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おむつの記事 (52)

レモネードオアシス 2022/06/01 10:28

文学少女の露出癖3

眼鏡少女の繭には、誰にも言えない秘密があった。
誰もいない夜の公園。
スカートを捲り上げると、露わになったのは紙おむつ。


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 ニュルルル!
  ぶぱっ! ぶぼぼ!

 空気が混じった軟便が、直腸から滑り出していくと、やがて思春期のプリッとしたお尻を汚泥が包み込んでいく。

「いや、ダメ……っ、うんち、止まってぇ……っ」

 どんなにお尻に力を入れようとも、普段から介護用おむつを充てている繭には、止めることさえもできなかった。

「おっ、おむつが重たくなって……、いや、こんなに熱くなって……ううー!」

 もり、もりもりもり!

 おむつのお尻の部分が歪に膨らんでいき、夜風に耐えがたい腐敗臭が漂いだす。

「こんなにおむつが膨らむなんて……! 前っ、前のほうにまでうんちが……んあっ、あああ! いやぁ!」

 ブボボッ! ブリュリュ!
  ニュルルルルルル!


 口では言いながらも、繭はすっかり忘れていた。
 身体に染みついた露出癖のせいで、スカートの裾を正すことを。
「こんなところ、誰かに見られたら、ダメなのに……! んあっ、あひ! おまたに食い込んで来ちゃ、だめぇ!」

 もりもりもり……ぷすす……っ。

 前のほうにまで押し寄せてきた軟便は行き場を失うと、今度は繭の大事な部分へと食い込んできたではないか。

「んひっ、ひぃ! そ、そこはだめっ」

 少女のクレヴァスに食い込んできたマグマは、容赦無く敏感な部分を蹂躙していく。
 熱いマグマに肉芽を焼かれて苦しいはずなのに――、
 なぜか、繭の頬は官能に緩み、黒瞳から溢れ出す涙に濡れていた。

(こんなの、絶対おかしいのに――)

 ニュルルルルルル!

 漏らしながらも、繭は戸惑ってしまう。
 大事な部分を、自らの穢れで蹂躙されているというのに。
 繭の秘部は、熱い蜜で濡れ、震えている。

「もう、もう分からないよ……。なんでこんなに熱くなってるの? 私の身体、壊れちゃったの?」

 膝小僧が震えると、ついには繭はその場に女の子座りでしゃがみこんでしまう。

 ドチャッ!

 おむつのなかで軟便が弾けると、おまたの深いところにまで食い込んでくる。
 少女の宝石から生み出される甘美な電流に、繭の背筋が弓なりに反れた。

「あっ、ふう……。熱いのが、おまた食い込んできてる……んっ、おっ、おまたに……おっ、おっ、おおぉ……っ」

 ニュルルルルルルル!
  プシュ、しゅいいいいいいい……。

 漏らすだけでは飽き足らずに、繭は自らの意志で公園の石畳にモコモコに膨らみきった紙おむつを擦りはじめる。

 ネチョッ、ネチョッ、ネチョッ!

 紙おむつの中で、おしっことうんちが混じり合ったものが混じり合い、繭の秘筋へと食い込んでいく。

「んっ、ああっ! こんなことしちゃ、いけないのにっ。うっ、うううー!」

 石畳におむつを擦りつけ、繭は一気に昇り詰めていく。
 絶頂は、あっという間だった。

「うっ、ううー!」

 低く押し殺した、獣のような呻き声。
 それが内気な文学少女が絶頂した合図だった。

「――ッ! ――ッ! ――ッ!」

 ブボッ、ブリュリュリュリュ!
 プッシャアアアアアアアアア!

 ガクガクと腰を震わせて、緩みきった肛門から軟便を漏らしながら――、
 繭は盛大に絶頂を極めて見せた。

「はぁ……! はぁ……! はぁぁぁぁ!」

 ビクンッ、ビクンッ!
  にゅるるるるっ!

 ときおり電気を流されたかのように腰が痙攣し、そのたびに軟便を漏らしてしまう。
 やがてそれも落ち着いてきたころ。

「あ、ああぁぁぁ……」

 しゅいいいいいいい……。

 力ない吐息とともに、繭は失禁していた。
 既にパンパンになっているおむつの内側に、生温かい感触が広がっていく。
「あっ、あっ、はぁぁぁ……はっ、はひっ! ひい!」

 官能の残滓が燻っているのか、繭は女の子座りのまま立つことさえもできない。
 それでも繭が充てている介護用のおむつは、失敗のすべてを受け止めてくれたようだ。
 スカートを捲り上げて見るも、石畳には横漏れの跡さえもできていなかった。

「おもらし、気持ちよかったぁ……」

 おむつから伸びている太ももは、ほんのりとした桃色に染まっていた。
 まさかこの太ももの付け根はチョコレートフォンデュによって蹂躙されているだなんて、誰も思いもしないだろう。

(――こんなに凄いなんて)

 おむつを露出した上に、うんちまでおもらしして気持ちよくなってしまったというのに、繭は心のどこかで、

『気持ちいい』

 と思ってしまっている。
 理性ではおかしいと分かっていても、思春期の身体は欲望に正直だった。
 たとえそれが背徳的なものだと分かっていても。
 繭はなんとか立ち上がり、スカートの裾を整えるころには、早くも秘唇は熱く濡れていた。

 ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ。

 一歩進むたびに、おむつの中がかき混ぜられて、柔らかいものが秘筋に食い込んでくる。

「はふう……」

 その感触さえも、今の繭には気持ちよく感じられて……、

 ニュルルルルッ。
  しゅいいいいい……。

 へっぴり腰になって歩いている繭は、更におむつへと垂れ流してしまう。
 その頬は桃色に染まって緩みきっていて、繭はおむつにパンパンに詰まっている柔らかく熱い感触を確かめるようにして家路についた。
 無意識のうちにアヒルのように、お尻を振り振りながら……。

        ☆

「月が、綺麗ですね、か……」

 それはとある文豪に寄ればプロポーズの言葉らしい。
 もっとも、繭にはプロポーズする相手も、されるような予定さえもないのだけど。

(はぁ……。いいなぁ、私も小説みたいな恋、してみたいのに)

 いつもの放課後の図書室。
 長机の端っこの繭の指定席で読書をしていると、いつの間にか日が暮れていたらしい。
 四角く切り取られた窓から広がる夜空には、ぽっかりと満月が浮かんでいた。

「もうこんな時間。また警備員さんに怒られちゃうよ」

 繭はハードカバーの本を閉じると、机に積んでおいた本を棚へと戻していく。
 いつかこの図書室にある本を全部読みたい――。
 それが、繭の密かな野望だった。

(そろそろ、出てくるころかな……?)

