいいい……。

 スカートから剥き出しになっている、病的なまでに真っ白い太ももが、恥ずかしくて桃色に染まっていく。
 膝がカクカクと震えてきて、ちょっとでも気を抜いたらしゃがみ込んでしまいそうだった。
 それでも一度漏らし始めてしまったおしっこを止めることはできない。

 しゅわわわわわ……。

(ううっ、おむつ、重たくなってきて……。やだ、腰からぶら下がってきてるみたいっ。このままだと、スカートからおむつがはみ出る! やばいって! あたし、変態みたいじゃん!)

 しょわわわわわ……。

 きゅん、キュウウウウ!
 立ったまま身体を大きく震わせる。
 スカートの裾が踊って、おむつが見えそうになる。
 それでもおしっこは止まってはくれない。ただでさえ短い尿道はふっくらとして柔らかい。どんなに力を入れても最後まで漏らすしかないのだ。

(あぁぁぁ……。お尻のほうまで温かくて……モコモコ広がってて……。凄い……。気持ちいいなんて、あたし、変態になっちゃったみたいだ……)

 しゅいいいいいいいい……。

 ――もしもここでおむつがバレてしまったらどうしよう?
 そんなスリルを味わいながらも、尿意を放っていき……、

 ブルルッ!
 その痙攣とともに、千影のおもらしは終わりを告げた。

「はぁ、はぁ、はぁ~~~」

 終わった。
 終わってくれた。
 いや、終わってしまった。
 その場に立ち尽くし、千影だけまるでマラソンをしてきたかのように汗だくになっていた。
 おまたも汗とおしっこでぐしょ濡れになって、おむつも蒸れ蒸れだ。
 いくら通風性がいいからって、汗だくになってしまってはあまり恩恵がないらしい。

(あ、でも、おむつ、思ったよりもサラッとしてる、かも?)

 立ったまま、そんなことを思う。
 もしもショーツを穿いたままおしっこを漏らしたら、もっとジトジトになっておまたとお尻にぺったりと貼り付いてきていたことだろう。
 だけど、紙おむつはサラッとしている。

(スカートからおむつ、はみ出してないよね……)

 ちょっと心配になって、スカートの裾をただす。
 ……多分見えていない、と思う。
 スカートというちっぽけな布きれに覆われた紙おむつは重たくなっていた。
 いくら最新式の紙おむつとはいえ、質量保存の法則には敵わないらしい。
 漏らしたおしっこの分だけ、ずっしり重たくなっている。
 だけどそれはおむつが千影の失敗を受け止めてくれたということでもある。
 もしもおむつを充てていなかったら、太ももを伝ってふくらはぎを濡らし、足下に大きな水たまりができていたことだろう。

(おしっこ、気持ちよかったぁ。人前でおしっこするのって、こんなに気持ちよかったんだ。それに、立ったままするの、開放的で癖になっちゃいそう……)

「ふぅ」

 おむつを充てた少女は、短くも熱いため息をつく。
 その股間は官能の蜜に熱く濡れていて――、
 それは内気な少女が新たな性癖に目覚めた瞬間でもあった。

        ☆

 ぐちょっ。

 全校朝会を終えて教室に帰ってきて、自分の席に着く。
 おしっこを吸った紙おむつが、お尻と椅子に潰されて、なんとも言えない感覚に襲われた。

(サラッとしてるけど、ブヨブヨしてる)

 だけどその感触でさえも、今の千影にとっては心地よく感じられた。
 赤ん坊のような秘筋は、背徳的な感覚に熱く濡れ、おもらしのようにおむつをグショグショに濡らしている。

(あっ、おしっこしたいかも……)

 しゅいいいいいい……。

 教室で。
 クラスメートたちがいるというのに、千影はなんの躊躇いもなく尿道から力を抜いていく。
 最初の躊躇も、緊張感もなくなっている。
 千影は、すっかりおむつの魅力に取り憑かれてしまったのだ。

        ☆

 じょぼぼぼぼぼぼ……。

 座学の授業中、千影は何度もおむつに尿意を放っていた。
 今日はまだ一度もトイレに行っていない。
 朝一番のおしっこだってこのおむつにしたし、あれからたくさん水を飲んで、何回もおしっこをした。
 それでも紙おむつは千影の失敗をすべて受け止めてくれていた。

(でもさすがに心配になってきたし。ちょっとトイレで見てこよ)

 昼休みになって千影は今日初めてトイレに立った。
 立ち上がると、ずっしりと重たくなっている紙おむつは腰からぶら下がっているようでもある。
 トイレの個室に入って、スカートを捲り上げてみると……、

 むわっ。

 ふんわりとしたおしっこの香りが立ち昇ってくる。
 どうやらおむつといえどもおしっこの匂いを封じ込めてくれるというわけではないようだ。

「こんなこともあろうかと」

 千影は制服のポケットから、香水の入った小瓶を取り出す。
 学園デビュー(失敗したけど)するときに張り切って買ったはいいものの、一度も使う機会がなかった香水だ。
 まさかこんな形で日の目を見ることになろうとは、千影自身もびっくりだ。

「太もものところにシュッと一吹きして……」

 桃色に染まった太ももにシュッと吹きかけて、それを指先でなじませていく。
 キリッと、凛とした香り。
 千影は甘い香りよりも目が覚めるような香りのほうが好きだった。
 これでおしっこの匂いも気にならない……はずだ。

「んっ!」

 くちゅりっ。

 太ももを触っていると、おまたが熱くなってエッチな音を立ててしまう。
 ただでさえおむつの中はおしっこと汗で蒸れ蒸れになっている。
 千影のおまたは、おむつの内側でトロトロになっているに違いなかった。

「だけど、換えのおむつ、持ってきてないから……、今日はずっとこのままだけどね」

 替えのおむつも、ショーツさえも忘れてきてしまった。
 だから今日はずっとこのおむつを外すことができない。
 もしもおむつを外せば、汁ッ子の千影のことだ。
 内股に愛液の滝を作り上げてしまうことだろう。
 そうだ、トイレの個室から出る前に――、

「はぁぁ~」

 じょぼぼぼぼぼ……。

 千影は洋式のトイレを前にして立ったまま、なんの躊躇いもなく尿意を放っていく。
 その頬は気持ちよさそうに弛緩していた。


陰キャラでなにが悪い10につづく!

