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2018年 12月の記事 (4)

AMBER OWL 2018/12/27 22:00

琥梟週報 第9号 『 2018年最終号SP 』

お世話になります、AMBER OWL主催のRMです。
更新忘れてました。エヘヘ…

さて、本Ci-enページついにフォロワー数100人となりました。
これもひとえに、記事への「いいね」やご支援・フォロー、あるいはTwitterでの反応により活力をくださった皆様のお陰様でございます。
本当にありがとうございます。

今回は前号で予告いたしましたとおり、作業週報のみとなっております。
遅刻の上に内容不足じゃんよ!
フォロープラン限定特典にちょっとえっちなのを置いておきましたので、それで許してください…。

というわけで、今週号も開始でございます。



それでは今週の内容がコチラです。

今週の目次

  • お知らせ
    - お題箱設置
    - ラスト・ストライク販売中
  • 作業週報
    - 絵の練習・次回作用キャラデザ
  • フォロープラン限定特典 『全裸差分+α』


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お題箱へ頂いた内容につきましては、週報にご返信・ご対応いたします。

ラスト・ストライク販売中

拙作『ラスト・ストライク』が現在DLsite様にて販売中でございます。
ちょっとした時間に楽しめる爽快ふっ飛ばしアクションに仕上がっております。
エロもちょろっと。
無料体験版もございますので、こちらだけでも是非一度お楽しみいただければ幸いでございます。


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以上、コマーシャルでございました。




作業週報

続いて、この1週間なにをしてたのかといったお話でございます。

絵の練習・キャラデザ

引き続き絵の練習を行いつつ、次回作用のキャラデザを行ってました。


エルフさんですね。趣味を小盛りにしておきました。

次回はこのエルフさんがオークとかゴブリンとかの基地に潜入する感じで、
潜入すれば…



当然こうなるわけです。やったぜ。

作品の内容としては、捕まったあとにあれやこれやされるエルフさんのエッチなドットアニメ集という感じになると思います。
たぶんゲーム性とかは無いと思います。思います。予定は未定。

下の方にあるフォロープラン限定特典には
全裸差分やらなんやら置いておきましたのでよろしければどうぞ。




かなり短くなってしまいましたが、今週の記事はこのあたりで。
御清覧くださいましてありがとうございました。

次回についてですが、今週末については年末のあれやこれやで更新できそうになく、年明けの更新になるかと思います。
そんなこんなで、また来年もどうぞよろしくおねがいします。

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AMBER OWL 2018/12/17 19:45

琥梟週報 第8号 『 ドット絵講座SP-仕上げ・調整編 』

お世話になります、AMBER OWL主催のRMです。
予告どおり1週分お休みいただきました。スマブラ楽しい。

さて、本Ci-enページを開設して2ヶ月を迎えることが出来ました。
これもひとえに、記事への「いいね」やご支援・フォロー、あるいはTwitterでの反応により活力をくださった皆様のお陰様でございます。
改めて御礼申し上げます。

今回は「 第8号 『 ドット絵講座SP-仕上げ・調整編 』 」ということで、
引き続きドット絵の作成手順について、今週は最終回として仕上げの工程について書いてみます。
講座と名乗ってはみてますが個人的なメモ書きに近く、あんまり参考にはならないような内容でございますので、暇つぶしの読み物程度にご覧いただければと思います。

それとそれと、今週はフォロープラン限定特典に講座の題材として使っていた『メルクのドット絵』の衣装・肌色差分を置いておきましたので、よろしければ下の方からご覧いただければと思います。

というわけで、今週号も開始でございます。



それでは今週の内容がコチラです。

今週の目次

  • お知らせ
    - お題箱設置
    - ラスト・ストライク販売中
  • 作業週報
    - 絵の練習・美術解剖についての学習
  • ドット絵作成手順-4 『仕上げ・調整』
  • フォロープラン限定特典 『ドット絵差分』


お知らせ

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あるいはご質問などなど、是非こちらのお題箱からお寄せくださいませ。
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ラスト・ストライク販売中

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エロもちょろっと。
無料体験版もございますので、こちらだけでも是非一度お楽しみいただければ幸いでございます。