 本を戻しながら、繭はそんなことを考える。
 このまえ公園でうんちまで漏らしてしまったのが、三日前。
 あれから毎日ヨーグルトを食べているから、そろそろ柔らかいものが出てきてくれるはずだ。
 そのことを考えただけで、繭の秘唇は熱く濡れて、勝手に失禁してしまうようになっていた。

(あ、ちぃ、でる……)

 しゅいいいいいいい……。

 本棚に囲まれた暗がりで、繭は恥水を垂れ流してしまう。
 すでに紙おむつは、繭の一日分のおしっこによってずっしりと重たくなっていた。

(お水、いっぱい飲んで帰ろ)

 そうすれば公園に着くくらいにはおしっこがしたくなっているはずだ。
 今夜もスカートを捲り上げておもらしをする……。
 そんな自分を想像しながら、高い位置にあった本を戻そうとした、そのときだった。

 にゅるるるるるる!

「――ッ!!」

 直腸にあった一本が、一気に滑り出してきてしまう。
 背伸びをしているというのに、閉じきっているお尻の割れ目からバナナうんちが飛び出してくる。
 びっくりして身体を弓なりに反らしてしまうけど……、大丈夫。
 どうやら、落ち着いてくれたようだ。
 ただ、おむつの中がちょっと落ち着き無くなってしまったけど。

(やだ。おむつの中にバナナみたいなの漏らしちゃったよ。早く帰ろう……そして、公園で……)

 お水をたくさん飲んで、公園でお腹に詰まっているものを出し尽くすのだ。
 そのことを想像しただけで、繭のまだ目覚めぬ蜜壺は熱くうねり、秘唇は蜜に濡れそぼる。
 それは思春期の少女の、未成熟な秘蜜――。


せめて夢の中では1につづく!

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レモネードオアシス 2022/05/30 06:24

文学少女の露出癖1

眼鏡少女の神崎繭。
繭には、誰にも言えない秘密があった――。


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📖神崎繭~文学少女の露出癖~

(はぁ……、ロミオよロミオ、か……)

 ザワザワと落ち着かない、教室の休み時間。
 窓際の席に座って、無心に文庫本に視線を落としていた少女は、憂鬱げなため息をつくと、ふと空を見上げた。
 教室の窓から見上げる夏の青空は四角く切り取られていて、こうして見上げていると、自分はなんて狭い世界に生きているのだろうと思い知らされる。

「この世界にはロミオなんていないんだよね。それに、私もジュリエットなんかにはなれないんだ」

 モクモクと大きく隆起している入道雲を眺めながら――、

「はぁ……」

 再び、ため息。
 重ねるように何度もため息をつくのがこの少女の癖だった。

 この少女の名前を、
 神崎繭(かんざき まゆ)
 と言った。

 やや癖のある黒髪は肩ほどで無造作に切り揃えられていて、ところどころに寝癖が立っている。
 まん丸メガネをかけた瞳はトロンと眠そうに垂れていて、見ようによってはジト目にも見えた。

(抜けるような青空なのに、私はこうして本を読んで、空を飛ぶところもできない。想像することしかできない。あのカラスみたいに空を飛べたらいいのになー)

 はあ……。
 再び、ため息。
 シックな藍色のブレザーに包まれているふっくらとした胸が、これまた小さく上下する。

(あーあ。私もこんなに熱い恋愛してみたいのに)

 シェークスピアを読みながら、繭はそんなことを夢見る。
 だけど、夢と現実というのは、あまりにも落差があるようで。

「……あっ」
 繭は、思わず小さな声を漏らしてしまう。

 プシュッ、
  しゅいいいいいい……。

 股間に感じられるのは、生温かい液体の感触。
 繭は、極端に尿道が緩くて、しかも人並み外れて物事に集中してしまう癖があった。
 尿意さえも忘れてしまうほどに。

 切迫性尿失禁――、

 それは、繭の誰にも言えない秘密だった。
 トイレに行きたいと思ったときには、もう手遅れなのだ。

「あっ、あぁ……出ちゃってる……。おしっこ、でちゃってるの」

 しゅいいいいいい……。

 股間から放たれる、背徳的な温もり。
 それは股間からお尻の方へと広がっていくと、繭のお尻を優しく撫で回しているようでもある。

(ああ、またおもらししちゃったんだ……)

 恥ずかしさと、自分の身体の至らなさに軽く唇を噛みしめる。
 だけど、普通の女子だったら教室でおもらしなんかしたら大惨事になることだろう。
 だけど、繭の場合は違った。

 しょわわわわわわ……。

 なんの躊躇いもなく放たれる尿意は、スカートから染み出してくることなく、すべてが納まっていた。

(おむつ、温かくしちゃった……)

 そう。
 繭は、丈の長いスカートのなかに紙おむつを穿いて生活しているのだ。
 それも、大人の介護用の紙おむつを。
 もこもこの大きな紙おむつを充てていなければ安心できないほど、繭の尿道は緩かった。

 じょぼぼ、
  じょぼぼぼぼぼぼぼ……。

 おむつの裏側におしっこが弾けて、もこもこと膨らんでいく。
 お尻の方まで生温かくなって入道雲のように膨らんでいくのは、何度味わっても慣れないものだった。

(また教室でおもらししちゃってるんだ……。昨日も、おとといも、何回もおもらししちゃうなんて、なんてダメな子なんだろう)

 それでも――、
 いつものこととは言え、教室で尿意を放ってしまうと言うのは思春期の少女にとっては恥ずかしいものだった。

(お願い、早く終わって)

 身体が勝手におしっこを垂れ流し、繭の頬はほんのりと桃色に染まってしまう。
 その様子に、一人の女子生徒が気づいた。
 クラスメートの、面倒見がいい委員長だ。

「繭ちゃん? 風邪でも引いたの? なんか顔が赤いけど」
「な、なんでも、ない、の……っ」

 プシュウッ!

