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2022年 12月の記事 (3)

Wedge White 2022/12/31 02:57

ホリデーシーズン到来!(遅い)

告知は最初に。ウィンターセール中です

 皆さん、メリークリスマス!そして、よいお年を!あるいはハッピーニューイヤー!
 Wedge Whiteは現在、各作品をセール中でございます
 今まで、セール時は一律で50%オフだったのですが、今回は初めての70%オフとなっております
 恐らく、ウィンターセール以外でここまで価格を下げることはありませんので、まだ購入されていない作品がおありの方はぜひぜひ、ご購入ください!

 また、今までは元が低価格作品ということもあり、一度もセールに参加していなかったフィーネの作品も20%オフとなっております

 ぜひぜひ、年末年始のお供としてお楽しみください!!





宣伝は終わった。私の命も没する時だ

 まずは最初に

下半期、全然動けてなくてごめんなさい

 初手謝罪。初手謝罪である
 なんといいますか、こう……下半期、色々とありすぎたのです
 当初の予定ではもっとこう、平坦な感じになる予定ではあったのです。それが理想だったのです
 ところが、まあ、ぼこぼこと色々な問題が生まれてきまして。もうざっくりと「色々あった」としか言えない感じでした
 実は来月にまでちょっとその色々の余波は来ているのですが、2月からは完全に色々と清算も終わり、とりあえずはちょっと身軽になれる予定です

ですがまあ、また何かあるかもしれませんけどね

 「このご時世だから」と言えれば、なんかちょっと格好はつくといいますか、人に理解されやすい形に収まる気もしますが、別にそれ由来でもないので、なんか色々とあるんよ……としか言えないのが難しいところさん

 ですが、そんな平穏ならざる人生に癒やしと彩りを与えるものこそが、音声作品や小説であると、私は信じています
 なので、皆様の。そして何よりも、私自身の救済のため、たとえマイペースでも活動は続けていきたいと考えておりますので、どうぞ、お支えいただければと思います



アレ、やりますから

 ずっと告知だけしている、アレです。新規の音声作品です
 準備はざっくり、5割は終わったといった感じでしょうか
 もう半分終われば、公開できます
 つまりは来年の初旬……あー、ええと……

上半期には動きます

 予防線。どこまで行っても予防線。でもいいじゃない。そういう人生さ


 正直、シコリティに関してはかなり保証させていただける作品となります
 また、しばらく活動できはいませんでしたが、Wedge Whiteの低価格路線は継続となります
 なので、次の新作もしばーらくはセールと無縁の作品となる予定ですので、どうぞ、今のセール中に過去作を揃えていただければ。あるいは、布教していただければ、と考えております
 Wedge White、少なくとも今はまだ、十全に動けていないサークルです
 となれば、皆様の口コミが頼りになります
 いつか、イダイナキバとなってもっとじゃんじゃんばりばり活動してみせますので、それまで推していただければ、と思います

 お願いばかりしてしまっておりますが、どうぞ、よろしくお願いいたします




最後にまた宣伝です

 ここまで、サークルとしての活動について書かせていただきましたが、最後に
 私、千代田マサキの個人的なことについて

 現在、私は個人でFANBOXを開設しております
 存在自体は、割りとFANBOX開始初期からしておりましたが、本格的には11月ぐらいから動き始めたため、実質新参者です

こちらのページになります

 サムネをご覧いただければ、全てを察していただけるかとは思いますが、オリジナル100%のWedge Whiteとは異なり、そういうことになっています
 あんまり大声で人のふんどしで相撲を取っている話をこの場でしたくはないんですが、Wedge Whiteでの活動を含め、色々な助けとなる活動になりますので、もしよろしければ、こちらもチェックしていただければ、と思います

 単純に千代田のpixivでは、全年齢向け作品や、FANBOX作品の試し読みができますので、そちらだけでも、ご覧いただければ幸いです



 それでは、ここまでご覧いただき、ありがとうございました
 来年もどうぞ、Wedge Whiteをよろしくお願いいたします

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Wedge White 2022/12/26 10:08

