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2021年 01月の記事 (5)

レモネードオアシス 2021/01/29 11:07

大決壊!~おもらしカノジョが妊娠するまで~1

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今日は金曜日なので小説を更新する日です。
先日は集団食中毒をなんとか完走することができましたので、今日からは新しい小説を更新していきたいと思います。

イラストは、めんぼーさんに描いてもらっています!

※この小説は、順調にいけば今年の5月に配信を開始する同人誌の小説です。
また、今年か来年の暑くなってきたころか寒くなったころか、僕が面倒臭く感じないときにブログのほうで無料公開していく予定ですので、バックナンバーを購入するさいはご一考頂けたらと思います。
なお、めんぼーさんに描いてもらったラフは、無料ブログには載せる予定はありません。


新作の小説の世界観は、


近い将来、少子高齢化の問題を解決するために、政府は学生結婚を奨励している。
もしも妊娠すれば、政府から潤沢な補助金が支給される。
しかし、いざこの制度を運用すると、学生たちは返って恋愛に慎重になってしまっていた。

主人公である男子学生の大和も、特にカノジョを作るというエネルギーを使うようなこともなく、刺激がないけど平穏な日常を過ごしていた。

だけどある日の下校しているときに、クラスメートの少女・スバルがおもらししている現場と鉢合わせてしまうことになる。
その事件をきっかけとして、2人は急接近して……!?



と、言う感じの内容になるかと思います。
ただいま執筆中ですので、まだ確定ではありませんが。

それでは、楽しんでもらえたら嬉しいです!

キャラデザはこちらから!


目次

おもらし彼女が妊娠するまで(カテゴリー)

この小説を最初から読む!

☆序章 スバルという少女

 スバル・ウォルトンという少女を一言で言い表すとするならば、その名の通り『昴のような少女』と言い表すことができるだろう。

 昴という青みがかったおうし座にある星団は、スバルの碧眼のようでもあるし、どんなに手を伸ばしても届かないところも似ている。
 なにしろ昴は、443光年も先にあるのだ。
 それだけスバル・ウォルトンという少女は、近寄りがたいオーラを放っていた。

 なにしろ、この日本という島国では珍しい、金髪碧眼の超絶クールビューティーである。
 つややかな春の日差しを受けるプラチナブロンドはやや子供っぽくツインテールにしている。
 そのささやかな幼稚さが、美人特有の冷たさを放つ容貌と相まって絶妙なバランスを保っていた。

 そんなスバルは、いつのころからか自然とあだ名がつくことになる。
 その名も『プレアデス』と。
 由来はほとんどひねりはない。プレアデスというのは、昴の一般的な名前のことだ。

 そんな少女……プレアデスが、無防備にこちらにうなじを晒している。
 白人特有の、やや赤らんだ、染み一つないうなじ。
 いつもツインテールにしているのに、日焼けさえもしていない。

(俺がその気になったら、簡単に折れそうなくらい細いよなー)

 高杉大和(たかすぎやまと)は、頬杖をつきながらぼんやりとスバルのうなじを眺めていた。
 ときは、春の日差しが溢れる午後の国語の授業中。
 大和の席は、窓際に位置している。
 教室の空気は、ゴールデンウィーク明けということもあって弛緩しきっていた。
 スバルはその一つ前の席に座っているから、大和はいつもこうしてスバルのうなじをぼんやりと眺めることが日課になっていた。

(だけど、もしも俺が見つめてるなんて知られたら、絶対に軽蔑されるだろうけどなー)

 それも、冷たい碧眼で打ち抜かれるに違いなかった。
 それほどまでに、スバルはいつも冷たいオーラをまとっていた。
 それはまるで氷のように。
 大和がそんなことを考えていると――。

「ねぇ……、ねぇったら……っ」

 不意にスバルが振り返ってきたと思ったら、こちらを怪訝そうな碧眼で睨み付けてきたではないか。
 やばい。
 視線に圧が籠もりすぎていただろうか?
 とっさに視線を外そうとするも、しかしスバルの碧眼に睨み付けられて失敗する。

「な、なにか用か!?」

 とっさに放った一言。
 だけどそれはすぐに失敗だったと気づく。
 なにしろ、前の席に座ったまま振り返っているスバルは、プリントをこちらに差し出してきていたのだ。

「なにか用って。高杉君、きみにプリントを渡したいだけ、なんだけど」
「お、おう。プリント、な」

 短いやりとりだけど、30人ほどのクラスの注目を集めるのには充分だった。
 くすくす、クラスメートたちから失笑が漏れる。
 だけどスバルはそんな注目も恥ずかしいのか、

「はい、プリント。後ろの席のクラスメートにも渡してちょうだい」

 こちらにプリントを押しつけるように渡してくると、すぐに背中を向けてしまった。
 そのときに――、
 フワッと、不意に甘い香りが漂ってくる。
 それは練乳のような、鼻孔に絡みつくようないい匂い。
 スバルが使っているシャンプーの匂い……なのだろうか?
 だけど、まさかそんなことを聞けるはずもなくて。

 大和が後ろの席の生徒にプリントを渡して振り返るころには、スバルは何事もなく授業に戻っている。
 だけどそのうなじは、羞恥心からか、鮮やかな桃色に染まっていた。

(きみにプリントを渡したいだけなんだけど、か……)

 大和は、再び頬杖をつきながら、スバルの言葉を思いだす。
 英語を翻訳しただけの、どこか無機質なニホンゴ。
 それも無理もないことなのだろう。
 つい最近までスバルは貿易商である父に連れられて、北欧に住んでいたらしい。
 母は日本人だから、日常的な日本語は話すことはできるらしいけど、その言い回しはどこか機械翻訳のようなものを思わせた。

        ☆

 日本語があまり上手ではなく、美人特有の冷たいオーラを放っているスバルは、必然的にクラスでは浮いた存在になっていた。

 ただでさえこのクラスの大半はエスカレーター式に上がってきた
生徒たちが占めている。
 そんななか、スバルはこの春からの新入生だった。
 それも、たった一人の。
 だけど仲間外れにされているというわけでもなく、いつもスバルは窓際の席で読書をしていた。

 そんなスバルは、男子たちが勝手に作っている彼女にしたい女子ランキングでは常に上位に位置している。
 告白した男子の数は軽く2桁に達していて、一説によりれば3桁に乗るのも時間の問題なのだとか。

(まぁ、俺には関係ないことだけどな)

 スバルの1つ後ろの席で、大和は頬杖をつきながらそんなことを思う。
 こうして幸運にもスバルのうなじを見つめられているのは、スバルの出席番号の次が大和だからだ。
 それ以上の幸運を望むのは、高望みが過ぎるというものだ。
 そんなことを考えているうちに――、

『それじゃあ、みんな気をつけて帰るように。寄り道はほどほどにしておきなさいよー』

 帰りのショートホームルームは、女教師のそんな一言で終わる。
 待ちに待った放課後のはじまりだ。


☆1章目 下校中のおもらし事件

 ちなみに。
 いまの時代は、ここ数年で大きく変貌している。
 主に、男女の恋愛事情について。
 少子化が叫ばれて久しい近年、政府は大転換を図る。
 それは妊娠したカップルに多額の補助金を支給するというもの。
 その金額たるや、食べていくのに一生困らないほどに。

 だからなのだろう。
 かえって若いうちの……とりわけ、大和やスバルのような若い世代のうちでは告白=結婚=一生を添い遂げるというイメージが先行することになり、告白成功へのハードルはかえって上がっていた。

(こんなにこの髪の色が、目の色が珍しいのかしら?)

