レモネードオアシス 2022/05/27 10:14

上条千尋side。放課後の教室2

千尋は、放課後の教室で蓮のブルマを穿く。
それだけでは我慢できずに――。


目次

誰にも言えない(カテゴリー)

この小説を最初から読む!



「……んっ」

 ブルマの感触を確かめるように、しっかりと上げていき……。
 おまたが食い込むほどにまで、おへそが隠れるくらいにまで、ブルマを上げていくと、

 キュンッ!

「んっ、んんー!」

 おまたから静電気が発せられるような感覚。
 千尋は思わずへっぴり腰になってしまっていた。ブルマという無防備な格好をしているから、余計に間の抜けた格好になってしまっている。

 じゅわり――、

 おまたが熱くなり、ジンワリとこみ上げてきたのは、背徳的な達成感だった。
 
「ショーツも、体操服も、ブルマも……蓮ちゃんと同じものを着てるんだ。私、蓮ちゃんと同じになってるんだ」

 なぜかドキドキしてきて、おまたが蕩けそうなほどに熱くなる。
 もう半分くらいはおまたが蕩けてしまっているのかも知れなかった。
 だからクロッチの裏側がヌルヌルになってしまっているのだ。

「やだ、倒れちゃいそうなくらいポワッとしてきちゃってる」

 千尋は、よろめくように蓮の席に腰掛けた。
 蓮の席から見える光景は、同じ教室のように見えて、どこか新鮮な光景だった。
 
「ここがいつも蓮ちゃんが見てる教室の景色なんだ」

 この席に座って本を広げて読書したり、黒板を見てノートを取ったりして……。
 黒板をぼんやりと眺めながらそんなことを考えるけど。
 だけど、一度火がついてしまった身体は、オナニーという言葉を知らなくても正直だった。
 紺色のブルマからは、早くもおもらししたかのような淫汁が滲み出してきている。

「あっ、なんか変な感じ……。おまたも、おっぱいもムズムズしてきて……はうう~」

 オナニーという行為も、言葉さえも知らない千尋は、自らの身体の変化に戸惑ってしまう。
 そして最初に理解できた感覚は――、
 尿意、だった。

「なんかおまたがムズムズして、おしっこしたくなってきちゃったかも……? なんだろ、この感じ」

 トイレに行かないと……。
 それは分かっていた。
 だけど、どうしても千尋には、この席から立つことができなかった。
 もしも――、
 もしも、だ。
 蓮の席に座って、蓮と同じ格好をしておもらしをしたら、どれだけドキドキしてしまうことだろう?
 今までおもらしを気持ちいいことだとは思ったことはなかったけど、それはなんだかとても魅力的なことのように思えた。

「蓮ちゃんに、私の匂い、覚えて欲しい……」

 ゆっくりと、身体の力を抜いていく。
 本当にここでしてしまっても良いのだろうか?
 そんな問いが脳裏に浮かぶけど、まだ知らぬ官能に火照った千尋には、この快楽を途中でやめることなどできるはずがなかった。

「おしっこ、漏れちゃう……。先生、おしっこ、したい、です……。漏れそう、です……っ」

 じゅわり、

 クロッチの裏側に広がる、背徳的な温もり。
 それはヌルッとした体液とは違った、千尋の意志によって漏らされたおしっこだ。

「あっ、やだ……。しちゃうんだ。蓮ちゃんの席に座ったまま、おもらし、しちゃうの…………あっ」

 本能的にキュッとおまたに力が入ってしまうけど、千尋はすぐにおまたから力を抜いていく。
 生温かい感触が股間に広がり、すぐにお尻へと広がっていった。

「あっ! あっ! あっ! あっ!」

 しゅわわわわわわわ……。

 誰もいない放課後の教室に、くぐもった水音が鳴り響く。
 ブルマからおしっこが滲み出してくると、千尋の脚のあいだには生ぬるい川のせせらぎが生まれた。

「ああっ、蓮ちゃんの席に座って……っ、おもらししちゃってるの……っ。こんなの絶対おかしいのに……ううっ、おまた、ムズムズして、変な感じがするの……っ」

 しゅいいいいいい……。

 くぐもった背徳的な水音は止まらない。
 むしろ、力の抜き方を覚えると、その勢いはより躊躇いのないものへと変わっていった。

「……んんっ、はうう~。おもらし、きもちいーよぉー……」

 シュイイイイイイイ……。
  ぽた、ぽたた……。

 千尋の脚のあいだに生まれた川は、やがて椅子の縁からナイアガラの滝のように落ちていく。
 レモン色の雫が、夕日に煌めいて散っていった。

「ああ……、床にまで広がってる……。ふくらはぎ、くすぐられて気持ちいいの」

 しょおおおおおおおお……。

 いまや、千尋はなんの躊躇いもなく尿意を放っていた。
 椅子からあふれ出したおしっこは、あるいはナイアガラの滝のように落ち、あるいはふくらはぎを伝ってイタズラっぽくくすぐっていく。
 靴下も、上履きもおしっこでビタビタになっている。
 それでも千尋は途中でやめることはできなかった。