 なんとか返事をするけど、おむつの中でおしっこが噴きだしてしまった。

(あっ、あああ! おしっこ噴き出しちゃった! 委員長に見られてるのに! おしっこ、おむつの中で弾けて……、お尻に広がっていってるよぉ……!)

 見られながら漏らすというのは、繭にとってはあまりにも刺激が強すぎた。

 しょわわわわわわわ……。

 なんの躊躇いもなくおしっこが垂れ流され、繭のお尻を撫で回していく。
 それでも、なんとか顔に出さずにいると、

「そう? 繭ちゃんが平気って言うんなら大丈夫なんだろうけど……、無理そうだったら保健室、行こうね」
「うん、ありがとう。心配してくれて」

 ブルルッ!
   プシュウ!

 なんとか返事をすると、それと同時に繭は小さな身体を大きくする震わせて、最後の一滴を噴出させた。

(全部、出しちゃった。おむつ重たくなってる)

 繭が充てているのは、介護用のテープタイプの紙おむつだった。
 だからよほどたくさん水を飲まない限りは、おむつから溢れ出してくるということはそうそうない。
 その代わり、おしっこをしたぶんだけずっしりと重たくなるのがツラいところだけど。

(そのために、スカート長くしてあるんだもんね)

 繭が穿いているスカートは、他の女子生徒よりもちょっとだけ長くしてあった。
 みんなは内気な繭が、脚を隠すためにスカート丈を長くしていると思っている。
 だけどそれがまさか介護用の紙おむつを隠すためだとは、誰も想像さえもしないだろう。

        ☆

「もう、こんな時間になってたんだ」

 ふと繭が顔を上げると、窓に四角く切り取られた夜空には星が瞬いていた。
 放課後の図書室――。
 繭は長机の端っこの席に座って、何冊ものハードカバーの本を積み上げては、読み崩していた。

 ハードカバーはお店で買おうとすると高いし、それに学校に持ってくるにしては重たすぎる。
 だから繭は放課後の図書室に入り浸っては、たくさんの本を読むことにしていた。
 集中しすぎると、時間さえも忘れて読書してしまうほどに。

「もう夜になってる……。それに、ううっ」

 椅子から立ち上がろうとして、繭は顔をしかめてしまった。
 繭が一日中充てていた紙おむつは、おしっこを吸いきってずっしりと重たくなっていたのだ。

(こんなに重たくなってるなんて。きっと読書してるあいだにも漏らしちゃってたんだ……)

 集中力が高すぎる自分が嫌になってしまう。
 それでもずっと図書室にいるわけにはいかなかった。
 もうすぐ警備員さんが戸締まりにくることだろう。
 集中して読書をしているから、繭はよく下校時間を過ぎても本を読んでいることがあった。
 だから警備員さんに顔を覚えられているほどだった。

(そろそろ帰ろうかな)

 重たくなっている紙おむつは、ブヨブヨになって冷たくなっていた。
 それでも繭は、平然とした表情でハードカバーの本を片付けていく。
 女の子は、少しくらい下半身に違和感があっても平然としていないといけないのだ。


文学少女の露出癖2につづく!

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レモネードオアシス 2022/05/25 17:19

蓮side。夜、寝る前に2

千尋のショーツを持って帰ってきた蓮。
夜。
紙おむつのなかに千尋のショーツを穿いて、むれむれおむつおもらし遊びに耽る。


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「凄い。こんなに熱くなってたんだ」

 蓮自身が驚いてしまうほどの身体の変化だった。
 いままで、おむつを穿いたまま何度もおしっこをしてきたけど、こんなにネットリとはしなかった。

「でも、なんで……? って、うわわ、おまた、凄い。ヌルヌルになってるよ」

 ショーツの中へと指を忍び込ませ、縦筋へと食い込ませていくと、そこはネットリとした温水に満たされていた。

「私のおまたって、こんなに熱くなるんだ」

 興味本位で、指先を谷間へと食い込ませていく。
 それは自分の身体を探検しているような、そんな感覚だった。
 だけど、それは突然訪れる。

 ――チリリッ!

「ひゃん! んっ、んうう~~~」

 突然股間から電流が生み出されたかと思ったら、直後には全身を駆け抜けていたのだ。
 ビックリして身体を強ばらせてしまうけど、すぐに緩んでしまう。
 尿道まで緩んだのか、

 しゅわわわわ~~~。

 指を食い込ませたままの秘筋からは、止めどなく生温かいせせらぎが湧き出して、背中の方へと広がっていった。

「おまた……、ここの部分に触るとチリッとするの?」

 確かめるように、指先で触れていく。
 普段はピンクの肉のフードに覆われていて、そこになるがあるかなんて考えたことなんてなかった。

「なんかおまたがチリチリして、ムズムズしてきちゃう」

 クチュ、クチュクチュ。

 きっと、これはエッチなことなんだろう。
 おっとりとして、本をたくさん読んできた少女はそんなことを思いながらも、自らの身体を確かめるように触れていく。
 それは地図を片手に、未開の地を進んでいく感覚に似ていた。

「お豆、みたいなところ、触ると……んんっ、痺れるの?」

 クチュ、クチュクチュクチュ。

 最初は戸惑いながらの探検も、慣れてくると少しずつ大胆になっていく。
 肉のフードをかぶっていたクリトリスは、ショーツのなかですっかり勃起して、おまたからはドロッとした体液が溢れだしてきていた。

「私のおまた、こんなにドロッとするんだ……。ああ、千尋ちゃんのショーツもドロドロになっちゃってるよ」

 クチュクチュクチュ!
 クチュクチュクチュ!