 放課後の廊下を早足で過ぎていくスバルは、無遠慮に投げつけられる視線に、いつも辟易とさせられていた。
 いつも言い寄ってくる男子たちは、スバルの身体が目当ての軽い男たちばかり。
 そんな男たちの言葉を真に受ければ、きっと近い将来傷ついてしまうのは目に見えていた。
 それに――。

(本当の私の姿を知ったら、みんな幻滅するに決まってるし)

 スバルには誰にもいえない秘密があった。
 それも、男子たちに知られたら幻滅されること間違い無しの、致命的な秘密――コンプレックスが。

「あっ」

 昇降口で外履きに履きかえるとき、スバルは短い声を漏らしてしまう。
 脱いだ上履きを拾い上げようとしてお腹が圧迫されて、

 じゅわわっ。

 クロッチの裏側が生温かく湿る感触。
 最後におしっこに行ったのは1時間前の休み時間のときだった。
 あれからほとんど水分は摂っていないけど、膀胱には漏れ出してしまうほどのおしっこが溜まっていたらしい。

(またチビッちゃうなんて……)

 ジュワッと生温かくなるショーツの感触に、しかしスバルは表情一つ変えずに靴に履きかえる。
 女の子は少しくらいショーツを汚してしまっても、平然としていないといけないのだ。

        ☆

 だけど、スバルの悩みはすぐにチビってしまう程度だけではなかった。
 極度の頻尿――。
 しかも、尿道が極度に緩いせいで、すぐに軽失禁してしまうのだ。
 どれくらい尿道が緩いのかというと、それこそ茹ですぎてふやけきったマカロニのように緩い。
 ちょっとでもくしゃみしたり、笑ったりしただけでもショーツを汚してしまうほどだ。
 更には走ったり、床にあるものを拾い上げようとしたときに膀胱が少しでも圧迫されれば漏らしてしまう。

(ぱんつ誰にも見せられないし)

 澄ました顔をしながら昇降口から校門へ。
 そんなスバルが穿いているショーツは、いつも黄ばんでいた。
 どんなに洗濯をしても、繊維の奥深くにまでおしっこが染みこんでしまって取れなくなっているのだ。

「はぁ……」

 校門を出て、家路を急ぐ。
 閑静な住宅街を歩くこと5分ほど。
 周りに人の気配がなくなったことを見計らうと、スバルは憂鬱げに大きなため息をついてしまった。
 たったそれだけで尿道から力が抜けて、

 じゅわり。

 クロッチの裏側が生温かく湿ってしまう。
 こんな調子で朝からスバルの軽失禁を受け止め続けてきたショーツは黄ばみを通り越して茶色く変色して湿っていた。
 おまんこに食い込んでいたクロッチの裏側には、くっきりと茶色い縦染みが刻まれているに違いなかった。
 
「わたしなんて、すぐにおもらししちゃう、汚い女なのに」

 ポツリと、一言。
 その言葉は、誰にも聞かれることなく消えていく。
 きっと、今まで言い寄ってきた男子たちは、スバルがこんなにも赤ちゃんのようにおまたをおしっこ臭くさせていると知ったら、幻滅するに違いなかった。

(いつも黄ばんだショーツ穿いてる女だって知られたら……絶対に嫌われるし……!)

 ――きっと、私の本性を知ったら、いままで告白してきた男子たちは嘲笑するに違いなかった。
 だから、スバルはいつも見えないバリアを張って、周囲と距離を置くことにしていた。
 何度も男子たちの告白を断ってきて、それでもまだたまに玉砕覚悟で言い寄ってくる男子たちもいるけど、最近では一人で静かに過ごすことができている。

「私なんかのどこがいいんだろ」

 ポツリと呟いた、その拍子に……じゅわわっ。
 ちょっとでも気を抜くと、ショーツに生温かい染みを作ってしまう。
 靴を履きかえるときにもチビってしまったけど、最後にトイレに行ったのは1時間ほど前のことだ。
 ふやけたマカロニのようなスバルの尿道は、早くも限界を迎えようとしていた。

(あっ……、ちょっ……、まだ……っ)

 じゅわっ、じゅわわっ。

 澄ました顔をしながら家路を急ぐスバルだけど、しかし限界はスバルが思っていた以上すぐそこにまで迫ってきているらしい。
 1歩進むたびに、ローファーから伝わってくる振動が膀胱を震わせてくる。

 じゅわわっ、じゅもも……っ。

「あっ、まだ、ちょっ、ダメ……!」

 いまにもおまたを前抑えしそうになるけど、そんなに恥ずかしいことできるはずがなかった。
 人気がないとはいえ、ここは住宅街の一角なのだ。
 もしも一度前抑えなんかしたら、その手はトイレに駆け込むまで離すことができなくなるに違いない。

「まだ……、まだ、大丈夫……!」

 キュンッ! キュン!
 じゅもも、じゅわわわわ……っ。

 おまたを無理やり引き締めるけど、勝手に痙攣して言うことを聞いてくれない。
 軽く絶頂しているかのようにおまたが痙攣すると、その合間を縫っておしっこが漏れ出してきてしまう。
 クロッチの裏側に、取り返しのつかないぬくもりが広がっていく。

「うぅ……、おしっこが、勝手に……あぁ……っ」

 たらり……、

 内股を生温かい指先でくすぐられているかのような感覚。
 クロッチから滲み出してきたおしっこが、ついに内股を伝い落ちてきてしまったのだ。

「ダメ!」

 ぎゅっ。
 ついにスバルは、少女としての禁忌を犯してしまう。
 両手でおまたを抑えて、尿道を無理やり塞ぐ行為――前抑え。
 それは少女のあまりにも屈辱的なポーズ。
 それでもおしっこを止められるわけではない。

「あっ、あっ、染み出してきちゃ……いやぁ……っ」

 じゅわっ、じゅもももっ。

 スカートの上から前抑えしているから、股間から滲み出してきた恥水が、ショーツを、スカートへと染みこんでくる。
 きっとスカートの股間の部分には、おしっこの恥ずかしい染みができているに違いない。
 もう、残されている時間は限りなく少ないようだ。
 だが家まではまだ歩いて20分はかかる。その途中には、公衆トイレはおろか、公園の茂みさえもない。

(もう、我慢できない……っ)