▲DLsite作品ページへ

以上、コマーシャルでございました。




作業週報

続いて、この1週間なにをしてたのかといったお話でございます。

絵の練習・美術解剖についての学習

引き続き練習・学習を行っていた…わけですが進捗は芳しくないです。
スマブラにお熱を上げすぎてしまいましたね…。

いちおうの進捗としては、下肢の筋肉について学習を進めました。

正直に申し上げるとRMくんは脚を描くのがクッソ苦手です。
うまく形状が把握できておらず簡略化も「これだ!」という感じのものを掴めてません…。股のあたりとか膝周りとか足首周りとか、もうナニがなんだかよく分かりませんしね…。
来週はスケッチを行って脚の形状把握を行うか、そろそろ3Dでのモデリング作業に移ろうかと思ってます。






ドット絵作成手順-4 『仕上げ・調整』

さて、先週号に引きつづきドット絵作成手順のご紹介ということで、
ドット絵の作成手順と、関連する細かいtipsなんかを書いていこうかと思います。
念のため完成品のドット絵をコチラに貼っておきましょう。


▲完成予定がこちら

先週号では色を塗る手順をご紹介いたしました。
このあたりまで進んだわけですね。


▲先週号分での進捗がこちら

今週は形や塗りの最終的な修正と色の調整についての手順を書いていきます。

といっても、今回もやっぱり理論だったものではなく
RMはこうやって調整してます」程度のものなので、
参考になったりならなかったりすると思います。



1.塗りを修正する

さてさて、まずは塗りについて修正を行います。

修正箇所としては顔のあたりです。
目にハイライトが入ってなかったり、頬に朱が入っていなかったりで、なんだか生気がない感じになってしまってましたので、そのあたりをチャチャッと直しておきましょう。


▲ハイライトと頬の朱を追加、ちょっとだけ生気が出てきた

2.服を着せて修正する

続いて、これまで服と身体を分離させていたわけですが、これを合体させます。

矩形領域の選択」ツールで服のみを選択し、
スーッとスライドさせるように移動させて身体にかぶせます。
この際「背景色抜き」にチェックを入れておかないとかぶせた際に身体が背景色で塗りつぶされて消えてしまうので要注意。


▲服を選択して身体にかぶせる

うーん、どこかおかしいような…。
それもそのはず、身体の腰の傾きとズボンの腰回りの傾きが一致してません。
なんかズレて履いてるみたいになっちゃってるんですね。


▲傾きが一致していない

というわけで修正を行いましょう。
Ctrl+Zでもとの身体と服が分離している状態に戻し、ズボンの腰回りの角度を適正なものに修正します。ついでに細部もちょいちょい修正します。
修正したらもう一度身体にかぶせてチェックしてみましょう。


▲ズボンを修正したもの

ついでに、かぶせた直後そのままだと服から身体が溢れてしまっている箇所がありますので、ここも修正しておきます。
そのまま上から塗り直すか溢れた部分を削ればOKです。


▲身体が溢れてしまっている箇所を修正

今見てみると身体のバランスに怪しいところが多々ありますが、その当たりを修正しているとキリがないのでもうそのまま進めます。人生において最も重要なことは開き直りです。



3.色の修正を行う

形の修正が終わったところで、続いて色の修正を行っていきます。
まずは色修正の大まかなコツを羅列してみましょう。



色修正のコツ 1.良いモニターを使う

コツでもなんでもないですが重要なことです。

モニターによって発色が異なるため、安いモニターや古いモニターの場合は
暗い色がキレイに発色できなかったり、バックライトがきつすぎて明るい色が飛んでしまう場合が多々あります。

さほどモニターに詳しいわけではないので「このモニターがオススメ!」と例を挙げることはできないのですが、購入される場合はできれば店頭で現物の発色を見て検討するのが良かろうかと思います。



色修正のコツ 2.背景色を灰色にする

背景に塗られている色を灰色に変更します。
RGBそれぞれ120くらいにしておくと良かろうと思います。

理由についてですが、
これは「補色残像効果」という生理機能が我々の目に搭載されているためです。
同じ色を長時間見ていると視神経が非常に疲れてしまうため、視界のうち大部分を占める色については見えにくくするよう、反対の色を網膜上に作り出して自動で感度調整を行ってくれる機能ですね。

気の利いたありがたい機能では有るのですが、ドット絵を打つ上ではちょっとよろしくありません。一時的に色の感度が低くなってしまうわけですから、色の調整を行う上では困るわけですね。