この小説は同人誌の『大決壊! 陰キャラでなにが悪い!』に収録してある小説です。
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レモネードオアシス 2022/06/15 11:29

しつけて委員長5

おむつバレ!


目次

しつけて委員長(カテゴリー)

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(おむつ、交換してこないと)

 授業が終わった昼休み。
 ツンと澄ました顔でさりげなく席を立ったのは円華だった。
 だけど澄ました顔をしていても、お尻を包み込んでいる紙おむつはおしっこで重たくなっていて、今にも落ちそうになっているほどだった。
 だけどミニにしているスカートはしっかりおむつでおもらしをしたときのことを計算した丈にしてあるから『オムちら』ということはないはずだ。

 円華が通っているつぼみ学園は、学食派と弁当派、そして持ち込み派に分かれている。
 円華はいつも登校するときにパンを買って食べることにしているけど、その前に濡れてしまったおむつを交換しておきたかった。

(おトイレで交換しよ)

 おむつとパンが入っているカバンを手に取ると、気怠げに教室を出て行き――、
 だが、教室のドアを出ようとした、そのときだった。
 その前に男子生徒が現れたかと思ったら、ドンッ!

「きゃっ」

 円華は勢いよくその男子とぶつかってしまったのだ。
 ただでさえおむつに気を取られていたから、円華は無防備にもM字に脚を開いて尻餅をついてしまっていた。
 スカートが捲れ上がり、鮮やかなレモン色に染まった紙おむつがご開帳されてしまう。

 グジュッ!

 円華のおしっこを吸いきってブヨブヨになっている紙おむつが、お尻と床に潰れる。
 尻餅の振動に、円華の貧弱な尿道が耐えられるはずがなかった。

 しょわわわわわ~。

 おむつにどんなに尿意を放ったといっても、それでもどこか躊躇いがあったのだろう。
 膀胱に溜まっていた残尿が漏れ出してきて、股間がジンワリと生温かくなる。

「あっ! あっ! あっ!」

 引き攣るような悲鳴を上げる円華。
 しかし今までたくさんの円華のおしっこを吸収しきった紙おむつは、ついに力尽きてしまう。

 しゅいいいいい……。

 くぐもった水音とともに、おむつの足口から横漏れしてきてしまったのだ。
 少量とはいえ、レモン色の恥水が教室の床に広がっていく。
 だけど、円華自身は尻餅をついた痛みのあまり、そしておむつの気持ち悪い感触にばかり気を取られて余裕が無い。
 M字に脚を開いておむつを晒していることも、おしっこが横漏れしていることにも気づいていない。
 無防備に、おむつを晒し続けている。
 ……目の前に立っている男子……長政の視線が、おむつに釘付けになっていることも知らずに。

「えっ? 委員長……、それって、おむつ!?」
「ふぇ? あっ、ちょっ、これは……!!」

 慌ててスカートでおむつを隠すも、もはや手遅れ。
 長政にばっちりおむつを見られてしまっている。しかも鮮やかなレモン色に染まっていて、おしっこが横漏れしているところも。

「あ、あの、これは、その……!」

 頬から出そうなくらい熱くなって、この場から逃げようと立ち上がろうとするも、あまりの羞恥心に腰が抜けてしまったのだろう。
 立ち上がることさえもできなかった。

「あの、これは、これは、これは……!」

 こうなってしまうと、円華は壊れたラジカセのように何度も同じ言葉を繰り返すことしかできなくなる。
 それでも、恥ずかしい状況が終わってくれるはずはなく――。

「きゅう~~~」

 尻餅をついたまま円華はついにオーバーヒートしてしまう。
 目を回し、後ろに倒れ込み……そうなったところを、咄嗟に長政に抱きかかえられて、頭を打つことはなかったけど。
 それでもただでさえ落ち着きのない昼休みの教室は、ちょっとした騒ぎになってしまった。

『どうしたんだ?』
『なに? 委員長、倒れたの?』
『体調でも悪かったのか?』
『御影のやつ、ちゃっかり委員長に抱きついてるぞ。やつが諸悪の根源か?』

 長政にとっては事故もいいところだった。
 だけど幸いなことに円華の紙おむつに気づいている生徒は誰もいないらしい。

(ここは委員長の尊厳を守らなければ……!)