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Wedge White 2022/12/24 16:50

吸血鬼と聖夜

吸血鬼と聖夜



「メリークリスマース!」
 3人がそれぞれのワイングラスを打ち鳴らし、パーティーが始まる。
 洋酒が苦手だという桐はシャンメリーで、悠は明日も普通に学校があるので、二日酔いしないようにとかなり弱めのチューハイ。そして、エルシアは当然ながら血液をグラスに注いでいた。
「って、一人ぐらいは赤ワインを飲むべきじゃないの!?ワインってほら、あの人の血とかそういう表現されるでしょ!?」
「そうなのか?」
「誕生日に血を飲まれるというのも、結構な鬼畜じゃろう。妾はクリスマスはシャンパンを飲むものと認識しておるが」
「いやまあ、日本での祝い方がどうとかはいいんだけども、ね?私も別に馴染みないし」
 血を軽く飲んだ後、エルシアは珍しく声を張ってツッコミを入れる。が、日本人たちの反応は割に冷ややかだった。
「吸血鬼がいうのもどうかとは思うけど、日本人の宗教や文化全般へのテキトーさは、未だに信じられないんだよね……。アレンジするのが上手いのはいいことだとは思うんだけど」
「エルよ、人間のやることにいちいちショックを受けていては、身が持たんぞ。この島国で面白い人間を見続けてきた妾からのアドバイスじゃ」
「む、むむーっ!私の方がお姉さんなのに、なんか桐がお姉さんぶってるー!」
「……やっぱりグレープフルーツのチューハイは美味いな。しばらくエナドリ味ばっかり飲んでたけど」
「って、悠君は何を呑気にお酒飲んでるのー!?」
「いや、俺も俺なりの処世術を学んだって言うか。人外の会話はほどほどに聞き流してる方がいいと思って」
「うえーん!桐ー!悠君が冷たいよぉ!」
「よしよし、明日は一緒に日光浴しような。ぽかぽかで気持ちいいぞ」
「やったー!って、吸血鬼が日光浴なんてしたら具合悪くなるわー!」
 いい感じにあしらわれ、エルシアは諦めて血液をまた飲み始める。
 食卓には、桐が用意した今日のメインディッシュ。鶏の半身のグリルの他、これもまた桐特製の巻きずし、後はフライドポテトも並んでいる。いい感じに和洋折衷。まだ日本にそれほど馴染んでいないエルシアが卒倒しかけるのも納得……かもしれない。
「チキン、うまっ……!というか、思ったんだけど桐って洋食もめちゃくちゃ上手いよな。見た感じは和食が得意そうなのに」
「んー?そうじゃな、妾は正直、どの国の料理、というのはあまり気にしておらんからな。しっかりと人間の文化にも日本にも馴染んでいるつもりじゃが、そもそも食事の必要がない身なのだから、和食と洋食の区別はなく、まとめて人間の食事、といった感覚じゃ。作っていて、それぞれ調理法が違うとは感じるが、あまりどこの国の料理だから得意とか難しいとか、そういうのは感じないのう」
「あー、なるほど」
 桐はそう言いながら、巻きずしを口に運ぶ。中身はシンプルなだし巻きやかんぴょうといった、彩りがいいとは言えない茶色主体のものだが、よくだしの利いた日本らしい美味しさがある。
「桐のご飯、おいしそーだなー。人間が美味しそうにご飯食べてるのを見ると、血だけで終わっちゃう食事は味気ないなぁ、って思っちゃうんだよね」
「食べてみてもいいぞ?」
「んー、どうせ味を感じないからなぁ。それでも食感や匂いは楽しめるけど、ちゃんと味わえないのは桐に悪いからやめとくね。その分、悠君がいっぱい食べちゃって。私は君が美味しそうにしてる姿が一番のごちそうだから!」
「それじゃあ、遠慮なく……。あ、うま、うまっ……」
「悠はよく食べるのう」
「桐のご飯が美味いからだよ。昔は割りと少食だったと思うし」
「母親の作ってくれた料理もよかったじゃろう?」
「う、うーん。桐の料理っていう理想の味を知っちゃったからな。……そうだ、桐が教えてくれたらいいんじゃないかな」
「むぅ。悠の両親に妾が見えるとは限らんがのう。一応、血縁関係にあれば比較的、見えやすい傾向にはあるみたいじゃが」
「じゃあ、桐がレシピブックを書いたらいいんじゃない?それなら読めるでしょ?」
「む、レシピか。妾は全て、記憶に頼っておるからなぁ。いざ文字にまとめろと言われても、上手くできるか……かなり感覚的にやっている部分も多いのでな」
「それで上手くいくってことは、相当上手いってことなんだろうな。才能があるって言うか」
「経験じゃよ、経験。そなたよりもずっとずーっと長く生きておるのじゃ。より多くのことができて当然じゃろう」
「むむむっ…………」
 桐の言葉を受け、少し悔しそうな表情になるエルシア。
 彼女は医学薬学の分野では相当な功績を残し続けているが、それ以外の分野については完全に素人以下だ。料理も作ったことすらない。自分に必要ないからだが。
「ゆ、悠君!今度、私がご飯作ってあげるね!」
「えっ、エルシアって料理得意なのか?」
「もっちろん!桐よりもお姉さんなんだから、すっごく上手いんだよー」
「それなら期待だな。楽しみに待ってるよ」
「う、うん!」
 素直に信じてくれた悠を前に、エルシアは気まずそうな曖昧な笑顔を返す。
『見栄を張りおって』
『お、お願い桐。教えて?』
『付け焼き刃で妾の料理に慣れた悠をうならせることができるとでも?』
『そこをなんとか!』
『仕方がない。悠は卵料理が好きじゃ。それを責めればとりあえずは納得するじゃろう』
『やった。桐、大好き!』
 こうして、クリスマスパーティーは慌ただしくも、和やかに過ぎていく。



