レモネードオアシス 2022/05/25 17:19

蓮side。夜、寝る前に2

千尋のショーツを持って帰ってきた蓮。
夜。
紙おむつのなかに千尋のショーツを穿いて、むれむれおむつおもらし遊びに耽る。


目次

誰にも言えない(カテゴリー)

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「凄い。こんなに熱くなってたんだ」

 蓮自身が驚いてしまうほどの身体の変化だった。
 いままで、おむつを穿いたまま何度もおしっこをしてきたけど、こんなにネットリとはしなかった。

「でも、なんで……? って、うわわ、おまた、凄い。ヌルヌルになってるよ」

 ショーツの中へと指を忍び込ませ、縦筋へと食い込ませていくと、そこはネットリとした温水に満たされていた。

「私のおまたって、こんなに熱くなるんだ」

 興味本位で、指先を谷間へと食い込ませていく。
 それは自分の身体を探検しているような、そんな感覚だった。
 だけど、それは突然訪れる。

 ――チリリッ!

「ひゃん! んっ、んうう~~~」

 突然股間から電流が生み出されたかと思ったら、直後には全身を駆け抜けていたのだ。
 ビックリして身体を強ばらせてしまうけど、すぐに緩んでしまう。
 尿道まで緩んだのか、

 しゅわわわわ~~~。

 指を食い込ませたままの秘筋からは、止めどなく生温かいせせらぎが湧き出して、背中の方へと広がっていった。

「おまた……、ここの部分に触るとチリッとするの?」

 確かめるように、指先で触れていく。
 普段はピンクの肉のフードに覆われていて、そこになるがあるかなんて考えたことなんてなかった。

「なんかおまたがチリチリして、ムズムズしてきちゃう」

 クチュ、クチュクチュ。

 きっと、これはエッチなことなんだろう。
 おっとりとして、本をたくさん読んできた少女はそんなことを思いながらも、自らの身体を確かめるように触れていく。
 それは地図を片手に、未開の地を進んでいく感覚に似ていた。

「お豆、みたいなところ、触ると……んんっ、痺れるの?」

 クチュ、クチュクチュクチュ。

 最初は戸惑いながらの探検も、慣れてくると少しずつ大胆になっていく。
 肉のフードをかぶっていたクリトリスは、ショーツのなかですっかり勃起して、おまたからはドロッとした体液が溢れだしてきていた。

「私のおまた、こんなにドロッとするんだ……。ああ、千尋ちゃんのショーツもドロドロになっちゃってるよ」

 クチュクチュクチュ!
 クチュクチュクチュ!

 このまま行ってはダメだと言うことは、理性では分かっていた。
 それでも性的に無防備な身体はブレーキというものを知らない。
 もしかしたら、ブレーキなんてものは最初からついていないのかも知れなかった。

「あっ、あああっ! お尻までヌルヌル広がって……ひっ、ひあっっ、んっ、うううう!」

 蓮はベッドで仰向けになったまま、おむつに手を入れて絶頂を極めようとしていた。
 蓮自身はその先になるがあるのかは知らない。
 ただ、本能のままにクリトリスを小刻みに弄び、蜜壺から初物のハチミツを溢れ出させている。
 そして、そのときは唐突に訪れた。

「う、うううー!」

 ツーンと足が吊らんばかりにブリッジすると、背骨が折れんばかりの勢いで痙攣してみせる。

「んっ! んんん! んっ、はあああん!」

 ぷっしゅあああああああああ!

 ブリッジして突き出された股間からは、勢いよく体液が噴き出しているのだろう。
 くぐもった噴射音が聞こえ、それでも蓮の痙攣はおさまらない。
 桃色に染まった内股にはうっすらと汗が浮かび、秘筋の痙攣に合わせてビクビクと痙攣していた。

「は、はふう……っ」

 ピーンと張ったブリッジをしながらの痙攣も、やがて収まり……、蓮は、くったりとベッドの上に弛緩した。
 紙おむつはレモン色に染まった入道雲のように膨らんでいて、その内側は熱気が渦巻いているようでもあった。

「千尋ちゃんのショーツ……あはっ、お尻にぺったり密着してきてるよ」

 その感触が、お尻が蕩けそうになるくらいに気持ちよくて――、
 蓮は、瞳を閉じた真っ暗闇の中、安らかな寝息を立て始めるのだった。
 官能に熱く濡れているおむつが冷める前に。

        ☆

「んん、あれ……。なんかお尻が冷たいような気が……?」

 翌朝の月曜日。
 蓮が目を覚ましたのは、冷え切ったおむつのせいだった。いや、正確にはおむつのなかに穿いているショーツがお尻に纏わり付いてくる感触のせいなのだけど。

「ああ、そうか。ゆうべは蓮ちゃんのショーツを穿いたまま寝ちゃったんだっけ」

 おむつの中に手を入れて、そんなことを思いだす。
 ゆうべは確か、おむつにおしっこをして……、そこからの記憶が曖昧だと言うことは、そのまま寝てしまったということなのだろう。
 ショーツもジットリと濡れていて、お腹も冷えていた。

「……あっ」

 蓮は短い声を上げてしまう。
 おしっこの匂い。
 それに冷え切ったお腹。
 尿意を催してしまうのは、当然のことだった。

「いいや、しちゃおう」

 蓮は身体も起こさずに仰向けのまま、少しずつ力を抜いていく。
 すると数秒後には、

 しゅいいいいい……。

 仰向けのまま尿意を放つ。
 朝一番の濃厚なレモネードが漏れ出してきて、会陰を伝ってお尻へと広がっていった。
 寝ているあいだにも何回かおねしょをしてしまっていたのだろう。
 パンツタイプの紙おむつはブヨブヨの冷え切ったスライムのように膨らんでいて、あと少しでもおしっこをすれば横漏れしてきそうな状態になっていた。

「ん……ッ」

 ブルルッ!

