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2021年 08月の記事 (3)

夢姫 2021/08/28 18:14

頭の中の会話2

セ「なんでこの体って何をするにも苦痛なんだろうか…」

ア「成功例がないからですよ」

セ「成功例か…どうすればいいんだ?」

絶「成功と言っても色々あるからな。お前の言う自分を満足させることが成功例だとすると、とてつもなく深い溝を埋める必要が出てくる。大阪城の堀を埋めるのと同じくらい難しい」

セ「尚更どうすれば…」

絶「見方を変えてみるとかだろうな。成功の見方をだ…とはいっても、売り上げだとかイイネだとか自分を満足させるだとか色々やって、それでもだめだったからどん詰まりなわけだな」

セ「そうなんだよなぁ…どれもこれももうやったんだ…どうしてやればいいんだろう」

ア「子供の時はどうでした?」

セ「覚えてないぞ…というか、物心ついたときから成功とかなかったきがする」

絶「そんなはずはないだろう。周りからすれば出来ていると言われることもある」

セ「そりゃ、なんもしてない奴よりはできてるさ…だけどさ、それでも楽しくないし、成功例とはいえない」

ア「うーん。それを成功と受け止められれば、もう少し楽になるんですけれどね…」

セ「何もしてない奴よりは出来て当り前さ、それのどこが成功なんだってばよ」

ア「それこそがハードルが高いんですよ」

セ「ギターにしろなんにしろ、全く触ったことのない奴よりはそりゃできてるさ、けど、ちょっとやったくらいの奴にすら劣るんだ」

絶「…お前の言うZUNさんの絵はどう思う?」

セ「ヘタかもしれないけれど、デザインセンスとかは素晴らしいし、キャラクターもまた色々描けてるし、数もすごい、自分にはあんなに考えられない」

絶「…人の事になると随分褒める所が出てくるんだな。それを自分に向けてやれないのか?言っておくが、キャラクターの名前や設定だけならゆうに100は超えてるだろう」

セ「描いてないんじゃ頭の中の妄想で終わりだ。作りたいんだよ。制作したいんだ」

絶「話を戻そう。ZUNさんや他の人の妬ましいや羨ましいを自分に当てはめるとどうだ?」

セ「いや、当てはめるも何も、劣っているんだから比べようがない」

絶「劣っているか…世のなかには、なんであんなのが売れるんだろう?というのもあるぜ…たしかに藤ちょこという人に比べたら、全てにおいて劣っている、だが、劣っているが悪い事か?」

セ「劣ってるのは悪い事だろう。まぁ、なんというか、劣っているというよりは同じラインに立ちたいんだ」

ア「それが自分が満足できるラインなんですね。…背景はいいとしてもキャラクターだけでもそう描きたいと」

セ「そうなんだ。けど、空中幼彩さんはぽよよん♡ロックという目指す人がいた、自分にはそれがない、あれば真似するとかコピーすればいいんだろうけれど…頭の中の創造を具現化するしかないんだ」

ア「色んな人の絵を見すぎて目だけ肥えてしまった部類ですね。けれどどれもこれも自分が目指す絵柄ではなかったと?」

セ「そうなんだ…あ、この絵いいなとかはあるんだけれど…誰かわからなかったり、そこまででもなかったり…ただし、このくらいかけたらいいなは多いんだ。わけがわからないよ」