 このまま行ってはダメだと言うことは、理性では分かっていた。
 それでも性的に無防備な身体はブレーキというものを知らない。
 もしかしたら、ブレーキなんてものは最初からついていないのかも知れなかった。

「あっ、あああっ! お尻までヌルヌル広がって……ひっ、ひあっっ、んっ、うううう!」

 蓮はベッドで仰向けになったまま、おむつに手を入れて絶頂を極めようとしていた。
 蓮自身はその先になるがあるのかは知らない。
 ただ、本能のままにクリトリスを小刻みに弄び、蜜壺から初物のハチミツを溢れ出させている。
 そして、そのときは唐突に訪れた。

「う、うううー!」

 ツーンと足が吊らんばかりにブリッジすると、背骨が折れんばかりの勢いで痙攣してみせる。

「んっ! んんん! んっ、はあああん!」

 ぷっしゅあああああああああ!

 ブリッジして突き出された股間からは、勢いよく体液が噴き出しているのだろう。
 くぐもった噴射音が聞こえ、それでも蓮の痙攣はおさまらない。
 桃色に染まった内股にはうっすらと汗が浮かび、秘筋の痙攣に合わせてビクビクと痙攣していた。

「は、はふう……っ」

 ピーンと張ったブリッジをしながらの痙攣も、やがて収まり……、蓮は、くったりとベッドの上に弛緩した。
 紙おむつはレモン色に染まった入道雲のように膨らんでいて、その内側は熱気が渦巻いているようでもあった。

「千尋ちゃんのショーツ……あはっ、お尻にぺったり密着してきてるよ」

 その感触が、お尻が蕩けそうになるくらいに気持ちよくて――、
 蓮は、瞳を閉じた真っ暗闇の中、安らかな寝息を立て始めるのだった。
 官能に熱く濡れているおむつが冷める前に。

        ☆

「んん、あれ……。なんかお尻が冷たいような気が……?」

 翌朝の月曜日。
 蓮が目を覚ましたのは、冷え切ったおむつのせいだった。いや、正確にはおむつのなかに穿いているショーツがお尻に纏わり付いてくる感触のせいなのだけど。

「ああ、そうか。ゆうべは蓮ちゃんのショーツを穿いたまま寝ちゃったんだっけ」

 おむつの中に手を入れて、そんなことを思いだす。
 ゆうべは確か、おむつにおしっこをして……、そこからの記憶が曖昧だと言うことは、そのまま寝てしまったということなのだろう。
 ショーツもジットリと濡れていて、お腹も冷えていた。

「……あっ」

 蓮は短い声を上げてしまう。
 おしっこの匂い。
 それに冷え切ったお腹。
 尿意を催してしまうのは、当然のことだった。

「いいや、しちゃおう」

 蓮は身体も起こさずに仰向けのまま、少しずつ力を抜いていく。
 すると数秒後には、

 しゅいいいいい……。

 仰向けのまま尿意を放つ。
 朝一番の濃厚なレモネードが漏れ出してきて、会陰を伝ってお尻へと広がっていった。
 寝ているあいだにも何回かおねしょをしてしまっていたのだろう。
 パンツタイプの紙おむつはブヨブヨの冷え切ったスライムのように膨らんでいて、あと少しでもおしっこをすれば横漏れしてきそうな状態になっていた。

「ん……ッ」

 ブルルッ!

 切なげに身体を震わせると、蓮の朝一番のおしっこは終わった。
 夜中に何度もおねしょをしてしまったせいか、量自体はそれほどでもない。
 それでも濃厚であることには変わりはないのだろう。

「……ちょっと、匂い、気になるかも」

 気怠げにベッドから降りて、ゆっくりと紙おむつを下ろしていくと――、

 むわっ、

 一晩中濃縮されたアンモニア臭が、ツーンとした湯気となって立ち昇ってきた。

「ううっ、目に染みる……、涙出てきちゃうの」

 朝一番には、ちょっと刺激が強い香りだった。
 おむつの裏側も、最初はレモン色だったのだろう。
 しかし今となっては一晩中おむつの中で蒸れ返っていたからか、クリーム色に変色していた。

「このおむつは……、もう無理だよね。新しいの穿いてこ……」

 ずっしりと重たくなったパンツタイプの紙おむつの両サイドをペリペリと破いて脱ぎ捨てる。
 匂いが漏れないように、いつもゴミ袋の奥のほうに捨てておくことになっていた。

「新しいおむつは軽くてふかふかなの♪ ……あっ」

 白に花柄模様のおむつを手に取り穿こうと思った、そのときだった。
 蓮は、まだ自分が千尋のショーツを穿いていることに気がついたのだ。
 いくらぐしょ濡れで、ヌルヌルに濡れていたとしても、一晩中穿いていたのだ。
 すっかり蓮の体温に馴染んでいた。

「ショーツ、脱がないと……。あっ、でも……」

 ショーツを脱ぎそうになって、蓮の手はピタリと止まる。

(このまま蓮ちゃんのショーツを穿いて、その上からおむつを穿けばいいんじゃないかな)

 もしも誰かにバレてしまったらどうしよう?
 おむつかぶれしたらどうしよう?
 ほんの一瞬だけ、流れ星のようにそんなことが脳裏をよぎっていくけど、圧倒的なスリルの前には閃光のように消えてなくなっていた。