 困っている人を見ると、放っておけないのが長政だった。
 咄嗟に円華を抱きかかえ、ついでに円華のカバンを持つと、教室を飛び出していた。

        ☆

「さて、どうしたものか」

 保健室のベッドサイドで戸惑っていたのは長政だった。
 咄嗟の判断で円華を保健室へと運び込んで、ベッドに寝かせてみたものの、これからどうすればいいのかサッパリわからない。
 保健の先生に任せておきたいところだけど、運が悪いことに保健の先生どころか一人の生徒さえもいない状態だった。

(俺の見間違いでなければ、委員長のスカートのなかには……)

 長政だって男なのだ。
 女子のスカートが捲れ上がれば見てしまうし、脳内メモリーに焼き付いてしまう。
 これは男の悲しいサガってやつなのだ。
 そして長政の脳内メモリーにも、しっかりと焼き付けられていた。

(委員長が、おむつ充ててた? しかもレモン色に染まっていたということは……)

 あの真面目な委員長が、授業中におもらしをしていたということだろうか?
 その事実に驚いてしまうけど、きっとそういう体質なのだろう。
 昨日の公園でのおもらしの一件も、秘密の失敗と言うことならば説明はつく。
 だからそのことを笑うのは、最低な奴がすることだ。

(それにしてもこうして見ると、委員長って意外と可愛いんだな)

 まくらに散った黒髪はツヤツヤしてて、眉毛も形よくカールしている。
 メガネの奥の素顔は、人魚のように可愛らしかった。
 いつも不機嫌そうにしてる真面目な委員長も、無防備な寝顔は可愛いようだ。

(……って、俺はなに委員長に見とれてるんだよ)

 今は委員長に見とれている場合ではない。
 こんなに可愛い委員長のスカートのなかには、おしっこに濡れた紙おむつがあるのだ。
 可愛い委員長のお尻を包み込んでいるのは、赤ん坊のような紙おむつ……。
 それはなんだかとても背徳的なことのように思えた。

(まずい。変な気分になってきたぞ。……ときに、俺はどうすればいいんだ? 委員長が起きるまで待つ? それとも寝てる委員長を置いて教室に戻るか?)

 もしも委員長が目を覚ましたとして、おむつを交換することになるのだろう。
 そのときに隣にいるわけにもいかないし。
 ここは一つ、書き置きでもして教室に帰った方がいいだろう。
 ベッドサイドの小さな机にあったメモ帳に書き置きを残して立ち去ろうと――、
 そのときだった。

「ん、んん……」

 円華の眉目が微かに歪むと、やや吊り目気味の黒瞳が開かれてしまう。
 円華は気怠げに身体を起こすけど、しかしまだ状況が飲み込めていないらしい。
 目を擦りながら、座り気味の目つきでキョロキョロとあたりを見回していた。

「ここは……、保健室? 私、なんでこんなところにいるのかしら? ……あれ、御影君?」
「よ、よう」

 長政は頬を引き攣らせてしまう。
 面倒なことに巻き込まれたものだ。
 ここで逃げ切ることができていれば、円華も自分の失態を思いだして早退なりなんなりしてくれただろうに。
 だけど、こうなってしまった以上は、逃げようがない。

「あっ」

 円華が短い悲鳴を漏らす。
 恐らく、思いだしてしまったのだろう。
 自らの失態を。
 教室で長政とぶつかり、尻餅をついておむつを見られ、しかもおしっこを横漏れさせて気絶してしまったことを。
 円華の頬が、みるみる赤くなっていく。

「大丈夫、クラスのみんなには見られてないと思うから」
「うう……、でも、御影君は見たんでしょう……?」
「そりゃあ、まあ」
「変だと思ったでしょ。学校でお、お、おおお、おむつ、穿いてるなんて」
「いや、そんなことは全然思ってないよ。そのことを笑う奴がいたとしたら、きっと最低な奴だと思うから」
「……笑わ、ないの?」
「ビックリはしたけど、笑ったりなんかしないよ、俺は」
「そ、そうなんだ……」

 円華はベッドの上であひる座りして、内股をもじもじと擦り合わせてみせる。
 セーラー服のスカートのなかには蒸れ蒸れおむつを穿いているのだ。きっと気持ち悪いのだろう。
 昨日も公園で漏らしてしまったようだし、今日だっておむつを穿いてきている。
 なにか困っていることがあれば助けてあげたいところだが……。

「委員長って、その……漏らしやすいのか?」
「そ、そんなことないわよっ」

 さすがにストレートに聞きすぎただろうか。
 円華は頬を真っ赤にして睨み付けてくる。
 それっきり保健室に気まずい沈黙が落ちてくる。
 ……が。
 円華は、視線を逸らしながらも、恥ずかしそうに口を開くのだった。

「その……笑わない?」
「たぶん」
「たぶんって、なによ、それ」
「笑うかも知れないから」
「もう、意地悪なんだから。でも御影君、私のおむつを笑わなかったし。だから知っておいて欲しいの」
「お、おう」

 円華の声のトーンが落ちる。
 それから待つこと二十秒ほど。
 円華は、ゆっくりと口を開くのだった。

「私ね、子供のころからなんだけど……人前でこっそりおしっこするのが好きな子だったの……」
「? 委員長、なにを言ってるんだ?」
「そこ、本気でキョトンとしない! 恥ずかしいじゃないのよっ」
「い、いや。驚かないほうが無理だろ。と、とにかく、人前って、たとえば」
「プールとか、茂みとか……人に見つかりそうなところ、とか」
「もしかして、昨日のプールの授業中」
「そ、そうよ……。あなたには気づかれそうで焦ったけど」
「それに公園でも?」
「うう、わざとしてました……。そういうスリルっていうの? ドキドキするのが大好きで、いつのまにか癖になっちゃってて」

 まさかの真面目な委員長の告白。
 それもかなり変態チックな。
 長政は思わず言葉を失ってしまったけど、それでも顔を真っ赤にしている円華が余計に可愛く思えてきてしまう。