 じゅももっ、じわわっ。

 前抑えしている指の隙間から、おしっこが滲みだしてくる。
 もう、決壊はすぐそこにまで迫ってきていた。

「まっ、まだぁ……、だめぇ……っ」

 じゅわわっ、ちょろろ……。

 よろめきながらも、なんとか閑静な住宅街の路地を急ぐ。
 だけど女体はスバルの意思とは無関係に尿意に屈しようとしていた。

 ぽたり、ぽたた……、
 溢れ出してきたおしっこが雫となって落ち、乾いたアスファルトに散っていく。
 それはまるでスバルの足跡のように。
 家までのあと20分など、耐えられるはずがなかった。

「も、もう、こうなったら……っ」

 スバルは周囲を一瞥する。
 そんなスバルの視点が、ある一点で止まった。
 その先にあったのは、よほど意識しなければ見逃してしまいそうな、細い路地への入り口だった。
 あそこなら――、
 想像しただけで、フッと尿道から力が抜けてしまって、

 じょわわっ。

 抑えつけている股間から、大量のおしっこが溢れ出してきて、黄金水がだらだらと流れ落ちていく。
 もう、迷っている暇はなかった。
 スバルは今にも噴きだしてしまいそうになるおしっこを堪えながら、なんとか小股で路地へと辿り着く。
 そこは、影になったほとんど人が通らないような細い路地だった。

「こ、ここで……。こんなところで、楽になってしまうなんて」

 まだおもらしはしてないけど、スバルの心はすでに折れていた。
 この両手を離して、楽になるしかない、と。
 いまにも破裂しそうな膀胱では、もうここでおもらしするしか道は残されていない、と。

「あっ、ああぁー……」

 気が抜けるような、熱い吐息。
 それとともに、少しずつおまたを前抑えしている両手から力が抜けていく。

 じゅわわっ、じゅももももも……。

 尿意を我慢するあまり、キュンキュンと痙攣している尿道からおしっこが漏れ出してくる。
 前抑えしている両手から黄金水が溢れ出してきて、ぽたぽたと地面へと落ちていく。
 内股にも黄金の滝ができあがり、膝小僧を、ふくらはぎを流れ落ちていき――、

「だめっ」

 ローファーにおしっこが溜まろうかというその瞬間、スバルは地面に膝をついてしまう。
 こうしなければ靴下やローファーをおしっこでぐしょ濡れにさせてしまうのだから、仕方がないが……、
 しかしそれはここからもう動けないことを意味する。
 もう、ここで尿意に屈するより他ないのだ。

「ああぁ……っ。いやぁ……っ、ぱんつのなか、あったかくなっちゃって……ううっ」

 じゅももももももももももも……。

 くぐもった水音。
 前抑えしている両手の隙間から、黄金水のせせらぎが湧き出してくる。
 止めどなく、止めどなく……。

「あっ。あっ。あっ。あっ。あっ」

 しゅわわわわわわわわわわわわ……。

 引き攣った声を上げてしまう。
 パクパクと口を開けて。
 それはまるで酸欠になった金魚のように。

(お願い、早く、終わって……!)

 しゅいいいいいいいいいいい……。

 終わって。
 漏らしながら、たしかにスバルはそう願った。
 ――止まって、ではなく。
 もはや、スバルはおしっこを我慢することを、心のどこかで放棄していたのかもしれない。
 すべて出し切って楽になってしまおう、と。

「ふぁ……、ふぁぁぁ……」

 じょぼぼぼぼぼほぼぼぼぼぼ……。
 もわ……もわわ……。

 内股を伝い落ちるおしっこが地面に広がり、ツーンとしたアンモニア臭の湯気が上がる。
 それはまるで失禁してしまったスバルのことを責め立てているかのようでもある。

「うう……っ、いっぱい……出てくるよぉ……っ」

 じょわわわわわわわわわわ……。

 ショーツも、スカートもビタビタに濡らしながら、スバルのおもらしはいつまでも続く。
 地面にはスバルを中心として恥ずかしすぎる水溜まりが広がり、狭い路地はアンモニア臭に蒸れ返る。

(もしもこんなところを誰かに見られたら……ううっ、恥ずかしすぎるよ……!)

 しゅいいいいいいいいいい……。

 いつしか前抑えしている両手からは完全に力が抜けていた。
 我慢すれば、それだけおもらしの時間が長くなる。
 それなら少しでも早くおしっこを出しきったほうがいいじゃないか。
 スバルの心は、もうすでに折れきっていたのだ。

「ふっ、ふぅ……っ」

 しゅわわわわわわわわわわわ……。

 スバルはショーツを穿いたままだというのに、お腹に力を入れていた。
 それだけおしっこが勢いを増し、おしっこの滝は瀑布となって地面に散っていく。
 それでもスバルのおもらしは終わることなく――、
 いつまでも続くのだった。


つづく!

もしも誤字脱字などを見つけることができましたら、教えてもらえたらとても嬉しいです!

おもらしカノジョが妊娠するまで2につづく!

同人誌も配信しています。
高評価・感想などありがとうございます。
とても嬉しいですm(_ _)m

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レモネードオアシス 2021/01/22 10:46

新作の小説のヒロインッ!

いつも温かいご支援ありがとうございます!

今回は次回作のヒロインと、カラーの載ったラフを大公開!



次回作のヒロインは、金髪碧眼のツンテールです。
名前はスバル。
17歳。
高校2年生。

編入してきたばかりでクラスで浮いた存在で、男子からは高嶺の花のような存在。
いつもは窓際の席で一人で読書をしている。
母親が日本人だけど、日本語にあまり慣れていないところがある。

この小説は現在執筆中で、同人誌としての発表は5月頃になるかと思います。
小説の全文の公開は、2月中から更新がはじめられるようにがんばります。
そのときはラフイラストなども公開しますが、300円コースで公開する予定ですのでご注意下さい。

今回イラストを描いてくれるのは、めんぼーさんです!

おもらしシーンや、もりもりと盛り上がる黒タイツ、更にはラブラブ妊娠おむつ丸見え登校など、マニアックなシーンをただいま描いてもらっています。


と、いうわけで、今回はヒロインとおもらしシーンを先行公開!
おもらしシーンはマニアックですので支援者様向けへの公開とさせて頂きますのでご注意下さい。



茹ですぎてふやけきったマカロニのように尿道が緩いことがコンプレックス。



少子高齢化対策で、高校生の恋愛が推奨される近未来社会で、おもらしからはじまるお話を書いていけたらなと思います。


カラーラフイラストはマニアックですのでご注意ください。
少しでも楽しんでもらえたら幸いです。



路地裏に駆け込むも、そこで力尽きてしまい――、

というシチュエーションです。

このあと主人公に助けられて、二人は次第に仲良くなっていって……!? という、おもらしからはじまるお話しを書いていけたらなと思います。
頻尿カノジョはお腹の赤ちゃんよりも尿道が緩い、とか。

それでは現在執筆中ですので、もうしばらくお待ち頂けたらと思います。
この時期は確定申告があるので、ちょっとずれ込むかもしれませんが……!


最後まで書き上げられるようにがんばります!