それを少しでも和らげるため、キャンバス内の大部分を占める背景色については上記の通り灰色に変更します。
もちろん仕上げの工程だけでなく、最初から灰色にしておいても問題ありません。
むしろそっちのほうが良かろうかと思います。



色修正のコツ 3.一晩置く

ちょっとフザケているように思えますが、かなり真面目な話です。

ドット絵を長時間打っているととにかく目が疲れます。脳も疲れます。
ついでに上記の「補色残像効果」も発生します。
こんな状態では色に関して正常な判断を下すのは難しいものがあります。

このため、一通りうち終わって色の修正を行う段になったら、
目と脳を休ませる(というよりは感覚をリセットさせる)ために一晩寝てしまうというわけですね。

「一晩置けるほどの時間が無い」という場合には、アイマスクを付けて10分程度休憩することでも目はリセットできます。
ホットアイマスクを使うと目ン玉のケアも出来て良かろうかと思います。



色修正のコツ 4.明暗のグラデーションは明度よりも彩度と色相で

明度のみでグラデーションをかけていくと、どうしても全体が単調でくすんだ色合いになってしまいます。それを避けるために色相でのグラデーションを心がけるようにすると良かろうかと思います。

完成品の肌の色を例として、カラーピッカーで色相・彩度・明度の移動幅を見てみるとこんな感じになってます。


▲横軸の色相をずらすことを意識

暗い色になるほど彩度を落としつつ色相を黄側から青側へ移動させています。
肌用の色なので色相の移動幅はかなり狭くなっていますが、ピンク髪などの色を作る場合にはもっとゴリゴリと色相をずらしたりします。
明度も暗くしていますが



この彩度グラデーション、色相グラデーションについてはずらす方向や量によって色々なパターンが取れるため、なかなか研究し甲斐のあるものだと思います。
「肌色はこのグラデーションで!」とか「金髪はこのグラデーションで!」とか
鉄板パターンをいくつか持っておくとドット絵がうまくなった気分になれます。



色修正のコツ 5.全体が明るくなりすぎないよう意識する

光沢色に使うような明るい色をベースカラーとして使ってしまうと、そこからフチの暗い色までのグラデーション作成に苦労するハメになります。
全体が明るすぎると色の判別もしにくくなりますので、あまりオススメは出来ません。

目安としてはベースカラー(明)を中間くらいの明度で作り、残りの色を調整していくと良かろうかと思います。



実際の色修正手順

さて、上記のコツを踏まえつつ色の修正を行っていきます。

まずは肌の色ですが、ちょっと彩度が高く黄色に寄りすぎている感があります。
ついては、全体的に彩度をちょっとだけ落とし、ベースカラー(明)・ベースカラー・影色の色相を赤寄りにずらします。
ついでに背景色は灰色に変えておきましょう。




▲肌色の色相を赤にずらす

また、トップスやグローブに使っている赤色のうち、最も暗い色がやたらと暗くなってしまっているので明るめにしておきます。
また、乳首や頬の朱に使ったピンク色についても赤と同様に最も暗い色がやたらと暗いためこちらも明るめにしておきます。




▲赤とピンクの色を修正

これで色の修正も完了です。



仕上げ:足元に影を置く

最後に仕上げとして足元に丸い影を描いておきます。
これが有るだけで「そこに立ってる感」がガッツリ出ます。ドット絵小技。


▲丸い影を置く


あとはええ感じに原寸と拡大版を並べて完成です。。


▲完成!やったぜ。

おわりに

さてさて、4回に渡って講座という名の制作過程を書いてみました。
普段やってることをいざ文章にしてみると、これが難しいもんです。
書いて公開してる本人が言うのもなんですが、人に読ませるものかと言うとちょっとアレですねコレ…。

しかしながら、こうして文章にまとめていくと自分の限界を知ることが出来てなかなか良いものです。
文章を書く練習も兼ねて、また機会があれば書いてみようと思います。
その時はまたよろしくお願いいたします。




さてさて、今週の記事はこのあたりで。
御清覧くださいましてありがとうございました。

次週からですが、割とマジでネタがないので作業週報だけにしてしまおうかと思います。ご期待されている方がいらしたら申し訳ない…。
そんなこんなで、また来週もどうぞよろしくおねがいします。