「ははっ。真面目だと思ってた委員長だけど、意外なところがあるんだな」
「やっぱり笑った」
「いや、これは違うんだ。委員長、いつも怖そうにしてたから、ギャップにビックリしたんだ」
「むー。いつも不機嫌そうで悪かったわね。ただおしっこ我慢してるだけなんだから! いい? このことは誰にも秘密だからねっ」
「わかってるよ。誰にも言わない」
「絶対に絶対なんだから」
「ああ、約束だ。二人だけの秘密ってやつだな」
「ふ、二人だけの秘密……」

 その言葉が心の琴線に触れたのか、顔を更に赤くして俯いてしまった。

「でも」

 円華は俯きながら呟く。

「……こんな変態な私、嫌いになったでしょう?」
「いや、別に。むしろ意外な面を知れて、可愛いなって」
「か、可愛い……ッ! そういうことを女の子に軽々しく言わないのっ」
「ほら、怒ってもやっぱり可愛い」
「もう、知らないっ」
「本当に可愛いって思ってるんだって。そうだ、代わりのおむつとか持ってきてるのか?」
「一応、カバンに入ってるけど……」
「俺がおむつを換えてやるよ。そのくらいやれば、俺が委員長のことを嫌いじゃないって証拠になると思うから」
「そ、それはさすがに恥ずかしいしっ。御影君ったら、急になにを言い出してるのよっ。そんな恥ずかしいことさせると思う!?」
「俺がそのだらしない尿道を、しっかり躾けてやらないとな」
「し、躾け……ッッッ」

 しょわわわわわわ。

 委員長のスカートのなかから、くぐもった水音が聞こえてくる。
 どうやらたくさんおしっこを漏らしたというのに、また漏らし始めてしまったようだ。
 それだけ円華の尿道はゆるゆるなのだろう。


しつけて委員長6につづく!

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レモネードオアシス 2022/06/14 06:07

しつけて委員長4

教室で人知れずにおむつにおもらしっ!


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しつけて委員長(カテゴリー)

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4章目 教室でおむつおもらし!

 カサ、カサカサ……。
 歩くたびにスカートのなかで紙おむつが擦れる音。
 それでも円華はいつものようにツンと済ませた真面目な委員長の顔で朝の廊下を歩いて行く。
 登校してきた円華がまずはやらなくてならないこと。
 それは口止めだ。
 教室に入り、すぐに御影長政を見つけると、

「ちょっといいかしら、御影君」
「いっ、委員長!?」
「御影君、昨日のことは……」
「わ、わかってるよ。誰だって失敗することくらいはあると思うし」
「そ、そう……。そう思ってくれていればいいの」

 どうやら長政は、昨日の公園での一件はただの失敗だと思ってくれているらしい。
 まあ、まさか円華が人前でおもらしすることに快感を覚えているだなんて、誰も想像さえもしないだろうが……。

(これで口止めはオッケー、よね)

 ホッと胸を撫で下ろして、自分の席につく。
 椅子とお尻のあいだにおむつのふかふかおむつの感触。
 このまま教室で、みんながいるところでおしっこをしたら、どんなに気持ちいいだろうか?
 口止めを済ませたばかりだというのに、円華はそんなことを考えてしまう。

(だめ。しばらくは人前でおもらしするの、止めておいたほうがよさそうね……)

 そんなことを考えながら、教科書を開いて予習を始めるが――、

        ☆

(あっ、おしっこ、したいかも……)

 円華が思い立ってしまったのは、四時限目の数学の授業中だった。
 テープタイプの紙おむつを充てていると、トイレに行くのがついつい億劫になってしまう。
 スカートが捲れてオムチラという悲劇もあるし、なにしろショーツのように手軽に降ろすことができないし。
 だから、円華はこの時間までトイレには立っていなかった。
 なるべく水分を摂らないようにしていたけど、さすがに膀胱がパンパンになっている。

(だめっ。しばらくは人前でおしっこはやめておこうって思ったばかりなのに……!)

 ダメだと頭でわかっていても、円華の身体には特殊な性癖が染みついてしまっていた。

 ジワリ……。

 チビってしまったのだろう。
 おまたがジンワリと生温かくなった。
 ただでさえ、通気性がよくなっているとはいえ、夏の紙おむつというのは蒸れる。

(おまた、痒くなっちゃう)

 ミストサウナのように蒸れ返っているおむつにレモネードが漏れ出すと、すぐに蒸発したのだろう。
 おしっこは霧となって、円華の美丘に染みこんでくる。
 いま、この瞬間におまたを掻くことができたらどんなに気持ちいいだろうか?
 だけどそんなこと、授業中の教室で恥ずかしくてできるはずもなかった。

(早くトイレに行きたい……。あと何分で終わるの?)

 教室の前にある時計を見て、円華は愕然としてしまった。
 休み時間まで、あと三十分――、

(う、うそ……っ。我慢できるはず、ない……っ)

 おねしょをしてきたとはいえ、今朝はトイレに行かなかった。
 膀胱に溜まりに溜まったおしっこは、濃厚な黄色になっていることだろう。

(ううっ、我慢しないといけないとわかると……)
「あっ」

 ジョッ、ジョボボ!

 チビッた……、にしては多すぎる量が漏れ出してきて、円華は短いソプラノボイスを上げてしまった。
 ただでさえ円華の尿道は貧弱だというのに。
 そのうえ我慢しなければならないと自覚すると、余計に膀胱が痛くなってきてしまう。

(授業中なのにっ。教室でおもらしなんかできない……っ。周りにみんながいるのに……!)