小説の1話目はこちらから!

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レモネードオアシス 2021/01/15 20:55

集団食中毒!9~寝てるのに~

いつもご支援ありがとうございます!

今日は金曜日ですので、小説を更新したいと思います!

※この小説は順調にいけば今年の3月の頭に発表する予定の小説です。

また、今年の温かくなってきたころか、暑くなってきたころ、僕が面倒臭く感じないときにブログのほうで無料公開していく予定ですので、バックナンバーを購入するときはご一考頂けたらと思います。
なお、あしぶさんに描いてもらったラフは、無料ブログには載せる予定はありません。

去年は身内でバタバタしたイベントなどが起こってしまい、毎日ブログを更新するのが難しくなってきたのでCi-enにて更新していきたいと思います。

小説は楽しんでもらえたら嬉しいです!
健康は大事だぞ☆


目次

集団食中毒!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


みんなの看病のために動き回っていた香澄は、少し横になろうとベッドに倒れ込むように入ると、すぐに眠りに落ちてしまう。
だけどその腸内では、ドロドロに蕩けきった熱いチョコレートソフトクリームが。



💧 能代香澄

~寝てるのに~


香澄「やはり海は最高だな……」

 地球が青い星たる所以である、生命のゆりかご。
 香澄が生まれるよりも、いや、生命が生まれるまえよりもずっと遙かな太古より心地よく、ときには荒ぶりながら揺らめいてきたゆりかごは、いまは香澄を心地よく抱擁してくれている。

香澄「空も澄み切ってて、最高だ……」

 ぷかぷかと仰向けになって海に身体を浮かべていると、目の前に広がるのは一面の青空。宇宙といったほうが近いかもしれない。
 香澄は、腰まで伸ばした黒髪を漂わせながら、心地のいい抱擁に身を任せる。
 本当なら、一糸まとわぬ裸になりたかったところだけど、この合宿のために用意しておいたビキニタイプの水着に身を包んで。
 普段は衣服に隠されている乳房はこぼれ落ちそうなほどに大きく、お尻もセクシーに出ている。
 無口な香澄だけど、スタイルはしっかりと自己主張していたりする。

香澄「みんなは……、元気になってよかった……」

 結局は、みんなしてお腹を壊してしまった2日目だったけど、翌朝の3日目になるとみんな回復していたので、最終日を惜しむかのように自由時間になったのだった。
 遠くの波打ち際では、他の女子水泳部員たちが水を掛け合ったりしてはしゃいでいる声が聞こえてきている。

香澄「元気になって、本当によかった……」

 香澄の声は潮騒にかき消されていって、それっきり香澄はぼんやりと青空を見上げながら波間にたゆたっていた。
 だけどそうしていると――。

香澄「……んっ」

 ぶるり。
 香澄は大きく1つ身体を震わせる。
 いくら夏とはいえ、海水に身体を漂わせていたら冷えてくる。
 それに泳いでいるときでも、しっかりと水分を摂っておかなければ脱水症状になってしまう。
 つまり、なにが言いたいのかというと。

香澄「おしっこ、したくなってきちゃった」

 しかし香澄は陸に上がる気など、最初からさらさらなかった。
 大丈夫。
 魚やイルカだって、みんな海でしているのだ。
 人間だって、海でしたってなにもおかしいことなどない。
 それに香澄は、水着を着たままでおしっこがするのが好きだった。

香澄(みんなには、内緒、だけどね……)

 香澄が水泳を始めたきっかけ。
 それは人前でおしっこをしても怒られないからだ。
 この快感に目覚めたのは、かなり早いほうだと思う。
 幼少のころからお嬢様としてがんじがらめの生活を送ってきた反動か、プールでおしっこを漏らしてしまったときの開放感が忘れられなくなってしまったのだった。
 水中でのおもらしだったので周囲にいる人にはバレなかったけど、そのときのスリルと、良心の呵責はいまでも忘れられない。
 さすがにプールではよほど追い詰められたとき以外はしないようにしているけど、海ならば好きなだけおしっこをすることができる。

香澄「しちゃう……。水着着てるのに、おしっこしちゃうんだ」

 自分に囁きかけて背徳感を煽る。
 水着とはいえ、服を着たまま尿意を放つ。
 それも人前で。
 本能の、ままに。

香澄「おまたの力、抜いていって……んっ、ンン……ッ、ふぅぅ」

 おまたから力を抜いていき、それなのに鼓動は早鐘のように鳴り響き、身体が熱くなっていく。
 それでも、少しずつ体を楽にしていくと――、

香澄「あっ」

 ぶるるっ。
 香澄の短くも色っぽい喘ぎ声。
 それとともに、ビキニに包まれた身体が震え上がる。
 直後、

 じゅわわ……、

 股間に背徳的なぬくもりが広がっていった。

香澄「はぁぁ……しちゃってる……。おしっこ、やっぱり、水着のままでおしっこするのは……、はぁぁ……気持ち、いいなぁ……」

 じゅももももももももも……。

 海に抱擁を受けながらのおもらし。
 それは母なる地球に抱かれながら、無防備な姿を晒している瞬間なのかもしれなかった。
 排泄のとき、人は体内に溜まった欲望を垂れ流し、正直になることができる。
 普段、どんなに規律にがんじがらめにされている人間であっても、だ。

香澄「お尻のほうまで広がってきて……、なでなでされてるみたいだな……はぁ……」

 じゅわわわわわわわわ……。

 股間から広がる温もりは、お尻を愛撫していくと海へと広がっていく。
 目を凝らせば、海面がほのかにレモン色の奔流が生まれているけど、そのことに目くじらを立てるものは、この地球上に誰もいない。

香澄「はぁ……、開……、放……、感……」

 しゅわわわわわわわわわ……。

 くぐもった水音も、潮騒にかき消されて誰にも聞かれることもない。
 いまだけは、香澄を束縛するものはなにもないのだ。

香澄「お尻が温かくなって……、やっぱり海でおもらしするのって気持ちいいな……。またみんなで海に来たいな……」

 そんなことを呟きながら、香澄の秘め事は、いつまでも、いつまでも続くのだった。

        ☆

香澄「すー……、すー……」

 安らかな寝息を立て続けているのは、瞳を閉じた香澄。
 だけど香澄が眠っているのは、果てのない大海などではない。
 香澄が身体を横たえているのは――、
 和室に敷かれた1枚の布団。
 そう。
 香澄が尿意を放っているのは、夢のなかでの出来事なのだ。

香澄「ん……むにゃ、むにゃ……」

 現実世界では、小さな布団で深い眠りに囚われ、抱き枕を抱っこするようにして寝ている。
 そんな香澄の頬が、かすかに赤らんで弛緩する。
 数秒後。

 じゅわわ……。
 しゅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……。

 ショーツに暗い染みが浮き上がると、なんの躊躇いもなく放たれたおしっこがクロッチから滲み出してきたではないか。
 抱き枕を抱っこして寝ているから、滲み出してきたおしっこはお尻と太ももを撫で回して布団へと染みこんでいった。

香澄「うにゅ……。気持ちいい……」

 おねしょをしているというのに、香澄の頬は快楽に緩みきっていた。
 夢のなかでは大海の抱擁を受けて、日々のしがらみから解放されておもらししているのだ。
 香澄にとってそれは至福のひとときだった。

香澄「は……っ、……んんっ」

 ブルルッ!
 プシュッ――!