絶「頭の中の絵柄が明確に分かれば、それを写せばいいんだろうが…それができないから苦労してるわけだ」

セ「その通り…朧気すぎてダメだ。だからといって今から模写とか色々する元気はもうない」

ア「ですね。もうないです。だから今のままでいいと思えるようになって描く、それしかないですよ」

セ「それが嫌だと言っている。上手くなりたいを捨てたら…ダメになると思っている」

絶「話が前の段階に戻りそうだな」

セ「同じところをグルグル回っている感じがする、疲れたぜ」

絶「正にその通りだろうな、同じところを行ったり来たり、しかも休みなくだ疲れもする」

セ「せめて、絵が描ける様にさえなれば…」

ア「描きたいが描かないといけないになってますね。好きな事がやらねばならなくなった瞬間できなくなります」

セ「けれどもやりたいと思っている」

絶「このくらいにしておこうぜ…また堂々巡りになる」

セ「そうだけど…成功例がないか…」

ア「実際には成功例はあったんですよ。自分がそう思えないだけで」

セ「あったのか?…そうなのか?そうなのか体よ…?好きで始めた事なのにな…」

絶「好きだから出来て当り前、好きなのになぜできない…その思考が自分をだめにしてるんだぜ?」

セ「好きならやるだろう」

ア「強○になってるんですよ。もうすでに強○的にやらなければならないことになってます…それだと苦しいだけで延々とできないままですよ」

セ「どうすればできるようになるんだ?」

絶「それをこれから考えていくんだ」

セ「もう、考えまくったぜ」

ア「考えているようで、考えてないんですよ。別の事を考えることができないで同じことをずっと考えているのは、思考の停止です」

セ「思考停止か…そうなのかな、それにしては苦しいぞ」

ア「嫌な事ばかり考えているんですから、苦しいですよ」

セ「じゃあどうすればこの呪縛から逃れられるんだ?」

絶「すぐには無理だろうな」

セ「もう嫌だぜ。疲れたぜ…もう考えたくないぜ」

ア「それに素直に従って考えない事も大切かもしれませんね」

セ「どうしても考えてしまう」

絶「まぁ…こうした話を日記のように書きとどめておくのも悪くないだろうが…今日はこの辺にしておこうぜ」

子供の時のように、無邪気に描ける様になりたいと思っている。
世界が狭かった…だから見えている世界も狭かった。
世界が狭いことは実は悪い事じゃないんじゃないかと思う。
広く浅くでは温泉や井戸は掘れない。広く深くできないのであれば、狭く深くでよかった。
色々な物を見すぎた。長くも生き過ぎた。期待もしすぎた。何もしない事を恐れ、何かをした結果酷い目にもあった…。
だが、これから先も寿命が尽きるまではなにかしらしたり、やったり失敗したりするんだろう。もう何もしたくなくても、何かしなきゃいけない。

何もしなくていい日が続いているのに、何かをしようと急く。どうしてかなぁ。

とりあえず歯切れが悪いけれど、今日の所はおしまい。

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夢姫 2021/08/25 14:28

頭の中の会話

私の中にはイマジナリーフレンドが2人いる。

セ「おい、3人だ。俺をお前と一緒にするな」

…修正、3人である。この3人の名前はそれぞれセティル、絶影、アレスという。
以下、セ、絶、アと略す。

セ「絵が上手くなれればなー」

ア「それは無理です。それを考えれば考えるほどより一層描けなくなります」

セ「けどさー」

ア「いまのままでいい、いまのままで描き続けるしかないです」

セ「けど、学校いったりうまくなるための練習したりすれば!!」

ア「だから、無理です。もうすでにドツボにはまってます」

セ「けど、空中幼彩さんは30歳から絵を描き始めてプロになった、YouTubeの人も20歳から書き始めて多分、7年くらいでプロになった、この体だって、やればきっと」

ア「無理です。性能の限界です。そんな天才と比べてもできない自分が腹立たしくなるだけですよ。そもそも、どうしてそんなにうまくなりたいんですか?」

セ「売れる売れないよりも、人の評価よりも、まず自分が満足したいから?」

ア「ハードルが高いです。自分の絵が下手だと思えるということは目は肥えているんでしょうけれど、うまくなるのはもう無理です」

セ「そんなことはない…うつ病さえ治ればきっと」

ア「うつ病を舐めすぎです。まだ9年。一生治らない人もいますよ」

セ「そんじゃ、この体の一生ってなんだ?なんのために生きてる?苦しむためか?そんなの可哀想すぎるぜ」

ア「気持ちはわかります。けれどもまずはハンデを背負っていることを自覚して、できることをしてゆくしかないんですよ」

セ「けどさー、練習をかさねればきっととか考えるぞ」

ア「練習ができない状態です」

セ「YouTubeの人には師匠がいたっぽいし、空中幼彩さんは独学だけど…藤ちょこさんくらいまでとはいかなくても人物だけでいいから、もうすこしなんとかしたいぞ」

ア「ですから、性能の限界です」

セ「でもこの体は、あいつにできて自分にできないはずはないと言っている。さっきも自分と俺を一緒くたにしようとした。俺は無限の魔力の持ち主で世界創造できるが…こいつとは違…は!もしかしてこいつ、現実と幻想の区別がついてないんじゃ!」