 いままで何度も人前で尿意を放ってスリルを味わってきた円華だけど、さすがに授業中の教室でおもらしを始めるのはレベルが高すぎる。
 もしも誰か一人にでも気づかれたら、破滅してしまうことだろう。
 真面目な委員長が、おむつを穿いて授業中におもらしをしているだなんて。
 だけど円華は頭の隅で思ってしまうのだ。

(きっと、気持ちいいだろうなぁ……)

 教室でおもらししたら、どんなに気持ちいいんだろう。
 でも、もしも私がこんなに変態だってバレたら、どうなってしまうのだろう?
 円華は、そんなことを考えながら、無意識のうちに股間の力を弛緩させていく。

(あっ、だめ、出ちゃう……)

 一瞬の躊躇。
 だけどその直後には、

(ちょっとだけおしっこを抜いておいたほうが楽になれるよね。我慢できないくらい溜まっても大変だし)

 なんてことを考えている。
 授業が終わるまで、あと三十分――。
 そんな時間を我慢しきれるわけがないのだ。
 それならば、ちょっとだけ抜いておいたほうが……。

(ちょっとだけ、ちょっとだけ……)

 ジュワ……。
  じゅわわわわ……。

 股間の力を抜くと、おしっこはすぐに出てきてくれた。
 何度も人前で尿意を放ってきた円華なのだ。
 変態なM気質が、自覚せぬうちに染みついていたのかも知れなかった。

(ああ、おしっこ、あったかい……。おむつだからちょっとくらいなら、ね……)

 その油断がまずかった。
 マゾ気質が染みついている円華の股間は、

 チョロ、チョロロ……。
   しょわわわわわわわわ。

(えっ!? あっ、ちょっ、ダメッ! そんなに……!? 勝手に出てこないで!)

 おまたを閉じようとしてももう遅い。
 一度開いてしまった尿道はヒクヒクと痙攣し、生温かいレモネードを垂れ流すばかりだった。
 しかも、その勢いは一気に増していく。

 しょわわわ、
  ぷしゅ、しゅいいいいいい。

(あー! あああー! わー! わー!)

 おむつの裏側にレモネードが弾け、ぱしゃぱしゃとおまたに跳ね返ってくる。
 その感触は、円華のおまたをイタズラっぽくくすぐっているかのようだった。
 自らのレモネードのスプラッシュに、円華のマゾに染まり切った尿道は更にほぐれてしまう。

 しゅいいいいいい……

(あー! わわわっ! わたし、本当にしちゃってる! 教室でおしっこしちゃってるんだ……!)

 その事実に、円華は戸惑うというよりも、むしろ興奮していた。
 恐らく脳内麻薬が分泌されているのだろう。
 股間を生温かく濡らしながら、円華の意識は今にも溶けそうになっている。
 それでも、失禁は続いていた。
 いや、それはもう失禁ではないのだろう。
 みんなにバレたらどうしよう?
 そんな破滅願望に取り憑かれた、マゾ気質の円華によるわざとのおもらしだった。

 じゅもも……、
  ジョボボボボボボボ……。

(ああっ、気持ちいい……。みんなに見られながらおしっこするの、いい、よぉ……)

 円華は座り直すと、尿道を解放していく。

 グジュリ、

 もこもこに膨らみきった紙おむつが、椅子とお尻のあいだに潰される。
 その気持ち悪い感触さえも、今の円華にとっては快楽へのスパイスだった。

「ここは、おしっこをしてもいい場所なんだ。おトイレなんだ。おむつを穿いているから、何の心配もいらない……」

 ぷしゅいいいいいいい……。
  しょわわわわわわわわわわ。

 もはや、トイレでしているのと変わらない勢い。
 円華はなんの躊躇いもなく尿意を放っていた。
 だがその放尿にも終わりは来る。

「あー……、あー……あぁー……」

 ブルルッ!
 円華は椅子に座ったまま、身体を大きく震わせる。
 それは見るものが見たら、おしっこを出し切ったあとの痙攣に他ならなかった。

「あぁー……あぁ……はふう……」

 円華は、顔を真っ赤にさせて、身体から力を抜いていく。
 その黒瞳は涙ぐみ、口元からは一筋のこぼれ落ちていた。
 だが、その円華に気づく者は、誰一人としていなかった。
 円華の失敗は、おむつがすべて受け止めてくれたのだから。

(おむつ……、こんなにもこもこになってブヨブヨになってる。全部出しちゃったのに吸い尽くしてくれたんだ)

 もしも横漏れしてきていたら、今ごろ円華のスカートには、大きな尻染みができあがるどころか、ナイアガラの滝のようにおしっこが椅子から流れ落ちていたことだろう。
 だけど、おむつは円華のおしっこをすべて吸収して、入道雲のように膨らんで包み込んでくれていた。
 教室にはエアコンがかかっているけど、真夏のおむつは熱く蒸れている。
 もっとも、それだけ円華のお尻が熱く火照っているということなのかもしれないけど……。


しつけて委員長5につづく!

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レモネードオアシス 2022/06/06 09:08

せめて夢の中では2

ブルマをモリモリと膨らませながらなんとかトイレに駆け込んだ繭。
しかしショーツはもう既に……。


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 ぎゅるるるる~~~。

「は、はうう……。こ、この気配は……」

 真昼の日差しを受けて、真っ白な砂漠のようなグラウンド。
 そのグラウンドでクラスメートたちに混じって体育座りをしている繭は、お腹から発せられる不吉な音に青ざめてしまった。

(な、なんでこんなときにお腹が痛くなるの……!?)

 おしっこはちゃんと出してきたけど、まさかお腹が痛くなってきてしまうだなんて。
 うんちは盲点だった。
 今朝食べたヨーグルトが効いてきたのだろうか?