 香澄は大きく身震いすると、最後の一飛沫を噴射する。
 それは香澄がおしっこをすべて出し切ったときの、香澄自身さえも気づいていない癖だった。

香澄「すー……、すー……」

 再び、和室には香澄の寝息だけが聞こえてくる。
 ……が。

香澄「んっ、ううう~……」

 ぎゅるるるるるるるるる!

 香澄が苦しげに呻いた直後、お腹から茶色い不協和音が鳴り響いたではないか。
 香澄も食中毒の原因であるカレーを食べたのだ。
 今朝も、ゆうべも。
 ただ、症状が顕在化するのが遅れていただけで、しっかりと香澄の身体は蝕まれていたのだ。

香澄「うっ、はぁう……っ」

 ぎゅるっ、ぎゅるるっ、ごぽっ!

 香澄のお腹で大蛇が暴れ回り、額には脂汗が滲み出してきている。
 それでも香澄が目を覚ますことはなかった。
 朝にみんながお腹を壊して、そのサポートで夕方まで駆け回っていたのだ。
 本人が自覚している以上に、香澄は疲れ果てていた。
 ……酷い腹痛に襲われていても、目が覚めないほどに。
 そしてそのときは、呆気ないほど早く訪れることになる。

香澄「ふ、……んんっ、ふぅ……ぅぅ」

 めりッ! めりめり……!
 もこり……。

 きっと夢のなかでは海にプカプカと浮いているのだろう。
 控えめに息んでいる香澄のお尻の割れ目が下品に盛り上がっていった。

香澄「はぁぁ……むにゃ、むにゃ……はふぅ……」

 ニュルルルルルル……ッ!
  もりもりもりもりもりもりっ!

 最初は――。
 それは、女の子らしい太めのうんちだった。
 女性らしく、セクシーなお尻を包む布切れが、醜悪に膨らんでいく。
 香澄は重度とは言わないまでも、便秘持ちだった。
 何回も固いうんちを出しているうちに、知らず知らずのうちに硬質便によって肛門が拡張され、気づかぬうちにうんちが太くなっていたのだ。

香澄「んっ、うううっ、ふぅっ」

 メリメリメリ……。
  もこっ、もこもこもこ……っ。

 固いうんちがヒップラインを歪に膨らませていき、しかしその硬さはいつまでも続かない。
 腸内の深奥には、毒素によってドロドロに溶かされた下痢が詰まっているのだ。
 だが、それまでに香澄が目を覚ませば、まだ間に合う。
 他の女子たちがおむつをあてているいま、トイレは開いているのだ。
 まだ硬質便しか漏らしていない今ならば、まだショーツからはみ出していない今ならば、まだ望みはある。
 せめていま、目を覚ませば――。

香澄「んっ、んんん~~~!」

 ぶふぉっ!
 ぶふぉふぉっ!

 しかしショーツから響き渡る爆音に、その一縷の望みはあっさりと断たれることになる。
 もりもりと固く盛り上がり続けていたショーツが、爆音とともに一気に膨張すると、

 ビチビチビチッ!

 水っぽく下品な音に、ショーツに覆われたヒップラインが大きく膨らんでいく。
 どうやら、かなり下していたようだ。
 腹痛が襲いかかってくるまえに深い眠りに落ちたから、その苦しみを味わうことがなかったのが、不幸中の幸いだろうか?
 しかし、それははたして幸福なことだと言えるのだろうか。
 目を覚ませば、この大惨事を問答無用で受け入れなければならないということを意味するのだ。

香澄「んんぅ……。きもち、いい……な……」

 ビチビチビチビチ……!
  にゅるるるるるるるる!

 それはなんの躊躇いもない脱糞だった。
 もしかしたら、香澄は夢のなかで、生命のゆりかごに身を委ねながら、赤ん坊のように本能のままに排泄しているのかもしれなかった。

香澄「はぁぁぁ……うっ、ううう……っ」

 にゅるるるるっ。
  ぶぼぼっ! ブリブリブリ……ッ。

 ショーツが醜く膨らみ、足口から、そして腰ゴムからも大量の便塊が溢れだしてくる。
 それはまさに茶色いマグマだった。
 マグマというのは、高温であればあるほど粘度が低い。
 ショーツから溢れだしてくる下痢はドロッとした液状しているが、ショーツのなかにパンパンに詰まっているモノは、しっかりとした固形を維持しているようだった。

 ブリッ! ブボボッ! ビチチッ!
 もわわ……。

 まさに垂れ流し。
 下品な音を立てながら、香澄は赤ん坊のように排泄を重ねていく。
 それでもなにも知らない香澄は、

香澄「すぅ……、すぅ……」

 安らかな寝息を立て続け、それでもお腹に力を入れ続け――、
 なにも知らない香澄は、ショーツをモリモリと下品に盛り上がらせていった。

        ☆

 メリメリメリ……。
 ぶぼ、ぶりり……。

香澄「ん……、ううう……」

 香澄が眠りにつき、2時間弱が経った。
 すでに日は暮れて、

 深い眠りに沈んだままの香澄は、あれから排泄欲のままにたれ流し続けている。
 きっと夢のなかでは赤ん坊のように、生命のゆりかごに身を任せているのだろう。
 だが、その安息も永遠には続かない。

香澄「んん……はぁ……、はぁ……、んんっ」

 めきめきめき……。

 香澄のかすかな息み声に、ショーツが歪に膨らんでいく。
 もうシーツには香澄が漏らした下痢によって醜悪な泥沼が広がっていた。
 最初は人肌並みに温かかった汚泥も、時間が経つにつれて冷えている。
 香澄のショーツに詰まる便塊は、いまや冷たく固まって、尻から陰裂の狭間にかけて食い込んでいた。
 その感触に、夢のなかで異変を感じとったのだろう。

香澄「ん、んん……?」

 香澄の眉が、ほんのかすかに苦しげに歪む。
 なにかを察知したのか、もぞもぞと内股を擦り合わせるも、

 ねちょ、ねちゃねゃ……。

 ショーツのなかに詰まっている便塊が攪拌され、クレヴァスの更に深いところにまで食い込んでいく。
 その感覚に、ピクンッ、緩みきったお尻にさざ波が立った。

香澄「ン……、あれ、もう暗い……」

 ちょっと横になるだけで済ませるつもりだったのに。
 身体を起こして窓を見れば、もうとっぷりと日が暮れている。
 だがそのことよりも、香澄は別のことに意識を持っていかれていた。
 すなわち、お尻に纏わりつく、ねっとりと気持ち悪い感触に。