「千尋ちゃんのショーツ、おしっこが染みこんで茶色くなっちゃってるよ……んんっ」

 それでも蓮は、なんの躊躇いもなくショーツを穿いたままだというのに、新しいおむつを穿いていった。

「あはっ。これで今日は千尋ちゃんとずっと一緒、だね♪」

 二人のうんちで茶色く染まり、そして一晩中おむつのなかでおねしょで蒸れ返っていたコットンショーツは、蓮のお尻をふんわりと優しく包み込んでくれている。

「今日も元気に頑張っていこう!」

 蓮はいつもの白のワンピースに着替えると、元気よく部屋を飛び出していくのだった。
 そんな蓮を見て、まさかおむつを……、更にはその中に茶色く変色している縞パンを穿いているとは、誰も想像さえもしないことだろう。

        ☆

「おはよ、千尋ちゃん」
「お、おはよ……蓮ちゃん」

 いつもと変わらない月曜日。
 その、朝の挨拶。
 だけど千尋はどことなくぎこちなかった。
 ……金曜日にうんちを漏らしてしまったのだから無理もないと思うけど。

「千尋ちゃん、その……この前はありがとね。それで……借りたパンツだけど、洗ったんだけど綺麗にならなくて……、今度新しいの買って返すよ」
「いいの、そんなこと気にしなくて」
「でも……」
「千尋ちゃんが嫌じゃなかったら、穿いてくれたら嬉しいな」
「……うん、ありがと」

 千尋は頬をほんのりと桃色に染めながら頷いた。

(もしかしたら、千尋ちゃん、私のショーツ穿いてくれてるのかな?)

 蓮の予感は当たっていた。
 千尋は蓮のネコさんショーツを穿いて登校してきていたのだ。
 そして蓮も同じだった。

(千尋ちゃんのショーツ、もうヌルヌルになっちゃってるよ)

 蓮もまた、千尋のしましまショーツを穿いて登校してきている。
 パンツタイプのおむつの中にショーツを穿いてきたから、すでに蓮のおまたは汗のミストに蒸れ返っている。
 軽く朝の挨拶を交わし、蓮は自分の席につく。
 するとホッとして気が抜けてしまったとでもいうのだろうか?

 しょわわわわわわわわ……。

 じわりとおまたが生温かくなったかと思ったら、蓮はなんの躊躇いもなく失禁していた。
 紙おむつがモコモコと入道雲のように膨らんでいき、蓮のお尻を優しく包み込んでいく。

(あっ、出ちゃってる……。千尋ちゃんのショーツ穿いてるのに、おしっこ出ちゃってるんだ)

 おむつの中に穿いている千尋のショーツは、朝だというのにじっとりと濡れておまたに食い込んできている。

(千尋ちゃんのショーツ、おしっこでジトジトにしちゃった……。でも、今日の放課後はもっと気持ちいいことするんだもん)

 蓮はワンピースに覆われているお腹に、軽く手をあてる。
 そこはかすかに固く張っていた。
 この週末は一度もお通じがなかった。だから、今日の放課後あたりに出てきてくれることだろう。

(放課後になったら、千尋ちゃんのショーツを穿いたまま、旧校舎で……)

 蓮は人知れず教室で失禁しながら、放課後の秘め事に思いを馳せるのだった。


千尋side。放課後の教室1につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえていたら嬉しいです!

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レモネードオアシス 2022/05/24 08:16

蓮side。夜、寝る前に1

千尋のショーツを持って帰ってきた蓮。
夜になって、こっそりと穿いてみることにするが……。


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♪蓮side ~夜、寝る前に~

「しっかりお洗濯したのに……」

 日曜日の夜。
 蓮は自分の部屋でただ一人でベッドに女の子座りをして、千尋のしましまショーツを広げて呟いていた。
 旧校舎から持ってきた千尋のピンクと白のしましまショーツは、しっかり洗濯したというのに、うっすらとした茶色い染みがついてしまっている。
 千尋の下痢と、蓮のうんちが混じり合って熱く溶けたのだ。
 その熱と色は、ショーツの繊維の奥にまで染みついているのだろう。

「ちゃんと手でも洗ったし、洗濯機でも洗ったけど、どうしても取れないし。染み」

 蓮が愛用しているのはネコさんの顔が描いてあるショーツだ。
 だから千尋のショーツが見つかったら、面倒なことになりそうだったのでお風呂で入念に手洗いしたり、それでも取れなかったから洗濯機にかけてみたのだが……。

 やはり、染みになってしまったら、そうそう簡単に綺麗になってはくれないらしい。
 蓮の黄土色の染みが、まだら模様となって残っていた。

「でも、このショーツはいつも千尋ちゃんのお尻を包み込んでいたんだもんね。それに千尋ちゃんの色も染み付いてる……」
 とくんっ。
 そう考えると、不思議と鼓動が早くなるのを感じた。

「もう、我慢できないよ……」

 蓮は何度も洗濯をした、茶色いまだら模様のしましまショーツへと鼻を近づけていき――、

「すぅぅぅぅ……」

 なんの躊躇いもなく、深呼吸していた。
 一度だけでは飽き足らずに、ギュッとショーツを鼻に押しつけて、何度も深呼吸を重ねていく。

「ふかふかのショーツ……。洗剤の匂いしかしないよ」

 たっぷり柔軟剤も効かせてあげたのでふわふわで肌触りもいいし、フローラル系の香りも心地いい。
 だけど、蓮が求めているのはそんなものではなかった。
 もっと。
 もっと――、
 野性的な、千尋の臭いだった。

「物足りないよ」

 切なげに呟くと、

 ジュワリ、

 股間が生温かく濡れていることに気づく。
 あとはもう寝るだけ……。

 蓮は夏のあいだ、寝るときはいつも洗いざらした白のTシャツに、パンツタイプの紙おむつという格好で寝ることにしていた。
 無論、あとはもう寝るだけなので、蓮はその格好をしている。