(どうしよう、おトイレ行きたい、行きたいよ……っ)

 だけど、そんな恥ずかしいことを繭が言い出せるはずもなかった。
 まだ、授業が始まって準備体操が終わったばかりなのだ。
 それなのにうんちをしたいだなんて。
 ……子供でもないのに。
 しかも、タイミングが悪いことに。

 ピッ!
 抜けるような青空に響く、短いホイッスルの音。
 その音を合図に、列の一番前にいた生徒が走り出す。
 生徒の駆けていく、その先にあるのは――。
 ――跳び箱。

(跳び箱なんて、絶対無理だよ! あんなに元気よく脚開いたら漏れちゃう……! 絶対に漏らしちゃうよ!)

 繭の心の叫びも知らず、生徒たちは次々と跳び箱を跳んでいく。
 こうしているうちにも、繭の順番は、少しずつ近づいてきている。

(どうしよう、どうしよう……!)

 逡巡しているあいだにも繭の額には脂汗が浮いている。
 その汗が眉毛からまん丸メガネに垂れると、フレームの縁を伝って落ちていく。

 背筋には滝のような冷や汗が流れ落ち、ショーツとブルマへと染みこんでいた。
 せっかくのお背伸び紐パンツは、繭の冷や汗でぐしょぐしょになっている。
 ペッタリとお尻に貼り付いて、繭の尻房を愛撫しているようでもあった。

(も、もう無理……。我慢、できないよ)

 ぎゅるるるる……ッ。

 お腹から、不吉な音が鳴り響く。
 周りで体育座りをしているクラスメートに気づかれていないことが不幸中の幸いだろうか?
 だけど、このまま跳び箱を跳ぼうと脚を開けば、みんなの前で恥ずかしい姿を晒してしまうことは火を見るよりも明らかだった。

(こっそり、抜け出せば大丈夫、だよね……)

 幸運なことに、クラスメートたちの視線は跳び箱に集中している。
 繭はこっそりと跳び箱の順番待ちの列から外れると、背の低い木々の影を拾いながら校舎へと歩いていった。

        ☆

 なんとか昇降口へと辿り着き、スニーカーから上履きへと履きかえ――。

 にゅるるるる!
   もり、もりりっ!

「う、ううー!」

 靴を履きかえるときに、かがんだのがいけなかっただろうか?
 腹圧が上がって、蛇のようなモノがブルマのなかへと這い出してくる感触。
 おしっこ穴もお尻もゆるゆるな繭は、為す術もなくうんちを漏らしてしまっていた。

「あっ、ああぁ……。で、出ちゃっ、た……?」

 へっぴり腰になりながら、紺色のブルマに包まれているお尻を撫でてみる。
 そこには、確かにもっこりと歪に膨らんだヒップラインを感じることができてしまった。

「出ちゃってる……。うんち、漏らしちゃったんだ……」

 柔らかな感触に、ただでさえ緩い肛門が更に緩んでしまったとでも言うのだろうか?

 にゅるるるっ!
   ぷすっ、ぷすす……。

「だ、だめ!」

 繭はブルマを更に盛り上がらせてしまう。
 昇降口に、おならとは違った濃密な腐敗臭が漂いだした。
 もしも休み時間で人気があったら、異臭騒ぎになっていたに違いない。

「ま、まだ……出ちゃ、ダメなんだから……っ」

 すぐにでもトイレに行きたかったけど、ここで上履きに履きかえないとトイレに入ることができない。

「上履き、履かないと……うっ、ううう!」

 にゅるるるる!

 繭は無様にもうんちを漏らしながら――、
 それでもなんとか上履きを履くと、授業中の静まりかえった廊下をつま先立ちでよろめきながらもトイレを目指して歩いて行く。
 そのあとに、茶色い腐敗臭を残しながら……。

        ☆

「ううっ、も、もう限界……、だよぉ……ッ」

 繭が女子トイレへの扉の前へと辿り着いたときには、すでにブルマは思春期の青いヒップラインよりも一回りほど大きくなっていた。
 それでも繭が諦めなかったのは、この緩すぎる下半身を治したいという、コンプレックスを克服したいという強い思いがあったからこそだった。

「もう、少し、もう少し、なの……!」

 女子トイレへと続く扉を押す。
 授業中だから、すべての個室のドアが開いている。どうやら、繭以外にはトイレには誰もいないようだ。

「思いっきり……出せる……うっ!」

 鼻孔に満たされるのは、何年もの長い時間をかけて染みついた、女子たちのアンモニア臭と、下り物の香り。
 その香りに、本能が刺激されてしまったとでも言うのだろうか?
 個室に入る前だというのに、

「ああっ、だめ!」

 にゅるるるるるる!

 一回りほど大きく膨らんでいたブルマが、更にもっこりと歪に膨らんでしまう。
 もはや、お尻を触って確かめることさえも恐ろしかった。

「ブルマ、重たい、よお……」

 繭のブルマは、もとのお尻の大きさよりも二回りほど大きく膨らんでいる。
 それでも繭が歩みを止めることはなかった。

「い、一番近くのおトイレぇ……」

 ニュルル……ッ。
  プスッ、ぷすす……っ。

 よたよたとつま先立ちをしながら、なんとか一番近くにある個室へと辿り着く。
 そしてへっぴり腰になりながらも、個室の鍵を閉め――、

「も、もう……しても、いいんだよね……?」

 目の前にちょこんとあるのは、
 和式のトイレ。
 その便器を前にして、なぜか繭は腸内に溜まっているチョコレートを放つことへ、一瞬だけ躊躇ってしまう。

「本当に、していいの?」

 だけど、躊躇っている暇なんてないのだ。

「あっ、あうう!」

 ニュルルル……!
  びち! びちち!