香澄「えっ……? ひっ!」

 ねちょっ。
 とっさにお尻に触れたのが災いした。
 ミッチリと膨らんだショーツ、そしてシーツに広がる下痢の泥沼に、なんの躊躇いもなく触れてしまっていたのだ。

香澄「な、なん、だ……!? これは、……えっ、ちょ!?」

 手のひらにベットリと感じる不快感。
 とっさになにかが貼り付いた手のひらを眼前に持ってくる。
 だが手のひらについた下痢に、香澄は我が目を疑うとともに、眠気が一気に吹っ飛ぶ思いだった。

香澄「う、嘘……っ。ぱんつ、あ、あれ……気持ち、悪い……!? 漏らし、ちゃってる……!?」

 手についた下痢。
 そしてショーツに詰まっている下痢。
 更にはシーツに広がる下痢。
 そのすべてがリアルだ。
 夢なんかじゃない。

香澄「そんな……っ」

 信じたくないけど、眠りから覚めていくにつれて嗅覚も戻ってくる。
 鼻孔に満たされるのは、何年もドブ川の底に溜まっていたヘドロよりも醜悪な香りだった。
 認めたくはないけど、下痢を漏らしてしまっている。
 しかも寝糞だなんて。

香澄「うっ、ぐっ、あぁぁ……っ」

 ビチッ、ビチチ……ッ!

 寝糞をしてしまったと実感すると、急に腹痛が襲いかかってきて、香澄は為す術なく下痢を漏らしてしまっていた。
 ショーツのなかが、お湯のような下痢に熱くなる。

香澄「うっ、あううっ、ダメ……っ」

 なんとか布団から抜け出すと、和室を出てリビングに出る。
 夜になったリビングは静かだった。
 どうやら、みんな部屋に戻って休んでいるらしい。
 幸いなことにトイレは空いているようだ。

香澄「よかった……あっ、あああ!」

 トイレのドアを開けて、誰もいないことにホッとしただけ。
 たったそれだけの隙を、便意は見逃してはくれない。

 ビチチ……ッ!
 モリモリモリ……!

 お湯のような下痢が漏れ出してくると、うっすらとショーツのヒップラインが盛り上がっていく。
 その恥辱に耐えきれず……、香澄は和式の便器にすがるようにしゃがみこんでいた。
 ……ショーツを脱ぐことさえも、できずに。

香澄「あああああああ!」

 ブババッ! ぶびびびびびびび!

 すでに下痢によって茶色く染まっているショーツが更に盛り上がっていき、うっすらと便汁が溢れだしてくる。
 それでも香澄は止めることができなかった。
 足口から汚泥が溢れだしてきて、ボトボトと水面に落ちていき、便器のなかへと堆積していく。

香澄「お腹痛い、痛い、痛い……!」

 ブビビッ! ブビッ! ブビーッ!

 下品な爆音を立てながら、香澄はいつまでも、いつまでも続くのだった。
 
        ☆

広海「うう~……、みんなの体調は……、あんまりよくなってない、わよねぇ……」

 翌朝。
 なんとか全員が集まったリビングで切り出したのはいまだ蒼白な顔色をした広海だった。
 純白のブラはあてているが、大きなお尻は紙おむつに包まれていた。
 元々は白かった紙おむつは今となっは下痢によって茶色く染まっている。

ココア「もう、へろへろだよぉ……」
美汐「お腹、痛いですぅ……」
流花「ボクも、まだ……うぅっ」
千夏「アタシも……無理ぃ……」
穂波「まだ、収まってない、です……はぅぅっ」
香澄「自分も……ゆうべ、急に来てから……っ」

 7人の女子たちは、みんなおむつをあてて、お尻の部分を茶色く汚していた。
 たとえ下痢を漏らしたとしても、すぐに換えてしまえばそれだけ紙おむつを無駄に使ってしまうことになる。
 だからみんな下痢によっておむつがパンパンに膨らんでいた。

 ちなみにリビングに集まったみんなは、椅子に座れないから床にしゃがみこんだり、お尻をつきだしてうつぶせになっていた。
 とても男子たちには見せられない姿だ。

広海「お姉ちゃんも……、ちょっと無理みたいねぇ……」
香澄「広海、これは救急車を呼んだほうがいいと思う……。今日は平日だし、こう言うのは早いほうがいいと思うから」
広海「そうね……。手遅れになったら大変だし。みんな、それでいいかな……?」

「「「異議なーし」」」

 弱々しい少女たちの返事。
 そして誰かが気が抜けてしまったのか、

 ブビビッ!

 茶色くもはしたない音が鳴り響くも、もうすでに誰のおむつから聞こえてくるかだなんて気にしている者は誰もいなかった。

        ☆

 それから数時間後、水泳部の少女たちは病院に担ぎ込まれて、適切な処置を受けることになった。
 少女たちのなかでは、この夏の合宿の思い出は、苦しみ抜いた忘れたい記憶となったに違いない。
 ただ、当時の新聞には、

『女子水泳部の7人の少女たちが下痢の症状を訴えて、地元総合病院に搬送された。現在は快方に向かっており、重傷者は無し。保健所による検便で、少女たち排泄物から食中毒の原因となる細菌が検出されたとのこと――』

 少女たちの失敗が、永遠に記録されることになるのだった。
 ただ、そのニュースは紙面を埋めるためのベタ記事であり、深く描写はされていない。
 少女たちの尊厳は、辛うじて守られることになったという。

おしまい


ここまで読んでくれてありがとうございました。
初の集団食中毒ものということで、文字の色などを変えてみたりといろいろと試行錯誤してみましたがいかがだったでしょうか。

感想など、なにかありましたらコメント欄に遠慮無く書き込んで頂けたらと思います。

この小説は、同人誌としてフルカラーのイラスト6枚とともに配信している作品です。
完全版のフルカラーのイラストとともに楽しみたいという方は、同人誌を購入してもらえると創作活動の励みになります。

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レモネードオアシス 2021/01/08 11:59

集団食中毒!8~大決壊!~

いつもご支援ありがとうございます!

今日は金曜日ですので、小説を更新したいと思います!