「おむつ、まだおしっこしてないのに濡れてきちゃってる……?」

 おむつのなかに手を入れてみると、すでにその中はミストサウナのように蒸れ返っていた。

「おまた、ムラムラしちゃってる……」

 まだオナニーという言葉は知らなくても、ドキッとしたときや鉄棒をしているときに、気がつけばおまたが濡れていることがあるのに、蓮は気づいていた。

「鉄棒に跨がってぐるっと回ると、おまたがギュッてして、なんか変な感じがするんだよね……」

 その痺れるような掻痒感に気づいてはいたけど、それはきっと言ってはいけないことなんだと思って、誰にも相談したことはなかったが――、

「おしっこを我慢してから思いっきりすると、気持ちいいんだよね」

 蓮は、そのことに気づいていた。
 それもおむつを穿いたまま、おまたがおしっこに濡れると気持ちよくなれる。
 そして気持ちよくなったら、自然とおまたが熱くなって、ヌルッとしていることに。
 おっとりしながらも読書好きで早熟な蓮は、気づいていたのだ。

「千尋ちゃんのショーツ、穿きたい……」

 しましまショーツの匂いを嗅ぎながら、ポツリと呟く。
 だけどちょっと気が抜けてしまったのか、

 プシュッッ!

 熱くなった秘筋から、レモネードが迸ってしまう。

「あっ、まだ、だめ」

 反射的におまたに力を入れると……、どうやら、被害は最小限で済んだようだ。
 すぐにおしっこは止まってくれた。
 ……ちょっとだけ、おむつが生温かくなってしまったけど。

「おしっこ、我慢して……、おむつ、脱いで……と」

 パンツタイプの紙おむつを下ろしていくと――、

 むわ……っ。

 すでに紙おむつの中は、蓮の匂いで蒸れ返っていた。
 やや酸味を帯びたチーズのような香りと、それにかすかな生臭さ、そして湯気のように立ち上ってきているのはツーンとしたアンモニア臭。
 白かった紙おむつの裏側は、ちょっとだけチビってしまったぶんだけレモン色の染みができあがっていた。

「おむつ、脱ぎ脱ぎして……、と。……ああ、私、千尋ちゃんのショーツ、穿いちゃうんだ……」

 おむつを脱いで、蓮が手に取ったのは千尋が穿いていたおもらしショーツだ。
 しましまショーツには、もう二度と取れることがないであろう茶色いまだら模様が染みこんでいる。
 白かったクロッチの裏側も、すっかり茶色く変色していた。白い部分がなくなっているほどだった。

「ごくり……」

 蓮は固唾を飲みこむと、躊躇いもなくそのショーツへと脚を通していく。
 性徴期を迎えてふっくらと女性的な膨らみを宿しつつあった蓮のヒップラインには千尋の女児ショーツはややキツい。
 だけど、それはそのぶんだけお尻とショーツが密着できるということだ。

「ああ、千尋ちゃんのおぱんつ、おまたに食い込んできてるよ」

 キュッとおへそが隠れるほどにまでショーツを上げると、クロッチがおまたに食い込んできた。
 それは紛れもなく、千尋の大事な部分に触れていたところだ。

「千尋ちゃんと、私のおまたがキスして……あうう、ドキドキしてきちゃうよ」

 ジュワリ。

 鼓動が早くなると自然とおまたが熱くなって、気がつけばヌルリとしている。
 おまたが緩んで、今にもおしっこを漏らしそうになっていた。

「ま、まだ……おむつ、穿いてから……、するんだから」

 今日は、朝からずっと決めていたのだ。
 千尋のショーツを穿いて寝る、と。
 ショーツを穿いたままおむつも穿いて、おもらしをしてから寝るのだ、と。
 そのために、今日は夕方あたりからずっとトイレを我慢していた。

「ううー、もう膀胱、爆発しちゃいそうだよ」

 内股を擦り合わせて尿意を堪える。
 そして震える手で、ゆっくりと紙おむつを上げていった。

「はあ……、やっとおむつ、穿けたの」

 千尋のショーツを覆い隠すようにして、紙おむつを穿く。
 こうしていると、まさか蓮が千尋のショーツを穿いているだなんて誰も分からないことだろう。
 だけど、蓮には確かに千尋の熱を感じることができた。。

「このままおしっこ、しちゃって良いんだよね」

 自らに確かめるように呟く。
 だけど、もう蓮の小さな膀胱は限界を迎えようとしていた。
 千尋のショーツを穿いた今、少しでもおまたの力を抜けば生温かい恥水が漏れ出してくることだろう。

「ごめんなさい、千尋ちゃん。これからまた千尋ちゃんのショーツを汚してしまうの。こうして千尋ちゃんのショーツを穿いてると、なんだか包み込まれてるみたいで、守ってくれてる気がして……安心できるんだから……」

 蓮は部屋の電気を消すと、真っ暗になった部屋のベッドに仰向けになる。
 真っ暗になった視界に、少しずつ体の緊張をほぐしていき――、

「あっ、出ちゃう……」

 ぷしゅっ、
  しゅわわわわわわわわ……。

 蓮の短い呟きと共に、おむつの中からくぐもった水音が聞こえてきたではないか。
 じんわりと、背徳的な温もりが、股間に宿った。

「ああ……、千尋ちゃんのショーツ穿いてるのに、またおもらしをしちゃうなんて、なんてエッチな子なんだろう……」

 しゅいいいいいい……。

 自責の念に苛まれながらも、しかし官能に熱く火照った秘筋はヒクヒクと痙攣しながらも更に恥水を漏らしてしまう。

「お尻の方まで……はうう……。あったかいよぉ……おまたも、お尻もあったかくて、千尋ちゃんのショーツがぺったり貼り付いてきて、いいよぉ……」

 おむつを穿いているとはいえ、その下にショーツを穿いているのだ。
 おしっこに濡れたショーツはおまたとお尻にペッタリと貼り付いてきて、それはいけない遊びを覚えてしまった蓮を責めているようでもあった。
 だけど、その背徳的な温もりでさえも、官能に目覚めようとしている蓮にとっては心地いいものに感じられてしまう。

「お尻から……溢れてきてない? 大丈夫、だよね」

 仰向けになっておねしょをすると、どうしてもおしっこが背中の方へと広がっていって、そこから漏れてしまうことがあった。
 だけど今日は大丈夫なようだ。
 しっかりとおむつとショーツがおしっこを受け止めてくれていた。

「はうう~。おむつもこもこに膨らんできちゃってるの。あったかいので、お尻が包み込まれてるの……」

 しゅいいいいいい……。

 くぐもった水音に、もこもこと紙おむつがレモン色に膨らんでいく。
 蓮は、真っ暗な部屋で、ただ股間を包み込んでいく温もりに意識を集中させていく。
 ……そのときだった。
 チリリッ、
 股間から微弱電流が発せられたのは。

「……ううっ、おしっこしてたら、おまた、ムズムズしてきて……んっ、んん!」

 プシュ――ッ!