 和式便器を前にして気が抜けてしまったのか、繭は更にブルマを大きく膨らませてしまった。
 大腸の奥のほうにある未消化物は、まだ水分を吸収され切っていないのだろう。
 お尻から這い出してくる蛇は、少しずつ柔らかくなってきているようだった。

「もう、出しちゃう……! 躊躇ってなんかいられないんだ……! これ以上ショーツ汚したら、お母さんに怒られちゃうよっ」

 繭は紐パンツをブルマごと降ろす。
 直後、

 ムワ――ッ。

 ショーツのなかでとぐろを巻き、圧力に潰れされた便塊から濃密な腐敗臭が立ち昇ってきた。

「――ッ!」

 繭はその失敗の証から目を逸らしながら、

 ぼちゃんっ。

 漏らしてしまった失敗の証を、水洗トイレの水面へと落とす。

「ああっ、まだダメッ!」

 ブリブリブリ!
 ベチョチョ!

 こうしているあいだにも、繭の緩い肛門からは未消化物が漏れ出してきていた。
 和式トイレの後ろからは見出して、トイレのタイルに飛び散ってしまう。
 垂れ流し――。
 その言葉がふさわしいほどに、繭の下半身は緩いのだ。
 繭は、垂れ流しながらも和式のトイレへとしゃがんだ。

「ふぁああああぁぁぁぁぁ……」

 にゅるるるるっ。
  しゅいいいいいいい……。

 直後、少女の茶色い穢れが、和式のトイレへと放たれていた。
 それは蛇のようにとぐろを巻くと、潰されながらも積み重なっていき――、
 見事なまでの巻き糞が、少女のお尻の下にできあがっていく。

「はあぁぁぁぁぁぁ……」

 しゅいいいいいいい……。

 どうやら膀胱には小水も溜まっていたようだ。
 体育の授業の前に尿意を放っておいたというのに、便器の前にあたるほどの勢いで放ってしまう。

「はああぁぁ……。気持ち、いいよぉ……。ずっと我慢してたから、いっぱい、出てる、よぉ……」

 ブリリッ、ビチッ、むりゅりゅりゅりゅ!
  ブボボッ、もわ……。

 快楽のままに繭は腸内に溜まっていたものを、排泄欲のままに放っていく。

「あぁ……っ」

 そのときになって繭は気がついた。
 茶色く汚してしまっている自らのショーツに。
 太ももまで降ろして、和式のトイレに座っているから、茶色い失敗が目の前に突きつけられる形になってしまっている。

「ショーツ、汚しちゃった……」

 ねっっちょぉぉぉ……。

 白の紐パンツには、茶色いペーストがピーナッツバターのように塗られていた。
 それは大腸にある柔らかいうんちまでも、学校で漏らしてしまったことを意味する。

「ううっ、赤ちゃんみたいにうんち漏らしちゃった、よぉ……」

 お背伸びショーツを汚してしまったから、余計に惨めな気持ちになってしまう。
 繭が失敗してしまったのは、一度や二度ではないのだ。
 体育の授業では、こうして何度も我慢できずに漏らしてきた。

 それにプールの授業では、人知れずに何度も水中で尿意を放ってきてしまった。
 しかもプールでお腹を冷やしてしまい、スクール水着を脱げずに便器を前にして下痢を漏らしてしまったこともある。
 そして、今日。

「大人っぽいショーツ、汚しちゃうなんて……」

 ブリッ、ブリュリュリュ!
  ブババッ!!

 どんなに自責の念に駆られても、身体は正直だった。
 和式トイレに向けられた肛門は、本能のままに汚泥を放ち続けている。
 ショーツを脱げたことが、せめてもの救いだろうか?

「ショーツ、おトイレ出る前に洗っておかないと……っ。でも、そのまえに……、お腹痛すぎて……。く、苦しいの……、全部、出て……! お腹、苦しいよぉ……!」

 ブボボッ!
 ブボボボボボッ!
 ビチッ!
 ビチチッ!

 繭は、顔を歪めながら必死になって身体の毒素を排出していく。
 その排泄は、いつまでも、いつまでも、繭の排泄欲が満たされるまで続くのだった――。


せめて夢の中では3につづく!

この小説は、大決壊! 誰にも言えないに収録されている作品です。
フルカラーのイラストもありますので、気になった方は購入してもらえると創作活動の励みになります。

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レモネードオアシス 2022/06/02 05:58

せめて夢の中では1

眼鏡少女の繭には、誰にも言えない秘密があった。
学校でも介護用紙おむつをあてて生活している。
そんな繭はトイレに行くと――。


目次

誰にも言えない(カテゴリー)

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(次の授業は……体育なんだ)

 ただでさえ昼休み前でお腹が減っているというのに、四時限目の体育というのは、それだけで憂鬱な気分になってしまう。
 それに丈の長いスカートを穿いている繭のお尻を包み込んでいるのは、すでにおしっこでブヨブヨに膨らんでいる介護用のテープタイプの紙おむつなのだ。

 おむつを外してブルマを穿くところを想像しただけで、気分が重たくなってしまう。
 ショーツとブルマなんて、いつもおむつを充てている繭にとってみれば、あまりにも心許ない布切れだった。
 しかも、あんな恥ずかしいものを穿いて運動しなければならないなんて。

(だけど、まさかおむつをあてて跳んだり跳ねたりするわけにもいかないし)

 繭がどんなに嫌がっていても、ブルマに穿き替えなければならない。
 ブルマを学校に普及させた奴は、とんでもないスケベで意地悪な奴なんだろうな、と繭はブルマを穿くたびに思っていた。