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AMBER OWL 2018/12/03 19:50

2018年のドット絵ニュース 個人的まとめ

この記事はドット絵 Advent Calendar 2018 3日目の記事です。


お世話になります、RMと申します。
普段はドット絵を打ったり打たなかったりしてます。

ドット絵Advent Calender 2018の枠が空いてましたので急ぎ記事を書いてみました。
去年はなんやかんやで書けず、せっかくなので今年は参加させていただきます。
どうぞよろしくおねがいします。

さて本記事は「2018年のドット絵ニュース 個人的まとめ」ということで、
今年2018年にあったドット絵的出来事のうち、個人的に気になった出来事を
ゲーム」「書籍」「イベント」「その他」にわけて列挙してみます。

年末ですし「ああ、こんな事もあったね」とか「これ今年だったのねェ」とか
そんな感じで振り返ってみようじゃあないかと、そんな記事でございます。
技術的な話が一切ないお手軽記事!よろしければお付き合いくださいませ。




2018年のドット絵ニュース ゲーム編

『ドット絵は下火』だなんてもう言わせねえぞ」とばかりに、
今年もドット絵をメインに据えたゲームが多数発売されました。良いことです。
そのなかからいくつかのゲームをピックアップしてご紹介。


1月23日『アイコノクラスツ』日本語版配信開始

公式サイト

7年に月日をかけて細部まで作り込まれた美麗なドット絵グラフィックと見て楽しい動かして嬉しいキャラクターのモーションが魅力的な、歯ごたえある謎解き2DACTゲームです。

RMおじさんも購入済み、存分に楽しませていただきました。
そのドット絵グラフィックは圧巻オブ圧巻。グラフィックだけでなく動かしたときの心地よさや、謎解きやアクションの歯ごたえなどなど、ゲームとしての完成度も非常に高い良ゲーでございました。

もともとはSteamとPS4のみでの配信でしたが、現在はNintendoSwitchでも配信が行われているみたいです。未プレイの方は是非プレイ、しよう!



2月13日『OwlBoy』Switch PS4 XboxOneで配信開始

公式サイト

2016年にSteamにてリリースされた『OwlBoy』。
超絶美麗なグラフィックが特徴の伝説的作品ですが、なんとSwitch、PS4、XboxOne向けにも配信開始されました。

RMは2016年のSteam版でプレイしましたが、本当にヤバかったです(語彙力消失)
細部に至るまで1ドット1ドットすべてが最適化されたグラフィックはまさに究極とも言うべき完成度で、特にその背景美術は実にヤバイです(語彙力喪失)
言葉で語り尽くすことも難しいので、未プレイの方は是非プレイ、しよう!



7月13日『オクトパストラベラー』発売

公式サイト

この記事を読まれている方ならご存知かとは思いますが、
ドット絵の進化系「HD-2D」によりグラフィックが表現されたRPGが発売されました。

残念ながらRMおじさんはまだ未購入。本作の魅力を語る記事は俺以外のどなたかが書いてくれることでしょう。さあ書くんだよ!



10月25日『ストリートファイター 30thアニバーサリーコレクション』発売

公式サイト

歴代ストリートファイターシリーズ12作が1つにまとまった、とってもお得アニバーサリーコレクション。残念ながらRMは未購入。

歴作のグラフィックをプレイしながら楽しめる…だけでなく、
なんとギャラリーモードにてコマ送りで鑑賞できるみたいです。
あのスト3シリーズも網羅。ヤバイ(消える語彙力)




2018年のドット絵ニュース 書籍編

今年はドット絵関連の書籍が豊作でした。
ドット絵に焦点をあてたの書籍って、物理書籍でなおかつ出版社が出すものでは
ホントに全然出ないんですが、今年はかなりの数が出版されてます。
出版業界でドット絵プチブームでも起きてるんですかね?実に良いことです。


1月20日『FF DOT. -The Pixel Art of FINAL FANTASY』発売

Amazon

FC/SFC時代のFFのドット絵をまとめた書籍みたいです。
残念ながらRMは未購入。



8月24日『ゲームドット絵の匠:ピクセルアートのプロフェッショナルたち』発売

Amazon

歴戦の伝説的ドッターさんや現役最前線で戦い続けるドッターさんへのインタビューがまとめられた書籍です。残念ながらこちらもRMは未購入。



9月14日『ドット絵教室』発売

Amazon

「EDGE」を使ったドット絵の描き方が解説された書籍です。
これまたRMは未購入なのですが、レビューやツイッター上での反応を見るに
かなり読みやすく分かりやすい書籍のようです。