「悠君、この後は私のお部屋でパーティーの続きしようよ!」
「え、俺、もうそろそろ寝たいんだけど」
「ちょっとぐらいいでしょ!桐、悠君を借りていくねー!」
「んー。もしも悠が寝たら、寝室に運ぶんじゃぞ」
「はーい」
 桐が後片付けをする中、エルシアは悠を自室へと連れ込む。そして。
「ねねっ、今日の私の衣装、どうどう?サンタさん、可愛いでしょ!」
「あ、ああ。うん。よくサイズがあったな……いや、めちゃくちゃパツパツだけど」
「えへへっ」
 二人きりになり、エルシアは少し照れたような表情で、改めて自分の衣装を見せつける。
 エルシアの衣装は、いわゆるミニスカサンタ……だが、爆乳過ぎる彼女に合うサイズの服が簡単に手に入るはずもなく、今にもはちきれそうな格好になってしまっている。
 当然、それは悠にとってはたまらなく魅力的な姿であり。
「悠君、もう勃起しちゃってるね♪」
 エルシアにもそれは見抜かれてしまっていた。
「なんていうか、その……エルシアはさ」
「うん?」
「俺をそうやって誘惑するのを楽しんでるよな?」
「うん、もちろん!ねっ、悠君。お胸きつきつだから、もうこんなの脱いじゃうね?今日の私はよいこの悠君にプレゼントを届けるサンタさんだけど、やることやる時に衣装は邪魔だもん♪」
「そ、それじゃあ……」
「はい、どーぞ♪」
 エルシアは楽しそうにパツパツの衣装を脱ぎ取る。