※この小説は順調にいけば今年の3月の頭に発表する予定の小説です。

また、今年の温かくなってきたころか、暑くなってきたころ、僕が面倒臭く感じないときにブログのほうで無料公開していく予定ですので、バックナンバーを購入するときはご一考頂けたらと思います。
なお、あしぶさんに描いてもらったラフは、無料ブログには載せる予定はありません。

去年は身内でバタバタしたイベントなどが起こってしまい、毎日ブログを更新するのが難しくなってきたのでCi-enにて更新していきたいと思います。
そして手術後3ヵ月後のタイミングで再発or転移しているらしいので、今年もちょっとバタバタしたことになりそうです。

小説は楽しんでもらえたら嬉しいです!
健康は大事だぞ☆


目次

集団食中毒!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


無口なお嬢様の香澄にはまだ症状は出ていない。
精力的にみんなのために動き回る香澄だけど、その身体の中では着々と茶色いシェイクが攪拌されていた。




💧 水泳部 女子たち

~大決壊!~




香澄「思ったよりも時間がかかってしまった。みんな、大丈夫かな。それともよくなってるかな」

 マニュアルの車を器用に運転しながら呟いたのは香澄だ。
 ダッシュボードに備え付けられているデジタル時計によれば、もうすでに15時を過ぎている。
 コテージはただでさえ街からは離れた別荘地ある。さらには慣れない街を回っているうちに時間がかかってしまったのだ。
 その代わり、後部座席にはたっぷりと救援物資を積んでいる。

香澄「みんな、よくなっててくれたら良いけど……」

 何度も呟きながらも海岸線に沿って車を走らせ、別荘地へと帰ってくる。
 キャンプ場の横に併設されている車庫に車を止めると、後部座席からぱんぱんに中身が詰まった買い物袋を両手に提げて、コテージの玄関ドアを開くと――。

香澄「みんな、だいじょう……」

 ブリブリブリブリ!
 ビチチ! ブボボッ! ブバッ!

 香澄の声を遮るように、茶色い爆音がリビングに響き渡る。

流花「くっ、ううううう!」
千夏「お腹痛い、痛い、痛い~っ」

 ドアを開けっぱなしになっているトイレには流花と千夏がお尻を分け合うように突き出して、土石流を放っている。
 ただし流花はスクール水着を脱げずに漏らし続け、千夏もビキニのヒップラインを醜く盛り上がらせている。

ココア「ううっ、水っぽいのが……ううっ、止まらないな……!」
美汐「わ、わたしも……はぁぁぁぁぁぁぁ!」

 ビチチチチチチ!
 ブバッ! ビチビチビチ!

 ココアと美汐は1つの洗面器に跨がって、代わる代わるに下痢を放っていた。
 噴射されているのは、お湯のような水分だ。
 一糸まとわぬ裸体で、お尻を下痢に汚しながらの排泄は、少女として決して誰にも見られてはいけない姿。

広海「あっ! あっ! ああう! まだ……出る……! 出ちゃう……ふっ、ふぅぅっ!」
穂波「止まらない……ですぅ……!」

 にゅるるるるるる!
 ブボッ! ブボボボボボ!

 広海と穂波も、まさに垂れ流しだった。
 広海は豊満なボディを無様に晒し、女性らしく膨らんだお尻を茶色く穢し。
 穂波はデニムのスカートを捲り上げて洗面器に跨がっている。
 なんとかショーツを脱ぐことはできたみたいだけど、穂波のすぐ脇には下痢塗れになった野暮ったいグンパンが脱ぎ捨てられていた。

香澄「こ、これは……。みんな、平気か?」

 あまりの惨状に、香澄は頬を引き攣らせてしまった。もっとも、その表情の変化に気づくのは広海くらいしかしないのだけど。
 その広海は洗面器に跨がったままで顔を上げる。
 前髪に隠れた視線は、あまりにも弱々しかった。

広海「か、香澄……。香澄はお腹の調子、大丈夫、なの……?」
香澄「うん。自分はなんともないみたい」
広海「そう……。それはなにより……。あっ、うう!」

 ビチビチビチ!
 にゅるるるるるる!

 広海は整った眉目を歪ませると、大量のマグマを洗面器へと放つ。たくさん食べるだけ、たくさんのものを出さなければ腹痛が治まってくれないらしい。

香澄「とにかく。いろいろ買ってきたから。脱水症状が怖いからスポーツドリンクと、お腹が減ったときに菓子パン」
広海「あ、ありがとう……」
香澄「カレーはやめておいたほうがいいなと思って。たぶん、みんながお腹を壊したのはカレーだし」
ココア「こんな状況じゃ、カレーはちょっとぉ……っ」
香澄「うん。だからカレーパンはやめといた。ジャムパンにしておいたから」
ココア「さすが姐御」
香澄「あと、これも必要かなって思って」

 香澄は、一際大きな買い物袋から、大きく膨らんだビニルのパッケージを取り出す。
 だが、それを見た瞬間、

ココア「えっ」
美汐「ちょっ!?」
流花「えぇ……」
千夏「げ」
広海「さ、さすがに……」
穂波「この年にもなって……っ」

 その場にいる全員が頬を引き攣らせてフリーズしてしまう。
 それでも緩みきった肛門を止めることができず、

 ブババッ!
 ビチチ! ブリュリュッ!

 静まりかえったリビングに、茶色い炸裂音が垂れ流される。
 それも無理のないことかもしれない。
 なにしろ、香澄が買い物袋から取り出したのは――。

香澄「紙おむつ、買ってきた。トイレと洗面器だけだとツラいかと思って」

 無表情の香澄は、黙々とビニールのパッケージを破っていく。
 そこには『介護用』と大きく書かれていた。

香澄「ほら。テープタイプで、大人用だからお尻をしっかり包み込んでくれる作りになってる」

 表情に乏しい香澄は、なんの躊躇いもなくみんなの前で紙おむつを広げてみせる。
 たしかにこれをあてればトイレの問題は解決するし、ベッドで横になれるということは、体力を回復できるということでもある。

広海「だけど、おむつだなんて……」

 広海の言葉が、すべてを物語っていた。
 この年にもなっておむつをあてるだなんて。
 赤ん坊や、まだまだ年もとっていない現役JKなのに。
 だけど、背に腹は代えられないのも事実だった。

千夏「ア、アタシは……あてるよ!」

 最初に手を挙げたのは千夏だった。
 積極的な性格だし、いつもなにかあると一番乗りなのが千夏なのだ。

千夏「流花、あててちょうだい。アタシも流花にあててあげるから」
流花「で、でも……ボクは、おむつなんて……」
千夏「恥ずかしがってられる状況じゃないの、分かるでしょ。ほら、そうと決まったらおむつあててあげるからジッとしてるのよっ」
流花「えっ、あっちょっ」

 逡巡している流花は、しかし和式のトイレに跨がったままでは逃げることはできなかった。

千夏「ほーら、まずは水着を脱がしてあげてっと。お尻も綺麗に拭いてあげる♪」
流花「あっ、ひっ、ひああっ」
千夏「変な声出さないの。えーっと、おまたとお尻を包み込むようにあてて、それで前のところでテープで留めれば……、一丁上がりっと!」
流花「あううっ」

 和式便器に跨がったままで紙おむつを充てられた流花は、よろめきながら立ち上がると顔を真っ赤にさせてみせる。
 普段クールな流花だから、かなり貴重な表情と言えるが……、だけど、すぐに涙目で千夏を睨み付けると、

流花「千夏! 水着、脱ぐ! ボク、お尻拭く! おむつあててあげるから!」
千夏「うん。お願いしまーす」
流花「もうちょっと恥ずかしがるんだっ。でないとボクが恥ずかしがってるのがバカみたいじゃないか!」
千夏「怒ってる流花も可愛いぞ♪」
流花「むうぅ~」