11月30日『ストリートファイター キャラクターメイキング』発売

Amazon

購入しました。
ストリートファイターVのキャラクター設定資料集で、正確にはドット絵に焦点をあてた書籍ではないです。

が、歴代ストリートファイターシリーズスタッフの方々へのインタビューのなかでドット絵の制作秘話が語られていたり、ドット絵の限られた解像度で人体を表現するためのノウハウがまとめられた資料『あやしい美術解剖図』が収録されてたり、とにかくドット絵好きにはたまらない一冊になってます。
メインのキャラクター設定資料集もかなり見応えアリ。




2018年のドット絵ニュース イベント編

つづいてはリアルorネット上でのイベントについてです。
ドット絵のイベントって数年前まではほぼ無かったわけですが、近年はPixelArtParkを始めとして数多く開催されており、今年はもう年中開催されてた気がします。
良いことです。ここではそれらのイベントを総ざらいでおさらい。


3月『PIXEL ART CONTEST』開催

公式サイト

5月~6月『ピクセルスタンプコンテスト』開催

公式サイト

SHIBUYA PIXEL ARTさんの企画で上記2つのコンテストが開催されてました。
ドット絵のコンテストってなかなか珍しく、年に1回あるかないかだとは思うんですが、今年はなんと2回もありました。
ちょいと一悶着あったようですが、それはまあまあ今後に期待ということで。



7月21日『SHIBUYA PIXEL ART 2018』開催

公式サイト

東京は渋谷にて、街全体をジャックしたドット絵イベントが開催!
RMおじさんは行くことが出来ませんでしたが、かなり大盛況であったようです。
感想記事が読みたい…読みたい…。



12月9日『PixelArtPark5』開催

公式サイト

すべてをドット絵に塗り替える、日本最大級のドット絵の祭典が今年もやってくる!
今週末12月9日に東京は千代田にて開催されます。

RMおじさんは行ける身体がもうないので行くことができませんが、参加ご予定の方はぜひ存分に楽しんでいただければと思います。そして感想記事を書いてください。俺にも現地の空気を味あわせてくれ。




2018年のドット絵ニュース その他編

「その他」なんてド失礼な感じになってしまいましたが、
つまりは分類に困っちゃって結局「その他」にしちゃいました。
許してくださいなんでも島村卯月


1月~アニメ『ポプテピピック』にドット絵映像のコーナーが登場

電ファミニコゲーマーのインタビュー記事

世紀のクソアニメ『ポプテピピック』にゲームパート『POP TEAM 8BIT』が登場、
年始早々世間がドット絵で騒いだわけで、実に良い年の始まり方だったと思います。


8月26日『Owlboy』開発者が『クロノ・ブレイク』のファンメイド ドット絵映像を公開

電ファミニコゲーマー記事
実際の映像(Youtube)

『OwlBoy』にてピクセルアーティストを務められたSimon S. Andersen氏がファンメイドとして制作された映像がYoutubeにて公開されています。
あくまで映像のみでゲームとしては制作されていないようです。

映像拝見させていただきましたが、さすがはあの『OwlBoy』のアーティスト様、完成度は実にヤバい(消える語彙力)
未見の方は是非、見よう!






おわりに

さてさて、本記事は以上となります。今年も様々ドット絵出来事のある年でした。
「この出来事入ってないじゃん!」「これも書けよ!」…その言葉が聞きたかった。
ドット絵AdventCalenderにはまだ空き枠があるからいっぱい書けるぞ!書こう!

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AMBER OWL 2018/12/02 22:37

琥梟週報 第7号 『 ドット絵講座SP-塗り編 』

お世話になります、AMBER OWL主催のRMです。

さて時が経つのは早いものでもう12月。あと1ヶ月で2018年も締めでございます。
今年を振り返ってみれば、目標だった「ゲームを作って売る」ということが達成できたほか、その売上で欲しかったものをぼちぼちと揃えることも出来て、RM的にはオールオッケーな良い年だったと思います。
これもひとえに、記事への「いいね」やご支援・フォロー、あるいはTwitterでの反応により活力をくださった皆様のお陰様でございます。
改めて御礼申し上げます。

