ノエルと欲望の迷宮⑦
3月中旬更新です。
引き続きえっちしーんのCG作業中です。
差分作業は前回のサンプルではじめてやったのですが思った以上に描きたくなる差分が多くてモリモリタスクが増えていきますね。
もともと差分は後回しで塗りだけやるつもりだったので、前回記事では3月下旬まで塗り作業の予定でしたが、下手すると4月いっぱいくらいかかるかもしれません。
何事も実際に手をつけてみないと分からないことが多くて、ゲ製ってほんと予定通りには終わらないものなんだと痛感しています。
新しい追加要素もいくつか思い浮かんでしまい、工数がどんどん増えていっておりますが、手を止めない限りはいつか完成すると思いますので、気長にお待ちいただければと思います。
街、施設について
今回も同時投稿でサンプルシーンを公開しておりますが、その補足にもかねて舞台となる街やその施設、ちょっとした世界観なんかについて話していこうと思います。
ゲームタイトルにも含まれる「欲望の迷宮」は物語の舞台の中心になる地上から地下へと続くダンジョンです。
人の手が入ったかのような区画もあれば、自然の洞窟のような区画もあり、その奥底にたどり着いて帰還したものはまだ誰もいない未踏の迷宮となっています。
この迷宮に挑むため、各地から集まる冒険者が集まり、彼らを相手に商売を始めようと商人達も群がり始めたことで迷宮を中心とした「迷宮街」が誕生しました。
迷宮街
物語の中心となる大きな街です。
ノエルの仕えるコーンフェルト家のお屋敷からは馬で半日程度の距離があるため、ノエルは物語の期間中、お屋敷を離れ街の宿泊施設で過ごすことになります。
迷宮街は三つの区分に分かれていて、
街の中心部であり、行政や迷宮、ギルドの並ぶ「中心街」
酒場や宿、商店などが立ち並ぶ「歓楽街」
冒険者崩れや、アウトローたちの流れ着く「スラム街」
で構成されています。
今回のサンプル記事の舞台は、スラム街に建つ怪しいお店「香処」。
(アキ二号機様
https://www.pixiv.net/users/61071305
の背景素材を使用させていただきました。)
迷宮に漂う瘴気は、迷宮から出た後も暫くの間体内に残留するため、冒険者たちは体に残った瘴気を抜くために、迷宮から帰還して数日は休養をとるのが一般的とされており、連日迷宮に赴くことはありません。
休養をとる以外に瘴気を抜くための方法としては高価な香を焚くか、あるいは教会で寄進を行い神の恩寵を授かる必要があります。
これらはどちらもそれなりにお金がかかるのですが、格安で瘴気を抜いてくれるという「香処」というお店の話を耳にしたノエルは、実際にその店を訪れてみる…といった導入になります。
瘴気耐性の管理はゲーム内でも重要な要素になる予定なので、迷宮での収入と返済期日と相談し、香の購入や教会の利用、香処の使用も視野に入れて楽しんで頂けたらなと考えています。
街の他の施設についての説明はまたおいおいやっていくつもりです。
一度に全部説明しようとすると結構な文章量と専門用語のオンパレードになってしまいそうなので。今回はサンプルを読むうえで必要になりそうな所だけ説明させていただきました。
サンプルの公開は今の所第四回目まで行う予定です、フォローしてもらってお暇なときにでも見て頂けたらと思います。
えっちしーんの感想等あればコメントの方もよろしくお願いします!