上条千尋side。放課後の教室1
性的なことに目覚めつつある千尋。
放課後の教室で、蓮のブルマを見つけると……。
♪上条千尋side ~放課後の教室~
「はふう……。やっとおしっこできるよ」
プシュッ、
しょわわわわわわ~。
洋式の便座に腰掛けて、ホッと一息をついたのは千尋だった。
時は五時限目の休み時間。
次の体育のだから、しっかりおしっこをしておかないと、大変な目に遭ってしまうかも知れない。
ただでさえ、千尋は給食の時間に人一倍牛乳を飲む。
だからこうして午後の休み時間はトレイにいっておかないと、授業中にトイレに行きたくなってしまうのだ。
「ちょっとチビッちゃった……。蓮ちゃんのショーツなのに」
洋式の便座に腰掛けて尿意を放ち、千尋は切なげに呟いた。
千尋が穿いていたのは、
そう――。
この前の週末、蓮から貸してもらったネコさんショーツだった。
真っ白だったクロッチは、千尋のおしっこによって黄ばんでいた。
「我慢してたのに……」
女の子の恥ずかしい染みを隠すために縫い付けてある二重布は、すでに力尽きてしまっていた。
クロッチの外側にまで千尋の黄ばみが滲み出してきていて、時間が経って濃い黄色へと変色していた。
授業中にもチビってしまったから、クロッチのないお尻の方にまで染みが滲み出してきてしまっている。
それになんだか――、
「なんか、おまたがヌルッとしてる気がする……?」
千尋が穿いているネコさんショーツは、実は蓮から貸してもらった金曜の体育の授業前から、ずっと同じショーツを穿いていた。
せっかく貸してもらったのだから、洗濯なんかしたらもったいないと思って穿いていたのだけど。
「なんか、蓮ちゃんのショーツ穿いてると、おまたがむらむらして、変な気持ちになっちゃうし。でも、これなんだろ?」
今が月曜日の放課後だから、金曜日の放課後から穿き続けている蓮ちゃんのネコショーツは――、
――三日間。
ずっと穿いていると言うことになる。
「なんかおまたがヌルッとして、それで乾いたらカピカピになって変な匂い。なんだろ、これ。汗とは違うみたいだし。おまたから出てきたの、かな?」
クロッチにこびりついた異物を眺めながら首をかしげるけど、そうそう簡単に答えが出るはずもなくて。
ヌルッとしたものは、時間が経つにつれて乾燥したカスタードクリームのようになって、クロッチにこびりついていた。
「変な病気じゃないといいけどなー。……んんっ!」
プシュッ。
大きく震えると、千尋は膀胱にある最後の一滴を勢いよく噴き出した。
トイレットペーパーをカラカラと回しながら手に取り、あまり深くは考えずにおまたを拭く。
「ん、んんん?」
そのときに、おまたの隙間にネットリとした違和感を感じる。
「なんだろ、これ。やっぱりおまたから出てきてるのかな……?」
おまたの肉裂を拭ってきたティッシュを見ながら首をかしげる。
だけど、深く考えている時間はなかった。
次の授業は体育なのだ。
早くブルマに着替えてグラウンドに行かないと先生に怒られてしまう。
「パパッと着替えないと、ね」
こんなこともあろうかと、千尋は体操服をトイレに持ってきたのだった。
おまたの違和感がなんだろうかという思いもあったし、誰にも蓮のショーツを穿いているところを見られたくなかった。
「蓮ちゃんに見つかったら恥ずかしいもんね♪」
おへそのところにはネコさんの顔が描いてあるから、すぐに蓮のショーツだと気づかれてしまうに違いなかった。
「そういえば、蓮ちゃんっていつも着替えるときいないような気がする……? どこかで着替えてるのかな?」
ちょっとだけ気になるけど、
「まっ、いいか」
深くは考えずに千尋はパパッとブルマへと着替えていく。
難しいことを考えるのはあまり好きではなかった。
「よし、これでオッケー♪」
体操服とブルマに着替えて、ブルマの足口に指を入れて――、
パチンッ。
よし、大丈夫。
ブルマからショーツがはみ出していないようだ。
「今日も暑くなりそうだな……」
この夏で、すっかり日焼けした太ももを一撫でしながら、千尋は呟く。
きっと今日も真っ白に焼けたグラウンドで、たくさん汗をかくに違いなかった。
「そしたら、私、どうなっちゃうんだろう……」
蓮から貸してもらってるショーツを三日間穿き続け、そのうえ体育でいっぱい汗をかいたら、どうなってしまうのだろうか?