今回は「 第7号 『 ドット絵講座SP-塗り編 』 」ということで、先々週号から引き続きドット絵の作成手順について書いてみます。今週は色を塗る手順…なのですが、先々週分・先週分よりましてかなり内容が虚無です。暇つぶしの読み物程度にご覧いただければ幸いでございます。

というわけで、今週号も開始でございます。



それでは今週の内容がコチラです。

今週の目次

  • お知らせ
    - お題箱設置
    - ラスト・ストライク販売中
  • 作業週報
    - 絵の練習・美術解剖についての学習
  • ドット絵作成手順-3 『色塗りの手順』


お知らせ

毎度ながら、まずはお知らせからお許しくださいませ。

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▲DLsite作品ページへ

以上、コマーシャルでございました。




作業週報

続いて、この1週間なにをしてたのかといったお話でございます。

絵の練習・美術解剖についての学習

引き続き練習・学習を行っていた…とは言い難い進捗です。
まーたゼルダをずっとやってたわけです。愚の骨頂だよね。ゼルダ楽しいからしょうがない。

いちおうの進捗としては、腕の筋肉について学習を進めました。


なんで腕はこんなクソめんどくさい構造なんですかね…。
神様が我々の手首にモータくっつけてくれてたら腕を描くのも楽だったんですが…。

冗談はともかく、おおよその概形はなんとなく掴めてきたので、来週からは下半身の筋肉について学習を進めていきます。





ドット絵作成手順-3 『色塗りの手順』

さて、先週号に引きつづきドット絵作成手順のご紹介ということで、
ドット絵の作成手順と、関連する細かいtipsなんかを書いていこうかと思います。
念のため完成品のドット絵をコチラに貼っておきましょう。


▲完成予定がこちら

先週号では色を作る手順をご紹介いたしました。
このあたりまで進んだわけですね。


▲先週号分での進捗がこちら
※先週号分で乳首の色とズボンの腰周辺にある白い所の色を作ってませんでした…。肌色とだいたい同じ手順で作っておきます。

今週はここから色塗りの手順について書いてみようと思います。

といっても、今回もやっぱり理論だったものではなく
RMはこうやって色を置いて塗ってます」程度のものなので、
参考になったりならなかったりすると思います。ぶっちゃけならないと思います。
ついでに言えば用語とかは間違ってるかもしれないです。あしからず。



1.光源の位置を設定する

まずは色を塗り始める前に光源の位置を設定します。
今回はオーソドックスに向かって左手前上から照らす光源のみにしておきます。


▲今回はだいたいこんな感じ

ちなみに、光源の位置を真横とか後ろにしてみたり複数置いてみたりすると、
フチにハイライトが配置されるため形が分かりやすくなりエエ感じになるらしい。
RMくんは残念ながら未熟なのでそういうことがあんまりできないです。アニメーションさせるドット絵でやってたら死にます。
一応、前者の「光源の位置を真横に設定したもの」で参考になりそうでならなさそうなのを置いておきます。


▲過去作より顔グラフィックのドット絵
フチに沿ってハイライトが配置されるため、解像度の低いドット絵でも形が分かりやすくなりエエ感じになるとかならないとか。

2.ベース色で塗りつぶす

さて、ここから塗りの手順でございます。
先週分の解説にも含まれてましたが、まずは真ん中くらいの明るさの色ベースカラーで全体を塗りつぶしておきます。塗りつぶしツールを使えばサクッと塗れますが、塗り残しのドット絵がないように注意しましょう。


▲各場所ごとのベースカラーで塗りつぶす

3.色トレスとジャギ消しを行う

続いて、最も暗い色トレス&ジャギ消し色を使ってその名の通り色トレスとジャギ消しを行います。
細部よりも先に全体的なぼんやりとした形を作っておきたいので、
外形に関わってくる色トレスとジャギ消しを最初に行うわけですね。


▲色トレスとジャギ消しを行ったものがこちら

色トレスについては単純に光源のある方向(今回は向かって左上)に位置するフチ線を上塗りします。右肩の部分や右太もものフチ線がそれに該当します。

また「ここ0.5ドットだけ膨らませたいな」みたいな箇所のフチ線についても同様に上塗りを行います。顔のフチ線やふくらはぎのフチ線がそれに該当します。*

それと「外側との境界線となるフチ線」ではない「内側に食い込んだフチ線」は全部上塗りを行います。おっぱいのフチ線や胸鎖乳突筋のスジを表現する線、腹筋やヘソの線、足の付根の線、膝周り、足首周り、あとは髪の毛のフチ線うち顔に面する箇所がそれに該当します。
ただし、極端に暗くなりそうな箇所については数ドット残します。