(おトイレ、行こ……)

 繭は憂鬱げなため息をつくと、人知れずに教室を出る。
 いつも着替えるときはトイレで着替えることにしていた。更衣室で着替えるよりも、トイレで着替えた方が色々と都合がいいのだ。

(私がおむつ穿いてるの、みんなに知られるわけにもいかないし、ね。恥ずかしすぎるよ……)

 繭がおむつを充てていることを知っているのは、家族と、一部の教師だけ。
 だから、この身体の秘密は決してクラスメートたちには知られてはならないのだ。

        ☆

「早く着替えないと、だね」

 繭がやってきたのは、ピンクのタイルに囲まれた、女子トイレの個室だった。
 ブレザーを脱いで、スカートも脱いで、露わになったのはレモン色に染め上げられたテープタイプの紙おむつだった。

「んっ、勝手に……でちゃう……」

 じゅわり、
  しゅいいいいい……。

 個室に入った瞬間、すでにスイッチは入っていた。
 ジンワリとした温もりが股間に広がり、おむつへと染みこんでいく。
 弛緩しきった繭の尿道は、医師とは関係なしに小水を漏らしはじめていた。

「少ししか出ないけど……」

 繭の尿道は、授業中は基本的に垂れ流し状態だった。
 だからほとんど膀胱には残されてはいない。
 それでも出しておかなければならないほど、繭の尿道はゆるゆるだったし、なによりも繭自身が安心するができる。

「……んっ、全部、出た……よね」

 ブルルッ、
 小刻みに身体を震わせると、

 プシュ――、

 レモネードの最後の一絞りを放って、繭のおむつへの放尿はひとまずの終わりを告げた。

「早く着替えないと」

 ゆっくりと、紙おむつのテープへと指を引っかけて――、
 バリバリバリッ。
 どんなにゆっくりテープを剥がしても、恥ずかしい音が個室に響いてしまう。

(外にまで聞こえていませんように)

 誰がくるか分からないから、できるだけ静かに、それでも手早くおむつのテープを外していくと――、

 むわぁ。

 おむつの裏側から、濃密なアンモニア臭が、湯気となって立ち昇ってきた。
 その濃度たるや、繭自身の目に染みて涙が溢れ出してくるほどだった。

「ううっ、もう蒸れ蒸れだよぉ……」

 両手で押さえながら、立ったままおむつを外していくと、紙おむつはザボンの皮のように分厚くなっていた。

「こんなに漏らしちゃってたんだ」

 まだ昼前――。
 これから四時限目の体育の授業前だというのに。
 繭が充てていた紙おむつは、ずっしりと重たくなっていた。

「しっかり捨てておかないと、ね」

 介護用のおむつは、丸めてビニール袋に入れてゴミ箱に捨てることにしていた。
 さすがにこのおむつを体育の授業が終わったあとに穿く気にはなれないし。

「おまたとお尻を拭いてっと」

 トイレットペーパーを手に取って、大事な部分を軽く拭いていく。
 繭の大事な部分は、ツルンとした赤ん坊のようなパイパンだった。
 それは繭のコンプレックスでもあった。

「赤ちゃんみたいにおまた緩いのに、おまたまでツルツルだなんて
……。こんなところ、誰にも見せられないよ」

 呟きながら、大事な部分を拭き拭きしていく。
 少女の汚れを清めたティッシュを水面へと沈め、体操袋から取り出したのは、紺色のブルマと厚手の白いシャツ。
 それと――。

「このまえ買ったばかりの、紐パンツ……」

 繭が手に取ったのは、ローライズな紐パンツだった。
 白の生地に、おへそのところにはピンクの小さなリボンがついている。
 それは、介護用の紙おむつと比べると、あまりにも大人っぽいデザインのように思えた。

 ……いや。
 介護用のおむつのほうが大人びているのかも知れないけど、この際は深く考えないようにしておくとして。

「うんしょっ、と……」

 繭は、体育の授業があるときは紐パンツを愛用していた。
 可愛らしいデザインだし、ローライズのショーツを穿いていると、ちょっとだけ背伸びして大人になった気持ちになれる。

 普段はもっさりとした紙おむつを充てているから、ショーツくらいは面積の少ないものを望んでいる……のかも知れない。
 子供のころは、お腹を冷やさないようにふかふかのコットンショーツの方が好きだったけど。
 それは、繭自身も戸惑う変化だった。

「せめてショーツくらいは背伸びしたいんだもん。ブルマと一緒に穿くから、お腹冷やすこともないしっ」

 繭は、人知れずに大人への階段を登ろうと決心しながらも、紐パンツへと脚を通していく。
 だけど。

「おしっこ、ちゃんと出したから大丈夫、だよね?」

 紐パンツとブルマを穿いたところで、急に心許ない気分になってきてしまう。

「ブルマ穿いてるのに、なんだかお尻がスースーするし……。変なところ、ないよね……? ショーツ、はみ出してないよね?」

 ブルマの足口に指を入れてパチンと正す。
 うん。
 たぶん大丈夫……だと思う。

「シャツもしっかり着てっと。裾は出しておくよ♪」

 誰に言うでもなく繭は呟きながら、体操シャツを着ていく。
 ブルマに裾をしまうと、途端に野暮ったくなってしまうから、てるてる坊主みたいに裾は出して。

「よしっ。この一時間を乗り越えたらお昼休みだもんね。しっかり頑張っていこう!」

 大人への階段を必死に登ろうとしている思春期特有の、ぷりっとしたお尻をブルマに包み込み、繭はグラウンドへと急ぎ駆けていく。


せめて夢の中では2につづく!

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