絶「そこまで大きくなると話が面倒になる。アレスの言う通り、性能の限界、ここが終点なんだ」

セ「もう少し、あと少し…」

絶「気持ちはわかるが無理だ。無理な物は無理、今のままでは特にな」

セ「確かに…こうしたのかとか、こうしてるとか、こうした方がいいとか、見るだけで頭が痛くなる。けれどもそれをしないと上手くならない」

ア「もう、燃料切れです。なにかをするとか、なにくそ根性とか、よし!やってやる!みたいな元気はないんですよ」

絶「お前が本当に人に見せたいものはなんだ?…絵ならうまくなるしかないとおもうが、絵じゃなくてシナリオじゃなかったか?」

セ「そうだけれど…ZUNさんみたくなればいいのか?ZUNさんが見せたかったのは多分音楽、BGMだ。ゲーム制作も独りでしてるけれど、目的は達してるんだろうと思う」

絶「じゃあ、絵はオマケでシナリオでいけばいいじゃなか」

セ「頭ではわかっているんだ。心が付いていかない。どーしても絵をうまくなりたいと主張する。けれど練習はできないどころか、必要な絵も描けないで、いまの制作途中のゲームも10年の歳月を費やした。シナリオは10年以上前にできているのにだ」

ア「上手くなりたいと思いすぎなんですよ。いまのままでいい、描き続けて、シナリオとしてだして無料配布でもいいので人目に触れさせれば誰かしらがみてくれます。あとはその人の感性でどう思うかは、こちらの性分じゃありませんので置いて置いてください」

セ「ぬおー…うまい人はきっと楽しいんだと思う。自分が描きたい世界を構築できているんだから、オリンピックの選手もライバルは多いけれど、楽しんできますといっている、やっぱりある程度できて自分を納得させていれば、楽しいが勝って描き続けられるんだ」