 突然の微弱電流に、蓮はおしっこを噴き出してしまっていた。
 だがそれもすぐにショーツとおむつに染みこんで消えていく。

「エッチな気持ちになると、おまたがチリチリして、ムズムズするの……なんでだろう?」

 おまたが濡れることは知っていたけど、蓮はそれを自分で確かめたことがなかった。
 学校では生理用品の使い方を一通り教わったから、それで十分だと思っていたけど……。

「おまた、なんか熱くて溶けそうになってる……?」

 千尋のショーツを穿いているからだろうか?
 なんだか今日はいつもよりも身体が熱くなっているような気がした。
 恐る恐る、蓮はおむつとショーツの中へと手を忍び込ませていくと……。

 むわ……っ。

 おむつの中は、ネットリとした湯気に蒸れたサウナのようになっていた。


夜、寝る前に2につづく!

この小説は、大決壊! 誰にも言えないに収録されている作品です。
フルカラーのイラストもありますので、気になった方は購入してもらえると創作活動の励みになります。

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レモネードオアシス 2022/05/16 11:51

放課後のトイレで1

放課後、旧校舎のトイレにひとりでやってきた蓮。
そこには、千尋がうんちをおもらししてしまったショーツがある……。


目次

誰にも言えない(カテゴリー)

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『先生さようなら、みなさんさようなら』

 帰りのショートホームルームが終わって、蓮はぼんやりと今日の放課後をどうやって過ごそうか考えていた。

 蓮は、いわゆる鍵っ子だった。
 両親が共働きだから、家に帰っても誰にもいない。
 それに家にある本は全部読んでしまったので、家に帰ってもなにもやることがなかった。

(いつもみたいに図書室に行こうかな)

 自然と、蓮はいつも学校の図書室に入り浸ることになっていた。
 図書室の司書教諭にも顔を覚えられてしまったほどだ。

(けど、今日は他に楽しみがあるんだもんね)

 蓮は人知れずそんなことを考えながら、カバンに今日の宿題が出た教科書とノートをしまって席を立つ。
 ざわついた放課後の教室を出て、廊下を急ぐ。
 廊下を歩いているうちに渡り廊下に出て、やがて生徒たちも、人気もなくなり――、

 蓮がやってきたのは、放課後の旧校舎だった。
 黄金色の夏の夕日を受けて、どこからかカラスの鳴き声が聞こえてくる。
 学校の怪談なんかなくても、ちょっと近づきたくない雰囲気を漂わせていた。

「でも、誰も来ないほうが好都合だもんね」

 蓮は呟くと、ゆっくりと薄暗い旧校舎へと踏み込んでいくのだった。

        ☆

 蓮がやってきたのは、薄暗い女子トイレだった。
 何十年もの長い時間をかけて染みついた女子たちの恥臭が重なり合い、なんとも言えない香りを奏でている。

 蓮は女子トイレの電気のスイッチを入れると、たった一つだけの裸電球が灯った。

(蓮ちゃんが入ってたのは、一番奥の個室だったよね)

 蓮は、ゆっくりと一番奥の個室へと入り、そして鍵を閉めた。
 これでここは蓮一人だけの世界となる。
 薄暗い個室――。
 目の前にあるのは、ちょこん、とした和式便器。
 その先にあるのは、木造の壁だ。
 一畳半ほどの、狭く閉塞した空間だった。

 ただ、底の見えない汲み取り式の便器からは、時折ゴーゴーと不気味な呻き声が聞こえてきている。
 たぶん、外にある換気扇に風があたって低い音を立てているのだろう。
 たくさんの本を読んで勉強している蓮は、このくらいのことでは驚いたりしないのだ。
 ……もっとも、千尋はびっくりして恐怖のあまりにおしっこばかりか下痢まで漏らしてしまったのだけど。

(千尋ちゃん、この壁に背中ついて、おしっこもうんちも漏らしてた……。可愛かったなー)

 千尋には悪いけど、蓮は気絶している千尋を見て、不覚にもキュンときてしまった。
 いつも守ってくれる白馬の王子様のような千尋が、腰を抜かしておもらししていたのだ。
 そのギャップに、蓮の秘めた想いは燃え上がっていた。

(千尋ちゃんの染み、まだタイルに残ってる。これからも、ずっとこの染みは残っていくんだ。……たとえ、私たちが卒業しても)

 目をこらせば、今日千尋が漏らしてしまった大きな染みの他にも、他の染みもたくさん残っていた。
 きっと、旧校舎にやってきた女子たちが我慢しきれずに、それとも今日の千尋のように恐怖のあまり漏らしてしまった跡なのだろう。

 この染みは、この校舎が建て替えられるまで、ずっと残されていくものなのだ。
 そう考えると、蓮の鼓動はなぜかトクンと熱くなってしまう。

(これが千尋ちゃんの染み……。知ってるのは私だけなんだ)

 性徴期を迎えたばかりだというのに、蓮は信じられないほどに妖艶な笑みを浮かべてみせる。蓮自身も、そのことに無自覚で。
 ここに来たのは、もっと別な目的があったのだ。
 それは――。