「んっ、ふぁぁぁ……。なんか、おまたゾクゾクしちゃう……なんか、変、だよぉ……。」

 取り返しのつかない感触がおまたを、お尻を、そして下半身を包み込んでいく。
 レモン色の瀑布が夕日に煌めき、

「んん!」

 ブルル!
 千尋は大きく身体を震わせると、

 プシュッ――。
  じゅもも……っ。

 最後の一飛沫を上げて、千尋のおもらしは終わりを告げた。

「はふう……」

 千尋は熱っぽい吐息をつくと、くったりと机に伏せってしまった。
 生温かいショーツにお尻が心地いい。
 それに秘筋もヒクッ、ヒククン……ッ、痙攣すると、ネットリとした蜜を漏らしているようだった。
 それでも時間が経つとおもらししたショーツは冷えてきて、お尻にぺったりと貼り付いてきてしまう。

「ああ……、私、漏らししちゃったんだ……」

 しかも、友達のブルマを穿いて。
 友達の椅子に座って。
 なんでこんなことをしてしまったんだろう?
 今になって、自責の念がこみ上げてくる。

「ああっ、こんなに……う、うそ。こんなに漏らしたなんて」

 ツーンとしたアンモニア臭に身体を起こして、床を見ると……、
 そこに広がっている光景に千尋は目を疑ってしまった。
 蓮の席を中心として、おしっこで大きな湖ができあがっていたのだ。
 その大きさたるや、隣の席を浸食するほどだった。

「掃除しないと、ダメ、だよね……」

 さすがにおしっこでできた大きな湖は一晩で乾いて消えてくれることはないだろう。
 千尋は気怠げに立ち上がると、教室の後ろにある掃除の用具入れからモップとバケツを取り出す。
 さあ、面倒だけど後片付けの時間だ……。

        ☆

 教室の掃除が終わるころには、もうすぐ日が暮れそうな時間になっていた。
 夕日の射していた窓際にも、少しずつ夏の夜が忍び寄ってきている。

「なんとか片付いたよ。ううっ、ブルマ、冷たい」

 蓮の体操服を着たまま掃除をしたから、すっかりおもらしショーツとブルマは冷え切っていた。
 その感触はイケナイ遊びをした千尋のことを、蓮が責め立ててくるようでもあった。

「スカート穿けば、バレないよね」

 それでも千尋にはショーツも、ブルマさえも脱ぐことはできなかった。
 体操シャツを脱いでTシャツを着て、それからおもらしブルマを隠すようにして短めのスカートを穿く。
 こうしていれば、千尋がついさっきおもらしをして、今もそのショーツとブルマを穿いているだなんて誰も思わないだろう。

「これで家に帰るまで蓮ちゃんと一緒、だね」

 千尋はよろめきながらも教室を出ると、よたよたと廊下を歩き始める。
 その日焼けした内股には、おしっことは違った蜜が這っていて……そのことに、千尋自身も気づいてはいない。

(蓮ちゃんのブルマを穿いたまま帰っちゃうんだ……。帰ったら洗濯して乾かして……、でも、その前にもう一度だけ……)

 千尋はそんなことを考えながら、よたよたと廊下を歩いて行く。
 だけど千尋は気づいてはいなかった。
 廊下の角の影から、一人の少女……蓮に、後ろ姿を見つめられているということに。
 蓮もまた、千尋のしましまショーツを穿いているということに。
 そのショーツは、おむつの中でおしっこに蒸れ返っていると言うことに……。

 千尋はなにも気づいていない。
 そして、知らない。
 これから、蓮によってじっくりと教えられていくことを。

「千尋ちゃんも、私のショーツ穿くとドキドキしてきちゃうんだ。私の席でおもらしするなんて……ああ、あのときの千尋ちゃんの顔、可愛すぎるよ」

 トロンとした眼差しの蓮。
 その頬に朱が刺すと、

 しょわわわわわわ……。

 スカートのなかからくぐもった水音が聞こえてきたではないか。
 蓮もまた、千尋のショーツを穿いて昂ぶり、緩んでいたのだ。
 おむつの中では、千尋の縞パンが蒸れ返り、すっかり茶色く変色してしまっていることだろう。

 まだ、二人は性の階段を登りはじめたばかり――。


文学少女の露出癖1につづく!

この小説は、大決壊! 誰にも言えないに収録されている作品です。
フルカラーのイラストもありますので、気になった方は購入してもらえると創作活動の励みになります。

同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

最新の記事

月別アーカイブ

記事を検索