そのことを想像しただけで、千尋の未成熟な花びらは汗をかいているかのように濡れていくのだった。
☆
今日のすべてが終わり――。
放課後の教室。
千尋は、人知れずに夕焼けの溢れる教室へと帰ってきていた。
男子とのドッジボールに盛り上がってしまったというのもあったし……、
なによりも、千尋には一つの計画があったのだ。
それは、今日の帰りのショートホームルームのときから、ずっと考えていた。
「誰も、いない、よね……?」
夕日の射す教室へ向けて、千尋は呟く。
その問いかけに応える者は、誰もいなかった。
「……誰も、いないんだよね」
確かめるように呟き、それから五秒ほどの静寂を待ち、誰もいないと分かって、ホッと胸を撫で下ろす。
千尋が教室に帰ってきたわけ……、それは。
「蓮ちゃんの席……」
千尋は、誰もいない机のあいだを抜けていき、やってきたのは蓮の席だった。
その机の横にぶら下がっているのは、ピンクの布袋。
千尋の記憶が正しければ、その袋の中には蓮の体操服が入っているはずだ。
今日の帰りのショートホームルームのとき、蓮が持って帰り忘れていたところを、千尋は見逃してはいなかった。
「蓮ちゃんのブルマの匂い……、嗅ぎたい」
それが悪いことだと分かっているけど、蓮のショーツを穿いていると身体が熱くなってきてしまう。
真っ白に焼けたグラウンドでの体育の授業を終えて、千尋の穿いているショーツは汗でぐしょぐしょになっていた。
それについさっきまで男子たちとドッジボールをしていたのだ。
三日間穿き続けている蓮のネコさんショーツは汗で濡れそぼっていた。
「もう、我慢できないよ」
蓮の席に座ると、千尋はおもむろに体操袋から紺色の布切れを取り出す。
それは紛れもなくさっきまで蓮が穿いていたブルマに違いなかった。
ケミカルな肌触りに、背徳的な興奮がこみ上げてくる。
「蓮ちゃんのブルマ……見つめてると、なんだか頭がポワッとしてきて……。ごめん、なさい」
謝りながらも、ブルマへと鼻を近づけていく。
ツーンとした汗の香りが鼻孔に満たされて、立ちくらみのような感覚に襲われてしまう。
それでも千尋は匂いを嗅ぎ続け……、ついにはブルマの股間の部分の匂いを嗅ぎ始めている。
そこは、さっきまで蓮の大事な部分に触れていた場所だ。
「蓮ちゃんの匂い……うう、なんだか……あれ……? おしっこの匂い、するよ……」
汗の香りに混じって感じられたのは、刺激的なアンモニア臭だった。
きっと体育の授業中、跳び箱を飛んだりしているときに、チビってしまったのだろう。
それとも、おしっこを我慢し続けていたのだろうか?
それにきっと暑くてたくさん汗もかいたのだろう。
クロッチに当たっていた部分からは、なんとも言えない尿臭が漂ってきていた。
「蓮ちゃんのブルマ、全部からツーンとした汗の臭い……、それにおしっこの匂いも、する……?」
クロッチに感じられていたおしっこの匂いを覚えると、かすかにだけどブルマ全体からも汗の臭いに混じって尿臭を感じる。
このまえ理科の授業で先生が『汗とおしっこの成分はほとんど同じ』だと言っていたけど、多分それは本当のことなんだろう。
「蓮ちゃんのおしっこ、いい匂いなの……。溶けちゃいそうだよ」
だが――。
千尋は知らない。
蓮は今日ずっとおむつの中に、千尋のしましまショーツを穿いて過ごしていたことを。
そしてその縞パンを穿いたままブルマを穿いて、体育の授業を受けていたことを。
縞パンは、蓮の小水によって蒸し上げられていたことを。
千尋は、なにも知らない。
「いい匂い……。どんな味がするんだろう……?」
いい匂いがするのだから、味が気になってしまうのは当然のことだった。
こんなことをしてはダメだと言うことは、十分に理解している。
これから舐めようと思っているのは、蓮のクロッチが当たっていた部分なのだ。
ふっくらとしたおまたからは、たくさん汗もかいたことだろう。
「ごめんなさい、蓮ちゃん。これから蓮ちゃんの恥ずかしいところの味、知っちゃうの」
恐る恐る、舌を伸ばしていき……ぺろり。
紺色のケミカルな生地の感触が、舌に感じられ……、かすかに広がったのは、うっすらとした塩のような味だった。
(ちょっと、物足りない、かも……)
そう思って、口内に溜まった唾液を飲み下した直後だった。
カッと、胃が燃え上がりそうなほどに熱くなってきたのだ。
「んっ、んあ……。うそ、身体が熱くなってきて……!?」
ジュワリ、
秘筋が震えると、熱くなる感触。
クロッチの裏側に、ヌルッとした体液が広がった。
「もう、我慢できないよ……」
千尋は、Tシャツと短めなスカートを脱ぐ。
露わになったのは、平べったい胸と、二次性徴を向かえる前の、幼い体型にしてはあまりにも濡れそぼったネコさんショーツだった。
蓮から貸してもらっているショーツはおもらしをしたかのように濡れておまたに食い込んでいて、クロッチには三日間という時をかけて発酵した少女の体液によって焦げ茶色に変色していた。
「おっぱい、チリチリする?」
パンツ一丁になって感じるチリッとしたおっぱい。
不思議に思って見てみると、乳首の部分が赤らんでいて、虫刺されのような凝りになっていた。
「なんだろ、これ。虫に刺されたのかな」
そう思って乳首をつついてみると、なんだかとても痛痒い。
……あまり触らないほうがよさそうだ。
そんなことよりも。
今、大切なことは――。
「蓮ちゃんと、同じ格好したいよ」
真っ白な厚手な体操服を広げて、すっぽりとかぶっていく。
今日は暑かったからか、ツンとした汗の香りが腋の下があたっていた部分から香ってくる。
悩ましい香りだけど、嫌な香りではなかった。
「あはっ。蓮ちゃんの匂いに包み込まれて……んっ」
じゅわ……。
すでに濡れそぼっているクロッチの裏側に熱い粘液が塗り重ねられていく。
クロッチが食い込んでいる秘筋は、ヒクヒクと切なげに痙攣していた。
「蓮ちゃんのブルマ、穿いちゃうんだ……」
紺色の生地を広げると、ゆっくりと脚を通していく。
千尋の太ももはしっとりと汗ばんでいて、まだ目覚めぬ官能に桃色に上気していた。
この小説は、大決壊! 誰にも言えないに収録されている作品です。
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