「あった」

 個室を一瞥し、蓮はあるものを見つけた。
 それはコンビニの白いビニール袋だった。
 そう。
 千尋に渡して、ショーツを入れておくようにと言った――。
 この袋の中には千尋の下痢にまみれたショーツが入っていることだろう。
 しかもこの旧校舎では洗えないから、漏らしたときのそのままの状態で。

「千尋ちゃんのショーツ……。どうなってるんだろう?」

 蓮はカバンと体操袋を手近なフックにかけると、ビニール袋を持ち上げてみる。

「凄い……。ずっしり重たい」

 そのビニル袋は、意外と重たかった。
 それだけ蓮の恥ずかしいモノが詰まっているということだ。
 それに匂いも漏れないように、ギュッとしっかり結んであった。

「千尋ちゃん、こんなにきつく結ばなくてもいいのに」

 そんなことを呟きながら、蓮はきつく結ばれているビニール袋の口を解いていていく。

「よいしょっと」
 なんとか結び目を解くと、その瞬間――、

 むわわ……っ。

 柔らかくも刺激的な茶色い香りが立ち昇ってきた。
 それは汲み取り式のトイレから立ち昇ってくる香りとは比べものにならないほどに濃厚で、新鮮なものだった。

「ううっ。これが千尋ちゃんの匂いなんだ」

 濃厚な匂いにちょっとだけびっくりしてしまうけど、白馬の王子様のような友達の恥ずかしい匂いに、蓮の心拍数は早まっていく。
 それでも、匂いだけではもう我慢できなくなっていた。

「千尋ちゃんのショーツ、どうなってるんだろう」

 これから禁忌を犯そうとしている。
 そのことを蓮も理解はしている。
 だけど理性では分かっていても、どうしても好奇心を止めることはできなかった。

「……千尋ちゃんのショーツ……。こんなに重たくなってたんだ」

 千尋が愛用している、ピンクと白のしましまショーツ。
 すでに黄土色に染め上げられているが……。
 その腰ゴムの辺りをつまみ上げて見ると、驚くほどにずっしりと重たくなっていた。

 それは、間違いなく千尋のお腹に詰まっていたものの重みだ。
 黄土色の下痢によってしましまショーツは染め上げられて、白い部分のほうが少なくなっているほどだ。
 よほど、千尋はお腹を下していたのだろう。

「ショーツの内側は、どうなっているんだろう?」

 蓮が好奇心を抱くのは、当然のことだった。
 それでも、良心の一欠片が咎めるのだ。
 このショーツの内側に詰まっているのは、千尋が誰にも見られたくないと思っている、恥部よりも恥ずかしい恥部なのだ。

 その禁忌を犯して、果たして今まで通りに千尋のことを好きでいられるのだろうか?
 千尋のことを、嫌いになったりしないだろうか?
 そんな心配事が脳裏をよぎる。
 だけど……、

「私は、そんなことじゃ千尋ちゃんのことを嫌いにならないんだもん。千尋ちゃんのこと全部知りたいんだもんっ」

 意を決すると――、
 蓮は、しましまショーツの腰ゴムを、両手で摘まみ、ゆっくりと広げていく。

 むわわ……っ。

「うっ、うううっ。目に、染みる、よぉ……っ」

 ショーツを広げて、その内側を覗き込んだ瞬間だった。
 濃密な腐敗臭が、ショーツの内側から立ち昇ってきたのだ。

「うわ……、お尻のところ、こんなに柔らかいのがドロドロになってたんだ……」

 蓮は我が目を疑ってしまった。
 その目も、あまりの臭気で涙が溢れだしてくる。
 涙を堪えながら見つめた、千尋のショーツの内側……。
 そこは大惨事になっていた。
 お尻の部分はピーナッツバターのような黄土色の下痢が、べっとりと塗られていたのだ。

「千尋ちゃんのお尻、きっとヌルヌルになってたんだね……」

 ショーツの内側を覗き込み、蓮はしみじみと呟いてしまう。
 黄土色の下痢でベトベトになっていたのは、お尻の部分だけではなかった。

「こんなにたくさん漏らしちゃったんだ……」

 きっとたくさん漏らした下痢はお尻の部分だけでは抑えきれなかったのだろう。
 黄土色の下痢は、クロッチまでも土砂崩れのように蹂躙し、前のほうにまで広がっていた。

「こんなになってるなんて……。きっと千尋ちゃんはおまたまでドロドロになっちゃったんだね。私が驚かせちゃったから……」

 千尋がこの下痢にまみれたショーツを脱ぎ、汚泥によって陵○されたおまたとお尻を晒し、人知れずティッシュで拭っては新しいティッシュを手に取り……。
 その姿を想像すると、蓮の理性はついに決壊してしまう。

「千尋ちゃんと同じ感触、味わいたいよ……」

 自分でもなにを言っているのか分からなかった。
 ただ、千尋と少しでも同じ体験をしたい。
 同じ気持ちを共有したい。
 千尋と、できることなら同化してしまいたい。
 そんな想いが、蓮を突き動かそうとしていた。

「千尋ちゃんのしましまショーツ……穿いてみたい……」

 蓮は白のワンピースを捲り上げる。
 露わになったのは……、
 パンツタイプの紙おむつだった。
 蓮は、いつもワンピースの下にはおむつを穿いて生活していたのだ。さすがに、体育の授業を受けるときはショーツを穿くことにしているけど。

 今日は体育の授業が終わってから更衣室で着替え、それから誰にも気づかれないように女子トイレに行って、その個室の中でおむつに履き替えた。

 今日一日中穿き続けてきた紙おむつは、股間の部分はやや茶色かかったクリーム色に染まっていた。
 午前中に漏らしてしまったおしっこは、時間が経つにつれて鮮やかなレモン色から、クリーム色へと変化してしまうのだ。

「おむつ脱いでっと……」

 夏場の汗とおしっこに蒸れ返った紙おむつは脱げにくくなっている。
 それでも蓮は慣れた手つきで、ゆっくりと紙おむつを下ろしていった。


放課後のトイレで2につづく!

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