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2020年 10月の記事 (63)

官能物語 2020/10/31 14:00

母の浮気/119

「ああっ、母さんっ、そこはっ……」

 良太は、本気で焦った声を上げた。
 股間の底の部分に違和感がある。

「か、母さんっ!」

 母の指は、息子のアナルに当てられていた。それだけではなく、指先がローションのぬめりけの助けを得て、少し中に入っているではないか。これまで、良太は、アナルをいじったことなどなく、座薬を入れられたことさえ、数少ない。

 まったく免疫の無いところに刺激を加えられて、しかも、これからいよいよ母と一つになれるところだったのにという気持ちもあって、やめてほしいという気持ちを瞳に込めて母を見たが、当の彼女は、

「大丈夫よ、そのうちに気持ちよくなるからね」

 とこちらの気持ちを気にしたようでもない。母とアナルセックスをするという企図はあるものの、それはいずれの話であるし、あくまでこちらが彼女のアナルを○す方で、犯される方ではないはずである。そんなことを思っているうちに、母の、おそらくは人差し指の第一関節くらいが埋められるのを、良太は感じた。

「ううっ……」

 良太は身動きが取れないような気持ちになった。肉棒もそうだが、アナルもどうやら急所のようであって、そこを抑えられると体の中心を抑えられたような気持ちになって、抵抗することができない。

「どう、気持ちいい、良太?」

 母の指が、ゆっくりと出し入れされる。
 気持ちなんていいわけない、と答えたかった良太だったが、意に反して、悪い気分ではなかった。それどころか心地よさがあった。肉棒に与えられる鋭い快感とは違って、鈍く全身に響くような快感がある。しかし、それを口に出す気にはならなかった。アナルをいじられて、快感を得るなどと、何か恥ずかしい気がしたのである。

 しかし、母は執拗だった。

「気持ちいいんでしょ、良太。それなら、はっきりと言わないとダメよ」

 そう言うと、母は、抵抗に逆らうように、力を入れて、ゆっくりとさらに指を埋めてきたではないか。

「あっ、あっ、あっ……」

 良太は、まるで女の子のような声を上げる自分が、自分で気持ち悪かったが、どうしても上がってしまうのを止めようがなかった。

「可愛い、良太、まるで女の子みたいね」

 母は、さっそく言葉責めを始めた。

 第一関節と第二関節の半ばまで入れたところで、母は、アナルの中で指を動かすようにしてきた。

「はあっ!」

 良太は、びくんっ、と体を震わせた。
 肉棒は硬度を増したようである。

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官能物語 2020/10/30 14:00

母の浮気/118

 そうして、肉棒を上下にゆっくりとこするようにした。

「ううっ……」

 良太は、喘ぎ声を漏らした。ローションがまみれた手で、ねっとりと肉棒をこすられると、その柔らかな性感がじれったく、返って性感が高まるような気がする。

「気持ちいい? 良太?」
「うん……」
「出したくなったら、いつでも出していいからね」

 出すとしたら、母のナカに出したい良太は、母が肉棒をいじるのに飽きて、あるいは、彼女の方から交わりたくなるまで耐えることにした。幸い、と言っていいかどうか分からないが、さきほど一度射精したばかりであるし、また、手コキによる快感は膣内のそれよりはずっと優しいので、ある程度は耐えることができそうだった。そんなことを考えていた矢先に、

「ああっ!」

 良太は、思わず腰を震わせた。亀頭から、鋭い快感が起こったのである。見ると、母は肉棒をこする手を休めて、その底を握るようにすると、もう一方の手で、指先を使って、亀頭を撫でるようにしていた。

 ぬるぬるした指で、亀頭表面、そして、尿道口を責められた良太は、髪を掻きむしりたいようなじりじりとした気持ちを味わった。

「ふふっ、良太のおちんちんの先から何か出てきているわよ。これって、ローションじゃないみたいだけど、何かなあ」

 息子をからかうようにしながら、なおも尿道口を中心として亀頭回りを撫でる母は、うっとりとした目をしていた。彼女のS的な部分である。良太は、美しい熟女に責められる自分に興奮を覚えた。

 自分にもM性があることを認めた良太は、母が、亀頭から手を放すのを見た。いよいよ合体だろうかと思った良太は、母がまだ手コキに執心しているらしいことが分かった。肉竿の底を握っていた手を上下に動かすようにする。その手はさっきよりもリズミカルに動いて、しかもカリ首のあたりまで刺激するので、これもまたこれで気持ちがいい。

「ああっ、本当に、硬い……ステキよ、良太……欲しくなってきちゃった……」

 母は手を動かしながら言う。
 欲しくなってきたのだったら、もう挿入させてくれたらいいのにと思った良太は、彼女のもう一方の手が肉棒の下に回るのを感じた。玉袋を握るようにするのが分かって、良太は、肉竿に熱が溜まるのを感じた。どうやら、射精の準備が整いつつあるらしい。手コキではイカないだろうと思っていたけれど、母の手技は想像以上に気持ちがいいということだった。

