錆びた茶缶 2021/07/03 22:19

支援系やコミッション系のサービスに思うこと

ci-enに登録したので、せっかくだし支援サービスの利用もはじめてみていますけれど、なんとなくいいですねこういうの。
食わず嫌いだったところはあるのですが、私自身が基本的に受け手でしかないこともあって、ある程度の形としてなにかができる、というのは思った以上に気分的にいい影響があるみたいで。

ただこう、いくつか思うところもありまして。
・「やる気」出さなくてもいいんじゃない
自分が怠惰型だからというか感覚が変なのだろうとは思いますが、支援に対して「がんばります」みたいになってるのは正直ちょっと怖いんです。
がんばらなくていいから、もうちょっとこう気楽に構えていただけたらなあ、なんてことを思ってます。支援がクリエイターさんを追い詰めるようなことになってしまっては本末転倒ですし。

・二次創作に対して、ってどうなん
これは完全に私の感覚が古いんだとは思いますが。
二次創作がメインになっている活動の支援、ってなんかこう、うまく落とし込めないんですよね。クリエイターさんがやりたいからやってらっしゃる活動であるのはもちろん分かるんですが。
どうしても上手く言葉にならないんですよこれ。利用料的なものが元作品権利者に落ちるスキームができたらいいのかもしれませんが。
(でも元作品側が受け取れる環境を維持しなければならない、というのも無茶な話なので。)

最近だといわゆるコミッションサービスもありますけれど、こっちは未だに使ったことが無くて。
二次創作ものを頼むことについては上で書いた支援サービスと同じ腑に落ちなさを抱えていますし自分のオリジナルを思い浮かべるほどの情念も無く。
いっそクリエイターさんの描きたいものを描いてください、で投げられたらいいんでしょうか。

あとは業界?最大手であろうskebの立ち回りがどうにも好きになれないというか。
儲かっているから還元、という理屈は分かるのですが、人に価値を見出して依頼をするサービス自身がサービスの価値を0でいい、ということの矛盾のようなものをどうしても感じてしまいます。
人間の価値観は年を取るとなかなか固くなってしまっていけませんね。

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