 すると、布地の中に押し込められていた爆乳が、ばるるんっ、という擬音がしているのではないか、と真剣に感じられるほどに激しく揺れ震えながら姿を見せた。
 大ボリューム過ぎるおっぱいに、その大きさに見合うだけの巨乳輪。乳首そのものも大きく肉厚で、魅力的に感じずにはいられない、極上過ぎる肉感的な女体……現実に存在しているのが信じられないほどの美爆乳だった。
「その、エルシア。あえてお願いしたいんだけどさ」
「うん、なんでもいいよ?今日は私が悠君へのプレゼントなんだもん」
「今日はエッチっていうか、その……おっぱいをずっと堪能するだけでいいかな?揉んだり、舐めたり、吸ったり……そういうの」
「うん、いいよ。そっかぁ、精液ぴゅっぴゅーってするより、甘えたいんだ」
「うん……なんだか、そういう気分で」
「どうぞ。もうこのおっぱいは君だけのものだよ」
 そう言ってエルシアは、悠を手招きする。
 見た目は少女のようでも、悠の100倍以上も生きている吸血鬼の女王。そんな彼女の手招きには、優しく温かい母性を感じられる。
 桐が時に厳しく、時に優しい“お母さん”なら、彼女は無条件で自分を肯定してくれるような、ある意味で無責任な包容力の強い母性。しかし、一年の終わりのこんな時ぐらい、その母性に甘えてみたくなるのもまた人間というものなのだろう。
「エルシア、ありがとう」
「んふっ……いいよ、いっぱいいっぱい、おっぱいで楽しんでね」
 悠は少し赤面しながら、目の前のたっぷりとしたおっぱいへと手を伸ばす。
 それは、軽く指を沈み込ませるだけで激しくへこみ、どこまでも圧力を受け止めてくれる。ぱつぱつのゴムボールのような見た目だった爆乳だが、その実態はぐにゃぐにゃと形を変える柔らかな猫の体のようで、悠の手の形通りに好きに変形させることができた。
 そして、力を込めれば込めるだけ、優しい反発力が返ってくる。優しく押し返してくるその反発は、柔肉の豊かさと密度の証明で、その手応えに悠は夢中になってしまう。
「エルシア、もっと強くしていい?」
「いいよ。……んっ、ふぁっ……いいよ、悠君。いいこ、いいこ……ふっ、んぁぁっ……!」
 優しく許可を求めてから、悠はより強く。おっぱいから母乳を搾り出すようにしっかりと揉みしだいていく。
 まだ乳首には直接触れていないが、大きく、同時に敏感な性感帯であるおっぱいは、乳首の周辺を揉むだけで反応して、薄いピンク色の乳首はどんどん鮮やかに色づいていく。
「エル……好きっ……」
「んふぁああっ!?」
 そんな勃起乳首を目の前に、黙っていられるはずもない。悠はほとんど反射的に。赤子がそうするように、目の前の魅惑的な乳首に吸い付いていた。
「ちゅぱっ……ちゅぅううっ!ちゅるっ、ずるるっ……じゅっ、ちゅるるぅううっ!」
「ふっ、ひぁああああんっ!あっ、あぁっ、そ、そこっ、好きっ!悠君、ゆう、くっ……!ひぁああああんっ!!」
 敏感な弱点を責められたエルシアは、さっきまでの母性的な余裕はすぐに鳴りを潜めてしまう。
 後に残ったのは、性感帯を責められ、激しく喘ぐたまらなく色っぽい少女の顔で、悠を抱き寄せるように彼の背中に腕を回しているのに、その手もピクピクと痙攣し、足もばたばたと動いてしまっている。
「ちゅっ、ちゅるぅっ、ちゅっ、じゅっ、じゅううううっ!」
「ひぁあああんっ!イッ、くぅうううっ!イッちゃうよぉおおおっ!!」
 そして、あっという間に性感は弾けてしまい、エルシアは背筋を伸ばして絶頂へと達する。
「はうぅうっ……あっ、あぁっ、あぁぁっ…………」
 へにゃへにゃに蕩けてしまったエルシアは、涙で潤んだ瞳で、悠のことを見つめた。そして。
「悠君、やっぱりダメだよぉ……おっぱいだけなんて、私が耐えられないよ。エッチ、しよ?おまんこに……私のじゅくじゅくおまんこに悠君の立派なおちんちん、挿れて……。ね、お願い。いいでしょ?」
「エル……」
「うん、悠君」
「ごめん、我慢させて。それじゃあ……」