加えてジャギ消しも行います。フチ線に沿って中間色を置いてガタツキや色差を解消するテクニックですね。
あんまりしつこくやるとボニャボニャした感じになってよろしくないので、RMおじさんは1色のみでちゃちゃっとやります。めんどくさいし

なお、ジャギ消しをフチ線内部にも入れるテクニックがあるのですが、RMおじさんはあんまり好きじゃないのでやってません。めんどくさいし



最後に、髪・ズボンの青色部分やグローブ・トップスの赤色部分については
先週分解説の通り。1色削ってますのでちょっとだけ色が足りてません。特に影色。
そのため、色トレス&ジャギ消し色を使って一部の影を塗っておきます。
髪では後ろ髪の大部分、トップスでは首周りなんかをそんな感じで処理してます。



4.ベースカラー明を塗る

つづいて、2番目に明るい色ベースカラー(明) を塗っていきます。
ベースカラーで塗った箇所のうち、光が当たる箇所を削るイメージで色を置けばオッケーです。


▲筋肉・骨・脂肪が形成する山のうち光が当たりそうな箇所を削る

…と言葉で書けば簡単そうに見えるんですが、筋肉・骨・脂肪の形状を意識してやんないといけないわけで、とにかくクッソ難しいです。素の画力がモロに響きます。
いま美術解剖について学習を行ってるのも、こういう点で必要性を感じたためですね。基礎は大事です。



また、顔についてはベースカラー明が大部分を占めるようにさせます。
特殊な光源配置を行っている場合を除けば、顔は全体的に明るい色で塗ったほうが良かろうかと思います。ええ感じに目立ちますしね。

当然ながら、真横や後ろ気味に光源配置を行った場合には顔全体が暗くなります。
また、今回のようなデフォルメ顔ではなくリアルな顔を描く場合には、顔の各パーツを意識して塗っていく必要があります。頬骨や鼻柱、眉の骨の出っ張り、シワなんかですね。結構楽しいんですがRMおじさんは滅多にやりません。めんどくさいし



5.影色を塗る

つづいて、4番目に明るい色影色を塗っていきます。
ベースカラーで塗った箇所のうち、光が当たらなさそうな箇所を削るイメージで色を置けばオッケーです。


▲光源と形状を意識して光が当たらなさそうな箇所に色を置く

…と言葉で書けば簡単そうに見えるんですが、以下同文。
顔についてもほぼ同文。


また、先週分での解説の通り、一部では色トレス用の色としても使用します。
光が強く当たっている箇所については、この色で色トレスを上書きするわけです。
肩の部分や右太ももの部分のフチ線がそれに該当します。
内側に食い込んだフチ線の一部についても、内側の塗りとなじませるために影色で色トレスを上書きします。



6.光沢色を塗る

最後に一番明るい光沢色を塗ります。
ベースカラー(明)で塗った箇所のうち、骨や筋肉の出っ張りにより強く光が当たりそうな箇所に色を置いていきます。


▲こんな感じ

あまり大きな面積には塗らず、アクセントとして入れる程度に留めます。
RMおじさんは光沢色を置くのがめちゃくちゃ苦手なのですが、上手い人が塗ると形状がすごくきれいに見えるようになったり、クッキリとした明暗ですごく綺麗に見えるようになったりします。(語彙力不足)
このあたりは要修行ですね…。



というわけでかなり駆け足な感じで塗りの手順を書いてみました。
今週分ではここまで進んだわけです。割と完成が見えてきた感がありますね。


▲今週分解説まででここまで

ここからあとは色味や形の調整を行い完成させる…わけですが、
ちょっと記事が長くなってしまったので、調整の手順については次回ということで。



さてさて、今週の記事はこのあたりで。
御清覧くださいましてありがとうございました。

次週は上記の通り仕上げについて書いてみます。
…が、あと5日後にスマブラが出るので多分来週はお休みすると思います。
許して!
そんなこんなで、また再来週もどうぞよろしくおねがいします。

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