絶「楽しかどうかはわからんぞ。そいつじゃないんだからな」

セ「けど藤ちょこさんも楽しい所と楽しくない所はあるけれど、色を塗るのが好きだとか、色々楽しいがある。今の自分、この体にはそれがないぞ」

ア「ですから、求めすぎなんですよ。だから楽しくない」

セ「けどやっぱり、あのくらい描けて、世にも認められたら絶対楽しいが勝ってるはずなんだ」

絶「それは当人じゃないとわからんことだが、お前はそう思うわけだ。だからそうなりたい」

セ「そう、そうなりたい。さっきも言った通り、自分が満足できる絵が描ければいいんだ」

絶「ふむ…気持ちはわかるが、無理だぞ。しがみ付いて絵が絵が言ってる間は無理だ」

ア「ですね…肩の力が抜けて、周りを気にせずに描ける様になることが先決です」

セ「何年前か忘れたけれど、同人誌をだした、あのくらいのクオリティーが常に出せれば良いとは思う、けれど、それでもやっぱりヘタだ。もっともっとと渇望する」

ア「向上心があるのは良い事なんですが、それが行き過ぎていると今見たく何もできなくなります」

セ「それはわかっているんだ。わかっているんだけれど、どうしても捨てきれないんだ」

ア「棄てるではなく、置いていくでいいのではないでしょうか?」

セ「置いていく…それもわからない」

絶「今の状態は、重い荷物を背をって、動けなくなっているのにボーっと突っ立ているようなものだ、休むためにも一度おろせということだな」

セ「一度手を離したら二度とつかまないんじゃないかと思って、離せない」

ア「それならそれでいいんじゃないですか?」

絶「そうだな。ここにこうやって書いている通り、文面では描くんだ、それでもいいんじゃないか?」

セ「でも、キャラが、絵が、シルフィリア、アヴェイユ、勿論俺たち、みんな描きたい…」

ア「先ほどのZUNさんと同じように、もしかしたら誰かが変わりに描いてくれるかもしれませんよ」

セ「落書きみたいな絵でも多少かけるから、こんな感じで描くことはできるから、伝えられはするか…」

ア「そうです、伝わればいいんですよ」

セ「けどさー、もっと…」

絶「ここらで切り上げないと、また堂々巡りになるぞ」

こんな会話を頭の中で四六時中している、天才は存在するし、できてる人は楽しんだと思う。持論だけれどそれは変わらない、楽しいから続けられるんだ。どこかに楽しいがある、全てが苦痛な自分はどうすればいいのかわからない。けれど、シナリオを考えたり今日見た夢で自分が吸血鬼にされて、永遠の命を手に入れたら悩みが吹き飛んで、吸血鬼との会話で、ナルシストで何が悪い、自分を愛せないと守れないと他人も愛せないし守れないという言葉にグッ…となったりするのは楽しい。

今制作しているゲームは、あと3枚ほど描けば完成する…はず。
とりあえず、絵が描けないので、まだ時間がかかるだろうけれど、もう少し。

本当にグダグダになってしまった駄文だけれど、今日の所はおしまい。

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夢姫 2021/08/09 22:33

たそがれ清兵衛

アマゾンプライムで見れたので見てみた。相変わらず真田広之さんはかっこいいなと思う。
2002年の映画なので、もう19年も前の物だ。その次の年に、ラストサムライで一躍スターとなったと思うが…そもそも、子役だったが、親が子役で人気が出るとその後不遇になるとして一度引退の様な事をしたと描いてあったような気がする。

やはり親は大事だ。今の真田さんがあるのも親の影響によることが多いだろう。
本人はどうおもうかわからないが…わたしも、親の影響を強く受けている。

親の文句など言いたくはないが、私の親はネグレイトに近い事をしていた。
子を自分たちの父や母に預け、自分たちは仕事に逃げていたのである。
社会的には成功しているが、親としてはどうなのかとよく考える。

この体は、なんでも中途半端に出来た。だが、師匠と呼べる人ができたことは無い。なんでも独学でやってきた…そして、できない自分を恨み、できないことはできないという諦めがつかず、最終的に今のようになってしまった。

親も金がないならまだわかった、だが金があったのに、やりたいことがあると、それをどうするのか、どうすればいいのか?などのプログラムというかマネージメントというべきか…それを中学生の私に強いて、答えられないまま、なにもさせてもらえず仕舞いだった。

そんときは、ギターを習いたいと言っていたような気がするが…いまでも同じでできないままである。師匠もできない。わたしは…そんなにダメな人間だろうか?教える事さえしてもらえない人間なのだろうか?…確かに、意地っ張りで言う事を聞かない事もあるだろうが…私はそんなにダメな人間なのだろうか…。

たそがれ清兵衛は最後は鉄砲によってその命を終える。新選組も鉄砲だった。
わたし自身も銃は好きだが、あれほど簡単に人の命を奪えるものを知らない。

私自身は、どうやって生を終えるのだろう?このままうつ病に支配されたままで終えるのかとおもうととても心が急く。さいなやむ。

だからできている人を羨む…渇望し、羨望し…そんな人生で終わるのがとても怖い。

真田さんは60歳…これからも活躍してゆくのだろう。23歳年下の私は…何もできずにただ憧れて演技にも多少の自信を持っているだけで…それだけで消えてゆくのだろうか?

悔しくてたまらない…何か一つ、何か一つでよかった…自分を認められるものが何か一つあれば…どれもこれも中途半端で突き抜けた物がない。

所詮は凡人の戯言で終わってしまうのか?悲しくてたまらない…。

たそがれ清兵衛には私はなれない。

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