「母さん……そろそろ……」

 良太は、こちらから催促することにした。このままだと、外で射精してしまうことになる。

 母の手の動きがやむ。

 ようやくかと思った良太は、玉袋のそのさらに下に、母の指が当てられるのが分かった。

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官能物語 2020/10/29 14:00

母の浮気/117

 これ、と言われても、それが何なのか分からない良太が、生返事を返すと、

「そこに寝てみて、良太」

 母が、敷いたマットに横たわるように指示してきたので、その通りにした。
 すると、母は、息子の隣に膝をついて、ボトルのキャップを開くと、ボトルを逆さまにした。良太は、ボトルの口から、透明な粘液が落ちるのを見た。それが、たっぷりとお腹の辺りに落とされると、母は、自分の鎖骨のあたりにも粘液を垂らして、ボトルを脇に置き、まずは自分の体の粘液を伸ばすようにしてから、息子の体に落とされた粘液を伸ばした。

「ローションって言うのよ。これがあるとお互いの体がぬるぬるして気持ちいいの」

 良太は、母の手がぬめらかさを伴って、自分の体を這い回るのを心地よく感じながら、彼女の言葉を聞いた。確かに、ぬるぬるして気持ちがいい。

「よいしょ、失礼しまーす」

 母が、楽しそうに言って、こちらの体の上に乗ってくるのを、良太は見た。そうして、その豊満な体を押しつけるようにしてから、こすりつけるようにしてくる。

「おおっ……」

 良太は、喘ぎ声を上げた。母の乳房や太ももが、滑らかさを保って、自分の体にこすりつけられることの気持ちよさといったらない。

「気持ちいい、良太?」
「うん……」
「本当だ、大きくなってきた」

 良太は、母の下腹から秘唇にかけての部分が、肉棒をこすっているのを感じた。さっきシたばかりであるというのに、また母のナカに入りたくなってしまった良太は、母の欲求の深さばかりを笑ってはいられなかった。

 母はしばらく自分の体をゆっくりとこすりつけるようにしてくれていた。しっとりと素肌を合わせるのもいいけれど、粘液の力を借りてこうしてねっとりと肌をこすり合わせるのも気持ちがいい。

 それにしても、色々なことを知っている人である。このプレイは、いったいどこの誰としたのだろうか。そんなことを思った良太は、母がこれまで一度もしたことがないことをして、彼女をよがり狂わせてみたいと思ったけれど、果たして、母がしていないことなどあるのだろうかと思うと、疑問である。

 良太は、母の乳首が尖っているのを肌で感じた。こちらを楽しませながら、自分も感じているのであると思うと、いよいよ彼女を犯したくてたまらなくなった良太は、正常位でしようか、バックでしようか、どちらがいいだろうかと悩んでいると、

「本当に元気ね、良太の……」

 母は体をこすりつけるのをやめて、その身を起こすと、息子の肉竿の底に手を添えた。

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官能物語 2020/10/28 14:00

母の浮気/116

「何か飲む? 良太」

母は身を起こして言った。じゃあ、何かということで、リクエストすると、ベッドから下りた母は、グラスに水をついできてくれた。

「お茶もあったけど、水で大丈夫?」
「うん」
「ふうっ……」

 母はベッドの外で、自分の分の水をごくごくと飲み下すと、

「なんか暑くなったね。ちょっと、暖房の温度、さげようか」

 と言って、息子の了承を得ずに、エアコンのリモコンを手に取って、操作した。

――エアコン、入ってたのか……。

 全然気にしていなかった良太は、グラスをサイドボードに置くと、ベッドに身を横たえた。イメージと違って、ラブホテルの一室は淫靡なものではなくて、快適な空間だった。少し拍子抜けしたわけだけれど、イメージ通りのいかにもこうピンクピンクしたドぎつい部屋でなくてホッとしているのも確かだった。そんな部屋で朝まで過ごすのは落ち着かないことだろう。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 いきなり女の嬌声が聞こえてきてびっくりした良太は、ベッドのすぐ近くにある大型のテレビ画面に、四つん這いになった細身の女が、がっしりとした男に後ろから貫かれている様子が映っていた。

「ニュースでも見ようかなって思ったのよ」

 母は言い訳するように言いながら、しかし、目は画面に釘付けになっている。今さっき後ろから貫かれたばかりだというのに、映像を見て、またされたくなっているのだろうか。それとも、時折、女の膣からあらわになる、男の巨根に見とれているのだろうか。

 画面の中の女は、大いに乱れて声を振り絞っていた。母と経験した良太には、それが若干、嘘くさく思われた。演技ではなかろうかと思うと、興奮もあまりしないようだが、あるいは、それは、射精したばかりのせいかもしれなかった。

 母は、テレビを消すと、ベッドの上に登ってきた。その目は、誘うようである。

「ねえ、良太、お母さん……またシたくなってきちゃった……」
 
 良太は自分の推測の一方が当たっていたことが分かった。
 否応があるはずのない良太は、母と交わるために身を起こすと、彼女は、

「次は、お風呂でシようか?」
 
 と誘ってくるではないか。良太としては、浴室でするのは特別好きというわけではなく、ベッドの方が楽だと思うのだけれど、母がシたいというなら、やはり否応無い話であり、母に導かれるままに、ベッドから下りて、脱衣所を抜けて、浴室へと入った。

 ゆったりとした浴室は、家の倍……まではいかないけれど、広々として、ここはここで気分が良さそうだとおもった良太は、母がマットを敷くのを見たあとに、

「これ使ってみようか、良太」

 彼女が何やらボトルのようなものを手に持っているのを認めた。

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官能物語 2020/10/27 19:05

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