 流花は顔を赤らめながらも千夏のお尻を拭いていき、それから慣れない手つきで紙おむつを充ててみせる。
 千夏のサポートもあって、なんとかあてることができたようだ。

千夏「これからアタシでたくさん練習して、いいお嫁さんになれるようにがんばるんだぜ!」
流花「だ、誰がお嫁さんだっ。ほら、おむつ充てたんだから、早く休むぞ!」
千夏「うん。流花とは相部屋だしね。それじゃあ、みんな、おやすみなさーい」

 千夏と流花は、おむつ一丁で寝室へと姿を消す。
 リビングに残された少女たちは、千夏と流花の思い切りのよさに言葉を失っていたけど――、

広海「はっ。ぼんやりしてる場合じゃないわよねっ。お姉ちゃんがおむつをあててあげるから、みんなはお尻とおまたをキレイキレイしましょうねー」
香澄「自分も手伝う。隅々まで綺麗にしてやるから覚悟しろ」

 赤ちゃんのお尻拭きを手に取った香澄は、手始めにお腹が落ち着いている様子のココアのお尻を綺麗に拭き取ってみせる。
 そこに間髪を入れずに広海が紙おむつをあてていった。

広海「はい、できあがりっと♪」
ココア「あーれー」

香澄「よし、拭けた」
広海「次ぎいってみよう♪」
美汐「あーれー」

香澄「拭き拭き完了っ」
広海「おむつは任せて!」
穂波「ああっ、お姉様におむつをあててもらうだなんて……!
 あーれー」

 最後にあてた穂波は、おしっこ以外の体液でヌルヌルになっていたような気がしなくもないけど、広海には気にしている余裕は残されていなかった。

香澄「広海、隙あり」
広海「あーれー」

 赤ちゃんのお尻拭きを手に取った香澄によって、広海までも容赦無く紙おむつをあてられていたのだ。
 これで香澄以外、お腹を壊した女子は全員おむつをあてられたことになる。

広海「うう、せっかくの合宿が、みんなでお腹を壊しちゃうなんて……」
香澄「今朝のカレーが原因だと思うから、食べないほうがいい。それと今日は日曜の夕方だから、明日もこの調子だったら救急車呼ぶことも考えておいたほうがいい」
広海「そうね……。ううっ、あ……、ちょっ、せっかくおむつあててもらったのに……」

 ぎゅるるるるるるるる。

 おむつ一丁になった広海のくびれたウエストから、茶色い異音が鳴り響く。
 その直後だった。

広海「あっ、ううっ、はぁぁぁぁぁ……っ」

 ビチビチビチ! ブババババ!

 その場にしゃがみこんでしまった広海のおむつからくぐもった爆音が鳴り響くと、モリモリモリッ、歪に膨らんでいく。
 食いしん坊の広海は、まだまだたくさんの毒素を身体に溜め込んでいるらしい。
 その音に釣られるようにして、

ココア「うあああ! お尻が……!」

 にゅるるるるるるる!
 ココアが軟便を排泄し、

美汐「おっ、んぉぉぉぉぉっ、おほ……っ」

 メリメリメリ、メリメリメリ!
 美汐が音もなくおむつを盛り上がらせ、

穂波(お姉様のおむつ姿……はぁはぁ)

 ビチチチチッ! ブボボッ!
 穂波が熱く緩みきった括約筋から、ネバッとした爆音を炸裂させた。

香澄「みんな、平気? 新しいおむつあてるか?」

広海「はぁ……、はぁ……、はぁ……。い、いえ……私は大丈夫、かな……」
ココア「アタシも……」 
美汐「新しいのに換えてもらっても、すぐに……」
穂波「危なくなった人から交換してもらうというのはどうでしょう……はぁうっ」

香澄「そうだな。それじゃあ、おむつが気持ち悪くなったらいつでも声をかけてくれ。交換するから」

「「「はーい」」」

 力なく返事をするおむつ女子たち。
 せめて疲れ切った身体を横たえようと、それぞれに割り付けられた部屋へと、力なく姿を消していくのだった。

        ☆

香澄「さて、自分はなにをすればいい……?」

 リビングに一人残されたのは、ひとりだけ症状が出ていない香澄だった。
 とりあえずは街で買ってきたパンをテーブルの上に積んでおくことにする。
 飲み物は書き置きをして冷蔵庫に。
 紙おむつは見えるところに置いておくことにする。

香澄「これでできることは全部、かな」

 あとは呼ばれたときにいつでも動けるようにしておけばいいだろうか。
 そうと決まれば。

香澄「……ちょっと、休んでおこうかな」

 今日は朝から慣れない車を運転して、街を駆け回ってきた。
 さすがに夕暮れ時のこの時間になると、疲れが睡魔とともに押しよせてくる。

香澄「部屋で休も……ふぁ……」

 人前では絶対にしない大きなあくびをしながら、香澄も部屋で休むことにする。
 リビングに隣接するドアを1つ隔てた香澄に割り当てられた部屋は、10畳ほどの和室だった。
 爽やかな畳の香りが鼻腔を刺激する。

香澄「布団敷いて、寝る……」

 押し入れから布団を引っ張り出して、適当に敷いていく。
 畳の上だと安眠できるような気がするから、香澄は普段から和室で過ごすことにこだわっていた。
 このコテージのトイレが和式なのも、ひとえに香澄のこだわりがあったからに他ならない。

香澄(シャツも換えよ……。ぱんつは……まだいいか)

 車を運転したあとだと汗をたくさんかいてしまったから、シャツは換えておくことにする。
 ホットパンツも脱いで、畳にぱさり。普段脱ぎ捨てるなんて、家の屋敷にいるときはできないからこの機会に。

香澄「ふう……。みんな、大丈夫、かな……」

 黒のTシャツとショーツという、無防備な姿になると、香澄は布団に身体を横たえる。
 瞳を閉じると、香澄は真っ暗になった世界で、身体を海にゆらゆらと浮かべるところを想像する。
 こうするとすぐに眠ることができる、香澄のおまじないだ。
 ほどなくして香澄の安らかな寝息が、潮騒の狭間に聞こえてきた。


大決壊!9につづく!

緊急事態宣言が発令されて、再び大変な毎日がはじまりましたけど、せめて小説では楽しんでもらえたら嬉しいです!

この小説は、同人誌としてフルカラーのイラスト6枚とともに配信している作品です。
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レモネードオアシス 2021/01/06 18:31

どんなシチュエーションのおもらしが読みたいですか?

明けましておめでとうございます。

去年はあたたかいご支援ありがとうございました。
今年も全力で駆け抜けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、

今年の一発目としまして、

どんなおもらしシーンが読みたいか?

どんなヒロインがいい?

好きなコスチュームなどありましたら、コメント欄に書き込んでいってもらいたいと思います。

コメントは非公開にしておきますのでご安心を。

もしかしたら、今年か来年にかけての作品に影響がある……かもしれません。

※僕の力量をこえたリクエストや、イラストレーターさんとの兼ね合いで必ずしもお応えできるか分かりませんが、できるだけがんばってみます。
※応えられなかったらごめんなさい。

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