夢姫 2021/08/25 14:28

頭の中の会話

私の中にはイマジナリーフレンドが2人いる。

セ「おい、3人だ。俺をお前と一緒にするな」

…修正、3人である。この3人の名前はそれぞれセティル、絶影、アレスという。
以下、セ、絶、アと略す。

セ「絵が上手くなれればなー」

ア「それは無理です。それを考えれば考えるほどより一層描けなくなります」

セ「けどさー」

ア「いまのままでいい、いまのままで描き続けるしかないです」

セ「けど、学校いったりうまくなるための練習したりすれば!!」

ア「だから、無理です。もうすでにドツボにはまってます」

セ「けど、空中幼彩さんは30歳から絵を描き始めてプロになった、YouTubeの人も20歳から書き始めて多分、7年くらいでプロになった、この体だって、やればきっと」

ア「無理です。性能の限界です。そんな天才と比べてもできない自分が腹立たしくなるだけですよ。そもそも、どうしてそんなにうまくなりたいんですか?」

セ「売れる売れないよりも、人の評価よりも、まず自分が満足したいから?」

ア「ハードルが高いです。自分の絵が下手だと思えるということは目は肥えているんでしょうけれど、うまくなるのはもう無理です」

セ「そんなことはない…うつ病さえ治ればきっと」

ア「うつ病を舐めすぎです。まだ9年。一生治らない人もいますよ」

セ「そんじゃ、この体の一生ってなんだ?なんのために生きてる?苦しむためか?そんなの可哀想すぎるぜ」

ア「気持ちはわかります。けれどもまずはハンデを背負っていることを自覚して、できることをしてゆくしかないんですよ」

セ「けどさー、練習をかさねればきっととか考えるぞ」

ア「練習ができない状態です」

セ「YouTubeの人には師匠がいたっぽいし、空中幼彩さんは独学だけど…藤ちょこさんくらいまでとはいかなくても人物だけでいいから、もうすこしなんとかしたいぞ」

ア「ですから、性能の限界です」

セ「でもこの体は、あいつにできて自分にできないはずはないと言っている。さっきも自分と俺を一緒くたにしようとした。俺は無限の魔力の持ち主で世界創造できるが…こいつとは違…は!もしかしてこいつ、現実と幻想の区別がついてないんじゃ!」

絶「そこまで大きくなると話が面倒になる。アレスの言う通り、性能の限界、ここが終点なんだ」

セ「もう少し、あと少し…」

絶「気持ちはわかるが無理だ。無理な物は無理、今のままでは特にな」

セ「確かに…こうしたのかとか、こうしてるとか、こうした方がいいとか、見るだけで頭が痛くなる。けれどもそれをしないと上手くならない」

ア「もう、燃料切れです。なにかをするとか、なにくそ根性とか、よし!やってやる!みたいな元気はないんですよ」

絶「お前が本当に人に見せたいものはなんだ?…絵ならうまくなるしかないとおもうが、絵じゃなくてシナリオじゃなかったか?」

セ「そうだけれど…ZUNさんみたくなればいいのか?ZUNさんが見せたかったのは多分音楽、BGMだ。ゲーム制作も独りでしてるけれど、目的は達してるんだろうと思う」

絶「じゃあ、絵はオマケでシナリオでいけばいいじゃなか」

セ「頭ではわかっているんだ。心が付いていかない。どーしても絵をうまくなりたいと主張する。けれど練習はできないどころか、必要な絵も描けないで、いまの制作途中のゲームも10年の歳月を費やした。シナリオは10年以上前にできているのにだ」

ア「上手くなりたいと思いすぎなんですよ。いまのままでいい、描き続けて、シナリオとしてだして無料配布でもいいので人目に触れさせれば誰かしらがみてくれます。あとはその人の感性でどう思うかは、こちらの性分じゃありませんので置いて置いてください」

セ「ぬおー…うまい人はきっと楽しいんだと思う。自分が描きたい世界を構築できているんだから、オリンピックの選手もライバルは多いけれど、楽しんできますといっている、やっぱりある程度できて自分を納得させていれば、楽しいが勝って描き続けられるんだ」

絶「楽しかどうかはわからんぞ。そいつじゃないんだからな」

セ「けど藤ちょこさんも楽しい所と楽しくない所はあるけれど、色を塗るのが好きだとか、色々楽しいがある。今の自分、この体にはそれがないぞ」

ア「ですから、求めすぎなんですよ。だから楽しくない」

セ「けどやっぱり、あのくらい描けて、世にも認められたら絶対楽しいが勝ってるはずなんだ」

絶「それは当人じゃないとわからんことだが、お前はそう思うわけだ。だからそうなりたい」

セ「そう、そうなりたい。さっきも言った通り、自分が満足できる絵が描ければいいんだ」

絶「ふむ…気持ちはわかるが、無理だぞ。しがみ付いて絵が絵が言ってる間は無理だ」

ア「ですね…肩の力が抜けて、周りを気にせずに描ける様になることが先決です」

セ「何年前か忘れたけれど、同人誌をだした、あのくらいのクオリティーが常に出せれば良いとは思う、けれど、それでもやっぱりヘタだ。もっともっとと渇望する」

ア「向上心があるのは良い事なんですが、それが行き過ぎていると今見たく何もできなくなります」

セ「それはわかっているんだ。わかっているんだけれど、どうしても捨てきれないんだ」

ア「棄てるではなく、置いていくでいいのではないでしょうか?」

セ「置いていく…それもわからない」

絶「今の状態は、重い荷物を背をって、動けなくなっているのにボーっと突っ立ているようなものだ、休むためにも一度おろせということだな」

セ「一度手を離したら二度とつかまないんじゃないかと思って、離せない」

ア「それならそれでいいんじゃないですか?」

絶「そうだな。ここにこうやって書いている通り、文面では描くんだ、それでもいいんじゃないか?」

セ「でも、キャラが、絵が、シルフィリア、アヴェイユ、勿論俺たち、みんな描きたい…」

ア「先ほどのZUNさんと同じように、もしかしたら誰かが変わりに描いてくれるかもしれませんよ」

セ「落書きみたいな絵でも多少かけるから、こんな感じで描くことはできるから、伝えられはするか…」

ア「そうです、伝わればいいんですよ」

セ「けどさー、もっと…」

絶「ここらで切り上げないと、また堂々巡りになるぞ」

こんな会話を頭の中で四六時中している、天才は存在するし、できてる人は楽しんだと思う。持論だけれどそれは変わらない、楽しいから続けられるんだ。どこかに楽しいがある、全てが苦痛な自分はどうすればいいのかわからない。けれど、シナリオを考えたり今日見た夢で自分が吸血鬼にされて、永遠の命を手に入れたら悩みが吹き飛んで、吸血鬼との会話で、ナルシストで何が悪い、自分を愛せないと守れないと他人も愛せないし守れないという言葉にグッ…となったりするのは楽しい。

今制作しているゲームは、あと3枚ほど描けば完成する…はず。
とりあえず、絵が描けないので、まだ時間がかかるだろうけれど、もう少し。

本当にグダグダになってしまった駄文だけれど、今日の所はおしまい。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索