遠蛮亭 2022/01/01 08:06

22-01-01.進捗+ラクガキ供養+世界包括神話-日本編(1)

明けましておめでとうございます! 私は金のために戦う(byアーネスト・ホースト)、こと遠蛮です。そうしないと自殺しなくちゃなりませんからね。

先年はお世話になりました、今年はいよいよ作品リリースが(本命中の本命であるくろてん第1章はまだまだ先ですが、それに先駆けての音声作品とSLGプラグインですね)見えてきました、その際はよろしくお願いいたします!

まず進捗……はこの1週間ほど休養しておりましたのでほとんど動きがありませんが、1つはBlackConyさまにイラスト素案提出しましたということ。自分の絵と指定書を提出して、それをもとにBlackConyさまが本物のイラストを仕上げてくださるわけですが、夕姫さんと繭さんで3枚ずつ。とりあえず見ていただくのが一番早い、ということでこれです。


夕姫1。模擬戦(タクティカルコンバットシステムのチュートリアル)に辰馬くん勝利の際のご褒美CG。あくまでご褒美なのでそこまで扇情的にならんように指定。


繭1。夕姫さん敗北後敵討ちとばかり辰馬くんに挑み、同じ目に。このイベント、辰馬くんが明芳館、賢修院との学園抗争に参加したあとにするのか、その前に夕姫さん、繭さん連戦にするのかまだ固まっておりませんが。


夕姫2。デートイベント。SLGなので味方ユニットが少ないと話にならんわけです。というわけで与力としてつけられた夕姫さんは好感度あがっちゃってこんな、という感じ。コンビニデートです。実のところくろてんの作品世界は明治維新直後の日本とか、その程度の文明レベルなのでコンビニはどうかなー……というところですが、アレです、「銀魂」ふうななんでもありの世界観ということで。


繭2。こちらもデートイベント。いきさつは夕姫さんと同じく。勢い込んで情報仕込んで、いろんなところに向かう繭さんながら無骨な武人育ち故失敗続き、最後に学園の道場でお茶を点て、そこで成功、というシーン。


夕姫3。夕姫さん陵○イベ。夕姫2に進んだ場合はこっちのイベントは必然的に消えます。辰馬くんが魔王化して蒼月館学生会を崩壊させ、彼女らをズタズタにしたあと手下の男子たちに払い下げ、売り飛ばされた繭さんは見世物小屋で……というやつ。


繭3。繭さん陵○イベ。これも鬼畜ルートのみ。学生会壊滅後、ほかの仲間たちを盾に取られて従わせられる繭さん、地下闘技場でハンディキャップマッチを強いられ、敗北=陵○を受ける、というもの。
……以上、3点ずつでした。実のところデートイベントから繋がってさらなる好感イベントとか個別エンドとか、3番陵○イベの前に辰馬くんによる味見とか、その辺もお願いしたかったりしますがなかなか難しく……。まあ、SLGシステムプラグインと音声作品の売り上げによっては、です。

もう1点。広輪さまから「今月5日までには立ち絵を揃えたいと思います」とのお達し。これでもうすぐ音声作品の立ち絵を差し替え、リリースが見えてきました! こちらのほうもよろしくお願いします!

ついでに今週のラクガキ供養もやりましょう。


まずこれ、辰馬くん。12/28。主人公でありながら最近描いてなかった、ということでさっと。


同じく12/28でVBAのセレナ。一番好きで嫁に貰うほどなのはVBHのルセリのほうなんですが、エロスを感じるという意味ではこっちが上かなぁと思います。


12/30、辰馬くんのお爺ちゃん、新羅牛雄さん。新羅家の男子は全員、名前に動物の一文字が入ります。お爺ちゃんが「牛」雄、お父さんが「狼」牙、そして「辰」「馬」くんと、小説版外編の話になりますが辰馬くんの息子は「乕(とらき=虎)」。


同じく12/30、小日向ゆか。小説版で辰馬くんが「ヒノミヤ事変」解決後、無理矢理国からあてがわれる正妻ですが、その当時辰馬くん16歳、ゆかは8歳です。もちろん夫婦なんていっても実際は妹にしか見えず、そもそもロリキャラにエロシーンを用意する感性がゼロなのでこの子は安パイ、エロ描いたら犯罪。このあたりの話、小説版もお願いします! と言いたいところですがやっぱりリンクとか貼った方がいいのですかね。
kakuyomu.jp/works/16816452218569185608
これが第1幕のリンクになります、どうぞよろしく。


30日、晦日美咲と小日向ゆか。ゆかは小日向大公家というアカツキ屈指の名門貴族の娘(ただし父母が亡くなってすでにおらず、家は名家でありながら没落気味)でして、晦日さんはそのメイドさんというか忠実な侍従さん。ちなみに8歳にしてはゆかの胸が大きく、晦日さんはなんでもできる完璧超人ですがバストだけ68㎝なのでそこだけコンプレックスだったりします。


31日大晦日、牢城雫お姉ちゃん。年末と言うことでこの格好。


そして1月1日本日の絵がこれ。辰馬くん。これ描いてる朝の3時頃は調子も悪くなかったんですけどね、今はホントもう久しぶりに死にそうな……まあ、もうちょっと頑張ります。

それでは本日のラスト、世界包括神話。前回で韓国神話は終わりとして、今回からは日本神話。日本神話もやはり世界の神話に似通った点、違っている点数々ありますが、一番大きいのは主神・アマテラスの徹底した暴力・殺害への嫌悪感だと思われます。特に弟二人に対する接し方。

まずスサノオの場合、彼が高天原(天界)を奪おうと上ってきた際もウケヒ(神契)をしてスサノオが潔白を証明するとこれを許して高天に入れ、彼が畦を壊し溝を壊しても容認、しまいにはその上からスサノオが糞便を垂れ流して汚すに至っても「糞をしたのは酔ったからでしょう、畦や溝を壊したのは土地を惜しむ故でしょう」とスサノオを弁護します。スサノオの悪行はどんどんエスカレートしてとうとうアマテラスの堪忍袋の緒も切れるわけですが、このとき彼女がやったことはスサノオを誅伐するのではなく自分がスサノオや神々の前から姿を隠すということでした。これが天岩戸神話で、日食あるいは冬至を説明するものと言われています。

もうひとりの弟・月神ツクヨミに対してもアマテラスのスタンスは変わりません。中つ国にウケモチという、食料を生み出す神がいると聞いたアマテラスはツクヨミを使者としてこれを視察させるわけですが、饗応に出たウケモチは自分の口からご飯や魚を吐き出して見せたので、これを汚物と断じたツクヨミはウケモチを殺してしまいます。そして高天に帰ったツクヨミがありのままをアマテラスに報告すると、アマテラスはそんな乱暴をするお前とはもう顔を合わせられない、と言って永遠にツクヨミと別離した(太陽と月の別離起源)という話になっています。

これら非暴力的なアマテラスの性格は世界神話群の中でもきわめて特異なことですので、覚えておられるといろいろ、理解の助けになるかと思います。絶対不可侵の皇統、ということでアマテラスは特別に別格なのですよね。なんらかの戦いや試練を経ることなく、生まれたその瞬間から神聖な存在として日本という国の主神になったわけで、王権をわざわざ証明する必要がないわけです。なのでアマテラスは「戦い」という下賤な、穢れた行為に浸かろうとしません。こういう神様は本当に世界にも類を見ないものだと思います。

次回以降改めて天地創造神話から進めていこうと思います。それでは、本日これにて。

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