「うんっ…………」
 悠はそれが当然であることのように、エルシアを押し倒す。布団まで移動する余裕なんてなく、床に押し倒して、そのまま彼女の股間へと肉棒を向けた。
 おっぱいだけという話だったが、悠のモノは先端が先走りで濡れてしまっている。彼もまた、彼女のおっぱいを堪能する内に、たまらなく興奮してしまっていたのだ。
「じゃあ、挿れるから」
「うんっ……」
 愛液でぐじゅぐじゅになったそこは、意外なほどに幼く、彼女の肉体年齢が若い内に止まったことが伺える。
 1000年以上生きてる吸血鬼の、うら若い女性器。ロマンさえ感じるそのアンバランスさに、悠の興奮は最高潮だった。
「ふっ……!んっ、んぁああああんっ!!いいっ、いいよぉっ!悠君っ!!!」
 既に愛液で濡れそぼったそこへと腰を突き出すと、エルシアは貪欲にも膣をしっかりと締めて、肉棒を抱きしめるように密着してくる。
「うっ……!んぁあっ……!」
「ひゃあああんっ!あぁあんっ!いい、いいのぉっ!もっと、もっとぉおおっ!!奥、おぐぅっ!もっときゅんきゅんさせてぇっ!お願いっ!!!」
「ふっ、ううぅっ……!!エル、エル……!」
「悠君、好きっ!好き、だよぉっ……!!」
 二人はすぐに性行為の快楽。そして、お互いを想い合うことに夢中になっていく。
 歳の差も身分の差も。性行為という根源的な営みの前ではなくなっていて、男が女を求め、女が男を求める。それだけしか残らない。そして、それがたまらなく心地いい。
「ひゃああああんっ!あぁあああんっ!イッ、くうぅうううっ!いっぱい、イッちゃううううううっ!!!悠君ちんぽ、好きっ!大好きなの!!悠君、悠君、悠君っ……!!」
「エル、俺も出るっ……!中に、出すからなっ!!」
「きてっ!出して!!悠君のせーえき、いっぱいちょうだっ……ヒャアああああんっ!イッ、ちゃうぅううううううううっ!!!!」
「ふっ、ううううっ……!!」
 気づけば二人ともに限界が来ていて、悠はエルシアの中に思い切り叩きつけるように精液を吐き出していた。
「あぁ、ぁああっ……!きてるぅっ……あっつい、あっついよぉっ…………」
 エルシアは、膣内射精の感覚に目を細めて、恍惚としている。
 悠はあまりにも心地の良い射精、そしてエルシアの膣内の感覚にほとんど呆けてしまっていた。
「えへへっ……悠君、私のおまんこが大好きなんだよね。ちっちゃくて、きつきつで。でも柔らかくて包み込んでくれる、吸血鬼まんこ♪」
「エルが好きだから、だよ。……あ、いや、この言い方はなんか、違うかな……」
「私も大好きだよ、悠君」
「エル……んむぅっ!?」
 親子なんかではきかない歳の差。そのため、素直に恋人のような関係とは言いづらく、桐とのそれとほど、親子、家族のような関係でもない。しかし、大切には思っているという関係にしっくりくる言葉はなかった。だが、エルシアは彼の唇を奪って応える。
「んちゅるぅうっ……ちゅるっ、ちゅっ、じゅっ、じゅるうううっ……!んれるじゅううっ!れろちゅううっ……ちゅるるっ、ちゅぱっ、ちゅっ、じゅっ、じゅれるちゅうううっ!」
「んっ、はっ……エル…………」
「大好きだよ。別にどんな関係でも、私が君が好きって断言できるのは変わらないでしょ?悠君は、どうかな。私のこと、好き?」
 エルシアはまたお姉さんぶって。しかし、少しだけ不安そうに悠に返事を求める。当然、彼の答えは。
「好きだよ、エルシア」
「やったぁ……」
 二人はまた唇を重ね合わせる。
 結局、悠が疲れて眠ってしまうまで、二人の濃厚な夜の時間は続いたのだが……桐は悠を連れてきたエルシアを迎えて。そして。
「クリスマス本番は、悠は妾とするのだからな」
「むっ……それはそれで悔しいかも……!」
 しっかりとエルシアに対抗意識を燃やしているのであった。

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