 切なげに身体を震わせると、蓮の朝一番のおしっこは終わった。
 夜中に何度もおねしょをしてしまったせいか、量自体はそれほどでもない。
 それでも濃厚であることには変わりはないのだろう。

「……ちょっと、匂い、気になるかも」

 気怠げにベッドから降りて、ゆっくりと紙おむつを下ろしていくと――、

 むわっ、

 一晩中濃縮されたアンモニア臭が、ツーンとした湯気となって立ち昇ってきた。

「ううっ、目に染みる……、涙出てきちゃうの」

 朝一番には、ちょっと刺激が強い香りだった。
 おむつの裏側も、最初はレモン色だったのだろう。
 しかし今となっては一晩中おむつの中で蒸れ返っていたからか、クリーム色に変色していた。

「このおむつは……、もう無理だよね。新しいの穿いてこ……」

 ずっしりと重たくなったパンツタイプの紙おむつの両サイドをペリペリと破いて脱ぎ捨てる。
 匂いが漏れないように、いつもゴミ袋の奥のほうに捨てておくことになっていた。

「新しいおむつは軽くてふかふかなの♪ ……あっ」

 白に花柄模様のおむつを手に取り穿こうと思った、そのときだった。
 蓮は、まだ自分が千尋のショーツを穿いていることに気がついたのだ。
 いくらぐしょ濡れで、ヌルヌルに濡れていたとしても、一晩中穿いていたのだ。
 すっかり蓮の体温に馴染んでいた。

「ショーツ、脱がないと……。あっ、でも……」

 ショーツを脱ぎそうになって、蓮の手はピタリと止まる。

(このまま蓮ちゃんのショーツを穿いて、その上からおむつを穿けばいいんじゃないかな)

 もしも誰かにバレてしまったらどうしよう?
 おむつかぶれしたらどうしよう?
 ほんの一瞬だけ、流れ星のようにそんなことが脳裏をよぎっていくけど、圧倒的なスリルの前には閃光のように消えてなくなっていた。

「千尋ちゃんのショーツ、おしっこが染みこんで茶色くなっちゃってるよ……んんっ」

 それでも蓮は、なんの躊躇いもなくショーツを穿いたままだというのに、新しいおむつを穿いていった。

「あはっ。これで今日は千尋ちゃんとずっと一緒、だね♪」

 二人のうんちで茶色く染まり、そして一晩中おむつのなかでおねしょで蒸れ返っていたコットンショーツは、蓮のお尻をふんわりと優しく包み込んでくれている。

「今日も元気に頑張っていこう!」

 蓮はいつもの白のワンピースに着替えると、元気よく部屋を飛び出していくのだった。
 そんな蓮を見て、まさかおむつを……、更にはその中に茶色く変色している縞パンを穿いているとは、誰も想像さえもしないことだろう。

        ☆

「おはよ、千尋ちゃん」
「お、おはよ……蓮ちゃん」

 いつもと変わらない月曜日。
 その、朝の挨拶。
 だけど千尋はどことなくぎこちなかった。
 ……金曜日にうんちを漏らしてしまったのだから無理もないと思うけど。

「千尋ちゃん、その……この前はありがとね。それで……借りたパンツだけど、洗ったんだけど綺麗にならなくて……、今度新しいの買って返すよ」
「いいの、そんなこと気にしなくて」
「でも……」
「千尋ちゃんが嫌じゃなかったら、穿いてくれたら嬉しいな」
「……うん、ありがと」

 千尋は頬をほんのりと桃色に染めながら頷いた。

(もしかしたら、千尋ちゃん、私のショーツ穿いてくれてるのかな?)

 蓮の予感は当たっていた。
 千尋は蓮のネコさんショーツを穿いて登校してきていたのだ。
 そして蓮も同じだった。

(千尋ちゃんのショーツ、もうヌルヌルになっちゃってるよ)

 蓮もまた、千尋のしましまショーツを穿いて登校してきている。
 パンツタイプのおむつの中にショーツを穿いてきたから、すでに蓮のおまたは汗のミストに蒸れ返っている。
 軽く朝の挨拶を交わし、蓮は自分の席につく。
 するとホッとして気が抜けてしまったとでもいうのだろうか?

 しょわわわわわわわわ……。

 じわりとおまたが生温かくなったかと思ったら、蓮はなんの躊躇いもなく失禁していた。
 紙おむつがモコモコと入道雲のように膨らんでいき、蓮のお尻を優しく包み込んでいく。

(あっ、出ちゃってる……。千尋ちゃんのショーツ穿いてるのに、おしっこ出ちゃってるんだ)

 おむつの中に穿いている千尋のショーツは、朝だというのにじっとりと濡れておまたに食い込んできている。

(千尋ちゃんのショーツ、おしっこでジトジトにしちゃった……。でも、今日の放課後はもっと気持ちいいことするんだもん)

 蓮はワンピースに覆われているお腹に、軽く手をあてる。
 そこはかすかに固く張っていた。
 この週末は一度もお通じがなかった。だから、今日の放課後あたりに出てきてくれることだろう。

(放課後になったら、千尋ちゃんのショーツを穿いたまま、旧校舎で……)

 蓮は人知れず教室で失禁しながら、放課後の秘め事に思いを馳せるのだった。


千尋side。放課後の教室1につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえていたら嬉しいです!

この小説は、大決壊! 誰にも言えないに収録されている作品です。
フルカラーのイラストもありますので、気になった方は購入してもらえると創作活動の励みになります。

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